zman (1)

Name

zman - Asset Management、Configuration Management、Endpoint Security Management、およびFull Disk EncryptionといったMicro Focus ZENworks製品を管理するためのコマンドラインインタフェース。

説明

zmanコマンドラインインタフェースからは、ZENworksのほとんどの管理操作にすばやくアクセスできます。zmanコマンドをスクリプトで使用することで、多数のZENworks管理タスクを自動化できます。

以降のセクションでは、ZENworks 製品用に提供されるすべてのコマンドについての情報を提供します。コマンドは、次の例外を除き、すべての製品に適用されます。

  • ZENworks Asset Managementのコマンド: ZENworks Asset Managementにのみ適用されます。

  • ZENworksバンドルのコマンド: ZENworks Configuration Managementにのみ適用されます。

  • ZENworksイメージングのコマンド: ZENworks Configuration Managementにのみ適用されます。

  • ZENworks Endpoint Security Managementのコマンド: ZENworks Endpoint Security Managementにのみ適用されます。

  • ZENworks Full Disk Encryptionのコマンド: ZENworks Full Disk Encryptionにのみ適用されます。

構文

zman <カテゴリ>-<コマンド> [-オプション] [引数]

通常は、zmanコマンドには、短い形式と長い形式があります。長い形式は、カテゴリ-アクションの形式で構成されます。たとえば、コマンドregistration-listは、登録フォルダ内の登録すべてを一覧表示します。多くのコマンドがありますが、コマンドはカテゴリ(ワークステーション、サーバ、バンドル、ポリシー、管理者、登録など)ごとにまとめられており、これらに対して実行するアクション(リスト、作成、変更、削除)のほとんどは一般的なものであるため、ほとんどのコマンドは覚えやすいものばかりです。

各コマンドの短縮形では、長い形式の各単語の1文字を使用します。つまり、admin-listの短縮形は、alになります。このルールには、短い名前の固有性を保持するために、いくつか例外があります。たとえば、bcbundle-createの短い形式で、bcpは、bundle-copyの短い形式です。

コマンドは、オプションと引数を取ります。オプションは、コマンドのどこででも指定できます。引数は位置に依存します。

オプション

オプションには、スイッチオプションとフラグ付きオプションの2つのタイプがあります。どちらのオプションにも、短い形式と長い形式があります。短い形式の前には、1つのハイフンがあり、長い形式の前には、2つのハイフンがあります。たとえば、-nと--namefilterはそれぞれフラグ付きオプションの短い形式と長い形式で、bundle-listコマンドの結果の表示を名前でフィルタする場合に使用します。

スイッチ: 値を取らないパラメータです。存在するだけで意味を持ちます。たとえば、bundle-listで-recursiveスイッチを指定すると、サブフォルダの内容も表示するように指示したことになります。

フラグされたオプション: このパラメータは、オプションの値を設定するために使用されます。値は、オプションの短いフラグまたは長いフラグの後にスペースまたは等号記号を付けて指定します。例: zman bundle-list -namefilter "bundle*" -r

引数

コマンドの引数は通常、コマンド自体と同じ順序で並べます。たとえば、server-add-bundleの場合、サーバを最初に、バンドルを2番目に指定します。

使用方法

このセクションでは、一般的なコマンド形式と規則について説明しています。

管理者

zmanのすべてのアクションは、管理者のアクセス制限によって管理されています。最初のインストール中に作成された最初の管理者アカウントは、すべてのオブジェクトに対する権限を持ちます。作成する追加の管理者アカウントには、デフォルトで読み取り専用権限が与えられています。これらのアカウントには、管理するオブジェクトに対する権限が明示的に与えられている必要があります。

ヘルプ

zmanコマンドラインインタフェースには複数レベルのヘルプが用意されています。スクロール可能な出力の場合は、オペレーティングシステムネイティブのmoreコマンドを使用してヘルプをパイプラインします。

  • 一番上のレベルでは、zmanで使用可能なカテゴリのコマンドすべてとコマンドのグローバルオプションが一覧表示されます。

    例: zman

  • すべてのカテゴリレベルで、zmanで使用可能なコマンドすべてがカテゴリ(ワークステーション、サーバ、バンドル、ポリシーなど)別に整理されて一覧表示されます。

    例: zman -h

  • 各カテゴリでは、そのカテゴリだけで使用可能なコマンドが一覧表示されます。

    例: zman policy /?

  • 各コマンドレベルでは、特定のコマンドの使用法、詳しいヘルプ、および例が提供されます。

    例: zman policy-list --help

  • -h、および--helpは、使用可能なさまざまなヘルプオプションを表します。

フォルダ

フォルダ引数を取るコマンドに対してフォルダが指定されていない場合、コマンドはルートフォルダをターゲットにします。フォルダパスを指定するには、スラッシュ(/)で区別されるルートからの各フォルダを一覧表示します。たとえば、ルートにfolder1という名前のフォルダがあり、そのフォルダの中にsubfolder1という名前のサブフォルダがある場合、このフォルダをfolder1/subfolder1として参照します。指定した各フォルダは、すでに存在する必要があります。

必須の引数とオプションの引数

括弧( )で囲まれた引数は必須で、角括弧[ ]で囲まれた引数はオプションです。

省略記号(...)

省略記号は、コマンドが最後の引数タイプのエントリを複数受け入れることを示します。引数は、コマンドに応じてスペースまたはカンマで区切る必要があります。例を次に示します。

zman server-add-bundle [オプション] (サーバ) (バンドル) [...]

この省略記号は、server-add-bundleが複数のバンドルを受け入れることができることを示しています。コマンドレベルのヘルプでは、複数エントリの引数ヘルプは、より明確に[(バンドル) (バンドル) ... (バンドル)]として指定されます。

最後の引数のエントリを複数持つすべてのコマンドには、-f|--folderオプションもあります。このオプションは、その引数のすべての項目が同じフォルダ内にある場合に便利です。項目のパスは、このフォルダパスを基準にして相対的に計算されます。例を次に示します。

zman server-add-bundle サーバ1 バンドルフォルダ/バンドル1 バンドルフォルダ/バンドル2

これは次のようにも指定できます。

zman server-add-bundle サーバ バンドル1 バンドル2 --フォルダ バンドルフォルダ

ZENworksオブジェクトのパス

必要な引数がZENworksオブジェクトのパスである場合、コマンドヘルプで絶対パスを入力するように指定されていない限り、パスはオブジェクトのルートフォルダを基準とし、スラッシュ(/)で区切った相対パスとして指定する必要があります。例を次に示します。

zman server-add-bundle サーバフォルダ/サーバ バンドルフォルダ/バンドル1

引数の絶対パスは次のようになります。

/デバイス/サーバ/サーバフォルダ/サーバおよび/バンドル/バンドルフォルダ/バンドル1

ファイルへのオブジェクトのエクスポート

bundle-export-to-filepolicy-export-to-file、およびsettings-export-to-fileなどのzmanコマンドを使用すれば、それぞれバンドル、ポリシー、および設定の定義を、指定したファイルにXMLフォーマットでエクスポートすることができます。ファイルは、指定された名前とファイル拡張子で作成されます。ファイル拡張子を指定しなかった場合には、デフォルトで.xml拡張子が追加されます。これらのファイルを使用して、バンドル、ポリシー、および設定を作成することができます。

zmanサービス

zmanをサービスとして実行できるようになりました。zmanをサービスとして実行するとzmanコマンドがサービスモードで実行され、コマンドの実行時間を短縮できます。

zmanサービスコマンドは、シェルカテゴリ内で次のようにグループ化されています。

zman shell-start-as-service (ssas) [オプション]

zmanサービスを開始します。

次のオプションを受け入れます。

  • -sまたは--servicePort: zmanサーバが実行するポートを指定します。デフォルトポートは2020です。
zman shell-stop-service (sss)

zmanサービスを停止します。

zman shell-status (ssts)

zmanサービスの状態を表示します。

zmanコマンドをサービスとして実行するには、次の操作を行う必要があります。

  • zmanサービスを開始する前に、zman admin-store-credential(asc)コマンドを実行して資格情報を保存します。zmanサービスは、保存された資格情報を使用して、zmanコマンドをサービスモードで実行します。

  • サービスモードでファイルパスが必要なzmanコマンドを実行する場合は、相対ファイルパスではなく、完全なファイルパスを指定する必要があります。デフォルトでは、作業ディレクトリは、zmanサービスが開始される場所に初期化されます。

  • zmanをサービスとして実行している場合、サーバでシステム更新が完了した後にサービスを再起動してください。

次のzmanコマンドは、zmanサービスが起動し、実行している場合でも、別のプロセスとして実行されます。

  • zman shell-stop-service(sss)
  • zman admin-create(ac)
  • zman admin-store-credential(asc)
  • zman certificate-authority-export(cae)
  • zman certificate-authority-import(cai)
  • zman zenserver-backup(zsb)
  • zman zenserver-restore(zsr)
  • zman zenserver-backup(zsb)zman zenserver-restore(zsr)は非推奨です。代わりに、zen-backup-restoreユーティリティを使用してZENworksサーバをバックアップまたは復元してください。

アセット管理コマンド

これらのコマンドを使用して購入レコードファイルをロードし、コンプライアンスエンジンを更新します。ZENworks Asset Managementにのみ適用されます。

asset-management-import-contract|amic (-f|--ファイル名=ファイルパス)

契約をファイルにインポートします。コマンドによって、ローダが処理するインポートタスクがキューに登録されます。その後、ローダがファイルから契約をロードします。

コマンドは非同期です。つまり、zmanはインポートの終了を待たずにすぐに戻ります。これはコマンドの実行に長時間かかることがあるためです。インポートの進行状況は、コマンドによって作成されるログファイルを表示することで確認できます。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --filename=[ファイルパス]: インポートするカンマ区切り(.csvまたは.txt)ファイルのフルパスを指定します。
asset-management-load-purchase-record (amlpr)

購入レコードファイルをロードします。Purchase Record Loaderは購入レコードファイルを検索して、プライマリサーバのZENWORKS_HOME/temp/PurchaseRecordImport/uploadedフォルダにロードします。ZENworksコントロールセンターからPurchase Record Loaderを使用したことがない場合は、このフォルダを作成する必要があります。

このコマンドは非同期です。つまり、zmanはコマンドの終了を待たずにすぐに戻ることを意味しています。これはコマンドの実行に長時間かかるためです。ZENworksコントロールセンターからこのプロセスのステータスを確認できます。

asset-management-refresh-compliance-data (amrcd)

ソフトウェアコンプライアンスエンジンを実行して、ソフトウェアライセンスコンプライアンスデータを更新します。

このコマンドは非同期です。つまり、zmanはコマンドの終了を待たずにすぐに戻ることを意味しています。これはコマンドの実行に長時間かかるためです。ZENworksコントロールセンターからこのプロセスのステータスを確認できます。

監査設定コマンド

監査環境設定の詳細のインポートとエクスポートに使用するコマンドです。監査コマンドは、長い形式ではaudit-から始まり、短い形式ではaから始まります。次のコマンドは、「グローバルオプション」のセクションに一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

audit-settings-export-to-file|asetf [-s|--source=ソースデバイスまたはデバイスフォルダのパス] [-a|--auditEventStatus=イベントステータス] [-t|--type=タイプ] [-e|--effective] (XMLファイルパス) [<設定名> <設定名>... <設定名>]

変更内容とエージェントの監査イベント設定を、ゾーンのXMLファイル、デバイスフォルダ、またはデバイスレベルにエクスポートします。

-s, --source=<ソースデバイスまたはデバイスフォルダのパス>: /Devicesに対する、設定がエクスポートされる元となるデバイスまたはデバイスフォルダの相対パスで、指定しない場合、設定は管理ゾーンレベルからエクスポートされます。

-a, --auditEventStatus=<イベントステータス>: enableddisabled、またはallからなるイベントステータス。デフォルトはallです。

-t, --type=<タイプ>:イベントタイプとして、AgentEventsChangeEvents、またはallを指定できます。デフォルト値はallです。

-e, --effective: 指定した場合、有効な設定が取得され、指定しない場合はソースパスで定義されていたり、無効になっている設定のみが取得されます。

(XMLファイルパス):設定データがXML形式で保存されるファイルです。ファイルが存在しない場合、新規ファイルが作成されます。

[設定名][...]:エクスポートする設定の名前。指定しない場合、すべての設定がエクスポートされます。指定した場合は有効な設定が取得され、そうでない場合はソースパスで定義または上書された設定のみが取得されます。

audit-settings-import-from-file (asiff)[オプション] (XMLファイルパス) [宛先デバイスまたはデバイスフォルダのパス][...]

変更内容とエージェントの監査イベント設定を、ゾーンのXMLファイル、デバイスフォルダ、またはデバイスレベルからインポートします。

(XMLファイルパス): エクスポートされた設定情報が含まれるXMLファイルです。audit-settings-export-to-file (asetf)を使用して、設定情報をXMLファイルにエクスポートします。

[宛先デバイスまたはデバイスフォルダのパス][...]: /Devicesに対する、設定を設定する必要があるデバイスまたはデバイスフォルダの相対パス。指定しない場合、設定は管理ゾーンレベルで設定されます。

管理者コマンド

これらのコマンドは、管理者アカウントの作成と管理に使用されます。管理者コマンドは、長い形式では admin-で始まり、短い形式ではaで始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

admin-clear-credential (acc)

admin-store-credentialコマンドを使用して、保存されたZENworksユーザ名とパスワードをクリアします。コマンドの実行終了後は常に、安全のために、保存された資格情報を削除することをお勧めします。

admin-create (ac) <管理者またはユーザ> [オプション]

ZENworks管理者アカウントを作成します。

(管理者またはユーザ) - 管理者の名前またはユーザソースのユーザのフルパス。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --fullname=[フルネーム] - ZENworks管理者のフルネーム。
  • -a, --assign-same-rights - このコマンドを実行する管理者と同じ権限を新しい管理者に与えます。

クリアテキストでパスワードを入力することを防ぐために、コマンドによって、管理者のパスワードを入力するようプロンプトが表示されます。管理者アカウントが特定のユーザに基づいている場合、ユーザソースで定義された資格情報と同じ資格情報が使用されるため、コマンドの使用時にパスワードの入力が求められることはありません。

admin-delete (ad) <ZENworks管理者名> [...]

ZENworks管理者アカウントを削除します。

(ZENworks管理者名) [...] - ZENworks 管理者の名前。引用符で囲む限り、ワイルドカード*を使用できます。オブジェクトを削除するのにワイルドカードを使用する場合は、注意します。

admin-list (al) [オプション]

ZENworks管理者アカウントすべてを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -n, --namefilter=[フィルタ文字列] - 指定した名前に一致する結果を表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
admin-list-roles (alr) <ZENworks管理者名> [オプション]

ZENworks管理者に割り当てられている役割を一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -l, --longnames - 権限の名前を表示します。デフォルトでは、権限名は省略形式で表示されます。
admin-rename (ar) <ZENworks管理者名> (新しい名前)

ZENworks管理者アカウントの名前を変更します。

admin-rights-delete (ard) <ZENworks管理者名> [オプション] [オブジェクトパス]

ZENworks管理者アカウントに割り当てられる権限を削除します。

[オブジェクトパス] [...] - スラッシュ(/)から始まるZENworksオブジェクトのフルパス。

次のオプションを受け入れます。

  • -c, --category=[権限カテゴリ] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman admin-rights-set --help | moreを実行します。
admin-rights-info (ari) <ZENworks管理者名> [オブジェクトパス] [オプション]

ZENworks管理者アカウントに割り当てられる権限を表示します。

[オブジェクトパス] [...] - スラッシュ(/)から始まるZENworksオブジェクトのフルパス。

次のオプションを受け入れます。

  • -c, --category=[権限カテゴリ] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman admin-rights-set --help | moreを実行します。
  • -e, --effective - 管理者の有効な権限を表示します。有効な権限には、管理者に割り当てられた役割から継承された権限が含まれます。このオプションが指定されない場合、管理者に直接割り当てられている権限が表示されます。
  • -l, --longnames - 権限の名前を表示します。デフォルトでは、権限名は省略形式で表示されます。

メモ:このコマンドは、管理者アカウントに割り当てられた権限を一覧表示します。ただし、管理者グループアカウントの権限を一覧表示する場合は、オブジェクトパスをコマンドに含めないでください。

admin-rights-set (ars) <ZENworks管理者名> [権限カテゴリ] [オブジェクトパス] [...] [オプション]

ZENworks管理者アカウントの権限を許可または却下します。

[権限カテゴリ] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman admin-rights-set --help | moreを実行します。

[オブジェクトパス] [...] - 権限を適用するZENworksオブジェクトのフルパスで、スラッシュ(/)で始まります。各権限カテゴリ内で権限を割り当てることができる、許可されているオブジェクトタイプのオブジェクトのルートフォルダを表示するには、zman admin-rights-modify --help | moreを実行します。

次のオプションを受け入れます。

  • -a、--allow=[権限 ][...] - 許可されている権限の長い名前または短い名前のカンマ区切りリスト。各カテゴリの権限を表示するには、zman admin-rights-set --help | moreを実行します。
  • -A, --assign-all - 権限カテゴリのすべての権限を許可します。
  • -d、--deny=[権限 ][...] - 拒否する権限の長い名前または短い名前のカンマ区切りリスト。各カテゴリの権限を表示するには、zman admin-rights-set --help | moreを実行します。
  • -D, --deny-all - 権限カテゴリのすべての権限を拒否します。
  • -f, --folder=[フォルダ名] - フォルダのフルパス。このオプションを指定すると、オブジェクトのパスは、このフォルダを基準とした相対パスとして決定されます。これは、同じフォルダで複数のオブジェクトを指定するために使用できます。
  • -H、--help - 使用可能な権限カテゴリに関する詳しいヘルプおよび各カテゴリ内の権限名の長い形式と短い形式を表示します。カテゴリ名を指定した場合、そのカテゴリに関するヘルプが提供されます。
admin-store-credential (asc) <ZENworks管理者名>

各コマンドに使用するZENworksユーザ名とパスワードを保存し、資格情報をコマンドごとに入力する必要がなくなります。資格情報はログインユーザのホームディレクトリに保存され、ログインユーザのためにのみ使用されます。Linuxでは、ユーザがホームディレクトリを持っていることを確認してください。他のZENworks管理者と同じマシンログインを共有している場合は、コマンドの実行が終了したら、admin-clear-credentialコマンドを使用して資格情報をクリアする必要があります。

