eBMoxログの記録はインフラストラクチャモジュールで、DSBackup、DSMerge、DSRepairなどの、すべてのeMTool(eDirectory Management Tool)のイベントを記録します。このリリースで提供されているログファイルは1つだけです。このログファイルに、すべてのeMToolの操作が記録されます。
eMBoxログの記録は、クライアントログサービスとは異なります。クライアントログサービスは、eMBoxクライアントを実行する際に、ログファイルを指定することで提供されるものです(たとえば、eMBoxクライアントコマンドで「-l mylogfile.txt」と指定する場合、またはiManagerでログファイル名として「mylogfile.txt」を入力する場合です)。現在、eMBoxログの記録はeMBoxが実行するタスクに対するすべてのサーバメッセージを記録し、その内容は詳細なものです。これに対して、クライアントログサービスではクライアントメッセージおよびクライアントに送信されたメッセージが記録され、進捗状況の概要がレポートされます。
ログの記録は非同期で実行され、デフォルトではすべての操作が記録されます。
このリリースのeMBoxログの記録には、次の機能があります。
デフォルトでは、ログファイルはeDirectoryがインストールされたディレクトリ内のembox\logディレクトリに作成されます。
最大ファイルサイズは8MBです。
すべての新しいメッセージをログファイルに追加するか、または既存のログファイルを上書きするかを選択できます。デフォルトでは、追加のオプションが指定されています。
デフォルトでは、eMBoxが起動するとログの記録は開始モードになります。停止モードの間は、メッセージは記録されません。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
次の表に、eMBoxログの記録コマンドラインクライアントのオプションを示します。
Novell iManagerで、[役割およびタスク]ボタンをクリックします。
[eDirectoryの保守]ユーティリティ>[ログファイル]の順にクリックします。
ログファイル操作を実行するサーバを指定してから、[次へ]をクリックします。
サーバへの認証を行ってから、[次へ]をクリックします。
実行するログファイル操作を選択します。
詳細については、[ヘルプ]をクリックしてください