ツリー間でのDesktop Application Distributionの送信

Desktop Application Distributionをツリー間で送信できます。ただし、このためには次のような作業を行う必要があります。

  1. Distributorのツリーで、Desktop Application Distributionの送信先となる他のツリー内のターゲットサーバを指すExternal Subscriberオブジェクトを作成します。

    これによって、Distributorサーバは、External SubscriberオブジェクトにリストされているIPアドレスを使用して、Distributionをターゲットサーバに直接送信できます。

  2. Desktop Application Distributionを受信することになっているターゲットサーバでは、それ自体のツリー内にSubscriberオブジェクトがあり、eDirectoryに対して、配布されたアプリケーションオブジェクトを新規作成するための権利をそのツリー内に持っていることを確認します。

    このSubscriberは、稼動しているTiered Electronic Distributionシステム内にある必要があります。

  3. インストール中に設定されていない場合は、Subscriberオブジェクト内でターゲットサーバの作業コンテキストを設定します。

    ターゲットサーバの作業コンテキストが設定されていない場合、抽出中に認証が失敗します。

  4. Desktop Application Distributionを作成します。Desktop Application Distributionの作成を参照してください。

    Desktop Application Distributionの定義は、ツリー内で送信する場合も、ツリー間で送信する場合も同じ処理です。

  5. External Subscriberオブジェクトを、Desktop Application DistributionがリストされているChannelに追加します。

  6. 証明書をターゲットツリー内のSubscriberに手動でコピーします。

    または

    マップされたドライブを使用する場合は、プロンプトが表示されたときに参照して正しいパスを指定します。

  7. Distributionを送信します。