割り当てコマンド

これらのコマンドは、ゾーン内のすべてのデバイスの割り当てを計算するために使用されます。割り当てコマンドは、長い形式ではassignments-から始まり、短い形式ではaから始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。

assignments-compute-effective-assignments (area)

ゾーン内のすべての管理対象デバイスに対して有効な割り当て計算を実行します。

assignments-bundle-status-recompute (absr)

ゾーン内のすべての管理対象デバイスに対してバンドル割り当てステータスを計算します。

バッチコマンド

バッチコマンドは、テキストファイルからzmanコマンドのリストを実行する場合に使用するユーティリティコマンドです。ZENworksへのログインは一度しか実行されず、すべてのコマンドごとに実行されるわけではないため、コマンドの実行が高速化されます。バッチコマンドは、長い形式ではbatch-から始まり、短い形式ではbから始まります。

このコマンドは、「グローバルオプション」のセクションに一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、コマンドと併せて一覧表示されている個々のオプションも受け入れます。

batch-execute (bex) (ファイルパス) [...] [オプション]

テキストファイルにあるzmanコマンドをバッチで実行します(Windowsのバッチファイルと混同しないこと)。

(ファイルパス) [...] - 実行するzmanコマンドを含むテキストファイルのパス。#remREM;、および//で始まる行はコメントとみなされ、処理されません。サンプルファイルは、BatchExecuteCommands.txtを参照してください:

Windowsの場合: %ZENSERVER_HOME%\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\batch

Linuxの場合: /opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/batch

次のオプションを受け入れます。

  • -e, --exit-on-failure - コマンドが部分的または全体的に失敗した場合、コマンドの実行を停止し終了します。複数の引数を取るコマンドが、1つ以上の引数を正常に処理できなかった場合、コマンドは部分的に失敗したとみなされます。たとえば、bundle-deleteの場合、引数の1つが見つからないか削除できないと、コマンドは部分的に失敗したとみなされます。デフォルトでは、ファイル内のコマンドは連続して実行され、失敗はチェックされません。

例:

  • zmanコマンドを複数のファイルで実行する場合:

    zman bex c:\filetxt c:\filetxt

    ファイルは入力順で実行されます。

  • zmanコマンドを複数のファイルで実行するが、コマンドに失敗した場合は終了する場合:

    zman bex /home/user1/file1 /home/user1/file2 -e

    ファイルは入力順で実行されます。

バンドルコマンド

バンドルの作成、変更、および管理を行うコマンドです。バンドルコマンドは、長い形式ではbundle-から始まり、短い形式ではbから始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。これらのコマンドはZENworks Configuration Managementにのみ該当します。

bundle-add-actions (baa) (バンドルパス) (アクションXMLファイル) [...] [オプション]

バンドルにアクションを追加します。

(アクションXMLファイル) [...] - 追加するアクションの情報が含まれたXMLファイル。アクションは、Distribution、Install、Launch、Verify、Uninstall、Terminateのいずれかのアクションセットにグループ化されます。XMLファイルにはActionSet要素が含まれ、アクションセットに対して追加するアクションの情報が記述されます。バンドルの別のアクションセットにアクションを追加する場合、複数のXMLファイルを入力として指定できます。XMLファイルを作成するには、bundle-export-actionsコマンドを使用して既存のバンドルのアクションをエクスポートします。

次のオプションを受け入れます。

  • -a, --actioninfo=[content and dependency for actions] - ファイルコンテンツまたは別のバンドルへの従属関係を持つアクションのコンテンツおよびバンドル従属関係に関する情報が含まれたXMLファイル。たとえば、MSIのインストールアクションの場合、インストールされるMSIファイルがファイルコンテンツです。バンドルのインストールアクションは、別のバンドルを依存関係として取得するため、これらのアクションを正常に機能させるにはこのデータも指定する必要もあります。XMLフォーマットテンプレートについては、ActionInfo.xmlを参照してください。
  • Windows: %ZENSERVER_HOME%\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\bundles
  • Linux: /opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/bundles

メモ:アクションセットタイプにUninstallを選択する場合、LinuxバンドルとLinuxパッチバンドルでは次のオプションはサポートされません: DaysBeforeUninstallWhenNotUsed、 DisplayUninstallMessage、IgnoreUninstallAfterUnassociation、IgnoreChainedDependencies、およびAllowToCancelUninstall。

bundle-assign (ba) (デバイスまたはユーザタイプ) (バンドルまたはバンドルグループ) (デバイスまたはユーザオブジェクトパス) [...] [オプション]

バンドルまたはバンドルグループを1つまたは複数のデバイスまたはユーザオブジェクトに割り当てます。

(デバイスまたはユーザタイプ) - 有効な値は、deviceserverworkstation、およびuserです。

(デバイスまたはユーザオブジェクトパス) [...] - 指定したデバイスまたはユーザタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザオブジェクトの相対パス。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[バンドルフォルダ] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
  • -I, --icon-location=[アプリケーションロケーションXMLファイル] - バンドルアプリケーション用のアイコンを配置する場所を含むXMLファイル。XMLファイルフォーマットについては、IconLocation.xmlを参照してください。
  • Windows: %ZENSERVER_HOME%\micro focus\zenworks\share\zman\samples\bundles
  • Linux: /opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/bundles
  • -d, --distribution-schedule=[配布スケジュールXMLファイル] - 配布スケジュールを含むXMLファイル。
  • -l, --launch-schedule=[起動スケジュールXMLファイル] - 起動スケジュールを含むXMLファイル。
  • -a, --availability-schedule=[可用性スケジュールXMLファイル] - 可用性スケジュールを含むXMLファイル。スケジュールXMLファイルテンプレートについては、XMLファイルを参照してください。
  • Windows: %ZENSERVER_HOME%\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\ schedules
  • Linux: /opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/schedules
  • -i, --install-immediately - 配布直後にバンドルをインストールします。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
  • -L, --launch-immediately - インストール後ただちにバンドルをインストールします。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
  • -n, --distribute-now - バンドルをただちに配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleおよび--distribute-on-device-refreshオプションは無視されます。--distribute-now、--distribute-on-device-refresh、および--distribution-scheduleオプションは配布スケジュールの設定に使用し、同時に使用することはできません。最初に--distribute-nowオプションが考慮され、次に--distribute-on-device-refreshオプションが考慮され、最後に--distribution-scheduleが考慮されます。
  • -r, --distribute-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleオプションは無視されます。
  • -s, --launch-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを起動するよう起動スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--launch-scheduleオプションは無視されます。
  • -w, --wakeup-device-on-distribution - バンドルの配布中にデバイスがシャットダウンした場合、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動します。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
  • -B, --broadcast=[ブロードキャストアドレス][...] - Wake-On-LANマジックパケットをブロードキャストするのに使用するアドレスのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。有効なIPアドレスが、有効な値です。
  • -S, --server=[/デバイスを基準にしたプライマリサーバオブジェクトまたはプロキシサーバオブジェクトの相対パス][...] - デバイスを起動するのに使用するプライマリまたはプロキシサーバオブジェクトのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。
  • -C, --retries=[再試行回数] - デバイスにWake-On-LANマジックパケットを送信する回数。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は0~5の範囲である必要があります。デフォルト値は「1」です。
  • -T, --timeout=[再試行間隔] - 2回の再試行の間の間隔。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は2~10の範囲である必要があります(単位は分)。デフォルト値は2です。
  • -N, --app-installation-now-schedule - バンドルを直ちにインストールするようにアプリインストールスケジュールを設定します。このオプションを指定すると、-app-installation-scheduleオプションは無視されます。
  • -M –app-installation-schedule=<アプリインストールスケジュールXMLファイル> - XMLファイルにはインストールスケジュールが含まれます。テンプレートのスケジュールの詳細については、次を参照してください。
  • Windows: %ZENSERVER_HOME%\Micro Focus\ZENworks\share\zman\samples\schedules
  • Linux: /opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/schedule
  • -c, --conflicts=[バンドル競合解決順序] - バンドル競合を解決する方法を決定します。
  • 有効な値はuserprecedenceまたは1、deviceprecedenceまたは2です。userprecedenceの場合、ユーザ関連のバンドルが最初に適用され、その後デバイス関連のバンドルが続きます。deviceprecedenceの場合、デバイス関連のバンドルが最初に適用され、その後ユーザ関連のバンドルが続きます。このオプションを指定しなかった場合には、userprecedenceがデフォルト値として使用されます。
bundle-copy (bcp) (バンドルパス) (バンドル名) [親フォルダ] [オプション]

バンドルをコピーします。

次のオプションを受け入れます。

  • -d, --desc=[説明] - バンドルの説明。
  • -i, --icon-file=[バンドルアイコンファイル] - バンドルアイコンとして使用するイメージが含まれるイメージファイルのパス。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
bundle-create (bc) (バンドル名) (バンドルXMLファイル) [親フォルダ] [オプション]

新しいバンドルを作成します。

(バンドルXMLファイル) - エクスポートしたバンドル情報が含まれるXMLファイル。bundle-export-to-file (betf)を使用して、既存のバンドルの情報をXMLファイルにエクスポートします。ファイルを再使用する場合には、ZENworksコントロールセンターで作成したバンドルからテンプレートXMLファイルを作成することができます。サンプルXMLファイルについては、WindowsMSIBundle.xmlを参照してください。Linuxサーバでは/opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/bundles、WindowsサーバではInstallation_directory :\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\bundlesに保存されています。

次のオプションを受け入れます。

  • -d, --desc=[説明] - バンドルの説明。
  • -a, --actioninfo=[content and dependency for actions] - ファイルコンテンツまたは別のバンドルへの従属関係を持つアクションのコンテンツおよびバンドル従属関係に関する情報が含まれたXMLファイル。たとえば、MSIのインストールアクションの場合、インストールされるMSIファイルがファイルコンテンツです。バンドルのインストールアクションは、従属関係として別のバンドルを取ります。これらのアクションを正常に機能させるには、このデータも指定する必要があります。XML形式のテンプレートについては、ActionInfo.xmlを参照してください。Linuxサーバでは/opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/bundles、WindowsサーバではInstallation_directory:\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\ bundlesに保存されています。
  • -i, --icon-file=[バンドルアイコンファイル] - バンドルアイコンとして使用するイメージが含まれるイメージファイルのパス。
  • -s, --create-as-sandbox=[サンドボックスとして作成] - バンドルをサンドボックスとして作成します。
  • -x, --actions-as-in-xml - テンプレートXMLファイルにある新しいバンドルのデフォルトアクションを作成します。たとえば、[検証]アクションタイプで、デフォルトアクションの[インストールを検証する]をバンドルから削除し、バンドル情報をXMLファイルにインポートする場合、新しいバンドルでは、デフォルトアクションの[インストールを検証する]を除き、XMLファイルのすべてのデフォルトアクションが作成されます。このオプションを指定しない場合、XMLファイルにはないデフォルトアクションの[インストールを検証する]も含め、すべてのデフォルトアクションを使用してバンドルが作成されます。
  • -n, --create-with-new-grid - 新しいGUIDを使用してポリシーオブジェクトを作成します。オプションが指定されない場合、ポリシーXMLファイル内のインポートされたGUIDのポリシーオブジェクトが検証されます。インポートされたGUIDが存在しない場合、新しいGUIDが作成されるか、インポートされたGUIDが保持されます。

メモ:アクションセットタイプにUninstallを選択する場合、LinuxバンドルとLinuxパッチバンドルでは次のオプションはサポートされません: DaysBeforeUninstallWhenNotUsed、 DisplayUninstallMessage、IgnoreUninstallAfterUnassociation、IgnoreChainedDependencies、およびAllowToCancelUninstall。

bundle-delete (bd) (バンドルオブジェクトパス) [...][オプション]

1つまたは複数のバンドルオブジェクトを削除します。

(バンドルオブジェクトパス) [...] - /バンドルを基準にした、バンドルオブジェクト(バンドル、バンドルフォルダ、またはバンドルグループ)の相対パス。引用符で囲む限り、ワイルドカード*を使用できます。オブジェクトを削除するのにワイルドカードを使用する場合は、注意します。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --recursive - フォルダ内のオブジェクトを再帰的に削除します。
  • -f, --folder=[バンドルフォルダ] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
bundle-delete-version (bdv) (バンドルパス) [バンドルバージョン番号] [オプション]

1つまたは複数のバンドルバージョンを削除します。

[バンドルバージョン番号] [...] - 削除するバンドルのバージョン。

次のオプションを受け入れます。

  • -a --all - バンドルの古いバージョンをすべて削除します。
  • -p, --previous - 指定されたバージョンより古いバージョンのバンドルをすべて削除します。

例:

バンドルzenbundleのバージョン5を削除する場合:

zman bdv zenbundle 5

バンドルzenbundleのすべてのバージョンを削除する場合:

zman bdv zenbundle -a

バンドルzenbundleのバージョン3以前のすべてのバージョンを削除する場合:

zman bdv zenbundle version -p 3

bundle-disable (bdl) (バンドルパス) [...] [オプション]

バンドルを無効にします。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[バンドルフォルダ] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
bundle-enable (bel) (バンドルパス) [...] [オプション]

バンドルを有効にします。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[バンドルフォルダ] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
bundle-export-actions (bea) (バンドルパス) (XMLファイルパス) (アクションセットタイプ) [アクションの位置] [...]

バンドルのアクションセットに追加したアクションをファイルにエクスポートします。このファイルをbundle-add-actionsコマンドの入力として使用できます。

(アクションセットタイプ) - アクションセットのタイプ。このオプションを指定した場合、このアクションセットのアクションのみが一覧表示されます。有効な値は、InstallLaunchVerifyUninstallTerminate、およびPrebootです。

メモ:Terminateアクションセットは、LinuxバンドルおよびLinuxパッチバンドルに対してはサポートされません。

[アクションの位置] [...] - アクションセット内におけるアクションの位置のカンマ区切りリスト。最初のアクションが位置1になります。アクションセット内の特定のアクションの位置を参照するには、bundle-list-actionsコマンドを使用します。これはオプションですが、指定しなかった場合は、指定したアクションセット内のすべてのアクションがエクスポートされます。

bundle-export-to-file (betf) (バンドルパス) (XMLファイルパス) [バンドルのバージョン][-c|--export-content]

バンドルの情報(XML形式)をファイルにエクスポートします。このXMLファイルはバンドル作成時の入力として使用します。

(XMLファイルパス) - バンドルの情報をエクスポートするXMLファイルの完全なパス。

[バンドルのバージョン] - エクスポートするバンドルのバージョン。このオプションを指定しない場合、バンドルの発行済みバージョンが対象となります。バンドルのサンドボックスバージョンをエクスポートするには、sandboxを指定します。

[-c|--export-content] - バンドル情報のエクスポート先であるXMLファイルが格納されているディレクトリ内のサブディレクトリに、バンドルのコンテンツをエクスポートします。オプションを指定しない場合、バンドルコンテンツはエクスポートされません。

例:

zenbundleという名前のサンドボックスバージョンのバンドルを、bundle.xmlという名前のxmlファイルにエクスポートする場合:

zman betf bundlefolder/zenbundle C:\bundles\bundle.xml sandbox

zenbundleという名前のバージョン3のバンドルをbundle.xmlという名前のxmlファイルにエクスポートする場合:

zman betf bundlefolder/zenbundle C:\bundles\bundle.xml 3

zenbundleという名前のバージョン5のバンドルをbundle.xmlという名前のxmlファイルにエクスポートし、バンドルのコンテンツをC:\bundles\bundle_contentディレクトリにエクスポートする場合:

zman betf bundlefolder/zenbundle C:\bundles\bundle.xml 5 -c

bundle-folder-create (bfc) (フォルダ名) [親フォルダ] [オプション]

バンドルを格納するための新しいフォルダを作成します。

次のオプションを受け入れます。

  • --desc=[説明] - フォルダの説明。
bundle-group-add (bga) (バンドルグループパス) (バンドルパス) [...] [オプション]

バンドルをバンドルグループに追加します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[バンドルフォルダ] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
bundle-group-create (bgc) (グループ名) [親フォルダ] [オプション]

バンドルグループを作成して、メンバーを追加します。

次のオプションを受け入れます。

  • --desc=[説明] - グループの説明。
  • -m, --members=[バンドルパス][...] - /バンドルを基準にした、バンドルの相対パス。
  • -f, --folder=[バンドルフォルダ] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
bundle-group-members (bgm) (バンドルグループパス) [オプション]

バンドルグループのメンバーを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
bundle-group-remove (bgr) (バンドルグループパス) (バンドルパス) [...] [オプション]

バンドルグループからバンドルを削除します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[バンドルフォルダ] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
bundle-increment-version (biv) (バンドルパス) [...] [オプション]

バンドルのバージョンをカウントアップします。このコマンドは、ZENworks 11SP1より前のバージョンに適用されます。ZENworks 11 SP1以降では、このコマンドはbundle-sandbox-publish (bsp)コマンドで置き換えられます。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[バンドルフォルダ] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
bundle-list (bl) [オプション] [フォルダ]

バンドルオブジェクトを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --recursive - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
  • -n, --namefilter=[フィルタ文字列] - 指定した名前に一致する結果を表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
  • -c, --count - 結果の数が表示されます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
bundle-list-actions (bla) (バンドルパス) [アクションセットタイプ]

バンドルに追加されたアクションを一覧にします。

[アクションセットタイプ] - アクションセットのタイプ。このオプションを指定した場合、このアクションセットのアクションのみが一覧表示されます。有効な値は、InstallLaunchVerifyUninstallTerminate、およびPrebootです。

メモ:Terminateアクションセットは、LinuxバンドルおよびLinuxパッチバンドルに対してはサポートされません。

bundle-list-assignments (blas) (バンドルまたはバンドルグループ) [オプション]

バンドルのデバイスとユーザ割り当てを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

-t, --typefilter=[割り当てのタイプ] - 割り当てタイプでフィルタします。有効な値は、deviceおよびuserです。

-s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示させる結果の数。

bundle-list-groups (blg) (バンドルパス) [オプション]

特定のバンドルがメンバーであるバンドルグループを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

-s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示させる結果の数。

例:

bundle1が属しているすべてのバンドルグループを、5つずつ同時に一覧表示する場合:

zman blg bundlefolder/bundle1 -s 5

bundle-list-version (blv) (バンドルパス)

バンドルのすべてのバージョンを一覧表示します。

例:

バンドルzenbundleのすべてのバージョンを一覧表示する場合:

zman blv zenbundle

bundle-move (bmv) (バンドルオブジェクトパス) [宛先フォルダパス]

バンドルオブジェクトを別のフォルダに移動します。

(バンドルオブジェクトパス): /Bundlesを基準にした、バンドルオブジェクト(バンドル、バンドルフォルダ、またはバンドルグループ)の相対パス

[宛先フォルダパス] /Bundlesを基準にした、バンドルオブジェクトが移動するバンドルフォルダの相対パス。

bundle-remove-actions (bra) (バンドルパス) (アクションセットタイプ) [アクションの位置] [...]

