レポートの説明

次の節では、Policy and Distribution Servicesのレポートについて説明します。


Tiered Electronic Distributionレポート

定義済みのTiered Electronic Distributionレポートは4つあります。


Distribution Detailレポート

選択したSubscriberについてDistributionの詳しい時系列的な履歴を表示します。次の項目が含まれます。

  • 送信されたDistribution
  • 受信されたDistribution
  • 抽出されたDistribution(開始時刻、終了時刻、完了コードを含む)

時刻によってソートされ、Distributionの名前とバージョンによってグループ化されます。

このレポートの条件は次のとおりです。

  • Subscriber: Subscriberオブジェクトを選択した場合、[Subscriber]フィールドにそのオブジェクトが表示され、レポートにはこのSubscriberによって実行される受信および抽出アクションの情報だけが表示されます。親Subscriberに関する情報では、[Received Stage]という見出しも表示されます。

    DatabaseまたはDistributionオブジェクトを選択した場合、レポートにはDistributionに関して実行されたすべてのアクションが含まれます。つまり、関連するすべてのSubscriberの情報が表示されます。

  • [Latest Version Only]: 指定した日付の範囲内のバージョンを含める場合は、選択を解除します。

  • [Select the Date Range Criteria for the Report]: 範囲を指定します。


Revision Historyレポート

Distributionパッケージのバージョンの履歴を表示します。次の項目が含まれます。

  • Distribution(パッケージのDN)
  • Distributor(オブジェクトのDN)
  • バージョン番号
  • 作成日時
  • Distributionのサイズ

バージョン番号によってソートされます。

このレポートの条件は次のとおりです。

  • Distribution: Distributionオブジェクトを選択した場合、[Distribution]フィールドにそのオブジェクトが表示されます。データベースオブジェクトを選択した場合は、Distributionオブジェクトを参照する必要があります。


Revision History Failureレポート

作成中に失敗したDistributionのバージョンを表示します。次の項目が含まれます。

  • Distribution(パッケージのDN)
  • Distributor(オブジェクトのDN)
  • 作成日時
  • エラーの説明

バージョンによってソートされます。

このレポートの条件は次のとおりです。

  • Distribution: Distributionオブジェクトを選択した場合、[Distribution]フィールドにそのオブジェクトが表示されます。データベースオブジェクトを選択した場合は、Distributionオブジェクトを参照する必要があります。


Subscriber Detailレポート

Distributionを受信したSubscriberのステータス情報を表示します。次の項目が含まれます。

  • Distributionおよびバージョン
  • Subscriber(オブジェクトのDN)およびSubscriberのアドレス
  • チャネル名
  • ソース(DistributorのDN)
  • ステージ
  • Status
  • 日時
  • エラーの説明

Subscriber/親Subscriberによってソートされ、次にステージによってソートされます。

このレポートの条件は次のとおりです。

  • Distribution: Distributionオブジェクトを選択した場合、[Distribution]フィールドにそのオブジェクトが表示されます。データベースオブジェクトを選択した場合は、Distributionオブジェクトを参照する必要があります。

  • [Version Number]: Distributionの複数のバージョンが存在する場合、ドロップダウンメニューからバージョンを選択できます。[Select All]を選択すると、すべてのバージョンが含まれます。

  • [Distribution Stage]: [All]、[Extract]、[Receive]のいずれかを選択できます。

  • [Distribution Status]: [All]、[Success]、[Not Success]のいずれかを選択できます。


サーバポリシーレポート

すべてのサーバポリシーレポートについて、デフォルトの日付の範囲は現在の日付(深夜から深夜まで)になっています。

定義済みのサーバポリシーレポートは6つあります。


Discovered Policiesレポート

指定したパッケージ内でポリシーを検出したサーバを表示します。次の項目が含まれます。

  • パッケージ(DN)
  • サーバ(DN)
  • サーバ名
  • OS名とOSのバージョン
  • 検出の日時

パッケージによってソートされ、次にコンテキスト/サーバ名によってソートされます。ツリーの階層は維持されます。たとえば、myserver.servers.novellはnovell、servers、myserverの順にソートされます。

