ZENworks Middle Tierプロキシユーザには、次のカテゴリで権利が必要です。
定義済みのユーザコンテキストのサブコンテナにユーザが存在する場合、LDAPを使用して、認証プロセス中のコンテキストを検索します。このLDAP照会を実施するには、Middle Tierプロキシユーザアカウントに、このMiddle Tier Serverを介してログインするユーザオブジェクトのCN属性への読み込み権が必要です。
Novell ClientTMのない(すなわちデスクトップ管理エージェントのみを使用している)環境のユーザは、Middle Tier Serverを介してeDirectoryツリーにログインします。Middle Tierプロキシユーザアカウントには、このMiddle Tier Serverを介してログインするユーザオブジェクトのzendmWSNetworkAddress属性への書き込み権が必要です。この属性に保存されるネットワークアドレスは、このMiddle Tier Serverを介した各ユーザのログイン中に更新され、ユーザのネットワーク上の場所を決めるリモート管理プロセスによって使用されます。
注: zendmWSNetworkAddress属性は、eDirectoryユーザオブジェクトでは、デフォルトで提示されないので、Middle Tierプロキシユーザアカウントには、ユーザオブジェクトに対してエントリ作成の権利が必要です。属性は、ユーザが、Middle Tier Serverを介して、デスクトップ管理エージェントからはじめてログインするときに作成されます。