バンドルからアクションを削除します。

(アクションセットタイプ) - アクションが含まれるアクションセットのタイプ。有効な値は、InstallLaunchVerifyUninstallTerminate、およびPrebootです。

メモ:Terminateアクションセットは、LinuxバンドルおよびLinuxパッチバンドルに対してはサポートされません。

[アクションの位置] [...] - アクションセット内におけるアクションの位置のカンマ区切りリスト。最初のアクションが位置1になります。アクションセット内の特定のアクションの位置を参照するには、bundle-list-actionsコマンドを使用します。これはオプションですが、指定しなかった場合は、指定したアクションセット内のすべてのアクションが削除されます。

bundle-rename (br) (バンドルオブジェクトパス) (新しい名前) [オプション]

バンドルオブジェクトを名前変更します。

(バンドルオブジェクトパス): /Bundlesに対するバンドルオブジェクト(バンドル、バンドルフォルダ、またはバンドルグループ)の相対パス。

(新しい名前): バンドルオブジェクトに付ける新しい名前。

  • -p, --publish =[発行] - このオプションが指定され、バンドルの表示名が編集された場合、バンドルは即座に発行されます。ただし、現在のバンドルの表示名が既存のバンドル名と異なる場合、またはバンドルにサンドボックスがすでに存在する場合は、このオプションを指定しても効果はありません。
bundle-relocate-actions (brla) (バンドルパス) (アクションセットタイプ) (ターゲットアクションセットタイプ) [<アクションの位置>, <アクションの位置>,...,<アクションの位置>]

バンドルのソースアクションセットタイプからターゲットアクションセットタイプにアクションを移転します。

  • (バンドルパス) - /Bundles
  • を基準にした、バンドルのパス。(アクションセットタイプ) - ソースアクションを含むアクションセットのタイプ。有効な値は、InstallLaunchVerifyUninstallTerminate、およびPrebootです。
  • [ターゲットのアクションセットタイプ] - ターゲットのアクションを含むアクションセットのタイプ。有効な値は、InstallLaunchVerifyUninstallTerminate、およびPrebootです。
  • [アクションの位置] - アクションセット内における各アクションの位置のカンマ区切りリスト。最初のアクションが位置1になります。アクションセット内の特定のアクションの位置を識別するには、bundle-list-actionsコマンドを使用します。これはオプションで、指定しなかった場合は、指定したアクションセット内のすべてのアクションが移転されます。
  • 例:
  • バンドルのLaunchアクションセットからInstallアクションセットにすべてのアクションを移転するには: zman brla bundlefolder/bundle1 Launch Install
  • バンドルのInstallアクションセットからLaunchアクションセットに最初の3つのアクションを移転するには: zman brla bundle1 Install Launch 1,2,3

メモ:Terminateアクションセットは、LinuxバンドルおよびLinuxパッチバンドルに対してはサポートされません。

bundle-reorder-actions (broa) (バンドルパス) (アクションセットタイプ) (現在の位置) (新しい位置)

バンドルのアクションセット内にあるアクションを並べ替えます。

(アクションセットタイプ) - アクションが含まれるアクションセットのタイプ。有効な値は、InstallLaunchVerifyUninstallTerminate、およびPrebootです。

(現在の位置) - アクションセットのアクションの現在の位置。最初のアクションが位置1になります。

(新しい位置) - アクションを移動する新しい位置。最初のアクションが位置1になります。

メモ:Terminateアクションセットは、LinuxバンドルおよびLinuxパッチバンドルに対してはサポートされません。

bundle-sandbox-create (bsc) (バンドルパス) [バンドルのバージョン] [オプション]

既存のバンドルバージョンからサンドボックスを作成します。

[バンドルのバージョン] - サンドボックスの作成に使用されるバンドルのバージョンを指定します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --force =[強制] - 既存のサンドボックスを上書きします。

例:

バンドルzenbundleのバージョン2からサンドボックスを作成する場合:

zman bsc zenbundle 2

bundle-sandbox-publish (bsp) (バンドルパス) [オプション]

サンドボックスを発行して、発行済みバージョンを作成します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --force =[強制] - サンドボックスのみのバージョンを持つ依存子バンドルがプライマリバンドルにある場合、このオプションを指定してプライマリバンドルと依存バンドルの両方の変更を発行する必要があります。このオプションを指定しないと、プライマリバンドルの発行も失敗します。
  • -c, --allChild =[すべての子] - サンドボックスバージョンを持つ依存子バンドルがプライマリバンドルにある場合、このオプションを指定してプライマリと依存子バンドルの両方の変更を発行できます。
  • -i, --incAllParent =[すべての親を増分] - プライマリバンドルに親バンドルがある場合、このオプションを使用して親バンドルのバージョンを上げ、プライマリバンドルへの新しく発行された変更を親バンドルに割り当てられたデバイスに適用できます。
  • -p, -forceParent =[親を強制] - プライマリバンドルに親バンドルがあり、親バンドルのバージョンを上げる場合、このオプションを指定して、すでにサンドボックスバージョンを持つ任意の親バンドルを発行する必要があります。

例:

サンドボックスバージョンのバンドル(zenbundle)を発行する場合:

zman bsp zenbundle

zenbundle1という名前のサンドボックスバージョンのバンドルを、そのすべての依存バンドルと共に発行する場合:

zman bsp zenbundle1 -f -c

bundle-sandbox-publish-to-newbundle (bsptn) (元のバンドルパス) (新しいバンドル名) [親フォルダ] [オプション]

サンドボックスを新しいバンドルに発行します。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --createAsSandbox =[サンドボックスとして作成] - バンドルをサンドボックスとして作成します。
  • -g, --groups - 新しく作成したバンドルを、プライマリバンドルがメンバーになっているすべてのグループに追加します。
  • -d, --deviceAssignments - すべてのデバイス割り当てをプライマリバンドルから新しいバンドルにコピーします。
  • -u, --userAssignments - すべてのユーザ割り当てをプライマリバンドルから新しいバンドルにコピーします。
  • -f, --force =[強制] - サンドボックスのみのバージョンを持つ依存子バンドルがプライマリバンドルにある場合、このオプションを指定してプライマリバンドルと依存バンドルの両方の変更を発行する必要があります。このオプションを指定しないと、プライマリバンドルの発行も失敗します。
  • -c, --allChild =[すべての子] - サンドボックスバージョンを持つ依存子バンドルがプライマリバンドルにある場合、このオプションを指定してプライマリと依存子バンドルの両方の変更を発行できます。
  • -i, --incAllParent =[すべての親を増分] - プライマリバンドルに親バンドルがある場合、このオプションを使用して親バンドルのバージョンを上げ、プライマリバンドルへの新しく発行された変更を親バンドルに割り当てられたデバイスに適用できます。
  • -p, -forceParent =[親を強制] - プライマリバンドルに親バンドルがあり、親バンドルのバージョンを上げる場合、このオプションを指定して、すでにサンドボックスバージョンを持つ任意の親バンドルを発行する必要があります。
  • -n, -depsToNewFolder =[依存バンドルを新しいフォルダに発行] -依存バンドルが新しいバンドルとして発行されるバンドルフォルダのパス。新しいバンドルが元の依存バンドルと同じ名前で発行されるため、このフォルダには、発行対象に選択されている依存バンドルを格納できません。

例:

zenbundle1という名前のサンドボックスバージョンのバンドルを、zenbundle2という名前の新しいバンドルとして発行する場合:

zman bsptn zenbundle1 zenbundle2 /Bundles/Folder1

zenbundle1という名前のサンドボックスバージョンのバンドルをzenbundle2という名前の新しいバンドルとして発行し、zenbundle1の依存バンドルを新しいバンドルとして発行する場合:

zman bsptn zenbundle1 zenbundle2 /Bundles/Folder1 --depsToNewFolder=/Bundles/Folder2

bundle-sandbox-revert (bsr) (バンドルパス)

サンドボックスを削除して、バンドルの最新バージョンに戻します。

例:

バンドルzenbundleのサンドボックスを削除して、バンドルの最新バージョンに戻す場合:

zman bsr zenbundle

bundle-unassign (bua) (デバイスまたはユーザタイプ) (バンドルまたはバンドルグループ) (デバイスまたはユーザオブジェクトパス) [...] [オプション]

バンドルまたはバンドルグループを1つまたは複数のデバイスまたはユーザオブジェクトから割り当て解除します。

(デバイスまたはユーザタイプ) - 有効な値は、deviceserverworkstation、およびuserです。

(デバイスまたはユーザオブジェクトパス) [...] - 指定したデバイスまたはユーザタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザオブジェクトの相対パス。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[バンドルフォルダ] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
bundle-update-assignment (bupa) (デバイスまたはユーザタイプ) (バンドルまたはバンドルグループ) (デバイスまたはユーザオブジェクトパス) [...] [オプション]

バンドルまたはバンドルグループとデバイスまたはユーザオブジェクト間の割り当てを更新します。

(デバイスまたはユーザタイプ) - 有効な値は、deviceserverworkstation、およびuserです。

(デバイスまたはユーザオブジェクトパス) [...] - 指定したデバイスまたはユーザタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザオブジェクトの相対パス。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[デバイスまたはユーザフォルダ] - ルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスまたはユーザオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のデバイスまたはユーザオブジェクトを指定するのに使用できます。
  • -I, --icon-location=[アプリケーションロケーションXMLファイル] - バンドルアプリケーション用のアイコンを配置する場所を含むXMLファイル。XMLファイル形式については、IconLocation.xmlを参照してください。Linuxサーバでは/opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/bundles、WindowsサーバではInstallation_directory:\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\ bundlesに保存されています。
  • -d, --distribution-schedule=[配布スケジュールXMLまたはNoSchedule] - 配布スケジュール、またはスケジュールを削除する必要がある場合にNoSchedule値を指定するXMLファイル。
  • -l, --launch-schedule=[起動スケジュールXMLファイルまたはNoschedule] - 起動スケジュール、またはスケジュールを削除する必要がある場合にNoSchedule値を指定するXMLファイル。
  • -a, --availability-schedule=[可用性スケジュールXMLファイルまたは Noschedule] - 可用性スケジュール、またはスケジュールを削除する必要がある場合にNoSchedule値を指定するXMLファイル。スケジュールXMLファイルテンプレートについては、XMLファイルを参照してください。Linuxサーバでは/opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/schedules、WindowsサーバではInstallation_directory:\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\ schedulesに保存されています。
  • -i, --install-immediately=[yesまたはno] - 配布後ただちにバンドルをインストールするか、またはバンドルの割り当て中に設定された同じオプションを取り消します。有効な値は、trueまたはyes、およびfalseまたはnoです。
  • -L, --launch-immediately=[yesまたはno] - インストール後ただちにバンドルを起動するか、またはバンドルの割り当て中に設定された同じオプションを取り消します。有効な値は、trueまたはyes、およびfalseまたはnoです。
  • -n, --distribute-now=[yesまたはno] - バンドルをただちに配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleおよび--distribute-on-device-refreshオプションは無視されます。--distribute-now、--distribute-on-device-refresh、および--distribution-scheduleオプションは配布スケジュールの設定に使用し、同時に使用することはできません。最初に--distribute-nowオプションが考慮され、次に--distribute-on-device-refreshオプションが考慮され、最後に--distribution-scheduleが考慮されます。
  • -r, --distribute-on-device-refresh=[yesまたはno] - デバイス更新時にバンドルを配布するよう配布スケジュールを設定するか、またはバンドルの割り当て中に設定された同じオプションを取り消します。有効な値は、trueまたはyes、およびfalseまたはnoです。このオプションの値がtrueまたはyesの場合、--distribution-scheduleオプションは無視され、以前設定された配布スケジュールが上書きされます。
  • -s, --launch-on-device-refresh=[yesまたはno] - デバイス更新時にバンドルを起動するよう起動スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--launch-scheduleオプションは無視されます。
  • -w, --wakeup-device-on-distribution=[yesまたはno] - バンドルの配布中にデバイスがシャットダウンした場合、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動するか、またはバンドルの割り当て中に設定された同じオプションを取り消します。有効な値は、trueまたはyes、およびfalseまたはnoです。
  • -B, --broadcast=[ブロードキャストアドレス][...] - Wake-On-LANマジックパケットをブロードキャストするのに使用するアドレスのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。有効なIPアドレスが、有効な値です。
  • -S, --server=[/Devicesを基準にしたプライマリサーバオブジェクトまたはプロキシサーバオブジェクトの相対パス][...] - デバイスを起動するのに使用するプライマリまたはプロキシサーバオブジェクトのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。
  • -C, --retries=[再試行回数] - デバイスにWake-On-LANマジックパケットを送信する回数。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は0~5の範囲である必要があります。デフォルト値は「1」です。
  • -T, --timeout=[再試行間隔] - 2回の再試行の間の間隔。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は2~10の範囲である必要があります(単位は分)。デフォルト値は2です。
  • -M --app-installation-schedule=<アプリインストールスケジュールXMLファイル> - XMLファイルにはインストールスケジュールが含まれます。
  • -c, --conflicts=[バンドル競合解決順序] - バンドル競合の解決方法を決定します。
  • 有効な値はuserprecedenceまたは1、deviceprecedenceまたは2です。userprecedenceの場合、ユーザ関連のバンドルが最初に適用され、その後デバイス関連のバンドルが続きます。deviceprecedenceの場合、デバイス関連のバンドルが最初に適用され、その後ユーザ関連のバンドルが続きます。このオプションを指定しなかった場合には、userprecedenceがデフォルト値として使用されます。
bundle-view-advanced-deployment-status (bvads) (バンドルパス) [オプション]

バンドルの展開ステータスの詳細を表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -d, --device=[デバイスパス] - 指定されたデバイスのみに対する配布ステータスを表示します。デバイスのパスは、/デバイスを基準にした相対パス。
  • -u, --user=[ユーザパス] - 指定したユーザのみの配布ステータスを表示します。ユーザのパスは、/ユーザを基準にした相対パス。デバイスも指定した場合、指定したデバイスにログインしている指定したユーザのステータス詳細が表示されます。
  • -n, --namefilter=[ターゲットデバイス名] - デバイスの名前でフィルタします。指定したフィルタに一致するオプションを表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
  • --statusfilter=[ステータスタイプ][...] - バンドル配布およびインストールイベントのステータスでフィルタします。有効な値は、S、F、およびP (Success、Failure、およびPending)です。ステータスタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
  • -t, --typefilter=[ターゲットデバイスまたはユーザタイプ][...] - ターゲットのタイプでフィルタします。有効な値は、serverworkstation、およびuserです。ターゲットタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。

-v, --version [値]

有効な値は次のとおりです。

  • 「published」: このオプションを使用して、バンドルを展開する非テストデバイスの数を表示します。

  • 「sandbox」: このオプションを使用して、バンドルのサンドボックスバージョンを展開するテストデバイスの数を表示します。

  • [version-of-the-object]: バージョン番号を使用して関連す バンドルバージョンのステータスを取得します。

    デフォルト値は「published」です。

-c, --status-calculation [値]

  • 「consolidated」: このオプションを使用して、このバンドルを展開するデバイスの合計数を表示します。

  • 「version」: このオプションを使用して、特定のバージョンのステータスを表示します。

デフォルト値は「version」です。

bundle-view-assignment-schedule (bvas) (デバイスまたはユーザタイプ) (バンドルまたはバンドルグループ) (デバイスまたはユーザオブジェクトパス)

デバイスまたはユーザオブジェクトに割り当てたバンドルの展開スケジュールを表示します。

(デバイスまたはユーザタイプ) - 有効な値は、deviceserverworkstation、およびuserです。

(デバイスまたはユーザオブジェクトパス) [...] - バンドルグループの割り当て先を基準にした、デバイスまたはユーザオブジェクトの相対パス。

bundle-view-summary-totals (bvst) (バンドルパス) [オプション]

特定のバンドルの展開ステータスのサマリを表示します。

次のオプションを受け入れます。

-v, --version [値]

有効な値は次のとおりです。

  • 「published」: このオプションを使用して、バンドルを展開する非テストデバイスの数を表示します。

  • 「sandbox」: このオプションを使用して、バンドルのサンドボックスバージョンを展開するテストデバイスの数を表示します。

  • [version-of-the-object]: バージョン番号を使用して関連す バンドルバージョンのステータスを取得します。

    デフォルト値は「published」です。

-c, --status-calculation [値]

  • 「consolidated」: このオプションを使用して、このバンドルを展開するデバイスの合計数を表示します。

  • 「version」: このオプションを使用して、特定のバージョンのステータスを表示します。

デフォルト値は「version」です。

linux-export-actions (lea) (アクションタイプ) (アクションXMLファイルのパス) (コンテンツファイルの場所のパス)[オプション]

XMLファイルを作成してパッケージメタデータをエクスポートします。baaコマンドを使用してエクスポートされたコンテンツをサーバに追加します。

  • (アクションタイプ) - XMLファイルを作成するアクションを指定します。サポートするアクションタイプは、Install RPMDistribute RPMです。
  • (アクションXMLファイルのパス) - 生成されたアクション定義XMLファイルの場所。
  • (コンテンツファイルの場所のパス) - ローカルマシンのRPMコンテンツファイルの場所。

次のオプションを受け入れます。

  • -t, --target - パッケージの有効なLinux配布パッケージターゲットを指定します。
bundle-appdata-calculation (bac) (バンドルパスまたはバンドルGUID) [...]

