Pidginは、Novell Messengerを含む、さまざまなインスタントメッセージングネットワークを繋げることができるオープンソースプロジェクトです。PidginをNovell Messengerと併用すると、そのアクセスは、同じNovell Messengerネットワーク上に接続されているインスタントメッセージングの仲間や友達に制限されなくなります。たとえば、友達がMSN Messengerを使用している場合でも、Pidginを使用することによりNovell Messengerシステムを介してその友達とチャットすることができます。
Pidginに関してこの項で取り上げられていない詳細情報については、Pidgin Webサイトを参照してください。
Internetブラウザで、Pidgin Webサイトへのアドレスを入力します。
[ダウンロード]タブをクリックします。
コンピュータにインストールされているオペレーティングシステムをクリックします。
[ダウンロード]アイコンをクリックします。
[Save File (ファイルに保存)]をクリックします。
ファイルを保存するファイルシステムの場所をブラウズして、[保存]をクリックします。
pidgin.exeファイルを保存した場所に移動してそのファイルをダブルクリックし、[実行]をクリックします。
目的の言語を選択して、[OK]をクリックします。
これにより、Pidginセットアップウィザードが起動します。
ウィザードのようこそ画面で、[次へ]をクリックします。
[次へ]をクリックして、ライセンス契約を受け入れます。
インストールするコンポーネントを選択し、[次へ]をクリックします。
不明な場合は、何も選択しないでください。この場合、デフォルトのオプションのみがインストールされます。
Pidginでは、ご使用のコンピュータにGTK (Graphical Took Kit)をインストールされていることが要求されます。ご使用のコンピュータにまだGTKがインストールされていない場合は、PidginセットアップウィザードによりGTKがインストールされます。
GTKをインストールする必要がある場合は、インストールする場所をブラウズして、[次へ]をクリックします。
Pidginをインストールする場所をブラウズして、[次へ]をクリックします。
インストールが完了したら、[次へ]をクリックします。
[Run Pidgin (Pidginを実行)]を選択して、[終了]をクリックします。
Pidginがインストールされたら、設定する必要があります。
[Welcome to Pidgin (Pidginへようこそ)]ページで、[追加]をクリックします。
[Add Account (アカウントの追加)]ページが表示されます。
[プロトコル]フィールドで、ドロップダウン矢印をクリックし、[GroupWise]をクリックします。
[ユーザ名]フィールドで、Messengerユーザ名を入力します。
[パスワード]フィールドで、Messengerパスワードを入力します。
[詳細]タブをクリックします。
[サーバアドレス]および[サーバポート]フィールドで、Novell Messengerシステムで使用するサーバアドレスとサーバポートを入力します。
サーバアドレスとポート番号がわかっている場合は、該当するフィールドに情報を入力して、ステップ 7にスキップします。サーバアドレスとポート番号が不明な場合は、次の手順を実行します。
Novell Messengerを起動します。
Novell Messengerツールバーで、[ヘルプ]>[Novell Messengerについて]の順にクリックします。
Novell Messengerサーバのサーバアドレスとサーバポートが一覧表示されます。
[保存]をクリックします。
[アカウント]ウインドウで、GroupWiseアカウントを選択します。
[受諾]をクリックして、Novell Messengerサーバから証明書を受諾します。
証明書を受諾した後、Pidginアプリケーションを介してNovell Messengerサーバにログインすると、Messengerの連絡先にインスタントメッセージを送信できるようになるはずです。
Novell Messenger以外のインスタントメッセージングクライアントを使用しているユーザにメッセージを送信するには、Pidginでこれらの個々のクライアントを設定する必要があります。具体的な方法については、他のインスタントメッセージシステムを設定するを参照してください。
[アカウント]ページで、[追加]をクリックします。
[プロトコル]フィールドで、ドロップダウン矢印をクリックし、通信相手のインスタントメッセージングサービスをクリックします。たとえば、Yahooアカウントを持っているユーザにメッセージを送信する場合は、[Yahoo]をクリックします。
ユーザは、通信相手のメッセンジャーサービスの有効なアカウントを持っている必要があります。たとえば、アカウントのリストにYahooを追加する場合、Yahooのアカウントを持っている必要があります。
[ユーザ名]フィールドで、メッセンジャーサービスに対してすでに設定済みのユーザ名を入力します。
[パスワード]フィールドで、ユーザ名に関連付けられているパスワードを入力します。
[保存]をクリックします。
メンバーリストツールバーから、[Buddies (メンバー)]>[Add Buddy (メンバーの追加)]の順にクリックします。
ドロップダウンリストから、追加する連絡先が登録されているメッセンジャーサービスを選択します。
[Buddy’s username (メンバーのユーザ名)]フィールドで、登録先のネットワークに関連付けられている連絡先のユーザ名を入力します。
たとえば、Yahooのアカウントを持つ連絡先を追加するときに、連絡先の電子メールアドレスがJim75@yahoo.comである場合、[Buddy’s username (メンバーのユーザ名)]フィールドに、「Jim75」と入力します。
(オプション)[Alias (別名)]フィールドで、連絡先の名前を入力します。
[Add buddy to group (グループへのメンバーの追加)]フィールドで、ドロップダウンリストをクリックし、連絡先を追加するカテゴリをクリックします。
この機能は、連絡先を整理するのに役立ちます。
[Add (追加)]をクリックします。