1.3 タブレットデバイスのGroupWise WebAccessインタフェースのナビゲーション

タブレットデバイス用GroupWise WebAccessインタフェースは、メールボックスおよびカレンダ情報にすばやくアクセスできるよう設計されています。以降の項では、インタフェースをナビゲートして目的のタスクを簡単に実行する方法を説明します。

1.3.1 メールボックスの操作

タブレットのWebブラウザからGroupWiseにログインすると、メールボックスが表示されます。

図 1-1 メールボックス

項目リスト: 左側のペインの項目リストには、メールボックス内の現在の項目が表示されます。このメールボックスは、新しい項目を受信すると自動リフレッシュされます。スクロールして、リスト内のすべての項目を表示できます。項目をタップすると、右側の項目ビューに項目を表示できます。1つ以上の項目を選択した場合、選択バーが表示され、項目の削除、未読または既読のマーク、他のフォルダへの移行などの作業を実行できます。

項目リストの上部にあるツールバーで、次の操作を実行できます。

  • をタップして、フォルダリストにアクセスします。メールボックスは、電子メール項目を表示して管理するために使用できる多数のフォルダのうちの1つです。フォルダリストを使用して、送信項目、進行中の仕事、未開封項目、ごみ箱など、その他のフォルダにアクセスできます。詳細については、フォルダリストの操作を参照してください。

  • をタップしてメールボックスを更新し、新しく受信した項目を表示します。

  • をタップして、新しいメールメッセージ、タスク、アポイント、メモを作成します。

項目ビュー: 右側のパネルの項目ビューには、項目リストで選択された項目の内容が表示されます。

項目ビューの上部にあるツールバーでは、表示された項目に対して操作を実行できます。実行できる操作は、現在表示している項目の種類によって異なります。

  • をタップして、返信操作にアクセスします。

  • をタップして、その他のすべての操作にアクセスします。

  • をタップして、表示領域のサイズを拡大します。

クイックアクセスバー クイックアクセスバーは、画面下部にあります。次のリンクがあります。

  • メール: メールボックスまたは最後に開いたフォルダ(送信項目、進行中の仕事、未開封項目、ごみ箱など)を表示します。

  • カレンダ: カレンダを表示します。カレンダを使用して、アポイント、タスク、メモなど、日付に依存する項目を表示できます。

  • 検索: 項目の検索に使用できる検索機能を表示します。

  • 詳細: GroupWise バージョンの確認、ヘルプのアクセス、ログアウトを行えます。

  • 前へおよび次へ: 項目リスト内の項目をスクロールできます。

1.3.2 フォルダリストの操作

メールボックスは、電子メール項目を表示して管理するために使用できる多数のフォルダのうちの1つです。フォルダリストを使用して、送信項目、進行中の仕事、未開封項目、ごみ箱など、その他のフォルダにアクセスできます。

フォルダリストにアクセスするには、メールボックスの項目リストツールバーのをタップします。

図 1-2 フォルダリスト

メールボックス: メールボックスは、最初にログインしたときに開くデフォルトのフォルダです。受信したすべての項目が表示されます。アポイント、タスク、メモを受信すると、メールボックスからカレンダに移動されます。拒否した項目はごみ箱に移動します。メールボックスの詳細については、メールボックスの操作を参照してください。

未開封項目: 未開封項目は、受信した項目で、まだ開封していないすべての項目が一覧されます。

送信項目: 送信項目には、送信したすべての項目が表示されます。送信した項目のプロパティを確認して、そのステータス(配達、開封など)を確認できます。

カレンダ: カレンダには、アポイント、メモ、タスクが表示されます。さまざまなカレンダビューオプションがあります。カレンダを開いた後、をタップして、表示するカレンダを選択できます。カレンダからフォルダリストに戻るには、クイックアクセスバーのメールボタンをタップして、フォルダボタンをタップします。カレンダの詳細については、カレンダの操作を参照してください。

タスクリスト: タスクリストには、まだ完了していない受信済み(または自分で作成した)タスクが含まれています。メッセージ、メモ、アポイントなど、その他の項目を追加して、希望する順序で並べ替えられます。

進行中の仕事: [進行中の仕事]には、作成を開始し、後で完了するために保存した電子メール項目が保存されています。メッセージは手動で保存する必要があります。自動保存機能はありません。

[キャビネット]: キャビネットには、パーソナルフォルダと共有フォルダがあります。パーソナルフォルダと共有フォルダを作成するには、GroupWise WindowsクライアントまたはGroupWise WebAccessをデスクトップブラウザで使用する必要があります。

ジャンクメール: [ジャンクメール] には、ジャンクメール処理によって隔離された電子メール項目が含まれます。フォルダは、ジャンクメール処理オプションが有効な場合にのみ表示されます。ジャンクメール処理を有効にするには、GroupWise WindowsクライアントまたはGroupWise WebAccessをデスクトップブラウザで使用する必要があります。

ジャンクメール処理が有効である間は、このフォルダは削除できません。ただし、フォルダの名前を変更したり、フォルダリスト内の別の場所にフォルダを移動することはできます。

ジャンクメールフォルダから項目を削除するには、フォルダを開いて項目を選択し、をタップします。

ごみ箱: ごみ箱には、削除されたメールメッセージ、アポイント、タスク、メモ、ドキュメントが保存されます。ごみ箱の中の項目は、ごみ箱が空にされるまで、表示したり、開いたり、メールボックスに戻したりできます。ごみ箱を空にすると、ごみ箱の中の項目はシステムから削除されます。

ごみ箱内のすべての項目を空にすることも、選択した項目だけを空にすることもできます。システム管理者が、定期的に自動でごみ箱を空にするよう設定している場合があります。

検索結果フォルダ 検索結果フォルダには、クエリの結果が表示されます。フォルダが開かれると、GroupWise はそのフォルダに定義されている検索条件を調べ、指定されている内容をすべて検索して、全検索結果を項目リストに表示します。検索結果フォルダの項目は、他のフォルダの項目と同様の方法で操作(項目を開く、転送する、移動する、または削除する)できますが、元の項目は検索されたフォルダ内に留まります。これは、項目を検索結果フォルダから移動または削除すると、その項目は項目リストから削除されますが、元の場所からは削除されません。次に検索結果フォルダを開くと、検索が実行され、その項目が再び表示されます。

未開封項目フォルダは、システムの検索結果フォルダの一例です。個人向けの検索結果フォルダを作成するには、GroupWise WindowsクライアントまたはGroupWise WebAccessをデスクトップブラウザで使用する必要があります。

1.3.3 カレンダの操作

アポイント、タスク、メモなどの一部の電子メール項目には、日付が関連付けられています。カレンダを使用して、このような日付に依存する項目の表示と管理を行えます。

カレンダにはフォルダリストからアクセスするか、または画面下部にあるクイックアクセスバーのカレンダアイコンをタップしてアクセスできます。

図 1-3 カレンダ

カレンダを開くと、アポイント、タスク、メモの週ビューが表示されます。次の操作を実行してカレンダを管理できます。

  • 項目をタップして、内容を表示する。

  • をタップして、カレンダ項目を更新する。

  • をタップして、新しいアポイント、タスク、ノートを作成する。

  • をタップして、表示するカレンダを選択する。

  • をタップして、表示するカレンダ項目(アポイント、タスク、メモ)を選択する。

  • をタップして日ビューに、をタップして週ビューに、をタップして月ビューに変更する。

  • 日付期間を囲む2本の矢印をタップして、前または次の期間を表示する。

  • をタップして、ビューを現在の日付にリセットする。