26.2 別のMS SQLデータベースから移動されたデータが含まれている新しいMS SQLデータベースを指すように、ZENworksサーバを設定する

あるMS SQLデータベースから別のMS SQLデータベースにデータを移動する場合、新しいMS SQLデータベースを指すようにZENworksサーバを設定する必要があります。

次のセクションでは、詳細情報について説明します。

26.2.1 データの移動の準備

新しいMS SQLデータベースを指すようにサーバを設定する前に、次の操作を行います。

  • ZENworks 10 Configuration Managementが、MS SQLデータベースとともに、(WindowsまたはLinux上に)インストールされていることを確認します。このデータベースから、別のMS SQLデータベースにデータがマイグレートされました。このデバイがMSDB1と呼ばれているとします。

  • MS SQLデータベースがインストールされている別のWindowsデバイスがあるようにしてください。このデバイがMSDB2と呼ばれているとします。MS SQLデータベースのインストール方法の詳細については、『ZENworks 10 Configuration Managementインストールガイド』の「外部ZENworksデータベースのインストール」を参照してください。

  • MSDB1からMSDB2へのデータの移動データの移動の詳細については、MS SQLデータベースのマニュアルを参照してください。

26.2.2 新しいMS SQLデータベースを指すようにZENworksサーバを設定する

新しいデータベース(MSDB2)を指すようにZENworksサーバを設定するには、次の手順に従います。

  1. MSDB1デバイスで、zdm.xml (Windowsの場合はZENworks_installation_path\conf\datamodel、Linuxの場合は/etc/opt/novell/zenworks/datamodelにあります)を編集し、次の操作を行います。

    • Portエントリキーの値が、MS SQLデータベースが実行されているポート番号であることを確認してください。

    • Serverエントリキーの値を、MSDB2デバイスのIPアドレスに設定します。

    • Databaseエントリキーの値を、MSDB2デバイスのデータベースディレクトリのパスに設定します。

  2. MSDB1デバイスで、ZENworksサービスを再起動します。

    • Windowsの場合: 次を実行します。

      1. Windowsデスクトップの[スタート]メニューで、[設定]>[コントロールパネル]の順にクリックします。

      2. 管理ツール]>[サービス]の順にダブルクリックします。

      3. Novell ZENworksサーバ]、[Novell ZENworks Services Monitor]、および[Novell ZENworksエージェントサービス]のサービスを開始します。

    • Linuxの場合: コンソールのプロンプトで、次のコマンドを入力します。

      • /etc/init.d/./novell-zenmntr restart

      • /etc/init.d/./novell-zenserver restart

      • /etc/init.d/./novell-zenloader restart