バンドルのアプリケーションデータを計算してキャッシュするローダアクションをキューに入れ、アクションが完全に実行されるまで待機します。キャッシュされたデータは、Webサービス応答の準備とパフォーマンス向上のために使用されます。

メモ:zman bacコマンドは、ZENworks Patch Management内のパッチポリシーにのみ適用できます。

バンドル設定コマンド

バンドル設定の設定と変更に使用するコマンドです。設定コマンドは、長い形式ではsettings-から始まり、短い形式ではsから始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

bundle-settings-copy (bscp) (ソースバンドルまたはバンドルフォルダパス) (宛先バンドルまたはバンドルフォルダパス) [...] [オプション]

設定をコピーします。

(ソースバンドルまたはバンドルフォルダパス) - /バンドルを基準にした、設定のコピー元バンドルまたはバンドルフォルダの相対パス。

(宛先バンドルまたはバンドルフォルダパス) [...] - /バンドルを基準にした、設定のコピー先バンドルまたはバンドルフォルダの相対パス。

次のオプションを受け入れます。

  • -n, --names=[設定名][...] - ソースパスからコピーされる設定の名前。指定しなかった場合、ソースパスで定義されたすべての設定がコピーされます。
bundle-settings-export-to-file (bsetf) [オプション] (XMLファイルパス) [設定名] [...]

設定データ(XML形式)をファイルにエクスポートします。設定の作成および変更用の入力としてXMLファイルが使用されます。

(XMLファイルパス) - 設定データがXML形式で保存されるファイル。ファイルが存在しない場合、新しいファイルが作成されます。

[設定名] [...] - エクスポートする設定の名前。指定しなかった場合、すべての設定がエクスポートされます。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --source=[ソースバンドルまたはバンドルフォルダパス] - /バンドルを基準にした、設定のエクスポート元バンドルまたはバンドルフォルダの相対パス。指定しなかった場合、設定はゾーンからエクスポートされます。
  • -e, --effective - 指定した場合は有効な設定が取得されます。そうでない場合はソースパスで定義/上書きされた設定のみが取得されます。
bundle-settings-revert (bsrt) (ソースバンドルまたはバンドルフォルダパス) (設定名) [...]

親フォルダへの設定を取り消します。

(ソースバンドルまたはバンドルフォルダパス) - /バンドルを基準にした、設定を元に戻すバンドルまたはバンドルフォルダの相対パス。

bundle-settings-set (bss) (XMLファイルパス) [宛先バンドルまたはバンドルフォルダパス] [...]

さまざまなレベルで設定を行います。

(XMLファイルパス) - エクスポートされた設定情報が含まれるXMLファイル。settings-export-to-file (setf)を使用して、設定情報をXMLファイルにエクスポートします。

次のオプションを受け入れます。

[設定名] [...] - エクスポートする設定の名前。指定しなかった場合、すべての設定がエクスポートされます。

  • -f, --force - すべての子(サブフォルダおよび個々のバンドル)にこれらの設定の継承を強制します。
  • (XMLファイルパス): エクスポートされた設定情報が含まれるXMLファイル。bundle-setting-export-to-file (bsetf)を使用して、設定情報をXMLファイルにエクスポートします。
  • (宛先バンドルまたはバンドルフォルダパス): /Bundleを基準にした、設定の設定元バンドルまたはバンドルフォルダの相対パス。指定しない場合、設定は管理ゾーンレベルで設定されます。

証明書の権限コマンド

ZENworksサーバの証明書の権限ロールを管理するコマンドです。証明書の権限コマンドは、長い形式ではcertificate-authority-から始まり、短い形式ではcaから始まります。

(certificate-authority-export/cae) (ファイルパス) [オプション]

ゾーン証明書権限と資格情報のキーの組み合わせをファイルにエクスポートして、任意でローカルサーバの証明書の権限ロールを無効にします。

次のオプションを受け入れます。

  • -d, --disable-CA-role - ローカルサーバの証明書の権限ロールを削除します。
certificate-authority-import (certificate-authority-import/cai) (ファイルパス)

ゾーン証明書権限と資格情報のキーの組み合わせをファイルからインポートして、ローカルサーバの証明書の権限ロールを有効にします。

certificate-authority-role-disable (card)

ローカルサーバの証明書の権限ロールを無効にします。

certificate-authority-role-enable (care)

ローカルサーバの証明書の権限ロールを有効にします。

certificate-authority-server (certificate-authority-server/cas)

認証局の役割を持つサーバを表示します。

資格情報コマンド

これらのコマンドは、特定のZENworksアクションで必要な資格情報およびリソースの認証が必要なタスクを管理するために使用されます。資格情報コマンドは、長い形式ではcredentials-から始まり、短い形式ではcrから始まります。

credentials-create (crc) (資格情報名) [フォルダ]) (--userName) [--userPassword] [--desc]

資格情報を作成します。

次のオプションを受け入れます。

  • -u, [--userName=ユーザ名] - リソースにアクセスするユーザ名。
  • [--userPassword=パスワード] - リソースにアクセスするために使用するパスワード。
  • -d, --desc - 資格情報の説明。
credentials-delete (crd) (資格情報パス)

資格情報を削除します。

credentials-folder-create (crf) (フォルダ名) [親フォルダ] [オプション]

資格情報を格納するための新しいフォルダを作成します。

次のオプションを受け入れます。

  • --desc=[説明] - フォルダの説明。
credentials-list (crl) [フォルダ]

資格情報を一覧表示します。

credentials-move (crm) (資格情報名) [宛先フォルダパス]

資格情報を移動します。

credentials-rename (crr) (資格情報パス) (新しい資格情報パス)

資格情報の名前を変更します。

credentials-update (cru) (-u| --userName=ユーザ名) [--userPassword=パスワード] [-d | --desc=説明]

資格情報を作成します。

次のオプションを受け入れます。

  • -u, --user - リソースにアクセスするためのユーザ名です。
  • --password - リソースにアクセスするために使用するパスワードです。
  • -d, --desc - 資格情報の説明。

コンテンツコマンド

zmanコンテンツコマンドでは、データベースで複雑なクエリを実行せずに、コンテンツ関連の問題を簡単にデバッグできます。

content-create-pending-entry (ccpe) (サーバGUID/パス)

指定されたサーバGUIDまたはパスに対して、データベースにコンテンツがないため、保留中のエントリが作成されます。

次に示す引数を受け入れます。

(サーバGUID/パス): 保留中のエントリを作成するサーバGUIDまたはパスを指定します。

例: zman ccpe ce979ba8949c19fd4a2fe50aaad98470

ここで、ce979ba8949c19fd4a2fe50aaad98470はサーバGUIDです。

content-trigger-cleanup (ctc)

データベースから参照されないコンテンツを削除する、コンテンツクリーンアップアクションをトリガします。

content-aco-names (can) (コンテンツGUID) (-s| --scrollsize)

指定されたコンテンツGUIDの割り当て可能なコンテンツオブジェクト(ACO)名を取得します。

バンドル、ポリシー、およびシステム更新オブジェクトはACOとして参照されています。

次に示す引数を受け入れます。

(コンテンツGUID): コンテンツGUIDを指定します。

(-s, --scrollsize): 一度に表示される結果の最大数。

content-names-for-aco (cnfa) (ACOパス) (-d | --display-alias) (-v | --version) (-s | --scrollsize)

指定されたACOパスのコンテンツGUIDを取得します。

次に示す引数を受け入れます。

(ACOパス): バンドル、ポリシー、またはシステム更新のACOパスを指定します。

(-d | --display-alias): ACOの別名を表示するには、この引数を指定します。

(-v | --version): ACOのマイナスではないバージョン番号を指定します。有効な値はサンドボックスで、オブジェクトの実際のバージョンです。バージョンが指定されない場合、発行済みまたはスタンドアロンのサンドボックスバージョンが採用されます。

(-s, --scrollsize): 一度に表示される結果の最大数。

例1: 指定されたバージョンのACOオブジェクトのコンテンツGUIDと名前を表示するには、次を使用します。

zman cnfa /Bundles/bundle1 -v 1

ここで、Bundle1は名前で、1はバンドルのバージョン番号です。

例2: サンドボックスバージョンのACOオブジェクトのコンテンツGUIDと名前を表示するには、次を使用します。

zman cnfa /Bundles/bundle1 -v sandbox

ここで、Bundle1は名前で、sandboxはバンドルのバージョンです。

例3: 発行済み/スタンドアロンサンドボックスバージョンのACOのコンテンツGUIDと名前を表示するには、次を使用します

zman cnfa /Policies/policy1

メモ:バージョンが指定されない場合、オブジェクトの最大バージョンが表示されます。

データベースコマンド

組み込みPostgreSQLデータベースを管理するコマンドです。データベースコマンドは、長い形式ではdatabase-から始まり、短い形式ではdから始まります。

メモ:これらのコマンドを使用して、外部PostgreSQLデータベースを管理することはできません。

database-get-credentials-audit (dgca)およびdatabase-get-credentials (dgc)

組み込みのPostgreSQL監査データベースおよび組み込みのPostgreSQLデータベースに接続するために使用された資格情報を取得します。

database-get-credentials-antimalware (dgcam)

組み込みのマルウェア対策PostgreSQLデータベースへの接続に使用される資格情報を取得します。

database-get-credentials-superuser (dgcs)

組み込みのPostgreSQLデータベースへの接続に使用されるスーパーユーザの資格情報を取得します。

database-backup (db) (backup directory)

組み込みのPostgreSQLデータベースをバックアップします(データベースファイルがバックアップされるネットワークの場所)。

(バックアップディレクトリ) - データベースファイルがバックアップされるデータベースサーバまたはネットワークの場所のローカルディレクトリ。親ディレクトリがすでに存在し、十分なディスク容量があるようにします。ディレクトリ内のどの既存のデータベースファイルも上書きされます。

展開コマンド

展開タスクを実行するコマンドです。展開コマンドは、長い形式ではdeployment-から始まり、短い形式ではdpから始まります。

deployment-task-abort (dpta) (展開タスク名) [...]

展開タスクを中断します。

deployment-task-create (dptc) (展開タスク名) (ユーザの資格情報ファイル) [IPアドレス/DNS名] [...] [オプション]

展開タスクを作成し、IPアドレスまたはDNS名を使用して、ZENworks Agentをデバイスに展開します。

(ユーザの資格情報ファイル) - デバイスに接続するための資格情報を含むファイルのパス。ファイルの各行には、ユーザ名とパスワードをスペースで区切って指定する必要があります。たとえば、「管理者のパスワード」のようになります。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --file=[IPアドレスファイル][...] - ZENworks Agentの展開先デバイスのIPアドレスまたはDNS名を含むファイルパスのカンマ区切りリスト。ファイルには、カンマ区切り値(CSV)形式でデバイスのIPアドレスまたはDNS名のリストが含まれているか、各行にIPアドレスまたはDNS名が1つあります。
  • -s, --schedule=[起動スケジュールXMLファイル] - 起動スケジュールを含むXMLファイルです。スケジュールXMLファイルテンプレートについては、XMLファイルを参照してください。Linuxサーバでは/opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/schedules、WindowsサーバではInstallation_directory:\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\ schedulesに保存されています。スケジュールファイルまたは--run-nowオプションが指定されていない場合、タスクの実行はスケジュールされません。
  • -r, --run-now - 展開タスクを作成後ただちに実行するようにスケジュールします。
  • -b, --reboot=[再起動オプション] - エージェントの展開後にデバイスを再起動するタイミングを指定します。有効な値は、immediateおよびmanualです。
  • -d, --desc=[説明] - 展開タスクの説明。
  • -p, --proxy=[Windowsプロキシ] - /デバイスを基準にした、Windowsデバイスの相対パス。管理エージェントをLinuxプライマリサーバからMicrosoft Windowsデバイスに展開するには、Microsoft Windowsを実行している管理対象デバイスが必要です。Windowsプライマリサーバから展開タスクを実行する場合には、このオプションは無視されます。
  • -t, --timeout=[タイムアウト] - プライマリサーバがWindowsプロキシからの応答を待機する時間を秒数で指定します。
  • -k, --key=[Registration key] - デバイスを登録するための登録キー。
  • [-a| --authorizationkey = 認証キー] デバイス登録を認証します。
deployment-task-delete (dptd) (展開タスク名) [...]

展開タスクを削除します。

deployment-task-list (dptl) [オプション]

展開タスクとステータスを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -n, --namefilter=[フィルタ文字列] - 指定した名前に一致する結果を表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
  • -c, --count - 結果の数が表示されます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
deployment-task-run-now (dptrn) (展開タスク名) [...]

指定された展開タスクをスケジュールして、ただちに実行します。タスクの資格情報がデータストアに保存されている必要があります。

ディスカバリコマンド

これらのコマンドは、デバイスのディスカバリ関連情報を表示する場合に使用します。ディスカバリコマンドは、長い形式ではdiscovery-から始まり、短い形式ではdから始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

discovery-view-discovered-devices (dvdd) [オプション]

検出されたデバイスを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -n, --nameFilter=[フィルタ文字列] - 指定したフィルタに当てはまるデバイスを表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*を使用できます。
  • -t, --typefilter=[タイプフィルタ] - 指定したタイプに当てはまるオプションを表示します。有効な値は、serverworkstationprinternetworkthinclientotherunknown、およびdeployableです。このオプションを指定していない場合、すべてのタイプのデバイスが表示されます。
  • -o, --osfilter=[オペレーティングシステム] - 指定したOSがインストールされているデバイスを表示します。有効な値は、otherwin9xwinntwincewin2kwin2k3winxpnw6nw6_5nwoessuseslesnldrh_es、およびrh_asです。指定しない場合、すべてのデバイスが表示されます。
  • -m, --management-status=[管理ステータス] - 指定したステータスを持つデバイスを表示します。有効な値は、discoveredinventoriedmanaged、およびretiredです。指定しない場合、ステータスにかかわらずすべてのタイプのデバイスが表示されます。
  • --modefilter=[discovery mode] - 特定のディスカバリモードを使用して検出されたデバイスを表示します。有効な値は、IPLDAPcsvimportZENworks-migration、およびZAM-migrationです。指定しない場合、すべてのデバイスが表示されます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
discovery-task-list (dtl) [オプション]

ディスカバリタスクとステータスを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -n, --namefilter=[フィルタ文字列] - 指定した名前に一致する結果を表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
discovery-task-run-now (dtrn) (検出タスク名)

指定した検出タスクをただちに実行します。

discovery-import-preapproved-devices (dipd) (インポートファイル名)

ファイルで使用可能なデバイスをインポートし、事前承認済みデバイスリストにデバイスを追加します。

CSVファイルには、次の順序で列を含める必要があります: DeviceType、SerialNumber、MACAddress、DNSName、ProductName、Manufacturer、AssetTag、期限切れになるまでの日数、デバイスを期限切れにする

動的グループコマンド

これらのコマンドは、動的グループ、グループメンバを表示したり、グループをリフレッシュするために使用されます。動的グループコマンドは、長い形式ではdynamic-group-から始まり、短い形式ではdgから始まります。

dynamic-group-list (dgl) (デバイスタイプ) [フォルダ] [-n|--namefilter=フィルタ文字列] [-s|--scrollsize=スクロールサイズ] [-r|--recursive] [-c|--count]

ダイナミックグループを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • (デバイスタイプ) - 有効な値はserverおよびworkstationです
  • [フォルダ] - 指定したフォルダのコンテンツを一覧表示します。指定しなかった場合には、ルートフォルダの内容が表示されます。
  • [-n|--namefilter=フィルタ文字列] - 指定した名前に一致する結果が表示されます。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
  • [-s|--scrollsize=スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
  • [-r|--recursive] - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
  • [-c|--count] - 結果の数を表示します。
dynamic-group-members (dgm) (デバイスタイプ) (dynamic group name) [path of the dynamic group folder] [-s|--scrollsize=scroll size]

指定したダイナミックグループのメンバーを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • (デバイスタイプ) - 有効な値はserverおよびworkstationです
  • (ダイナミックグループの名前) - 動的グループの名前です。
  • [ダイナミックグループフォルダのパス] - ダイナミックグループのパス。完全なパス、またはルートフォルダの関係パスのいずれかを指定できます。
  • [-s|--scrollsize=スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
dynamic-group-refresh (dgr) (デバイスタイプ) [(ダイナミックグループの名前) (ダイナミックグループの名前)... (ダイナミックグループの名前)] [-f|--folder=ダイナミックグループフォルダのパスを含むフォルダ名] [-a|--all]

グループに対して設定された条件を基に、ダイナミックグループ内のメンバーシップを再計算します。

次のオプションを受け入れます。

  • (デバイスタイプ) - 有効な値はserverおよびworkstationです
  • (ダイナミックグループの名前) - 動的グループの名前です。複数のグループを一覧表示できます。
  • [-f|--folder=ダイナミックグループフォルダのパスを含むフォルダ名] - フルパスを含む、ダイナミックグループフォルダの名前。
  • [-a|--all] - 既存の動的グループをすべてリフレッシュします。
dynamic-group-view-query (dgvq) (ダイナミックグループフォルダのパス)

指定したダイナミックグループのフィルタを一覧表示します。

(ダイナミックグループフォルダのパス) - ダイナミックグループのパス完全なパスを指定することも、ルートフォルダを基準にした相対パスを指定することもできます。

エンドポイントセキュリティ管理コマンド

これらのコマンドは、セキュリティポリシーのインポートとエクスポート、および管理ゾーンのセキュリティポリシー暗号化キー(KMK)のエクスポートに使用されます。これらのコマンドは、ZENworks Endpoint Security Managementにのみ適用されます。

次のすべてのコマンドでは、 グローバルオプションセクションに一覧されるオプションフラグを受け入れます。ただし、esmpolicy-export-to-fileコマンドとesmpolicy-importコマンドは、リモートで実行できないので、--hostオプションを受け入れません。

esmpolicy-export-to-file (epetf) (ポリシーパス) (XMLポリシーファイルパス)

セキュリティポリシーの情報を暗号化されたXMLポリシーファイルにエクスポートします。XMLポリシーファイルは、同じ管理ゾーンまたは別の管理ゾーンへのポリシーのインポートに使用できます。

注: ポリシーをインポートするには、暗号化されたXMLポリシーファイルを復号できるように、管理ゾーンのセキュリティポリシー暗号化キー(KMK)も提供する必要があります。キーファイルの作成には、esmpolicy-export-kmk-to-fileコマンドを使用します。

(ポリシーパス) - Policiesルートフォルダを基準にしたポリシーオブジェクトの相対パス(ファイル名を含む)。たとえば、FWpolicy1ESMpolicies/DEpolicy4のように指定します。

(XMLポリシーファイルパス) - XMLポリシーファイルを保存するパス(ファイル名を含む)。ファイル名だけを指定した場合、ファイルは現在のディレクトリに保存されます。たとえば、firewallpolicy.xmlまたはc:\firewallpolicy.xmlのように指定します。

例:

zman epetf FWPolicy1 c:\FWpolicy1.xml

zman epetf ESMpolicies/DEpolicy4 DEpolicy4.xml

esmpolicy-export-kmk-to-file (epektf) (ポリシー暗号化キーのファイルパス)

