インベントリレポートの使用

使用するハンドヘルドデバイスに対してハードウェアおよびソフトウェアに関するレポートを生成することができます。これにより、インストールしたアプリケーションの確認、アップグレードが必要なデバイスの確認、インストールされているコンポーネントの確認などが容易になります。

ZENworks Handheld Managementは、ZENworks Handheld Managementデータベースに保存されている情報について、次の内容に関する定義済みのレポートを備えています。

レポートは、生成後にオンラインで表示できます。プリンタに送信したり、さまざまな形式でファイルに保存したりすることができます。

HINT:  ZENworks Handheld Managementは、Seagate* Software Crystal Reports*のレポーティングエンジンと互換性があります。Crystal Reportsを使用すると、独自のカスタムレポートを作成できます。詳細については、Crystal Reportsのマニュアルを参照してください。

レポート使用の詳細については、以下を参照してください。


レポートの実行

ZENworks Handheld Managementのレポートを生成して、ZENworks Handheld Managementインベントリビューアで表示します。

  1. ConsoleOneで、ハンドヘルドデバイスオブジェクトを右クリックし、[Actions]>[Inventory]の順にクリックします。

  2. [Reports]をクリックし、生成するレポートのタイプを選択します

    レポートを選択すると、データの生成前にデバイスまたはグループを選択するように求めるメッセージが表示されます。レポートを生成すると、次のような画面が表示されます。


    レポートの概要

    レポートの生成後は、レポートをスクロールしたり、印刷したり、Excel、HTML、RTFなどのさまざまな別形式にエクスポートしたりすることができます。次の図は、レポートの表示や印刷に使用するツールバーボタンです。


    レポートのツールバー


レポートのエクスポート

レポートを生成すると、レポートをファイルにエクスポートしたり、レポートのデータをデータベースやスプレッドシートにインポートしたりすることができます。

レポートは、HTMLファイル、タブ区切り/カンマ区切りテキストファイル、Microsoft Excelファイルなどの形式にエクスポートすることができます。エクスポート形式を選択したら、ファイル、Lotus Notes*データベース、電子メールシステムなどの中からエクスポート先を選択することができます。

レポートをエクスポートするには

  1. ツールバーのpi をクリックします。


    [Export]ダイアログボックス

  2. エクスポート先の形式を選択します。

  3. レポートのエクスポート先を選択します。

  4. [OK]をクリックします。

    形式とエクスポート先に応じて、追加情報の入力を求めるメッセージが表示されます。


カスタムレポートの作成

Crystal Reportsがあるユーザは、ZENworks Handheld Managementデータベースから独自のカスタムレポートを作成することができます。

IMPORTANT:  カスタムレポートを作成する場合、ConsoleOneのリモートインストールを介してレポートにアクセスするようにするには、レポートを共有パスに保存する必要があります。カスタムレポートを保存するときは、共有へのUNCパスを指定してください(ローカルドライブ文字は使用しないでください)。

カスタムレポートを作成する

  1. ConsoleOneで、ハンドヘルドデバイスオブジェクトを右クリックし、[Actions]>[Inventory]の順にクリックします。

  2. [Reports]>[Custom Report]の順にクリックします。

  3. [Add]をクリックします。


    [Add Custom Report]ダイアログボックス

  4. レポートの名前を入力します。

  5. 作成したレポートの場所を指定して[OK]をクリックします。


    [Custom Reports]ダイアログボックス

  6. [Run]をクリックして、レポートを生成します。

    カスタムレポートが標準のレポートと同様に表示されます。