ConsoleOneのアップグレード

ZENworks 6.5 Desktop Managementを使用する場合、バージョン1.3.6以降のConsoleOne(R)が必要になります。

ZfD 3.2 SP3では、ZfD 3.2 SP3スナップインをサーバにインストールするのに、ZfD 3.2 SP3サーバにConsoleOneをインストールする必要がありました。必要に応じて、ワークステーションからConsoleOneを実行するために、ConsoleOneディレクトリをサーバからワークステーションにコピーできます。

ZENworks 6.5では、Desktop ManagementサーバのConsoleOneディレクトリおよびローカルワークステーションのConsoleOneディレクトリの両方に、Desktop Managementスナップインをインストールすることができます。3.2 SP3から6.5にアップグレードする場合、スナップインはデフォルトでサーバにインストールされます。

ConsoleOneをバージョン1.3.6にアップグレードするときには、次の点を確認する必要があります。

ConsoleOneをアップグレードするには

  1. (オプション)ZfD 3.2 SP3スナップインを含むConsoleOneのコピーを最低1つ作成します。

    ConsoleOne 1.3.6は、ZfD 3.2 SP3スナップインをサポートしています。このスナップインを含む現在のConsoleOneのコピーを作成するか、このスナップインを含むConsoleOne 1.3.6のコピーを作成する(ステップ 3を参照)か、またはその両方を実行するかを選択できます。

    たとえば、ConsoleOne 1.3.2がインストールされたZfD 3.2 SP3サーバが存在し、ZfD 3.2 SP3スナップインがsys:\public\mgmt\consoleone\1.2ディレクトリに含まれている状態で、このインストールのコピーを確実に保持する必要がある場合、sys:\public\mgmt\consoleone\zfd32ディレクトリを作成して、すべてのファイルとサブディレクトリを1.2ディレクトリからzfd32ディレクトリにコピーします。

  2. ConsoleOne 1.3.6をローカルワークステーションまたはZfD 3.2 SP3サーバにインストールします。手順は次のとおりです。

    1. Novell ZENworks 6.5 Companion 1 CDをワークステーションのCDドライブに挿入して、ZENworks 6.5インストールプログラムを自動実行します。

      インストールプログラムが自動的に実行されない場合は、CDのルートからwinsetup.exeを起動します。

    2. [Companion Programs and Files(Companionプログラムおよびファイル)]を選択します。

    3. [Novell ConsoleOne]を選択して、ConsoleOne 1.3.6インストールプログラムを起動します。

    4. 画面の指示に従って、ConsoleOneを...\consoleone\1.2ディレクトリにインストールします。

    インストールが完了した時点で、...\consoleone\1.2ディレクトリにConsoleOne 1.3.6が含まれています。ZfD 3.2 SP3スナップインを含む場所にConsoleOneをインストールした場合でも、依然として3.2 SP3スナップインは機能します。

  3. (オプション)ZfD 3.2 SP3スナップインが設定されたConsoleOne 1.3.6のコピーを保持する場合、ステップ 2で作成したインストールを別の場所にコピーします。