A.0 ZENworks Reportingのトラブルシューティング

次の各項では、ZENworks Reportingの使用時に発生する可能性がある問題の解決方法を示します。

CSV形式でエクスポートされるとアドホックチャートレポートが破損する

ソース: ZENworks Reporting
説明: CSVはテキスト形式のみをサポートするため、アドホックチャートがCSV形式でエクスポートされると破損したレポートが生成されます。
アクション: アドホックチャートを他の形式でエクスポートします

[Sample Data (サンプルデータ)]または[Full Data (フルデータ)]機能を使用してアドホックビューを作成する際に数分かかる場合がある

ソース: ZENworks Reporting.
説明: アドホックビューを作成する際に、Sample Data (サンプルデータ)またはFull Data (フルデータ)機能を使用した場合、ビュー(列、グループ、およびフィルタ)にフィールドを追加するたびに、データベースクエリが実行され、これに数分間要する場合があります。
アクション: No Data (データなし)機能を使用してアドホックビューを作成し、パフォーマンスを向上します。ビューを設計した後で、Sample Data (サンプルデータ)またはFull Data (フルデータ)機能に切り替えて、期待する結果を表示できます。

ZENworksのスケジュールされたレポートでエラーメッセージが表示される

ソース: ZENworks Reporting.
説明: メッセージの長さが1,000文字を超える場合、電子メールを送信できません。
アクション: security.propertiesファイルのmailNotification.messageTextのデフォルトの長さを次のように増やします。
  1. 次のパスに移動します。

    • Windowsの場合: %ZRS_HOME%\js\apache-tomcat\webapps\jasperserver-pro\WEB-INF\classes\esapi

    • Linuxの場合: /opt/novell/zenworks-reporting/js/apache-tomcat/webapps/jasperserver-pro/WEB-INF/classes/espai

  2. security.propertiesファイルをバックアップします。

  3. security.propertiesファイルを開きます。

  4. mailNotification.messageText=AlphaDot,AlphaNumPunctuation,1000,true,mailNotification.messageText-ViewRepository_Schedule_OutputSettings_contextを検索し、必要な値で置き換えます。デフォルトのテキスト値を変更したら(例: 1,000から5,000)、次回の検索から、変更した値を指定して検索します。

  5. ZENworks Reportingサービスを再起動します。

RTFファイル形式でレポートをエクスポートすると、レポートが期待どおりに動作しない場合がある

ソース: ZENworks Reporting
説明: RTFファイル形式でレポートをエクスポートすると、レポートが期待どおりにエクスポートされない場合があります。
アクション: PDFファイル形式またはExcelファイル形式を使用してレポートをエクスポートします。

ZENworksのアップグレード時にレポートが生成されない

ソース: ZENworks Reporting
説明: ZENworksのアップグレード後に、マイグレーションプロセスがバックグラウンドで実行され、そのときにレポートを実行する場合、それらの特定のテーブルに関連するレポート(ステータス関連のレポートなど)でCPUの使用率が100%となり、レポートが生成されません。
アクション: データマイグレーションの完了後にレポートを生成します。

データマイグレーションのステータスを確認するには、次のクエリを使用します。

  1. zopaquedataからデータを選択します。ここで、name= 'com.microfocus.contentsync.pending.records.created'

    DATA = "TRUE"の場合

  2. zopaquedata からデータを選択します。ここで、name= 'migrate.old.status.data.execution.status'

    DATA = "S"の場合。クエリがDATA = "TRUE"およびDATA = "S"の場合、データマイグレーションは成功しています。