Policy and Distribution Servicesでは、サーバポリシーを3つのポリシーパッケージオブジェクトにグループ化しています。
ポリシーパッケージは、ツリー内の任意の場所に配置できます。管理を容易にするために、ポリシーパッケージをグループ化するためのOUコンテナを作成することをお勧めします。たとえば、Policiesなどです。
ただし、ツリーにZENworks Desktop Managementをインストールしている場合は、Server_PoliciesとDesktop_Policiesのように、Server ManagementとDesktop Managementのポリシーを別のコンテナに保存しておくことができます。
重要: WANを介してアクセスされるパーティションがある場合は、Policy/Package Agentがロードされるように、ポリシーパッケージオブジェクトをサーバオブジェクトと同じパーティションに配置してください。また、検索ポリシーで、サーバオブジェクトが存在するパーティション以外のパーティションを検索する必要がないようにしてください。
どのようなポリシーパッケージオブジェクトを作成するかを決定するには、必要なポリシーを決定します。
Policy Packageオブジェクトを作成するには、次の節の手順を参照してください。
ポリシーパッケージオブジェクトを保持するためのOUコンテナオブジェクトを作成するには
ConsoleOneで、ポリシーコンテナを配置するコンテナを右クリックします。
重要: OUを作成する場所、およびOUの名前に使用する文字数は、複数ポリシーの名前に使用できる文字数に直接影響します。eDirectoryでは、ポリシーのフルネームおよびツリー内のパスに64文字の制限があります。
ポリシーパッケージ内で1つの複数ポリシーの複数のバージョンを保持できるので、ポリシーにわかりやすい名前を付けたい場合があります。したがって、ツリー内のできるだけ上位にこのOUを配置し、短い名前を付けて、ポリシー名にできるだけ多くの文字数を使用できるようにします。
[New]>[Object]の順にクリックし、[Organizational Unit]を選択します。
OUの名前を入力し、[OK]をクリックします。
ポリシーパッケージオブジェクトを作成するには
ConsoleOneで、ポリシーパッケージオブジェクト用に作成したコンテナを右クリックし、[New]をクリックし、[Policy Package]を選択します。
Policy Packageウィザードが表示されます。
[Policy Packages]の下で、ポリシーパッケージを選択し、[Next]をクリックします。
利用できるパッケージには、Container、Server、Service Location、およびDistributed Serverがあります。
パッケージの名前を入力し、[Next]をクリックします。
同じタイプのパッケージを複数使用できるので、各パッケージについて、一意でわかりやすい名前を使用します。
重要: eDirectoryにはパス/名前に64文字の制限があり、ここで指定するパッケージ名は後で作成できる複数ポリシーの名前の一部になるので、簡潔であるが一意のポリシーパッケージオブジェクト名を指定して、できるだけ多くの文字を使用してわかりやすい複数ポリシー名を付けることができるようにします。
作成する各パッケージについて、手順2およびステップ 3を繰り返します。
保存してステップ 1を繰り返すには、[Create Another Policy Package]チェックボックスをオンにします。