3.2 Linux管理対象デバイスからのZENworksのアンインストール

  1. コンソールプロンプトで次のコマンドを入力して、アンインストールプログラムを起動します。

    /opt/novell/zenworks/bin/novell-zenworks-xplat-uninstall

  2. ロケール番号を入力して、アンインストールプログラムを実行したいロケール(言語)を選択するか、<Enter>を押してデフォルトのロケール(英語)をそのまま使用します。

    ヒント:どのプロンプトでも、デフォルト値をそのまま使用する場合は<Enter>を押します。

  3. 概要テキストを読み、<Enter>を押します。

  4. [アンインストールのタイプ]画面で、実行するアンインストールのタイプを選択して、<Enter>を押します。

    • ゾーンからの登録解除とアンインストール: ZENworksソフトウェアをアンインストールしてZENworks管理ゾーンからデバイスを登録解除する場合、このオプションを選択します。デバイスを登録解除すると、デバイスオブジェクト、およびゾーン内にあるそのオブジェクトへの参照はすべて削除されます。

    • ローカルアンインストールのみ: ZENworksソフトウェアはアンインストールするものの、デバイスはゾーンに登録したままにする場合、このオプションを選択します。

      Agentソフトウェアのローカルアンインストールを実行するには、ZENworksコントロールセンターでデバイスに対してAllow users to uninstall the ZENworks Agentオプションを有効にする必要があります。有効にしない場合、ローカルアンインストールに失敗します。

      このオプションは、ゾーンレベル(環境設定>管理ゾーンの設定>デバイス管理>ZENworksエージェント>エージェントセキュリティ)、フォルダレベル(デバイス>管理対象>フォルダ詳細>設定>デバイス管理>ZENworksエージェント>エージェントセキュリティ)、またはデバイスレベル(デバイス>デバイス>設定>デバイス管理>ZENworksエージェント>エージェントセキュリティ)で設定されています。

  5. ローカルアンインストールのみを選択した場合は、ステップ 6までスキップします。選択していない場合は、ZENworksソフトウェアのアンインストール後にZENworks管理ゾーンに接続してデバイスを登録解除するのに必要な情報を入力する必要があります。

    1. ZENworksプライマリサーバのIPアドレスまたはDNSを指定して、<Enter>を押します。

      ポート番号は、プライマリサーバがデフォルト(443)を使用していない場合にのみ指定する必要があります。

    2. プライマリサーバのポート番号を指定して、<Enter>を押します。デフォルトポート(443)を使用する場合は、単に<Enter>を押します。

    3. デバイスを登録解除する権利を持つZENworks管理者アカウントのユーザ名を指定して、<Enter>を押します。Administratorアカウントを使用する場合は、単に<Enter>を押します。

    4. ZENworks管理者アカウントのパスワードを指定して、<Enter>を押します。

  6. [概要]画面で詳細を確認し、<Enter>を押してアンインストールプロセスを開始するか、「Back」と入力して前の画面でアンインストールオプションを変更します。

  7. アンインストールが完了したら、<Enter>を押してアンインストールプログラムを終了します。

    アンインストールが正常に完了すると、次の状態になります。

    • ZENworks Agentソフトウェアがアンインストールされる。

    • すべてのZENworks関連RPMがデバイスから削除される。

    • ゾーンからの登録解除とアンインストールオプションを使用した場合、ZENworks管理ゾーンからデバイスオブジェクトが削除される。これはZENworksコントロールセンターで確認できます(デバイスタブ>管理対象タブ>サーバフォルダ)。

    アンインストールに失敗した場合は、次のログファイルを参照してください。

    • /var/opt/novell/log/zenworks/ZENworks_XPlat_Agent_Uninstall_<date>.log.xml

    • /tmp/err.log