概要

eGuideを使用すると、ユーザが自分のWebブラウザからアクセスできる組織の個人情報ページを、eDirectoryTMの情報を使用して作成できます。

eGuideを設定して、eDirectoryに保存する情報を公開できます。

たとえば、デフォルトの状態でeGuideをNNLSにインストールすると、ユーザはシステム内にあるすべてのeDirectoryユーザオブジェクトの名前を検索できます。ユーザはeDirectoryに保存されている自分のユーザオブジェクトの詳細情報を表示できますが、変更することはできません。他のユーザオブジェクトにアクセスすると、そのオブジェクトに関連付けられている電子メールアドレス属性のみを表示できます。

eDirectoryに保存されている他のユーザの電話番号、オフィスの場所、役職などの情報を表示できるように、eGuideの設定を変更することができます。また、ユーザがeDirectoryに保存されている自分の情報を保守できるようにeGuideを設定することもできます。さらに、他のユーザがアクセスできるようにする情報をユーザが選択できるようにすることもできます。

Figure 10に、デフォルトでNNLS 1.0で利用できるeGuideの機能の概要を示します。

Figure 10
eGuideの動作