配布システムの設定を計画する際、次のワークシートに設定情報を記録してください。一部の項目では、リストを添付する必要があります。
このワークシートは、PDFバージョンの文書から適切に印刷されるように設計されています。
重要: 十分な経験があるユーザでも、この計画ワークシートだけを使用してPolicy and Distribution Servicesを設定しないでください。計画が不要なためこのワークシートに含まれていない設定手順もあります。Policy and Distribution Servicesを実際に設定する際のガイドとして、配布システムの設定の各節を参照してください。
| 設定情報 | 説明 |
|---|---|
追加のDistributor、データベース、またはSubscriberをインストールしない場合は、ワークシートの項目12に進みます。 |
|
1) DistributorおよびZENworksデータベースオブジェクト用のツリー: |
Server ManagementオブジェクトをインストールするeDirectoryツリーの名前を指定します。 詳細については、ネットワークトポロジの理解を参照してください。 |
2) Distributorサーバ名: |
Distributorにする各サーバのサーバ名を指定します。Distributorサーバは、Distributionを構築して所有するサーバです。 詳細については、Distributorプロパティを参照してください。 |
3) Subscriberサーバ名: |
Subscriberにする各サーバのサーバ名を指定します。Subscriberサーバは、Distributionを受信して抽出するサーバです。 詳細については、他のSubscriberのイントールの必要性を参照してください。 |
4) データベースサーバ名: |
Server Managementデータベースをインストールする各サーバのサーバ名を指定します。Server Managementデータベースは、NetWareおよびWindowsサーバにインストールできます。 Policy and Distribution Servicesでは複数のデータベースを使用できますが、1つのサーバにインストールできるのは1つデータベースのみです。 各データベースを同じ方法で使用する場合は、個々のデータベースの目的を指定するか、Distributor IDを指定します。 詳細については、DistributorサーバでServer Managementデータベースをホストするかどうかを参照してください。 |
5) Distributorソフトウェアのインストールパス: |
Distributorソフトウェアをインストールするパスを指定します。デフォルトのパスは、NetWareおよびWindowsサーバのいずれも\zenworksです。 詳細については、ソフトウェアのインストールパスを参照してください。 |
6) Subscriberソフトウェアのインストールパス: |
Subscriberソフトウェアをインストールするパスを指定します。デフォルトのパスは、NetWareおよびWindowsサーバのいずれも\zenworksです。 詳細については、ソフトウェアのインストールパスを参照してください。 |
7) インストール時のデフォルトと異なるDistributorのプロパティ: |
Distributorサーバの次の情報を編集します。
詳細については、Distributorプロパティを参照してください。 |
8) インストール時のデフォルトと異なるSubscriberのプロパティ: |
Subscriberサーバの次の情報を編集します。
詳細については、他のSubscriberのイントールの必要性を参照してください。 |
9) Server Managementデータベースソフトウェアのインストールパス: |
zfslog.dbファイルを保存するパスを指定します。デフォルトのパスは、\zenworks\databaseです。データベースファイルはサイズが非常に大きくなる可能性があるため、NetWareサーバでは、sys:ボリュームを使用しないことをお勧めします。また、[Database Purge]オプションを使用できるように、データベースソフトウェアとSubscriberソフトウェアを同じサーバにインストールすることをお勧めします。 詳細については、ソフトウェアのインストールパスを参照してください。 |
10) データベースオブジェクト名: |
デフォルトの名前を使用するか、データベースの目的を識別しやすい名前を指定します。 詳細については、DistributorサーバでServer Managementデータベースをホストするかどうかを参照してください。 |
11) データベースオブジェクトのコンテナ: |
他のTiered Electronic Distributionオブジェクトと同じコンテナを使用することをお勧めします。 詳細については、DistributorサーバでServer Managementデータベースをホストするかどうかを参照してください。 |
混在eDirectory環境でない場合は、ワークシートの項目13に進みます。 |
|
12) eDirectory 8.xのサーバのIPアドレス: |
eDirectory 8.xを使用しているツリー内のサーバのIPアドレスを指定します。DistributorサーバでeDirectory 8.xを実行している場合は、DistributorサーバのIPアドレスになる場合があります。 詳細については、Distributorを混在eDirectory環境で実行できるかどうかを参照してください。 |