管理ゾーンのセキュリティポリシー暗号化キー(KMK)をファイルにエクスポートします。キーファイルは、 esmpolicy-import コマンドによるポリシーのインポート時に、XMLポリシーファイル(ゾーン内のポリシーからエクスポートされたファイル)を復号化するために必要です。

(ポリシー暗号化キーのファイルパス) - セキュリティポリシー暗号化キー(KMK)ファイルを保存するパス(ファイル名を含む)。ファイル名だけを指定した場合、ファイルは現在のディレクトリに保存されます。ファイルには、サポートされている任意のファイル名を使用します。拡張子は重要ではありません。任意の拡張子を使用できます。拡張子を使用しなくても構いません。たとえば、KMK.txtkey.xmlKMK、およびdecryption.fileは、すべて有効なファイル名です。

例:

zman epektf c:\key.txt

zman epektf EncryptionKey.xml

esmpolicy-import(epi) (ポリシー名) (ポリシー暗号化キーのファイルパス) (XMLポリシーファイルパス) [親フォルダ]

esmpolicy-export-to-fileコマンドで作成された暗号化XMLファイルからセキュリティポリシーをインポートします。

(ポリシー名) - ポリシーオブジェクトに割り当てる名前。

(ポリシー暗号化キーのファイルパス) - ポリシーのエクスポート元となった管理ゾーンのセキュリティポリシー暗号化キー(KMK)ファイルのフルパス(ファイル名を含む)。このファイルは、暗号化されたXMLファイルを復号するために必要です。キーファイルが現在のディレクトリにある場合は、ファイル名だけを指定します。

(XMLポリシーファイルパス) - 暗号化されたXMLポリシーファイルのフルパス(ファイル名を含む)。ファイルが現在のディレクトリにある場合は、ファイル名だけを指定します。

[親フォルダ] - ポリシーオブジェクトを作成するPoliciesフォルダ。ルートフォルダでオブジェクトを作成する場合は、このオプションを無視してください。

例:

zman epi FWPolicy c:\key.txt c:\FWpolicy.xml

zman epi DEPolicy key.txt encryptionpolicy.xml esmpolicies/encryption

esmpolicy-purge-effective-policies (epep) [(デバイスパス)(デバイスパス)...(デバイスパス)] [-b|--begin-date=yyyy-MM-dd HH:mm:ss] [-e|end-date=yyyy=MM-dd HH:mm:ss] [-u|--unregisteredDevices]

有効なポリシーレポートのレコードをZENworksデータベースからパージします。次のオプションを使用すると、特定のデバイスまたは特定の期間のレポートレコードをターゲットにすることができます。

[(デバイスパス) (デバイスパス) ... (デバイスパス)]: 特定デバイスの有効なポリシーレポートレコードをパージするには、デバイスごとにフルパスを指定します。すべてのデバイスのレポートをパージする場合は、このオプションを無視してください。

このコマンドは次のオプションを受け入れます。

[-b|--begin-date=年-月-日 時:分:秒]: 特定の日付から開始する有効なポリシーレポートレコードをパージするには、開始日を指定します。開始日またはそれ以降のタイムスタンプを持つすべてのレコードがパージされます。特定の期間を指定するには、このオプションとend-dateオプションを併用してください。

[-e|--end-date=yyyy=MM-dd HH:mm:ss]: 特定の日付までの有効なポリシーレポートレコードをパージするには、終了日を指定します。終了日またはそれ以前のタイムスタンプを持つすべてのレコードがパージされます。特定の期間を指定するには、このオプションとbegin-dateオプションを併用してください。

[-u|--unregisteredDevices]: もうゾーンには登録されていないものの、まだZENworksデータベースにレポートデータのあるデバイスの有効なポリシーレポートレコードをパージします。

例:

zman epep /Devices/Workstations/device1

zman epep /Devices/Workstations/device1 -b "2010-10-10 10:10:10" -e "2010-12-31 24:00:00"

zman epep -u

Full Disk Encryptionコマンド

これらのコマンドは、ZENworks Full Disk Encryptionにのみ適用されます。これらのコマンドは、次にリストされたパラメータに加え、「グローバルオプション」セクションにリストされたオプションフラグを受け入れます。

fdepolicy-purge-eri (fpe) [(デバイスパス)(デバイスパス)...(デバイスパス)] [-b|--begin-date=yyyy-MM-dd HH:mm:ss] [-e|end-date=yyyy=MM-dd HH:mm:ss] [-u|--unregisteredDevices]

ZENworksデータベースから緊急回復情報(ERI)レコードをパージします。次のオプションを使用すると、特定のデバイスまたは特定の期間のレコードをターゲットにすることができます。

[(デバイスパス) (デバイスパス) ... (デバイスパス)]: 特定デバイスのERIレコードをパージするには、デバイスごとにフルパスを指定します。すべてのデバイスのレコードをパージする場合は、このオプションを無視してください。

[-b|--begin-date=yyyy-MM-dd HH:mm:ss]: 特定の日付から開始するERIレコードをパージするには、開始日を指定します。開始日またはそれ以降のタイムスタンプを持つすべてのレコードがパージされます。特定の期間を指定するには、このオプションとend-dateオプションを併用してください。

[-e|--end-date=yyyy=MM-dd HH:mm:ss]: 特定の日付までのERIレコードをパージするには、終了日を指定します。終了日またはそれ以前のタイムスタンプを持つすべてのレコードがパージされます。特定の期間を指定するには、このオプションとbegin-dateオプションを併用してください。

[-u|--unregisteredDevices]: もうゾーンには登録されていないものの、まだZENworksデータベースにERIレコードのあるデバイスのERIレコードをパージします。

例:

zman fpe /Devices/Workstations/device1

zman fpe /Devices/Workstations/device1 -b "2010-10-10 10:10:10" -e "2010-12-31 24:00:00"

zman fpe -u

fdepolicy-export-to-file (fpetf) (ポリシーパス) (XMLポリシーファイルパス)

完全ディスク暗号化ポリシーの情報を暗号化されたXMLポリシーファイルにエクスポートします。XMLポリシーファイルは、同じ管理ゾーンまたは別の管理ゾーンへのポリシーのインポートに使用できます。

注: ポリシーをインポートするには、暗号化されたXMLポリシーファイルを復号できるように、管理ゾーンの完全ディスク暗号化ポリシー暗号化キー(KMK)も提供する必要があります。キーファイルの作成には、fdepolicy-export-kmk-to-fileコマンドを使用します。

(ポリシーパス) - Policiesルートフォルダを基準にしたポリシーオブジェクトの相対パス(ファイル名を含む)。たとえば、FDEpolicies/FDEpolicy4です。

(XMLポリシーファイルパス) - XMLポリシーファイルを保存するパス(ファイル名を含む)。ファイル名だけを指定した場合、ファイルは現在のディレクトリに保存されます。たとえば、FDEpolicy.xmlです。

例:

zman fpetf FDEPolicy1 c:\FDEpolicy1.xml

fdepolicy-import (fpi) (ポリシー名) (ポリシー暗号化キーのファイルパス) (XMLポリシーファイルパス) [親フォルダ]

fdepolicy-export-to-fileコマンドで作成された暗号化XMLファイルから完全ディスク暗号化ポリシーをインポートします。

(ポリシー名) - ポリシーオブジェクトに割り当てる名前。

(ポリシー暗号化キーのファイルパス) - ポリシーのエクスポート元となった管理ゾーンの完全ディスク暗号化ポリシー暗号化キー(KMK)ファイルのフルパス(ファイル名を含む)。このファイルは、暗号化されたXMLファイルを復号するために必要です。キーファイルが現在のディレクトリにある場合は、ファイル名だけを指定します。

(XMLポリシーファイルパス) - 暗号化されたXMLポリシーファイルのフルパス(ファイル名を含む)。ファイルが現在のディレクトリにある場合は、ファイル名だけを指定します。

[親フォルダ] - ポリシーオブジェクトを作成するPoliciesフォルダ。ルートフォルダでオブジェクトを作成する場合は、このオプションを無視してください。

例:

zman fpi FDEPolicy c:\key.txt c:\FDEpolicy.xml

fdepolicy-export-kmk-to-file (fpektf) (ポリシー暗号化キーのファイルパス)

管理ゾーンの完全ディスク暗号化ポリシー暗号化キー(KMK)をファイルにエクスポートします。キーファイルは、fdepolicy-importコマンドによるポリシーのインポート時に、XMLポリシーファイル(ゾーン内のポリシーからエクスポートされたファイル)を復号化するために必要です。

(ポリシー暗号化キーのファイルパス) - 完全ディスク暗号化ポリシー暗号化キー(KMK)ファイルを保存するパス(ファイル名を含む)。ファイル名だけを指定した場合、ファイルは現在のディレクトリに保存されます。ファイルには、サポートされている任意のファイル名を使用します。拡張子は重要ではありません。任意の拡張子を使用できます。拡張子を使用しなくても構いません。たとえば、KMK.txtkey.xmlKMK、およびdecryption.fileは、すべて有効なファイル名です。

例:

zman fpektf c:\key.txt

zman fpektf EncryptionKey.xml

機能コマンド

これらのコマンドは、ZENworksの特定の機能を有効にするために使用されます。これらのコマンドは、次にリストされたパラメータに加え、「グローバルオプション」セクションにリストされたオプションフラグを受け入れます。

feature-enable-platform-ipados (fepi)...[オプション]

このコマンドは、ゾーン内のiPadOSプラットフォームを有効にします。このプラットフォームを有効にする場合:

  • iOS 13以降のバージョンの既存のすべてのiPadデバイスは、iOSダイナミックグループからiPadOSダイナミックグループに移動します。iOSダイナミックグループの一部として、移動したデバイスに適用されていた既存の割り当ては適用されなくなります。iPadOSダイナミックグループに対してこれらの割り当てを手動で再作成する必要があります。

  • iPadOSデバイスは、iOSデバイスに適用されていた既存の登録ルールの一部ではなくなります。iPadOSデバイスに対してこれらの登録ルールを再作成する必要があります。

ホットリストコマンド

このコマンドは、未確認の警告またはエラーを持つデバイスのリストを表示する場合に使用します。Hotlistコマンドは、長い形式ではhotlist-から始まり、短い形式ではhlから始まります。

さらに、コマンドと併せて一覧表示されている個々のオプションも受け入れます。

hotlist-view (hlv) [オプション]

未確認の警告またはエラーを持つデバイスのリストを表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -c, --count - ホットリスト項目の数のみを表示します。
  • -t, --type=[エラータイプ] - ホットリスト項目のエラータイプでフィルタします。有効な値は、NoncompliantCritical、およびWarningです。
  • -o, --operator=[比較演算子] - 指定した場合、この演算子はエラーカウントベースのフィルタリングで使用されます。有効な値は、>、>=、=、<、および<=です。システムが>および<をリダイレクション演算子と誤認識しないよう、これらの演算子は引用符で囲んでください。
  • -e, --errorcount=[エラー数] - 指定したエラータイプの数を基準にフィルタします。比較演算子を指定しなかった場合、>=がデフォルトで使用されます。エラータイプが指定されていない場合、この数は不適合エラー、重大エラー、および警告エラーの合計とみなされます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示させる結果の数。警告またはエラーは、messages-acknowledgeコマンドを使用して承認できます。デバイスの警告またはエラーすべてがいったん未承認になると、メッセージはホットリストには今後は表示されなくなります。
  • 例: 5個より多い重大なエラーを含むデバイスをホットリストに表示するには:
  • zman hlv --type critical --operator ">" --error-count 5

Intel AMTコマンド

これらのコマンドは、Intel AMTデバイス上のプレプロビジョニング、プロビジョニング、および管理操作の実行に使用されます。Intel AMTコマンドは、長い形式ではiamt-で始まり、短い形式では英字iで始まります。

ZENworks でサポートされているiAMTバージョンは、3、4、5、および6です。

iamt-root-certificate-hash (irch)

ZENworksルート証明書ハッシュを印刷します。

iamt-create-mgmtcert (icmc) [オプション]

iAMTプロビジョニングサーバまたは管理サーバとして使用されているすべてのプライマリサーバ上で、 .DER形式のIntel AMTプロビジョニング証明書またはIntel AMT管理証明書を作成またはインポートします。

外部証明書をインポートする場合は、次のオプションを受け入れてください。

  • -p, --certpath - 外部CAによって署名されたIntel AMTプロビジョニング/管理証明書のパスを指定します。証明書は、.DER形式にする必要があります。

たとえば、外部証明書をインポートするには、次のコマンドを実行します。

zman icmc --certpath C:\Certificate.DER

iamt-create-csr (icc) (isCA) (タイプ) [オプション]

Intel AMTプロビジョニング/管理サーバまたは外部CA環境内のAMTデバイスに対する証明書要求を作成します。

  • isCA - 有効な値は、TrueまたはFalseです。Trueの場合、証明書要求は、Intel AMT管理ゾーンに証明書を生成します。
  • Type - 有効な値は、mgmtまたはdeviceです。管理ゾーンまたは管理ゾーン内の特定デバイスに対する証明書要求が作成されます。

次のオプションを受け入れます。

  • -c, --country=[国名] - 国の名前を指定します。
  • -s, --state=[州名] - 州の名前を指定します。
  • -o, --organization=[組織名] - 組織の名前を指定します。
  • -u, --orgunit=[組織単位] - 組織の単位を指定します。
  • -n, --commonname=[共通名] - 証明書の共通名を指定します。
  • -d, --destination-folder=[宛先フォルダ]: 証明書署名要求ファイルのコピー先フォルダのパスを指定します。
iamt-clear-mgmtcert (idmc)

Intel AMTプロビジョニング/管理証明書をクリアします。

iamt-cacert-import (icai) [isclear] [オプション]

外部CAまたはその従属CAをサーバ上でインポートします。

  • [isclear] - 有効な値はTrueまたはFalseです。trueの場合は、インポートした外部CAまたはその従属CAが削除されます。

外部CAまたはその従属CAをインポートする場合は、次のオプションを受け入れます。

  • -i, --inform - 証明書フォーマットがPEMまたはDERのいずれであるか指定します。
  • -p, --cacertpath - 証明書パスを指定します。

イメージングコマンド

このコマンドは、イメージング操作を実行するために使用されます。イメージングコマンドは、長い形式ではimaging-から始まり、短い形式ではiから始まります。

imaging-apply-assigned-imaging-bundle (iaaib) (デバイスタイプ) (デバイス名)

選択したデバイスに直接割り当てられている最新のプレブートバンドルを適用します。使用可能な直接割り当てがない場合、このコマンドでは、選択したデバイスの継承割り当てに属する最初のプレブートバンドルが適用されます。バンドルは、デバイスが次にプレブート作業を確認するときに適用されます。

次のオプションを受け入れます。

  • (デバイスタイプ) - 有効な値はserverおよびworkstationです。
  • (デバイス名) - サーバまたはワークステーションオブジェクトの名前。

たとえば、割り当てられているイメージングバンドルをネームサーバ1を使用してサーバに適用するには、次のコマンドを実行します。

zman iaaib server server1

デバイスオブジェクトがフォルダ内にある場合は、次のコマンドを使用します。

iaaib (デバイスタイプ) (デバイスのフォルダ/パス)/(デバイス名)

ここでfolder/path of deviceは、WorkstationまたはServerフォルダ内のデバイスの相対パス。

ディレクトリ内に複数のワークステーションがあり、ワークステーション名の前にアルファベット数字(dev091、dev092、...dev099など)が付いている場合は、Linuxサーバから次のコマンドを使用して、割り当てられたイメージングバンドルを複数のデバイスに同時に適用します。

zman iaaib workstation folderx/dev{09{1,2,3,4,5,6,7,9}}

バンドルはデバイスdev091、dev092、などに適用されます。

インベントリコマンド

スキャンを初期化して、管理対象デバイスにインベントリデータコレクションフォームを送信するために使用するコマンドです。インベントリコマンドは、長い形式ではinventory-から始まり、短い形式ではiから始まります。

inventory-collection-wizard-run-now (icwrn) (デバイスオブジェクトパス) [...] [オプション]

インベントリデータコレクションフォームを1つ以上のデバイスに送信します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[デバイスフォルダ] - /デバイスを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にした相対パスとして決定されます。これは、同じフォルダで複数のデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
(inventory-scan-now|isn) (<デバイスオブジェクトパス> <デバイスオブジェクトパス>...<デバイスオブジェクトパス>) [オプション]

1つ以上のデバイスのインベントリスキャンを実行します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[デバイスフォルダ] - /デバイスを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にした相対パスとして決定されます。これは、同じフォルダで複数のデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
inventory-export-localproducts|ielp (パス名)

管理者が定義したローカル製品と製品の指紋をエクスポートします。ローカル製品をエクスポートできるのはCDLP権限を持つ管理者だけです。

製品データをエクスポートするには、次のように指定します。

zman ielp {パス名}

例:

管理者が定義したすべてのローカル製品を、ZENworks Configuration Managementから ./output/lpexports.txtのファイルにエクスポートする例を示します。

zman ielp ./output/lpexports.txt.

inventory-import-localproducts|iilp (パス名) [dokbmerge]

管理者が定義したローカル製品と製品の指紋をインポートします。ローカル製品をインポートできるのはCDLP権限を持つ管理者だけです。

  • dokbmerge - ローカル製品のインポート後にKBマージをトリガします。

製品データをインポートするには、次のように指定します。

zman iilp {パス名} [-U (管理者)] [-P (パスワード)].

例:

管理者が定義したローカル製品を、./output/lpimports.txtのファイルからZENworks Configuration Managementにインポートする例を示します。

zman iilp ./output/lpimports.txt -U Administrator -P novell.

