サーバ間通信セキュリティのインストールウィザードを終了したら、セキュリティを有効にするために使用するText File Changesポリシーを作成および配布します。次の操作を実行して、ポリシーを作成および配布します。
ポリシーを作成するには
ConsoleOne(R)で、ポリシーパッケージオブジェクトを保存するコンテナを右クリックして[New]をクリックし、[Policy Package]をクリックします。
この操作により、ポリシーパッケージウィザードが起動します。
[Policy Packages]で、[Distributed Server Package]を選択し、[Next]をクリックします。
パッケージに名前を付け、[Next]をクリックします。
パッケージには、その目的を示す固有の名前を付けます。
[Define Additional Properties]をクリックし、[Finish]をクリックします。
[Policies]>[General]タブの順にクリックし、[Add]をクリックします。
このポリシーは、あらゆるプラットフォームに適用できます。
[Add Policy]ダイアログボックスで、[Text File Changes]をクリックしてポリシーの名前を入力し、[OK]をクリックします。
この新しいポリシーが有効になり、自動的に選択されます。
[Properties]をクリックします。
[Text File Policy]タブが表示されます。security=falseという行が存在する可能性があるため、セキュリティをfalseからtrueに効率的に変更するために、テキストファイルに対して2つの変更を加える必要があります。
[Add]をクリックし、次の操作を行います。
[Filename]フィールドに「sys:\zenworks\zws\zws.properties」と入力します。
デフォルトの"Change #1"というテキストを、わかりやすい変更タグ(たとえば、Delete Security Line)に置き換えます。
[Change Mode]フィールドで、[Search File]を選択します。
[Search Type]フィールドで、[Entire Line]を選択します。
[Search String]フィールドで、「security=false」と入力します。
[Result Action]フィールドで、[Delete Line]を選択します。
[Add]ボタンの隣りにあるドロップダウンフィールドの下向き矢印ボタンをクリックし、[Change]を選択して[Add]をクリックし、次の操作を行います。
[OK]をクリックしてポリシーを保存し、[OK]をクリックします。
Text File Changesポリシーの配布に進みます。
新しいポリシーを配布するには
ConsoleOneで、使用するTEDコンテナを右クリックし、[New]>[Object]の順にクリックして[TED Distribution]を選択し、[OK]をクリックします。
Distributionの名前を入力します。
Distributionには、その目的を示す固有の名前を付けます。
Distributorを参照し、[Define Additional Properties]をクリックし、[OK]をクリックします。
[Type]タブをクリックし、[Select Type]ドロップダウンボックスで[Policy Package]を選択して、[Add]をクリックします。
サーバ間通信セキュリティを有効にするためのText File Changesポリシーの作成で作成したポリシーパッケージを参照して[Select]をクリックし、[OK]をクリックします。
[Schedule]タブをクリックし、[Schedule Type]フィールドのドロップダウンボックスの矢印をクリックして[Run Immediately]を選択し、[OK]をクリックします。
このスケジュールタイプにより、SubscriberはDistributionを抽出し、ポリシーを受信するとすぐに適用します。
[Channel]タブをクリックして[Add]をクリックし、Channelを参照して[Select]をクリックし、[OK]をクリックします。
Channelが[Active in the Channels]リストに表示されていることを確認します。
Distributionの設定を終了したら、[OK]をクリックします。
証明書の解決を要求するメッセージが表示されます。
[Yes]をクリックして証明書を解決します。
この操作により、Channelを購読しているSubscriberに、Distributorからセキュリティ証明書がコピーされます。
重要: Linux SubscriberまたはSolaris Subscriberがあり、使用するワークステーションからそれらのサーバにマッピングされるドライブがない場合は、それらのサーバに対して手動で証明書を解決する必要があります。詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Server Management管理ガイド』を参照してください。
Text File ChangesポリシーのDistributionが送信および受信され、各対象サーバ上で解凍されると、サーバ間通信セキュリティが有効になります。