ConsoleOneのアップグレード

ZENworks 6.5 Desktop Managementを使用するには、ConsoleOne(R)バージョン1.3.6が必要です。

ZfD 4.xでは、サーバにZfD 4.xスナップインをインストールするために、ZfD 4.x ServerにConsoleOneがインストールされている必要がありました。必要に応じて、ワークステーションからConsoleOneを実行するために、ConsoleOneディレクトリをサーバからワークステーションにコピーできます。

ZENworks 6.5では、デスクトップ管理スナップインをDesktop Management Server上のConsoleOneディレクトリと、ローカルワークステーション上のConsoleOneディレクトリの両方にインストールできます。デフォルトでは、スナップインはサーバを4.xから6.5にアップグレードするときにサーバにインストールされます。

ConsoleOneをバージョン1.3.6にアップグレードするときには、次の点を確認する必要があります。

ConsoleOneをアップグレードするには

  1. (省略可能) ZfD 4.xスナップインを含むConsoleOneのインストールのコピーを少なくとも1つ作成します。

    ConsoleOne 1.3.6はZfD 4.xスナップインをサポートしています。このスナップインを含む現在のConsoleOneのコピーを作成するか、このスナップインを含むConsoleOne 1.3.6のコピーを作成する(ステップ 3を参照)か、またはその両方を実行するかを選択できます。

    たとえば、ZfD 4.x ServerにConsoleOne 1.3.5がインストールされており、ZfD 4.xスナップインがsys:\public\mgmt\consoleone\1.2ディレクトリにあるときに、このインストールのコピーを保持したい場合は、sys:\public\mgmt\consoleone\zfd4ディレクトリを作成し、1.2ディレクトリのすべてのファイルおよびサブディレクトリをzfd4ディレクトリにコピーします。

  2. ConsoleOne 1.3.6をローカルワークステーションまたはZfD 4.x Serverにインストールします。手順は次のとおりです。

    1. Novell ZENworks 6.5 Companion 1 CDをワークステーションのCDドライブに挿入して、ZENworks 6.5インストールプログラムを自動実行します。

      インストールプログラムが自動的に実行されない場合は、CDのルートからwinsetup.exeを起動します。

    2. [Companion Programs and Files(Companionプログラムおよびファイル)]を選択します。

    3. [Novell ConsoleOne]を選択して、ConsoleOne 1.3.6インストールプログラムを起動します。

    4. 画面の指示に従って、ConsoleOneを...\consoleone\1.2ディレクトリにインストールします。

    インストールが完了すると、...\consoleone\1.2ディレクトリにはConsoleOne 1.3.6が保存されています。ConsoleOneをZfD 4.xスナップインがある場所にインストールした場合は、4.xスナップインも機能します。

  3. (省略可能) ZfD 4.xスナップインを含むConsoleOne 1.3.6のコピーを保持する場合は、ステップ 2で作成したインストールを別の場所にコピーします。

    重要:  ZfD 4.xがインストールされているeDirectoryツリーを管理する場合は、ConsoleOneとZfD 4.xスナップインを使用する必要があります。ZENworks 6.5 Desktop ManagementがインストールされているeDirectoryツリーを管理する場合は、ConsoleOneとZENworks 6.5スナップインを使用する必要があります。

    6.5スナップインを使用してZENworks 4.xオブジェクトを管理しようとすると、6.5のライセンスがすでにインストールされていてもインストールを要求され、ZENworksのプロパティページを管理できません。