ライセンスコマンド

これらのコマンドは、ZENworksサーバを有効化したり、ライセンス情報を表示したりする場合に使用します。ライセンスコマンドは、長い形式ではlicense-から始まり、短い形式ではlから始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

license-activate (la) (製品名) (ライセンスキー)

ZENworks製品(Asset Inventory for Linux、ZENworks Configuration Management、ZENworks Asset Management、ZENworks Full Disk Encryption、ZENworks Endpoint Security Management)またはZENworks Suiteを有効にします。

license-deactivate (ld) (製品名)

ZENworks製品を非アクティブ化します。引数として製品名だけが必要です。

license-info (li)

ライセンス情報を表示します。

license-refresh (lr)

通常1日1回更新される、保存されているライセンスキャッシュをシステムに更新させます。このコマンドを使用すると、評価版ライセンスの期限が切れ、キャッシュに反映されていない場合など、いつでもキャッシュを更新できます。

license-show-active-components (lsac)

既知のすべてのZENworks Configuration ManagementコンポーネントとDataModelプラグインの現在のライセンスステータスを一覧にします(2つのそれぞれのリスト)。

場所コマンド

場所の表示と管理を行うコマンドです。場所は、1つまたは複数のネットワーク環境から構成されます。ZENworks Agentは、その現在の環境が、場所に関連付けられたネットワーク環境に一致していると判断すると、場所に割り当てられたすべてのセキュリティポリシーおよび最近接サーバルールを適用します。

場所コマンドは、長い形式ではlocation-から始まり、短い形式ではlから始まります。次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

location-assign-device-folder (ladf) (デバイスフォルダまたはデバイスオブジェクトパス) [<場所オブジェクト> <場所オブジェクト>...<場所オブジェクト>] [-a|--allLocations]

特定のデバイスフォルダまたはデバイスオブジェクトに場所を割り当てます。

(デバイスフォルダまたはデバイスオブジェクトパス) - デバイスフォルダまたはデバイスオブジェクトの完全なパス。

[場所オブジェクト] [...] - 場所オブジェクトの名前。

-a, --allLocations - このパラメータを使用して、デバイスフォルダまたはデバイスオブジェクトにすべての場所およびネットワーク環境を割り当てます。

location-audit-upload (lau) (場所名) (状態)

指定された場所への監査データのアップロードを設定します。

(場所名) - 場所の名前です。

(状態) - 次の状態から選択します。

  • 1を選択すると、関連付けられた場所にあるデバイスから、任意のサテライトサーバ(コレクションの役割)またはプライマリサーバに監査イベントデータをアップロードできるようになります。

  • 2を選択すると、関連付けられた場所にあるデバイスからは、どのサテライトサーバ(コレクションの役割)やプライマリサーバにも監査イベントデータをアップロードできなくなります。

location-create (lc) (場所名) [-d|--desc=<説明>] [ネットワーク環境名] [...]

場所を作成し、(オプションで)場所にネットワーク環境を割り当てます。

(場所名) - 新しい場所に割り当てる名前。

[ネットワーク環境名] - 場所に割り当てる既存のネットワーク環境の名前。 複数のネットワーク環境を追加できます。場所の作成中のネットワーク環境の追加はオプションです。場所の作成後に、location-nwenv-assignコマンドを使用して、ネットワーク環境を追加することができます。

[ネットワーク環境名] - 場所に割り当てる既存のネットワーク環境の名前。 複数のネットワーク環境を追加できます。場所の作成中のネットワーク環境の追加はオプションです。場所の作成後に、location-nwenv-assignコマンドを使用して、ネットワーク環境を追加することができます。

次のオプションを受け入れます。

-d |--desc=説明: 場所の説明を指定します。

-t | -- downloadThrottle=スロットルレートのダウンロード: ダウンロードスロットルレートを指定します。

-u | -- uploadThrottle=スロットルレートのアップロード アップロードスロットルレートを指定します。

-a | -- auditUpload=アップロードデータの監査 監査アップロードデータを有効にするには0を、無効にするには1を指定します。

-e | -- 通信用の優先プロトコル 通信用の優先プロトコルに基づいて、IPv4またはIPv6を指定します。

この場所のデバイスが、IPv6 URLでの通信を試みる前にIPv4 URLを使用してサーバと通信するようにするには、IPv4を指定します。

IPv4 URLでの通信を試みる前に、この場所のデバイスがIPv6 URLを使用してサーバと通信するようにするには、IPv6を指定します。

C | -- cifsServer=CIFSサーバ: 共有アクセスの提供を可能にするCIFSサーバを指定します。

-i | --proxyAddress=IPv4 HTTPプロキシアドレス IPv4プロキシアドレスを指定します。

-p | --proxyPort= IPv4 HTTPプロキシポート: プロキシサーバがリスンするポート番号を指定します。

-r | --proxyCidr=IPv4 HTTPプロキシのCIDR: CIDR表記を使用してIPv4アドレスの範囲を指定します。

-x | --ipv6ProxyAddress=IPv6 HTTPプロキシアドレス IPv6プロキシアドレスを指定します。

-y –ipv6ProxyPort=IPv6 HTTPプロキシポート: プロキシサーバがリスンするポート番号を指定します。

-z | -- ipv6ProxyCidr=IPv6 HTTPプロキシのCIDR: CIDR表記を使用してIPv6アドレスの範囲を指定します。

location-delete (ldel) (場所名) [...]

場所を削除します。

(場所名) - 削除する場所の名前。 1つまたは複数の場所名を指定できます。

location-delete-all-network-assignments (ldana) (場所名)

場所からすべてのネットワーク環境を削除します。

(場所名) - 割り当てられたすべてのネットワーク環境を削除する場所の名前。

location-delete-network-assignments (ldna) (場所名) [ネットワーク環境名] [...]

指定したネットワーク環境を場所から削除します。

(場所名) - ネットワーク環境を削除する場所の名前。

[ネットワーク環境名] -削除するネットワーク環境の名前。複数のネットワーク環境を削除することができます。

location-list (ll) [オプション]

場所を一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -c, --count - 結果の数が表示されます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
location-list-network-assignments (llna) (場所名)

場所に割り当てられたネットワーク環境を一覧表示します。

(場所名) - ネットワーク環境を表示する場所の名前。

次のオプションを受け入れます。

  • -c, --count - 結果の数が表示されます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
location-list-relationships (llrel) (場所名) [-cカウント]

指定した場所に関連付けられたポリシーやバンドルなどのZENworksオブジェクトを一覧表示します。

(場所名) - ZENworksオブジェクトを表示する場所の名前。

次のオプションを受け入れます。

  • -c, --count - 結果の数が表示されます。
location-network-assign (lna) (場所名) (ネットワーク環境名) [...]

場所にネットワーク環境を追加します。

(場所名) - ネットワーク環境を割り当てる場所の名前。

[ネットワーク環境名] - 場所に追加する既存のネットワーク環境の名前。 複数のネットワーク環境を追加できます。

location-rename (lrn) (古い名前意) (新しい名前)

場所の名前を変更します。

(古い名前) - 名前を変更する場所の名前。

(新しい名前) - 場所の新しい名前。

location-response-recompute|lrr> [<デバイスフォルダまたはデバイスオブジェクトパス> <デバイスフォルダまたはデバイスオブジェクトパス>...<デバイスフォルダまたはデバイスオブジェクトパス>] [-f|--forceRecompute]

要求元デバイスが最新の変更を取得できるように、サーバに対して場所設定の応答の再計算を要求します。

[デバイスフォルダまたはデバイスオブジェクトパス][...]:デバイスフォルダまたはデバイスオブジェクトのパスを指定します。

-f, --forceRecompute:場所設定のすべての応答を強制的に再計算します。

location-throttle (lt) (場所名) (スロットルレート)

指定した場所で認識されたデバイスに、コンテンツを配布する際に使用する帯域幅スロットルレートを設定します。ZENworksサーバおよびネットワークシステムのパフォーマンスを最大化するために、高帯域幅環境と低帯域幅環境で別のスロットルレートセットを使用できます。スロットルレートは、優先順序の高いパッチおよびバンドルコンテンツがすばやく展開できるようにバンドルで上書きすることができます。

(場所名) - 帯域スロットルレートを定義する場所の名前。

(スロットルレート) - 毎秒あたりのキロビット(kbps)数での最大帯域幅レート。

location-unknown-throttle (lut) (スロットルレート)

未知の場所で認識されたデバイスに、コンテンツを配布する際に使用する帯域幅スロットルレートを設定します。

(スロットルレート) - 毎秒あたりのキロビット(kbps)数での最大帯域幅レート。

location preferred protocol communication | lppc <場所名> [オプション]

既存の場所を編集します。

<場所名>:場所の名前を指定します。

次のオプションを受け入れます。

IPv4: この場所のデバイスが、IPv6 URLでの通信を試みる前にIPv4 URLを使用してサーバと通信するようにするには、IPv4を指定します。

IPv6: IPv4 URLでの通信を試みる前に、この場所のデバイスがIPv6 URLを使用してサーバと通信するようにするには、IPv6を指定します。

メッセージコマンド

メッセージの表示と管理を行うコマンドです。メッセージコマンドは、長い形式ではmessage-から始まり、短い形式ではmから始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

(messages-acknowledge|ma) [オブジェクトパス] [オプション]

ZENworks管理対象デバイス、バンドル、またはポリシーに関連するメッセージを確認します。

[オブジェクトパス] - メッセージが関連しているオブジェクトのフルパス。オブジェクトは、サーバ、ワークステーション、バンドル、またはポリシーのいずれかになります。

次のオプションを受け入れます。

  • -b, --begin-date=[メッセージがログされた日付] - この日付以降にログされたメッセージを確認します。日付の形式は、YYYY-MM-DDです。
  • -e, --end-date=[メッセージがログされた日付] - この日付以前にログされたメッセージを確認します。日付の形式は、YYYY-MM-DDです。
  • -a, --all - オブジェクトに対してログ記録されたメッセージをすべて確認します。オブジェクトが指定されていない場合、ログ記録されたすべてのメッセージが確認されます。
  • -l, --logID=[ログID][...] - 確認するメッセージのログIDのカンマ区切りリスト。ログIDは、messages-viewコマンドを使用して取得できます。
  • -L, --logID-file=[ファイルパス] - メッセージログIDを含むファイルのパス。ファイルの各行には1つのメッセージログIDが含まれている必要があります。ログIDを入力するには、このオプションを--log-IDオプションの代わりに使用します。
(messages-delete|md) [オブジェクトパス] [オプション]

ZENworks管理デバイスに関連するメッセージを削除します。

[オブジェクトパス] - メッセージが関連しているオブジェクトのフルパス。オブジェクトは、サーバ、ワークステーション、バンドル、またはポリシーのいずれかになります。

次のオプションを受け入れます。

  • -b, --begin-date=[メッセージがログされた日付] - この日付以降にログされたメッセージを削除します。日付の形式は、YYYY-MM-DDです。
  • -e, --end-date=[メッセージがログされた日付] - この日付以前にログされたメッセージを削除します。日付の形式は、YYYY-MM-DDです。
  • -l, --logID=[ログID][...] - 削除するメッセージのログIDのカンマ区切りリスト。ログIDは、messages-viewコマンドを使用して取得できます。
  • -L, --logID-file=[ファイルパス] - メッセージログIDを含むファイルのパス。ファイルの各行には1つのメッセージログIDが含まれている必要があります。ログIDを入力するには、このオプションを--log-IDオプションの代わりに使用します。
messages-view (mv) [オプション] [オブジェクトパス]

ZENworks管理デバイス、バンドル、またはポリシーに関連するメッセージのリストを表示します。

  • -S, --severity=[重大度 [ ...] - メッセージの重大度でフィルタします。有効な値は、criticalwarning、およびinfoです。
  • -t, --type=[メッセージタイプ] - メッセージのソースでフィルタします。有効な値は、serverおよびclientです。serverでフィルタすると、ZENworksサーバによって生成されたメッセージのリストが表示されます。clientでフィルタすると、そのデバイス上のZENworks Agentによって生成されたメッセージのリストが表示されます。
  • -D, --date-condition=[日付条件] - 日付範囲に基づいてメッセージをフィルタします。有効な値は、beforesince、およびbetweenです。日付を指定するには--begin-dateオプションおよび--end-dateオプションを指定します。日付条件が使用され、日付が指定されていない場合は、現在の日付がデフォルトで使用されます。
  • -b, --begin-date=[メッセージがログされた日付] - メッセージがログされた日付。日付の形式は、YYYY-MM-DDです。このオプションは日付条件オプションとともに使用する必要があります。日付条件が指定されていない場合は、この日付以前のメッセージが表示されます。
  • -e, --end-date=[メッセージがログされた日付] - メッセージがログされた日付。日付の形式は、YYYY-MM-DDです。日付条件オプションの値としてbetweenを指定する場合は、このオプションを指定する必要があります。
  • -a, --acknowledged - 確認されたメッセージでフィルタします。
  • -n, --not-acknowledged - 確認されていないメッセージでフィルタします。
  • -m, --messagefilter=[ローカライズメッセージ] - ローカライズされたメッセージでフィルタします。
  • -c, --count - メッセージ数のみ表示します。
  • -o, --sort-order=[ソート順序] - 日付、重大度、および承認に基づいてメッセージをソートします。
  • -A, --asc - ソート済みリストのソート方向を指定します。デフォルトは降順です。
  • -d, --detailed - メッセージに関する詳細を返します。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。

ネットワーク環境コマンド

ネットワーク環境の表示と管理を行うコマンドです。ネットワーク環境は、環境を特定するサービス(ゲートウェイ、DNSサーバ、DHCPサーバなど)から構成されます。

ネットワーク環境は場所の基本要素です。ZENworks Agentは、その現在の環境が、場所に割り当てられたネットワーク環境に一致していると判断すると、場所に割り当てられたすべてのセキュリティポリシーおよび最近接サーバルールを適用します。

ネットワーク環境コマンドは、長い形式ではnetwork-environment-から始まり、短い形式ではneから始まります。次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

network-environment-audit-upload (neau) (ネットワーク環境名) (状態)

指定されたネットワーク環境の監査データのアップロード設定を設定します。

(ネットワーク環境名) - ネットワーク環境の名前。

(状態) - 次の状態から選択します。

  • 0を選択すると、デバイスに関連付けられた場所に対して設定されている監査データのアップロード設定に戻すことができます。

  • 1を選択すると、関連付けられたネットワーク環境にあるデバイスから、任意のサテライトサーバ(コレクションの役割)またはプライマリサーバに監査イベントデータをアップロードできるようになります。

  • 2を選択すると、関連付けられたネットワーク環境にあるデバイスからは、どのサテライトサーバ(コレクションの役割)やプライマリサーバにも監査イベントデータをアップロードできなくなります。

network-environment-create (nec) (ネットワーク環境名) [-d|--desc=<説明>] [ネットワーク環境XMLファイル]

指定したXMLファイルに含まれている情報からネットワーク環境を作成します。

(ネットワーク環境名) - ネットワーク環境に割り当てる名前。

-d, --desc=<説明> - ネットワーク環境の説明。

[ネットワーク環境XMLファイル] - ネットワーク環境の作成に必要な情報が含まれたXMLファイルのパス名。XMLファイルを持っていない場合は、 network-environment-export-to-fileコマンドを使用して既存のネットワーク環境の情報をエクスポートします。 その後、XMLファイルを新しいネットワーク環境ファイル作成用のテンプレートとして使用できます。

network-environment-delete (ned) (ネットワーク環境名) [...]

ネットワーク環境を削除します。

(ネットワーク環境名) - 削除するネットワーク環境の名前。 1つまたは複数の名前を指定できます。

network-environment-export-to-file (neetf) (ネットワーク環境名) (XMLファイルパス)

ネットワーク環境の情報をXML形式のファイルにエクスポートします。

network-environment-createコマンドでは、ネットワーク環境はXML形式のファイルで入力する必要があります。このファイルをテンプレートとして使用し、必要に応じて、新しいネットワーク環境を作成するときに使用する情報を含むように変更できます。

(ネットワーク環境名) - ファイルに情報をエクスポートするネットワーク環境の名前。

(XMLファイルパス) - エクスポートファイルのファイルパスおよび名前。

network-environment-list (nel) [オプション]

ネットワーク環境を一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -c, --count - 結果の数が表示されます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
network-environment-list-relationships (nelr) (ネットワーク環境名) [-crカウント]

指定したネットワーク環境に関連付けられたポリシーやバンドルなどのZENworksオブジェクトを一覧表示します。

(ネットワーク環境名) - ZENworksオブジェクトを表示するネットワーク環境の名前。

次のオプションを受け入れます。

  • -c, --count - 結果の数が表示されます。
network-environment-rename (ner) (古い名前) (新しい名前)

ネットワーク環境の名前を変更します。

(古い名前) - 名前を変更するネットワーク環境の名前。

(新しい名前) - ネットワーク環境の新しい名前。

network-environment-throttle (net) (ネットワーク環境名) (スロットルレート)

特定のネットワーク環境にあるデバイスに、コンテンツを配布する際の帯域幅スロットルレートを設定します。ZENworksサーバおよびネットワークシステムのパフォーマンスを最大化するために、高帯域幅環境と低帯域幅環境で別のスロットルレートセットを使用できます。スロットルレートは、優先順序の高いパッチおよびバンドルコンテンツがすばやく展開できるようにバンドルで上書きすることができます。

(ネットワーク環境名) - 帯域幅スロットルレートを定義するネットワーク環境の名前。

(スロットルレート) - 毎秒あたりのキロビット(kbps)数での最大帯域幅レート。

(network-preferred-protocol-communication | neppc) (ネットワーク環境名) [オプション]

ネットワーク環境を作成します

<ネットワーク環境名>: ネットワーク環境の名前を指定します。

次のオプションを受け入れます。

IPv4: IPv6 URLでの通信を試みる前に、このネットワーク環境のデバイスがIPv4 URLを使用してサーバと通信するようにするには、IPv4を指定します。

IPv6: IPv4 URLでの通信を試みる前に、このネットワーク環境のデバイスがIPv6 URLを使用してサーバと通信するようにするには、IPv6を指定します。

Micro Focus Customer Center登録コマンド

このコマンドを使用して、プライマリサーバをMicro Focus Customer Centerに登録します。

Micro Focus Customer Center登録コマンドは、長い形式ではncc-registerから始まり、短い形式ではnccregから始まります。このコマンドは、「グローバルオプション」のセクションに一覧表示されるフラグを受け入れます。さらに、コマンドと併せて一覧表示されている個々のオプションも受け入れます。

(ncc-register|nccreg) (abc@xyz.com) (登録キー) [プライマリサーバのパス] [-i|--nccConfigXML=ncc-config.xml] [-r|--reRegister]

プライマリサーバをMicro Focus Customer Centerに登録します。

(abc@xyz.com) - プライマリサーバをMicro Focus Customer Centerのサーバに登録するための電子メールアドレス。

(登録キー) - プライマリサーバをMicro Focus Customer Centerのサーバに登録するための登録キー。

[プライマリサーバのパス] - Micro Focus Customer Centerのサーバに登録するためのプライマリサーバのパス。

-i, --nccConfigXML= ncc-config.xml - 製品、バージョン、アーキテクチャ、およびリリースなどの登録情報が含まれたXMLファイル。

