環境設定ユーティリティ

このセクションでは、次のeDirectory環境設定ユーティリティの使用法について説明します。


ndsconfigユーティリティ

ndsconfigユーティリティを使用して、eDirectoryを設定できます。このユーティリティは、既存のツリーにeDirectoryレプリカサーバを追加するときや新しいツリーを作成するときにも使用できます。詳細については、「ndsconfigユーティリティを使用して、eDirectoryレプリカサーバを追加または削除する」を参照してください。

注:  NCPTMサーバに、ネットワーク内で固有の名前が付けられていることを確認してください。

インストールされているコンポーネントの現在の設定を変更するには、次の構文を使用します。

ndsconfig {set value_list | get [parameter_list] | get help [parameter_list]}

ndsconfigのパラメータの説明については、「ndsconfigユーティリティパラメータ」を参照してください。


ldapconfigユーティリティを使用して、LDAPサーバオブジェクトおよびLDAPグループオブジェクトを設定する

Linux、Solaris、AIX、およびHP-UX システム上でLADPサーバオブジェクトおよびLDAPグループオブジェクトの属性を変更、表示、およびリフレッシュするときには、LDAP環境設定ユティリティldapconfigを使用できます。

詳細については、『Novell eDirectory 8.8管理ガイド』の「LinuxおよびUNIXのldapconfigを使用する」を参照してください。


nmasinstユーティリティを使用して、Novell Modular Authentication Serviceを設定する

eDirectory 8.8のデフォルトでは、ndsconfigを使用してNMASを設定します。Linux、Solaris、AIX、およびHP-UXシステムでは、nmasinstユーティリティを使用して、NMASを設定することもできます。

NdsconfigはNMASを設定するためだけに使用するもので、ログインメソッドのインストールは行いません。これらのログインメソッドをインストールするには、nmasinstを使用できます。詳細については、「nmasinstユーティリティを使用してNMASを設定する 」を参照してください。