ハンドヘルドデバイスを管理するには、次の作業を実行する必要があります。
次の各節には、インポートポリシーのセットアップに必要な情報が記載されています。
ハンドヘルドオブジェクトがeDirectoryディレクトリにインポートされると、ポリシーベースの管理を使用できるようになります。ソフトウェアアプリケーションを個々のハンドヘルドデバイスやハンドヘルドデバイスグループに配布したり、企業のすべてのハンドヘルドデバイスに関するハードウェアおよびソフトウェアのインベントリを収集したりすることもできます。
eDirectoryオブジェクトであるポリシーパッケージには、1つ以上の個別ポリシーが含まれます。ポリシーパッケージにより、機能に従ってポリシーがグループ化されるので、管理がより簡単になります。管理者はポリシーパッケージを使用してポリシー設定を変更すると共に、ポリシー設定による他のeDirectoryオブジェクトへの影響についても指定できます。
ZENworks Handheld Managementでは、ハンドヘルドサービスパッケージにハンドヘルドインポートというポリシーが1つ含まれています。
ポリシーパッケージを保持する部門(OU)を作成する必要があります。このOUを配置する場所を決定するときは、次の点に考慮してください。
ツリー内を効率よく検索するために、ポリシーパッケージの関連付け先になるオブジェクトを含んだパーティションのルートに、このポリシーパッケージOUを作成することをお勧めします。これにより、ポリシーの命名に使用できる文字数が最大になります。
ハンドヘルドサービスパッケージを作成するには
ConsoleOneで、ポリシーパッケージのコンテナを配置するコンテナを右クリックし、[New]をクリックして[Organizational Unit]をクリックします。
![[New Organization Unit]ダイアログボックス](../graphics/neworgunit.gif)
コンテナに短い名前を付け、[OK]をクリックします。
ポリシーパッケージを配置する新しいコンテナを右クリックし、[New]、[Policy Package]の順にクリックします。
[Handheld Service Package]を選択し、[Next]をクリックします。
![[Policy Package Wizard]ページ](../graphics/polpackwizard.gif)
ポリシーパッケージに短い名前を付け、[Next]をクリックします。
[Summary]ページに表示される情報を確認し、[Finish]をクリックします。
ConsoleOneで、ハンドヘルドサービスパッケージの作成の手順で作成したハンドヘルドサービスパッケージオブジェクトを右クリックし、[Properties]をクリックします。

ハンドヘルドインポートポリシーの[Enabled]列の下にあるチェックボックスを選択します。
この操作により、デフォルトの設定を持つポリシーが選択されると同時に有効になります。
インポートポリシーの設定を変更することができます。詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Handheld Management管理ガイド』の「ハンドヘルドインポートのセットアップ」を参照してください。
[Associations]タブをクリックし、[Add]をクリックします。
パッケージを関連付けるには、ZENworks Handheld Management Serviceオブジェクト、Serviceオブジェクトを含むコンテナ、またはZENworks Handheld Managementサーバコンポーネントのインストール中に作成されたコンテナオブジェクトを参照します。
[OK]をクリックします。