-r, --reRegister - プライマリサーバをMicro Focus Customer Centerのサーバに再登録します。

例:

ローカルプライマリサーバをMicro Focus Customer Centerのサーバに登録するには、次のコマンドを実行します。

zman nccreg email reg-key

特定のプライマリサーバをMicro Focus Customer Centerのサーバに登録するには、次のコマンドを実行します。

zman nccreg email reg-key server_path

ローカルプライマリサーバをMicro Focus Customer Centerのサーバに再登録するには、次のコマンドを実行します。

zman nccreg email reg-key -r

特定のプライマリサーバをMicro Focus Customer Centerのサーバに再登録するには、次のコマンドを実行します。

zman nccreg email reg-key server_path -r

モバイルデバイスコマンド

これらのコマンドは、モバイルデバイスの管理に使用されます。モバイルデバイスコマンドは、長い形式ではmobile-から始まり、短い形式ではmから始まります。

mobile-copy-relationships (mcr) (モバイルデバイスパス) (モバイルオブジェクトパス) [...] [オプション]

ソースモバイルデバイスからターゲットモバイルデバイスに関係をコピーします。モバイルの関係には、バンドル割り当て、ポリシー割り当て、およびグループメンバーシップが含まれます。

次のオプションを受け入れます。

-r, --relationship-type: コピーする関係タイプ。有効な値には、bundles、policies、およびgroupsが含まれます。bundlesオプションは、ソースモバイルデバイスに関連付けられているすべてのバンドル割り当てをターゲットモバイルデバイスにコピーします。policiesオプションは、ソースデバイスに関連付けられているすべてのポリシー割り当てをターゲットデバイスにコピーします。groupsオプションは、ターゲットデバイスを、ソースデバイスが属するグループのメンバーとして追加します。

-a, --assignment-options: 割り当てオプション。有効な値には、assign-to-group-membersassign-to-folder-members、およびassign-to-folder-members-recursivelyが含まれます。assign-to-group-membersオプションは、割り当てをソースからターゲットグループのメンバーにコピーします。assign-to-folder-membersオプションは、割り当てをソースからターゲットフォルダ内のデバイスにコピーします。assign-to-folder-members-recursivelyオプションは、割り当てをソースからターゲットフォルダとそのサブフォルダ内のデバイスにコピーします。値が指定されていない場合、ターゲットフォルダまたはターゲットグループに対して直接割り当てが行われます。

-c, --conflict-resolution: 既存の割り当ての競合解決オプション。有効な値には、delete-existing-assignmentsおよびreplace-existing-assignmentsが含まれます。delete-existing-assignmentsオプションは、ターゲットデバイスの既存の割り当てをすべて削除します。replace-existing-assignmentsオプションは、ターゲットデバイスの既存の割り当てを、選択した割り当てで置き換えます。値が指定されていない場合、ターゲットデバイスの既存の割り当てが保持されます。

-g, --group-membership: グループおよびフォルダのターゲットオブジェクトタイプに使用するグループメンバーシップオプション。有効な値には、add-folder-members-recursivelyおよびdelete-existing-group-membershipが含まれます。add-folder-members-recursivelyオプションは、ターゲットフォルダとそのサブフォルダ内のデバイスを、ソースデバイスが属するグループのメンバーとして追加します。delete-existing-group-membershipオプションは、ターゲットデバイスの既存のグループメンバーシップを削除します。ターゲットにグループがある場合、そのグループのすべてのメンバーが、選択したグループに追加されます。ターゲットにフォルダがある場合、デフォルトで、そのフォルダ内のすべてのデバイスが、選択したグループに非再帰的に追加されます。

-p, --export-path: 関係のコピー操作の結果をCSV形式でエクスポートする先のファイルの完全なパス。ファイルパスと一緒に、拡張子.csvが付いたファイル名を指定できます。パスが指定されていない場合、CSVファイルはデフォルトのパス(Linux: /var/opt/microfocus/zenworks/tmp、Windows: %zenworks_home%\work\tmp)にエクスポートされます。

-f, --continue-on-failure: このオプションは必須ではありません。このオプションが指定されている場合、関係のコピー操作は失敗が検出されても続行します。このオプションが指定されていない場合、関係のコピー操作は失敗が検出されると終了します。

例:

ソースモバイルデバイスのすべての関係を複数のモバイルタイプにコピーするには:

zman mobile-copy-relationships mobilefolder/sourcemobile --relationship-type=bundles,policies,groups mobilefolder/mobile mobilefolder/mobilefolder1 mobilefolder/mobilegroup

ソースモバイルデバイスのポリシー割り当てをターゲットモバイルフォルダ内のモバイルデバイスに再帰的にコピーするには:

zman mcr mobilefolder/sourcemobile --relationship-type=policies mobilefolder1 mobilefolder2 -assignment-options=assign-to-folder-members-recursively

ソースモバイルデバイスから割り当てをコピーするときに、ターゲットモバイルデバイスの競合するバンドル割り当てを置き換えるには:

zman mcr mobilefolder/sourcemobile -r=bundles mobilefolder/mobile1 -conflict-resolution=replace-existing-assignments

ターゲットモバイルグループのモバイルデバイスをソースモバイルデバイスのグループに追加するには:

zman mcr mobilefolder/sourcemobile -r=groups mobilegroup

エラー発生時に続行するオプションとCSVとしてエクスポートするオプション(エクスポート先はC:\temp\フォルダ)を指定して、ターゲットモバイルグループのモバイルデバイスをソースモバイルデバイスのグループに追加するには:

zman mcr mobilefolder/sourcemobile -r=groups mobilegroup -f -p=C:\temp\

mobile-folder-create (mfc) (モバイルオブジェクトパス) [...] [オプション]

モバイルデバイスの新しいフォルダを作成します。

次のオプションを受け入れます。

  • --desc=[説明] - フォルダの説明。
mobile-group-create (mgc) (グループ名) [親フォルダ] [オプション]

モバイルグループを作成して、メンバーを追加します。

次のオプションを受け入れます。

  • --desc=[説明] - グループの説明。
  • -m, --members=[モバイルパス][...] - /Devices/Mobile Devicesへのモバイルデバイスの相対パスです。
  • -f, --folder=[モバイルフォルダ] - /Devices/Mobile Devicesへのモバイルデバイスフォルダの相対パスです。このオプションを指定すると、モバイルデバイスオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のモバイルデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
mobile-move (mmv) (モバイルオブジェクトのパス) [宛先フォルダパス]

モバイルデバイスオブジェクトを別のフォルダに移動します。

mobile-rename (mr) (モバイルオブジェクトのパス) (新しい名前)

モバイルデバイスオブジェクトを名前変更します。

mobile-delete (mdl) (モバイルオブジェクトのパス) [...] [オプション]

1つ以上のモバイルデバイスオブジェクトを削除します。

(モバイルオブジェクトのパス) [...] - /Devices/Mobile Devicesへのモバイルデバイスオブジェクト(モバイルデバイス、モバイルデバイスフォルダ、またはモバイルデバイスグループ)への相対パスです。ワイルドカード*は、引用符で囲まれている場合には、オブジェクト名に使用できます。オブジェクトを削除するのにワイルドカードを使用する場合は、注意します。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --recursive - フォルダ内のオブジェクトを再帰的に削除します。
  • -f, --folder=[モバイルフォルダ] - /Devices/Mobile Devicesへのモバイルデバイスフォルダの相対パスです。このオプションを指定すると、モバイルデバイスオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のモバイルデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
mobile-group-add (mga) (モバイルグループのパス) (モバイルパス) [...] [オプション]

モバイルデバイスをモバイルデバイスグループに追加します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[モバイルフォルダ] - /Devices/Mobile Devicesへのモバイルデバイスフォルダの相対パスです。このオプションを指定すると、モバイルデバイスオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のモバイルデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
mobile-list (ml) [フォルダ] [オプション]

モバイルデバイスオブジェクトを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --recursive - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
  • -n, --namefilter=[フィルタ文字列] - 指定した名前に一致する結果を表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
  • -t, --typefilter=[タイプフィルタ][...] - 指定したオブジェクトタイプのカンマ区切りリストに一致する結果が表示されます。有効な値は、devicegroup、およびfolderです。
  • -c, --count - 結果の数が表示されます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示させる結果の数。
  • -f, --flagfilter=[フラグフィルタ][...] - 指定したフラグのカンマ区切りリストに一致する結果が表示されます。有効な値は、retirednotretired、test、non-testです。
mobile-group-members (mgm) (モバイルグループパス) [オプション]

モバイルデバイスグループまたは動的モバイルデバイスグループのメンバーを一連表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
mobile-group-remove (mgr) (モバイルグループのパス) (モバイルパス) [...] [オプション]

モバイルデバイスグループからモバイルデバイスを削除します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[モバイルフォルダ] - /Devices/Mobile Devicesへのモバイルデバイスフォルダの相対パスです。このオプションを指定すると、モバイルデバイスオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のモバイルデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
mobile-list-groups (mlg) (モバイルパス) [オプション]

任意のモバイルデバイスがメンバーであるグループを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
mobile-add-policy (マップ) (モバイルオブジェクトのパス) (ポリシーまたはポリシーグループ) [...] [オプション]

ポリシーをモバイルデバイスオブジェクトに割り当てます。

次のオプションを受け入れます。

  • -c, --conflicts=[ポリシー競合解決順序] - ポリシー競合の解決方法を決定します。有効な値は、userlastまたは1devicelastまたは2deviceonlyまたは3useronlyまたは4です。userlastの場合、デバイスに関連付けられたポリシーがまず適用され、それからユーザに関連付けられたポリシーが適用されます。devicelastの場合、ユーザに関連付けられたポリシーがまず適用され、それからデバイスに関連付けられたポリシーが適用されます。deviceonlyの場合、ユーザに関連付けられたポリシーは無視されます。useronlyの場合、デバイスに関連付けられたポリシーは無視されます。このオプションを指定しなかった場合には、userlastがデフォルト値として使用されます。
  • -e, --enforce-now - 割り当てられているすべてのデバイスに対してポリシーをただちに強制的に適用します。
  • -f, --folder=[ポリシーフォルダ] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
mobile-remove-policy (mrp) (モバイルオブジェクトのパス) (ポリシーまたはポリシーグループ) [...] [オプション]

モバイルデバイスオブジェクトに割り当てられたポリシーを削除します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[ポリシーフォルダ] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
mobile-list-policies (mlp) (モバイルオブジェクトのパス) [オプション]

モバイルデバイスオブジェクトに割り当てられたポリシーを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -a, --all - 有効および無効のポリシー両方を一覧表示します。
  • -e, --effective - 有効なポリシーのみ一覧表示します。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
mobile-reorder-policies (mrop) (モバイルオブジェクトのパス) (現在の位置) (新しい位置)

モバイルデバイスに割り当てられたポリシーの順序を変更します。mobile-list-policiesコマンドを使用して、割り当てられたポリシーの順序を取得します。

mobile-view-all-policies-status (mvaps) (モバイルパス) [オプション]

モバイルに割り当てられたポリシーの詳細な展開ステータスを表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • --statusfilter=[ステータスタイプ][...] - ポリシー適用イベントのステータスでフィルタします。有効な値は、S、F、およびP (Success、Failure、およびPending)です。ステータスタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
mobile-set-as-test (msat) (モバイルオブジェクトのパス)

モバイルデバイスをテストデバイスとして設定します。

例:

mobiledevice1をテストデバイスとして設定する場合:

zman msat mobiledevice1

mobile-set-as-nontest (msan) (モバイルオブジェクトのパス)

モバイルデバイスをテストデバイス以外として設定します。

例:

mobiledevice1をテストデバイス以外として設定する場合:

zman msan mobiledevice1

mobile-refresh (mrf) (モバイルオブジェクトのパス) [...] [オプション]

モバイルデバイスを更新します。

次のオプションを受け入れます。

-f, --folder=[モバイルフォルダ] - /Devices/Mobile Devicesへのモバイルデバイスフォルダの相対パスです。このオプションを指定すると、モバイルデバイスオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のモバイルデバイスを指定するのに使用できます。

--notify=<minutes> - すべてのデバイスに通知する時間(分)。

--expire=<minutes> - クイックタスクが作成されてから期限切れになるまでの時間(分)。ただちに期限切れにするには、0を指定します。

--expirenever - プライマリサーバでクイックタスクを期限切れにしません。

mobile-activationlockbypass-export-to-file (malbetf) [file-name]

ゾーン内のすべての管理対象iOSデバイスのアクティベーションバイパスコードをZIPファイルにエクスポートします。

[file-name]バイパスコードを保存するZIPファイルのファイル名を指定します。このフィールドはオプションです。

このコマンドを実行すると、パスワードの入力を求められます。

ZIPファイルは、現在のプロンプトディレクトリに保存されます。

このコマンドの実行権限は、スーパー管理者のみが所持しています。

例: malbetf lock_code

この例では、生成されるZIPファイルがlock_codeという名前で保存されます。ファイル名はオプションフィールドです。このコマンドを実行すると、パスワードの入力を求められます。

mobile-frpaccount-export-to-file|mfetf (ZIPファイルパス)

FRP (Factory Reset Protection)の詳細をCSVファイルにエクスポートし、これらのファイルを統合してZIPアーカイブファイルを作成します。エクスポートされる詳細は、出荷時設定のハードリセット後にデバイスをプロビジョニングする権限を持つ企業アカウントの詳細です。

(ZIPファイルパス) CSVファイルが含まれるZIPアーカイブを保存する場所の完全なパスを指定します。

例:

zman mfetf C:\frpbackup\frpaccounts.zip

FRP詳細が含まれるCSVファイルをエクスポートし、パスC:\frpbackupにfrpaccounts.zipという名前のZIPアーカイブファイルを作成します。

mobile-frpaccount-purge-records|mfpr

削除されたすべてのデバイスのFRP (Factory Reset Protection)の詳細をZENworksデータベースからパージします。

オブジェクトコマンド

ZENworks オブジェクトで操作するユーティリティまたは便利なコマンドです。オブジェクトコマンドは、長い形式ではobject-から始まり、短い形式ではoから始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

object-get-GUID (ogg) (オブジェクトパス)

ZENworksオブジェクトのGUIDを取得します。

(オブジェクトパス) - スラッシュ(/)から始まるZENworksオブジェクトのフルパス。

object-get-name (ogn) (ZENworks GUID)

ZENworksオブジェクトの名前を取得します。

(ZENworks GUID) - オブジェクトのZENworks GUIDで、32文字から構成されます。

object-get-path (ogp) (ZENworks GUID)

指定したGUIDを持つZENworksオブジェクトのパスを取得します。

(ZENworks GUID) - オブジェクトのZENworks GUIDで、32文字から構成されます。

プライマリサーバコマンド

プライマリサーバ上のコンテンツの管理に使用するコマンドです。プライマリサーバコマンドは、primary-server-から始まります。

primary-server-replicate-content (psrc) (バンドルパス|ポリシーパス)

プライマリサーバ上の指定されたバンドルまたはポリシーを複製します。

例:

バンドルのコンテンツを現在のサーバに複製するには、zman psrc /Bundle/bundle1を指定します。

ポリシーのコンテンツを現在のサーバに複製するには、zman psrc /Policy/policy1を指定します。

primary-server-cleanup-content (pscc) (バンドル) (バンドルパス|ポリシーパス)

プライマリサーバ上の指定されたバンドルまたはポリシーのコンテンツをクリーンアップします。

例:

現在のサーバからバンドルのコンテンツをクリーンアップするには、zman pscc /Bundle/bundle1を指定します。

現在のサーバからポリシーのコンテンツをクリーンアップするには、zman psrc /Policy/policy1を指定します。

ポリシーコマンド

ポリシーの作成、変更、および管理を行うコマンドです。ポリシーコマンドは、長い形式ではpolicy-から始まり、短い形式では p から始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

policy-assign (pa) (デバイスまたはユーザタイプ) (ポリシーまたはポリシーグループ) (デバイスまたはユーザオブジェクトパス) [...] [オプション]

ポリシーまたはポリシーグループを1つまたは複数のデバイスまたはユーザオブジェクトに割り当てます。

(デバイスまたはユーザタイプ) - 有効な値は、deviceserverworkstation、およびuserです。

(デバイスまたはユーザオブジェクトパス) [...] - 指定したデバイスまたはユーザタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザオブジェクトの相対パス。

次のオプションを受け入れます。

  • -c, --conflicts=[ポリシー競合解決順序] - ポリシーの競合の解決方法を決定します。有効な値は、userlastまたは1devicelastまたは2deviceonlyまたは3useronlyまたは4です。userlastの場合、デバイスに関連付けられたポリシーがまず適用され、それからユーザに関連付けられたポリシーが適用されます。devicelastの場合、ユーザに関連付けられたポリシーがまず適用され、それからデバイスに関連付けられたポリシーが適用されます。deviceonlyの場合、ユーザに関連付けられたポリシーは無視されます。useronlyの場合、デバイスに関連付けられたポリシーは無視されます。このオプションを指定しなかった場合には、userlastがデフォルト値として使用されます。
  • -e, --enforce-now - 割り当てられているすべてのデバイスに対してポリシーをただちに強制的に適用します。
  • -f, --folder=[デバイスまたはユーザフォルダ] - ルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスまたはユーザオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のデバイスまたはユーザオブジェクトを指定するのに使用できます。
policy-create (pc) (ポリシー名) (ポリシーXMLファイル) [親フォルダ] [オプション]

ポリシーを作成します。

(ポリシーXMLファイル) - エクスポートしたポリシー情報が含まれるXMLファイル。policy-export-to-file (petf)を使用して、ポリシーの情報をXMLファイルにエクスポートします。ファイルを再使用する場合には、ZENworksコントロールセンターで作成したポリシーからテンプレートXMLファイルを作成することができます。