サーバ間通信のセットアップが不要な場合は、ワークシートの項目14に進みます。 |
|
13) セキュリティで保護されたネットワーク外のSubscriberサーバ: |
DistributorおよびSubscriberサーバがセキュリティで保護されたネットワーク外のサーバと通信する場合は、サーバ間通信セキュリティが必要になる場合があります。 詳細については、サーバ間通信セキュリティの必要性の判断を参照してください。 |
これらのサーバにNICIをインストールする必要がない場合は、ワークシートの項目15に進みます。 |
|
14) Distributionの暗号化に関連するWindows、Linux、またはSolarisサーバ(DistributorまたはSubscriber): |
暗号化されたDistributionを構築(Distributor)または抽出(Subscriber)するWindows、Linux、またはSolarisサーバのリストを作成します。 詳細については、Windowsサーバに対する暗号化セキュリティの必要性の判断を参照してください。 |
|
|
15) 階層化されたSubscriberから成るDistributorのルーティング階層: |
ネットワーク上でのDistributionの配布方法を示す階層化されたSubscriberの図をDistributorごとに作成します。別のDistributorのルーティング階層にあるSubscriberを他のDistributorでも使用することができます。ただし、エンドノードSubscriberが特定のDistributionを受信するときに配布パスが1つになるように、1つのSubscriberは1つのDistributorの階層で一度だけ使用するようにします。 詳細については、配布フローの決定を参照してください。 |
|
|
16) Subscriber/親Subscriberの割り当て(親SubscriberとエンドノードSubscriberの関連付け): |
各親SubscriberがDistributionを配布するSubscriberのリストを作成します。Distributorから直接Distributionを受信するエンドノードSubscriberを除いて、各エンドノードSubscriberを親Subscriberに割り当てます。 詳細については、配布ルートに対するSubscriberの選択を参照してください。 |
Subscriber Groupを使用しない場合は、ワークシートの項目19に進みます。 |
|
17) Subscriber Groupオブジェクト名: |
Subscriber Groupの一意な名前を指定します。 詳細については、Subscriber Groupを参照してください。 |
18) このグループに含めるSubscriber: |
グループが登録されているChannelからのDistributionを必要とするSubscriberのリストを作成します。 |
|
|
19) Distribution、Distributionのタイプ、およびDistributor: |
Distributionのリストを作成します。各Distributionについて、Distributionのタイプ、オブジェクト名、およびそのDistributionを必要とするサーバを指定します。Distributionのタイプは次のとおりです。 詳細については、Distributionの選択を参照してください。 |
|
|
20) Tiered Electronic DistributionオブジェクトのeDirectoryコンテナ: |
Tiered Electronic Distributionオブジェクトを作成および管理するためのコンテナです。 コンテナは、Policy and Distribution Servicesのインストール時に作成している場合があります。作成していない場合は、Tiered Electronic Distributionオブジェクトの管理専用に作成する必要があります。 詳細については、DistributorサーバでServer Managementデータベースをホストするかどうかを参照してください。 |
21) Channel名: |
Distributionに必要なChannelオブジェクトの名前を指定します。DistributionまたはDistributionのグループごとに一意のChannel名を使用することをお勧めします。 詳細については、DistributionのChannelの決定を参照してください。 |
22) ChannelのDistribution: |
Channelが所有するDistributionのリストを作成します。 詳細については、DistributionのChannelの決定を参照してください。 |
|
|
23) Subscriberの抽出スケジュール: |
SubscriberがDistributionを抽出する最適なタイミングに基づいて、Subscriberサーバごとに抽出スケジュールを設定します。 詳細については、Subscriberの登録の決定を参照してください。 |
24) ChannelとSubscriber/Subscriber Groupとの関連付け: |
Channelに関連付けるSubscriber/Subscriber Groupのリストを作成します。Subscriber/Subscriber Groupは関連付けられたChannelからDistributionを受信します。 |