Novell ConsoleOneでは、ネットワークとそのリソースがオブジェクトのセットと見なされ、さまざまなコンテナに配置されます。最上部の各オブジェクトは、ネームスペースと呼ばれます。Novell ConsoleOneでネットワークとそのリソースを表示するには、Management Site Serverオブジェクトを含むNovell eDirectoryツリーにログインする必要があります。
Novell ZENworks Server Management Novell ConsoleOneは、次の図に示すように、Novell ConsoleOneのNovell ZENworks Server Managementサイトネームスペースの下にスナップインされます。
通常は、左側のフレームでオブジェクトを参照し、オブジェクトを右クリックして、オプションをクリックすると、管理タスクを実行できます。Novell ZENworks Server Managementネームスペース内のオブジェクトは、次の階層に分類されています。
Novell ZENworks Server Managementサイトオブジェクト: Novell ZENworks Server Managementのネームスペースのコンテナです。Novell ZENworks Server Managementのネームスペース階層の最上部に位置します。このオブジェクトを展開すると、Server Managementの管理サイトが一覧表示されます。
管理サイト: このオブジェクトは、Novell ZENworksの管理サーバを表します。サービスグループを構成する検出オブジェクトの集まりを定義するNovell eDirectoryオブジェクトを表します。このオブジェクトを展開すると、サイトのアトラスが表示されます。
[Atlas]: 検出されたすべてのトポロジオブジェクトのためのコンテナオブジェクトです。アトラスには次のページが含まれます。
[WAN]ページ: ネットワーク全体の概要を表示します。
領域ページ: ネットワーク上のセグメントを表示します。ネットワークの構成方法によって、複数の領域ページが存在する場合があります。
[Islands]ページ: 接続が未確定のセグメントを表示します。
セグメント: 各アトラスページ内で、そのアトラスセクションに含まれるセグメントオブジェクトの一覧です。
ノード: 各セグメントオブジェクト内で、そのセグメントに属するサーバオブジェクトとノードオブジェクトの一覧です。表示されるアイコンはノードタイプによって異なります。
Devices
オペレーティングシステム
サービス[Devices]、[Operating System]、[Services]の各オブジェクトの隣に表示されるプラス記号をクリックして、サーバ設定をさらにドリルダウンし、サーバの内部コンポーネントに関する詳細を表示することができます。内部コンポーネントには、プロセッサ、インストールされたソフトウェア、ボリューム、カーネル、およびサーバに接続されるアダプタが含まれます。ノードオブジェクトの詳細については、オブジェクトの階層構造を参照してください。
次の図は、Novell ZENworks Server Managementのネームスペース階層を示しています。