サーバ間通信セキュリティのインストールウィザードを実行する前に、次の情報を把握しておく必要があります。
iManagerとの通信に使用するポート番号です。SSLを使用する場合、このポート番号は通常は443です。SSLを使用しない場合は、TomcatがWebサーバに統合されていればポート80を使用し、Tomcatが統合されていなければポート8080を使用します。
これにより、Certificate Authorityサーバの署名機能にアクセスできるようになります。認証に失敗した場合、このユーザはサーバ間通信セキュリティのインストールを続行できません。
重要: NetWare(R)サーバの場合は、DNS名にアンダースコアを使用できません。単語の区切り文字としてアンダースコアの代わりにダッシュを使用することをお勧めします。
インストールの際に、有効なIPアドレスを取得するには3つの方法があります。これらのいずれか1つの方法を、DNS名を取得するために使用することもできます。これらのいずれか1つまたはすべての方法を、サーバを選択するために使用することができます。次の3つの方法があります。
[List]: 証明書の署名を必要とするサーバの個別のIPアドレスまたはDNS名、あるいはサーバの有効なIPアドレスまたはDNS名を含むファイル名を入力できます。
[Wildcard]: ワイルドカード文字を使用してサーバのリストを構築できます。アスタリスク(*)はIPアドレスフィールドの0〜999の数値を表します。疑問符(?)はIPアドレス番号の任意の1文字(0〜9)を表します。
上の各オプションの詳細については、インストール手順で示します。
重要: サーバ間通信セキュリティのインストールウィザードでは、入力したIPアドレスが有効かどうかは確認されません。このウィザードは、IPアドレスに一致する各コンピュータについて証明書に署名するときに使用するアドレスのリストを構築するだけです。IPアドレスが無効である(使用しているワークステーションからアクセスできない)場合は、そのIPアドレスに対してエラーが発行されます。証明書の署名エラーを受け取らないようにするために、どのアドレスが有効かを把握する必要があります。インストールプログラムでは、インストールを中断して接続問題を解決するか、単にエラーをインストールログに書き込んで後で対処するかを選択することができます。
サーバ間通信セキュリティのインストールに進みます。