ソフトウェアパッケージをインストールする前に、サーバで特定のオペレーティングシステムが実行されていることを要求できます。
サーバのオペレーティングシステムの要件を設定するには
オペレーティングシステムの要件を選択した状態で、サーバのプラットフォームを選択します。
選択可能なプラットフォームは、NetWare、Windows、Linux、およびSolarisです。
バージョンの関係を選択します。
Any
Less Than
Less Than or Equal To
Equal To
Greater Than
Greater Than or Equal To
[Version]フィールドで[Any]以外のオプションを選択した場合は、次の表の情報に従って[Major]、[Minor]、および[Revision]フィールドに入力します。
Windowsサーバの場合、バージョン情報は指定できません。したがって、Windowsは次の表には含まれていません。
[Major]および[Minor]フィールドは、上位のバージョンを制限するために使用します。NetwareおよびWindowsの場合、[Revision]フィールドは、必要なサービスパックのリビジョンを指定するために使用します。Linuxの場合、[Revision]フィールドは、必要な配布の更新バージョンを指定するために使用します。
1 [Subscriber]列には、サーバプラットフォームでソフトウェアパッケージを処理するために必要なSubscriberのバージョンが示されます。ここでSubscriberのバージョンを指定する必要はありません。ただし、これらのネットワークオペレーティングシステムのいずれかを使用するサーバで正しいバージョンのSubscriberソフトウェアを実行しない限り、そのサーバでソフトウェアパッケージを正常に送信および抽出できません。
段階的にアップグレードしている場合など、ネットワークでZENworks 6.5 Server ManagementとZENworks for Servers 3.0.2の両方を実行することができます。この表は、両方のZENworks製品のバージョン情報を示しています。段階的なアップグレードの詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Server Managementインストールガイド』の「アップグレードの概念と問題点」を参照にしてください。
2 この表でLinuxプラットフォームに対して変数と表示されている場合、[Revision]フィールドに入力する数値は、インストールされているLinuxオペレーティングシステムに最初に同梱されていたカーネル、またはLinuxサーバの更新後のカーネルのリビジョンです。uname -aコマンドを使用して、正確なリビジョン番号を判断することができます。
また、入力する必要があるリビジョン番号は、[Version]フィールドで指定する条件([Equal To]、[Greater Than]など)によっても異なります。たとえば、[Revision]フィールドに「0」と入力し、[Version]フィールドで[Greater Than]を選択すると、すべてのカーネルリビジョンが含まれます。
3 LinuxのバージョンはRed HatおよびSUSEについて同じであるため、[Platform]フィールドではLinuxを選択すれば済みます。これら2つのLinuxの配布をそれぞれ区別するために、Red HatまたはSUSEのいずれかに属する特定のファイルがサーバ上に存在するよう、ソフトウェアパッケージ内の他の領域で要求することができます。たとえば、/etc/SuSE-releaseファイルをサーバ上で要求すると、SUSE LINUXバージョンを使用するサーバだけがソフトウェアパッケージの受信を受け入れるようになります。