このレポートの条件は次のとおりです。

  • [Package]: ドロップダウンリストからポリシーパッケージを選択するか、[All]を選択します。

  • [Policy Type]: [All]、[Server Down Process]、[Scheduled Down]、[SNMP Trap Targets]、[Community Strings]、[Set Parameters]、[Script]、[Text File]、[Scheduled Load/Unload]、[Database Location]のいずれかを選択できます。

  • [Select the Date Range Criteria for the Report]: 範囲を指定します。


Server Down Processレポート

ツリー内のすべてのサーバまたは選択したサーバについて、サーバダウンプロセスポリシー情報を表示します。次の項目が含まれます。

  • 各ポリシーの停止アクションおよびコード

サーバ名によってのみソートされます。

このレポートの条件は次のとおりです。

  • サーバ: ドロップダウンリストからサーバを選択するか、[All]を選択します。

  • [Select the Date Range Criteria for the Report]: 範囲を指定します。


Failed Policiesレポート

ツリー内のすべてのサーバについて、失敗したすべてのポリシーを表示します。次の項目が含まれます。

  • パッケージ(DN)
  • サーバ(DN)
  • サーバ名
  • OS名
  • 失敗の日時
  • 失敗の理由(説明)

コンテキスト/サーバ名によってソートされます。ツリーの階層は維持されます。たとえば、myserver.servers.novellはnovell、servers、myserverの順にソートされます。

このレポートの条件は次のとおりです。

  • [Package]: ドロップダウンリストからポリシーパッケージを選択するか、[All]を選択します。

  • [Failure Type]: [All]、[Failed]、[Unenforceable]、[Partial Enforcement]のいずれかを選択できます。

  • [Policy Type]: [All]、[Server Down Process]、[Scheduled Down]、[SNMP Trap Targets]、[Community Strings]、[Set Parameters]、[Script]、[Text File]、[Scheduled Load/Unload]、[Database Location]のいずれかを選択できます。

  • [Select the Date Range Criteria for the Report]: 範囲を指定します。


Packagesレポート

Server Software Packagesおよびそのコンポーネントに関する情報を表示します。次の項目が含まれます。

  • 各パッケージの成功ステータス
  • 各コンポーネントの成功ステータス

コンテキスト/サーバ名によってソートされます。ツリーの階層は維持されます。たとえば、myserver.servers.novellはnovell、servers、myserverの順にソートされます。

このレポートの条件は次のとおりです。

  • [Package]: ドロップダウンリストからソフトウェアパッケージを選択するか、[All]を選択します。

  • サーバ: ドロップダウンリストからサーバを選択するか、[All]を選択します。

  • [Select the Date Range Criteria for the Report]: 範囲を指定します。


Successful Policiesレポート

ツリー内のすべてのサーバについて、正常に適用されたすべてのポリシーを表示します。次の項目が含まれます。

  • パッケージ(DN)
  • サーバ(DN)
  • サーバ名
  • OS名
  • 実行の日時
  • アクションコード

コンテキスト/サーバ名によってソートされます。ツリーの階層は維持されます。たとえば、myserver.servers.novellはnovell、servers、myserverの順にソートされます。

このレポートの条件は次のとおりです。

  • [Package]: 単一のポリシーパッケージを指定するか、[All]を選択できます。

  • [Success Type]: [All]、[Change]、[No Change]のいずれかを選択できます。

  • [Policy Type]: [All]、[Server Down Process]、[Scheduled Down]、[SNMP Trap Targets]、[Community Strings]、[Set Parameters]、[Script]、[Text File]、[Scheduled Load/Unload]、[Database Location]のいずれかを選択できます。

  • [Select the Date Range Criteria for the Report, From/To]: 範囲を指定します。


Unenforceable Policiesレポート

ツリー内のすべてのサーバについて、サーバにエンフォーサがなかったために適用できなかったすべてのポリシーを表示します。次の項目が含まれます。

  • パッケージ(DN)
  • サーバ(DN)
  • サーバ名
  • OS名とOSのバージョン

パッケージによってソートされ、次にサーバ名によってソートされます。

このレポートの条件は次のとおりです。

  • [Package]: ドロップダウンリストからポリシーパッケージを選択するか、[All]を選択します。

  • [Select the Date Range Criteria for the Report]: 範囲を指定します。