A.8 2009年5月21日

次の節が更新されました。変更内容は次のとおりです。

A.8.1 マルチパスI/Oの管理

場所

変更

マルチパス処理用に自動検出されるストレージアレイ

IBM zSeriesデバイスをマルチパス処理でテストした結果、dev_loss_tmoパラメータを90秒に、fast_io_fail_tmoパラメータを5秒に設定する必要があることわかりました。zSeriesデバイスをご使用の場合は、手動で/etc/multipath.confファイルの作成と設定を行い、値を指定する必要があります。詳細については、/etc/multipath.conf内のzSeriesのデフォルト設定を参照してください。

セクション 7.3.1, デバイスマッパーマルチパスモジュール

マルチパス処理は、SUSE Linux Enterprise Server 11以降の/bootデバイスに対してサポートされています。

/etc/multipath.conf内のzSeriesのデフォルト設定

このセクションは新たに追加されました。

セクション 7.8, ルートデバイスのマルチパスI/Oの設定

SUSE Linux Enterprise Server 11では、/bootおよび/root用のDM-MPがサポート、および提供されるようになりました。