E.3 監視サービス環境設定

E.3.1 PlateSpin Reconクライアントを通じた監視サービス環境設定パラメータの微調整

  1. PlateSpin Reconクライアントで、[Tools]メニューをクリックします。

  2. <Ctrl>キーを押しながら[Options]をクリックします。

    [Options]ダイアログボックスの[Server]ページが、デフォルトで表示されます。

  3. Monitoring Service]カテゴリで、環境設定パラメータの値を次の表の推奨どおりに微調整します:

    環境設定パラメータ

    説明

    デフォルト値

    推奨

    Sample Interval

    リモートマシンからデータの後続サンプリングが行われるまでの時間間隔を示します。

    5分

    サンプル間隔の値を増加させてください。

    Burst Samples

    サンプル間隔ごとに収集されるデータサンプルの数を示します。

    3

    バーストの値を減少させてください。

    Burst Interval

    バーストサンプル間の時間を示します。

    20秒

    間隔を60秒まで増加させてください。

    Cache service Interval

    収集されたデータを監視データベースに対してコミットする時間間隔を示します。

    1分

    間隔を2分まで増加させてください。

E.3.2 監視サービス環境設定ファイルにおける監視サービス環境設定パラメータの微調整

  1. PlateSpin Recon 3.7.2サーバで、テキストエディタを使用して、PlatespinRecon3.7.2_Server_installation_directory\Services\Monitoring\PlateSpin.Monitoring.Service.exe.configファイルを開きます。

  2. 環境設定パラメータの値を次の表の推奨どおりに変更します:

    環境設定パラメータ

    説明

    デフォルト値

    推奨

    ConnectionThreadMaxNumber

    可能なパラレル接続の数を示します。

    400

    デフォルト値は500台のマシンに適切です。500台を超えるマシンを監視する際にスレッド実行タイムアウトに関する問題が発生した場合は、この値を300に変更してください。

    CacheServiceChunkSize

    Historyテーブルへ挿入される、トランザクションごとのレコードの数を示します。

    4000

    500台を超えるマシンを監視する場合は、この値を2000に変更してください。 これにより、Historyテーブルへのデータ挿入における遅延が短くなります。

    QUEUEPRUNNINGFACTOR

    このパラメータの値をSample Intervalパラメータの値で乗算すると、キューからの古い要求をパージする時間間隔が決定されます。

    3分

    デフォルトでは、キューからの古い要求をパージする時間間隔は、15分(3分 * 5分 = 15分)です。

    パフォーマンスを向上させるために10分より古い要求が削除されるようにするには、このパラメータの値を2に変更してください。

  3. PlateSpin Reconの監視サービスを再起動します。