nssoSingleSignonコンテナオブジェクトは、Novell Directory Services(R) (NDS(R))内の[ROOT]以外の任意の場所に置くことができます。nssoSingleSignonコンテナオブジェクトは、影響を与えるユーザのコンテキストと同じ階層または上の階層に置くことを推奨します。デフォルトの検索動作を使用して、ツリー内のユーザのコンテキストと同じ階層または上の階層にSingle Sign-onオブジェクトを置きます。Single Sign-onオブジェクトの設定は、オブジェクトが置かれているコンテキストと同じ階層または上の階層に存在するすべてのユーザに適用されます。
たとえばCN=Pat.OU=Sales.O=Acmeというユーザ名をNovell Single Sign-onで管理します。SalesまたはAcmeコンテナオブジェクトにあるNDSツリーにnssoSingleSignonオブジェクトを置きます。Sales Organizational UnitコンテナオブジェクトにnssoSingleSignonオブジェクトを置くと、Sales内のすべてのユーザが影響を受けます。Acme OrganizationオブジェクトにnssoSingleSignonオブジェクトを置くと、その中に別のnssoSingleSignonオブジェクトが存在しない限り、Sales内のユーザが影響を受けます。
通常、1つのコンテナに1つのnssoSingleSignonオブジェクトを置きます。ただし、追加のnssoSingleSignonオブジェクトを作成および割り当てることにより、ユーザグループの設定をカスタマイズすることができます。
v-GO* for Novell Single Sign-onを使用するとき、すべてのNovell for Single Sign-onユーザがv-GO for Novell Single Sign-onにアクセスします。したがって、ユーザごとにライセンスが必要です。一部のユーザのみが完全版のv-GOを使用する場合は、Novell Single Sign-onユーザとv-GO for Novell Single Sign-onユーザを別のコンテナに分ける必要があります。
