オペレーティングシステム

ソフトウェアパッケージをインストールする前に、サーバで特定のオペレーティングシステムが実行されていることを要求できます。

サーバのオペレーティングシステムの要件を設定するには

  1. オペレーティングシステムの要件を選択した状態で、サーバのプラットフォームを選択します。

    選択可能なプラットフォームは、NetWare、Windows、Linux、およびSolarisです。

  2. バージョンの関係を選択します。

       Any
       Less Than
       Less Than or Equal To
       Equal To
       Greater Than
       Greater Than or Equal To

  3. [Version]フィールドで[Any]以外のオプションを選択した場合は、次の表の情報に従って[Major]、[Minor]、および[Revision]フィールドに入力します。

    Windowsサーバの場合、バージョン情報は指定できません。したがって、Windowsは次の表には含まれていません。

    [Major]および[Minor]フィールドは、上位のバージョンを制限するために使用します。NetwareおよびWindowsの場合、[Revision]フィールドは、必要なサービスパックのリビジョンを指定するために使用します。Linuxの場合、[Revision]フィールドは、必要な配布の更新バージョンを指定するために使用します。

    OSのバージョン(Operating System Version) Subscriberのバージョン 1 メジャー マイナー Revision

    NetWare 5.1 + SP5

    ZfS 3.0.2のみ

    5

    10

    5

    NetWare 5.1 + SP6

    ZENworks 6.5またはZfS 3.0.2

    5

    10

    6

    NetWare 5.1 + SP7

    ZENworks 6.5のみ

    5

    10

    7

    NetWare 6 + SP2

    ZfS 3.0.2のみ

    6

    0

    2

    NetWare 6 + SP3

    ZfS 3.0.2のみ(JVM 1.4.1を使用)

    6

    0

    3

    NetWare 6 + SP4

    ZENworks 6.5またはZfS 3.0.2

    6

    0

    4

    NetWare 6 + SP5

    ZENworks 6.5のみ

    6

    0

    5

    NetWare 6.5

    ZfS 3.0.2のみ

    6

    5

    0

    NetWare 6.5 + SP1a

    ZENworks 6.5またはZfS 3.0.2

    6

    5

    1

    NetWare 6.5 + SP2

    ZENworks 6.5のみ

    6

    5

    2

    Red Hat Linux 7.1、7.2、7.3、8

    ZfS 3.0.2のみ

    2

    4

    変数 2

    Red Hat Linux 9

    ZENworks 6.5のみ

    2

    4

    変数 2

    Red Hat Advanced Server 2.1

    ZENworks 6.5またはZfS 3.0.2

    2

    4

    変数 2

    Red Hat Enterprise Server 2.1

    ZENworks 6.5またはZfS 3.0.2

    2

    4

    変数 2

    Red Hat Enterprise Linux AS 3

    ZENworks 6.5のみ

    2

    4

    変数 2

    Red Hat Enterprise Linux ES 3

    ZENworks 6.5のみ

    2

    4

    変数 2

    Solaris 8

    ZfS 3.0.2のみ

    5

    8

    該当なし

    Solaris 9

    ZENworks 6.5のみ

    5

    9

    該当なし

    SUSE(R) LINUX 8.1 3

    ZfS 3.0.2のみ

    2

    4

    変数 2

    SUSE LINUX 8.2

    ZfS 3.0.2のみ

    2

    4

    変数 2

    SUSE LINUX Enterprise Server 8

    ZENworks 6.5のみ

    2

    4

    変数 2

    SUSE LINUX Standard Server 8

    ZENworks 6.5のみ

    2

    4

    変数 2

    SUSE LINUX Enterprise Server 9

    ZENworks 6.5のみ

    2

    6

    変数 2

    SUSE LINUX Standard Server 9

    ZENworks 6.5のみ

    2

    6

    変数 2

    1 [Subscriber]列には、サーバプラットフォームでソフトウェアパッケージを処理するために必要なSubscriberのバージョンが示されます。ここでSubscriberのバージョンを指定する必要はありません。ただし、これらのネットワークオペレーティングシステムのいずれかを使用するサーバで正しいバージョンのSubscriberソフトウェアを実行しない限り、そのサーバでソフトウェアパッケージを正常に送信および抽出できません。

    段階的にアップグレードしている場合など、ネットワークでZENworks 6.5 Server ManagementとZENworks for Servers 3.0.2の両方を実行することができます。この表は、両方のZENworks製品のバージョン情報を示しています。段階的なアップグレードの詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Server Managementインストールガイド』の「アップグレードの概念と問題点」を参照にしてください。

    2 この表でLinuxプラットフォームに対して変数と表示されている場合、[Revision]フィールドに入力する数値は、インストールされているLinuxオペレーティングシステムに最初に同梱されていたカーネル、またはLinuxサーバの更新後のカーネルのリビジョンです。uname -aコマンドを使用して、正確なリビジョン番号を判断することができます。

    また、入力する必要があるリビジョン番号は、[Version]フィールドで指定する条件([Equal To]、[Greater Than]など)によっても異なります。たとえば、[Revision]フィールドに「0」と入力し、[Version]フィールドで[Greater Than]を選択すると、すべてのカーネルリビジョンが含まれます。

    3 LinuxのバージョンはRed HatおよびSUSEについて同じであるため、[Platform]フィールドではLinuxを選択すれば済みます。これら2つのLinuxの配布をそれぞれ区別するために、Red HatまたはSUSEのいずれかに属する特定のファイルがサーバ上に存在するよう、ソフトウェアパッケージ内の他の領域で要求することができます。たとえば、/etc/SuSE-releaseファイルをサーバ上で要求すると、SUSE LINUXバージョンを使用するサーバだけがソフトウェアパッケージの受信を受け入れるようになります。