次のオプションを受け入れます。

  • -d, --desc=[説明] - ポリシーの説明。
  • -a, --actioninfo=[ポリシーのファイルコンテンツ] - ポリシーに関連付けられ、パッケージ化されたファイルコンテンツに関する情報が含まれたXMLファイル。たとえば、プリンタポリシーに対してインストールするドライバファイルはファイルコンテンツです。XML形式のテンプレートについては、ActionInfo.xmlを参照してください。Linuxサーバでは/opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/policies、WindowsサーバではInstallation_directory:\Micro Focus\Zenworks\share\zman\ samples\policiesに保存されています。
  • -s, --create-as-sandbox=[サンドボックスとして作成] - ポリシーをサンドボックスとして作成します。
  • -n, --create-with-new-grid - 新しいGUIDを使用してポリシーオブジェクトを作成します。オプションが指定されない場合、ポリシーXMLファイル内のインポートされたGUIDのポリシーオブジェクトが検証されます。インポートされたGUIDが存在しない場合は新しいGUIDが作成され、存在する場合はインポートされたGUIDが保持されます。
policy-copy (pcp) (ポリシーパス) (ポリシー名) [親フォルダ] [オプション]

ポリシーをコピーします。

次のオプションを受け入れます。

  • -d, --desc=[説明] - ポリシーの説明。
policy-delete (pd) (ポリシーオブジェクトのパス) [...] [オプション]

1つまたは複数のポリシーオブジェクトを削除します。

(ポリシーオブジェクトのパス) [...] - /ポリシーを基準にした、ポリシーオブジェクト(ポリシー、ポリシーフォルダ、またはポリシーグループ)の相対パス。ワイルドカード*は、引用符で囲まれている場合には、オブジェクト名に使用できます。オブジェクトを削除するのにワイルドカードを使用する場合は、注意します。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --recursive - フォルダ内のオブジェクトを再帰的に削除します。
  • -f, --folder=[ポリシーフォルダ] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
policy-disable (pdl) (ポリシーパス) [...] [オプション]

ポリシーを無効にします。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[ポリシーフォルダ] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
policy-delete-version (pdv) (ポリシーパス) [削除するポリシーのバージョン] [オプション]

1つまたは複数のポリシーバージョンを削除します。

例:

ポリシーzenpolicyのバージョン3を削除する場合:

zman pdv zenpolicy 3

ポリシーzenpolicyのすべてのバージョンを削除する場合:

zman pdv zenpolicy -a

ポリシーzenpolicyの指定されたバージョン以前のすべてのバージョンを削除する場合:

zman pdv zenpolicy version -p

policy-enable (pel) (ポリシーパス) [...] [オプション]

ポリシーを有効にします。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[ポリシーフォルダ] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
policy-export-to-file (petf) (ポリシーパス) (XMLファイルパス) [ポリシーのバージョン] [-c|--export-content]

ポリシーの情報(XML形式)をファイルにエクスポートします。このXMLファイルはポリシー作成時の入力として使用します。

(XMLファイルパス) - ポリシーの情報をエクスポートするXMLファイルの完全なパス。

[ポリシーのバージョン] - エクスポートするポリシーのバージョン。バージョンが指定されていない場合、発行されたバージョンのポリシーがエクスポートされます。ポリシーのサンドボックスバージョンをエクスポートするには、sandboxを指定します。

[-c|--export-content] - ポリシー情報のエクスポート先であるXMLファイルが格納されているディレクトリ内のサブディレクトリに、ポリシーのコンテンツをエクスポートします。オプションを指定しない場合、ポリシーコンテンツはエクスポートされません。

例:

zenpolicyという名前のサンドボックスバージョンのポリシーを、policy.xmlという名前のxmlファイルにエクスポートする場合:

zman petf policyfolder/zenpolicy C:\policies\policy.xml sandbox

zenpolicyという名前のバージョン3のポリシーを、policy.xmlという名前のxmlファイルにエクスポートする場合:

zman petf policyfolder/zenpolicy C:\policies\policy.xml 3

zenpolicyという名前のバージョン5のポリシーをpolicy.xmlという名前のxmlファイルにエクスポートし、ポリシーのコンテンツをC:\policies\にエクスポートする場合:

zman petf policyfolder/zenpolicy C:\policies\policy.xml 5 -c

policy-folder-create (pfc) (フォルダ名) [親フォルダ] [オプション]

ポリシーを格納するための新しいフォルダを作成します。

次のオプションを受け入れます。

  • --desc=[説明] - フォルダの説明。
policy-group-add (pga) () (ポリシーパス) [...] [オプション]

ポリシーグループにポリシーを追加します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[ポリシーフォルダ] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
policy-group-create (pgc) (グループ名) [親フォルダ] [オプション]

ポリシーグループを作成して、メンバーを追加します。

次のオプションを受け入れます。

  • --desc=[説明] - グループの説明。
  • -m, --members=[ポリシーパス][...] - /ポリシーを基準にした、ポリシーの相対パス。
  • -f, --folder=[ポリシーフォルダ] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
policy-group-members (pgm) (ポリシーグループのパス) [オプション]

ポリシーグループのメンバーを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
policy-group-remove (pgr) (ポリシーグループのパス) (ポリシーパス) [...] [オプション]

ポリシーグループからポリシーを削除します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[ポリシーフォルダ] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
policy-list (pl) [オプション] [フォルダ]

ポリシーオブジェクトを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --recursive - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
  • -n, --namefilter=[フィルタ文字列] - 指定した名前に一致する結果を表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
  • -c, --count - 結果の数が表示されます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
policy-list-assignments (plas) (ポリシーまたはポリシーグループ) [オプション]

ポリシーのデバイスとユーザ割り当てを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -t, --typefilter=[割り当てのタイプ] - 割り当てタイプでフィルタします。有効な値は、deviceおよびuserです。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
policy-list-groups (plg) (ポリシーパス) [オプション]

指定したポリシーがメンバーであるグループのリストを表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
policy-list-version (plv) (ポリシーパス)

ポリシーのすべてのバージョンを一覧表示します。

例:

ポリシーzenpolicyのすべてのバージョンを一覧表示する場合:

zman plv zenpolicy

policy-move (pmv) (ポリシーオブジェクトのパス) [宛先フォルダパス]

ポリシーオブジェクトを別のフォルダに移動します。

policy-sandbox-create (psc) (ポリシーパス) [ポリシーのバージョン] [オプション]

既存のポリシーバージョンからサンドボックスを作成します。

[ポリシーのバージョン] - サンドボックスの作成に使用されるポリシーのバージョンを指定します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --force =[強制] - 既存のサンドボックスを上書きします。

例:

ポリシーzenpolicyのバージョン2からサンドボックスを作成する場合:

zman psc zenpolicy 2

policy-sandbox-publish (psp) (ポリシーパス)

サンドボックスを発行してポリシーの発行済みバージョンを作成します。

例:

ポリシーzenpolicyのサンドボックスを発行する場合:

zman psp zenpolicy

policy-sandbox-publish-to-newpolicy (psptn) (ポリシーパス) (ポリシー名) [親フォルダ] [オプション]

サンドボックスバージョンのポリシーを新しいポリシーに発行します。

(ポリシーパス) - ポリシーのルートフォルダである /Policiesを基準にしたポリシーオブジェクトの相対パス。

(ポリシー名) - 作成する新しいポリシーの名前。

[親フォルダ] - 新しいポリシーを作成するフォルダ。指定されていない場合、ポリシーがルートフォルダに作成されます。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --createAsSandbox =[サンドボックスとして作成] - ポリシーをサンドボックスとして作成します。
  • -g, --groups - 新しく作成したポリシーを、ソースポリシーがメンバーになっているすべてのグループに追加します。
  • -d, --deviceAssignments - すべてのデバイス割り当てをソースポリシーから新しく作成するポリシーにコピーします。
  • -u, --userAssignments - すべてのユーザ割り当てをソースポリシーから新しく作成するポリシーにコピーします。

例:

サンドボックスバージョンのポリシーを新しいポリシーに発行する場合:

zman psptn policy1 policy2 /Policies/Folder1

policy-sandbox-revert (psr) (ポリシーパス)

サンドボックスを削除して、ポリシーの最新の発行済みバージョンに戻します。

例:

サンドボックスを削除して、ポリシーの最新の発行済みバージョンに戻す場合:

zman psr zenpolicy

policy-rename (pr) (ポリシーオブジェクトのパス) (新しい名前) [オプション]

ポリシーオブジェクトを名前変更します。

  • -p, --publish =[発行] - このオプションが指定され、バンドルの表示名が編集された場合、バンドルは即座に発行されます。ただし、現在のバンドルの表示名が既存のバンドル名と異なる場合、またはバンドルにサンドボックスがすでに存在する場合は、このオプションを指定しても効果はありません。
policy-unassign (pua) (デバイスまたはユーザタイプ) (ポリシーまたはポリシーグループ) (デバイスまたはユーザオブジェクトパス) [...] [オプション]

ポリシーまたはポリシーグループを1つまたは複数のデバイスまたはユーザオブジェクトから割り当て解除します。

(デバイスまたはユーザタイプ) - 有効な値は、deviceserverworkstation、およびuserです。

(デバイスまたはユーザオブジェクトパス) [...] - 指定したデバイスまたはユーザタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザオブジェクトの相対パス。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[デバイスまたはユーザフォルダ] - ルートフォルダを基準にした、デバイスまたはユーザフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスまたはユーザオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のデバイスまたはユーザオブジェクトを指定するのに使用できます。
policy-view-advanced-deployment-status (pvads) (ポリシーパス) [オプション]

ポリシーの展開ステータスの詳細を表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -d, --device=[デバイスパス] - 指定されたデバイスのみに対する配布ステータスを表示します。デバイスのパスは、/デバイスを基準にした相対パス。
  • -u, --user=[ユーザパス] - 指定したユーザのみの展開ステータスを表示します。ユーザのパスは、/ユーザを基準にした相対パス。デバイスも指定した場合、指定したデバイスにログインしている指定したユーザのステータス詳細が表示されます。
  • -n, --namefilter=[ターゲットデバイス名] - デバイスの名前でフィルタします。指定したフィルタに一致するオプションを表示します。ワイルドカードの*および?は、引用符で囲まれている限りは使用できます。
  • --statusfilter=[ステータスタイプ][...] - ポリシー適用イベントのステータスでフィルタします。有効な値は、SF、およびP (Success、Failure、およびPending)です。ステータスタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
  • -t, --typefilter=[ターゲットデバイスまたはユーザタイプ][...] - ターゲットのタイプでフィルタします。有効な値は、serverworkstation、およびuserです。ターゲットタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示させる結果の数。
  • -v, --version [値]
  • 有効な値は次のとおりです。
  • published: このオプションを使用して、ポリシーを展開する非テストデバイスの数を表示します。
  • 「sandbox」: このオプションを使 して、ポリシーのサンドボックスバージョンを展開するテストデバイスの数を表示します。
  • [version-of-the-object]: バージョン番号を使用して関連するバンドルバージョンのステータスを取得します。
  • デフォルト値は「published」です。
  • -c, --status-calculation [値]
  • 有効な値は次のとおりです。
  • consolidated: このオプションを使用して、このポリシーを展開するデバイスの合計数を表示します。
  • 「version」: このオプションを使用して、特定のバージョンのステータスを表示します。
  • デフォルト値は「version」です。
policy-view-summary-totals (pvst) (ポリシーパス) [オプション]

特定のポリシーの展開ステータスのサマリを表示します。

次のオプションを受け入れます。

-v, --version [値]

有効な値は次のとおりです。

  • 「published」: このオプションを使用して、ポリシーを展開する非テストデバイスの数を表示します。

  • 「sandbox」: このオプションを使 して、ポリシーのサンドボックスバージョンを展開するテストデバイスの数を表示します。

  • [version-of-the-object]: バージョン番号を使用して関連するバンドルバージョンのステータスを取得します。

    デフォルト値は「published」です。

-c, --status-calculation [値]

  • 「consolidated」: このオプションを使用して、このポリシーを展開するデバイスの合計数を表示します。

  • 「version」: このオプションを使用して、特定のバージョンのステータスを表示します。

デフォルト値は「version」です。

ポリシー設定コマンド

ポリシー設定の設定と変更に使用するコマンドです。設定コマンドは、長い形式ではsettings-から始まり、短い形式ではsから始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

policy-settings-copy (pscp) (ポリシーソースのパス) (宛先ポリシーまたはポリシーフォルダパス) [...] [オプション]

設定をコピーします。

(ソースポリシーまたはポリシーフォルダパス) - /ポリシーを基準にした、設定のコピー元ポリシーまたはポリシーフォルダの相対パス。

(宛先ポリシーまたはポリシーフォルダパス) [...] - /ポリシーを基準にした、設定のコピー先ポリシーまたはポリシーフォルダの相対パス。

次のオプションを受け入れます。

  • -n, --names=[設定名][...] - ソースパスからコピーされる設定の名前。指定しなかった場合、ソースパスで定義されたすべての設定がコピーされます。
policy-settings-export-to-file (psetf) (XMLファイルパス) [設定名] [オプション] [...]

設定データ(XML形式)をファイルにエクスポートします。設定の作成および変更用の入力としてXMLファイルが使用されます。

(XMLファイルパス) - 設定データがXML形式で保存されるファイル。ファイルが存在しない場合、新しいファイルが作成されます。

[設定名] [...] - エクスポートする設定の名前。指定しなかった場合、すべての設定がエクスポートされます。

次のオプションを受け入れます。

  • s, --source=[ソースポリシーまたはポリシーフォルダパス] - /ポリシーを基準にした、設定のエクスポート元ポリシーまたはポリシーフォルダの相対パス。指定しなかった場合、設定はゾーンからエクスポートされます。
  • -e, --effective - 指定した場合は有効な設定が取得されます。そうでない場合はソースパスで定義/上書きされた設定のみが取得されます。
policy-settings-revert (psrt) (ポリシーソースのパス) (設定名) [...]

親フォルダへの設定を取り消します。

(ソースポリシーまたはポリシーフォルダパス) - /ポリシーを基準にした、設定を元に戻すポリシーまたはポリシーフォルダの相対パス。

policy-settings-set (pss) [オプション] (XMLファイルパス) [宛先ポリシーまたはポリシーフォルダパス] [...]

さまざまなレベルで設定を行います。

(XMLファイルパス) - エクスポートされた設定情報が含まれるXMLファイル。settings-export-to-file (setf)を使用して、設定情報をXMLファイルにエクスポートします。

次のオプションを受け入れます。

[設定名] [...] - エクスポートする設定の名前。指定しなかった場合、すべての設定がエクスポートされます。

  • -f, --force - すべての子(サブフォルダおよび個々のポリシー)にこれらの設定の継承を強制します。
  • s, --source=[ソースポリシーまたはポリシーフォルダパス] - /ポリシーを基準にした、設定が必要なポリシーまたはポリシーフォルダの相対パス。指定しなかった場合、設定はゾーンレベルで設定されます。

クエリコマンド

保存されている検索を一覧表示して実行する場合に使用するコマンドです。クエリコマンドは、長い形式では query-から始まり、短い形式ではqから始まります。

query-list-savedsearches|qls [-d|--detailed]

保存された検索を一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • [-d, --detailed] - 保存された検索のフィルタ基準を一覧表示します。
query-run-savedsearch|qrs (保存された検索) [フォルダパス] [-r|--recursive] [-s|--scrollsize=スクロールサイズ]

保存された検索を実行します。

次のオプションを受け入れます。

  • (保存された検索) - 実行する、保存された検索。
  • [フォルダパス] - /デバイスを基準にした、検索を実行するデバイスフォルダの相対パス。デフォルトのフォルダは、/デバイスです。
  • [-r, --recursive] - このオプションは、ZENworks 11 SP3で非推奨になりました。このオプションを指定しても無視されます。再帰的な値は、保存された検索から取得されます。
  • [-s, --scrollsize=スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。

キューコマンド

これらのコマンドは、キューを変更する必要がある場合に使用します。キューは、クライアント更新やコンテンツクリーンアップなどの非同期イベントを処理し、多くの場合には変更する必要がありません。キューコマンドは、長い形式ではqueue-から始まり、短い形式ではqから始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

queue-flush (qf) (キューステータス)

キューエントリを削除してキュー内容を消去します。

(キューステータス) [...] - キューエントリのステータスでフィルタします。有効な値は、N、I、C、S、および F (New、In Progress、Cancelled、Success、およびFailed)です。

queue-list (ql) [サーバパス] [オプション]

キューエントリを一覧表示します。

[サーバパス] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバの相対パス。特定のサーバに属するキューエントリのみ一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -t, --type=[キューのアクションタイプ] - キューエントリのタイプでフィルタします。たとえば、content.cleanupはキューエントリのタイプです。
  • -s, --status=[キューステータス] - キューエントリのステータスでフィルタします。有効な値は、N、I、C、S、およびF (New、In Progress、Cancelled、Success、およびFailed)です。
queue-reset (qr) [サーバパス]

キューをリセットし、失敗したキューエントリのステータスをNewにセットします。

[サーバパス] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバの相対パス。特定のサーバに属するキューエントリのみリセットします。

queue-exclude-servers (qes) (actionType) [-g|--guids=<serverGUIDs>,<serverGUIDs>,...,<serverGUIDs>] [--clear]

特定のキューアクションを実行する際に除外する必要があるプライマリサーバのリストを更新します。このコマンドはスーパー管理者のみが実行できます。

(actionType) - 除外サーバリストを作成する必要があるキューアクションのタイプ。

-g, --guids=<serverGUIDs>[...]: すべてのキューアクションまたは特定のキューアクションを実行する際に除外する必要があるプライマリサーバのGUIDのリスト。

--clear: 特定のキューアクション用に作成した除外サーバリストを削除します。

queue-exclude-servers-list (qesl) [-t|--actionType=actionType]

特定のキューアクションを実行する際に除外する必要があるプライマリサーバのリストを更新します。

(actionType) - 除外サーバリストを作成する必要があるキューアクションのタイプ。

-t, --actionType=<actionType>: 除外サーバリストを表示する必要があるキューアクションのタイプ。

登録コマンド

登録の作成と変更を行うコマンドです。デバイスタイプを指定する必要があります。登録キーが関連付けられるデバイスフォルダとデバイスグループのタイプが決定されるので、登録デバイスのタイプも決定されます。登録コマンドは、長い形式ではregistration-から始まり、短い形式ではrから始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

registration-add-device-groups (radg) (デバイスタイプ) (登録キー) (デバイスグループパス) [...] [オプション]

任意のキーに登録するデバイスの、指定されたデバイスグループでメンバーシップを追加します。

(デバイスタイプ) - 登録デバイスのタイプ。有効な値は、serverおよびworkstationです。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[デバイスフォルダ] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にした相対パスとして決定されます。これは、同じフォルダで複数のデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
registration-create-key (rck) (デバイスタイプ) (登録キー) [登録フォルダパス] [オプション]

新しい登録キーを作成します。

(デバイスタイプ) - 登録デバイスのタイプ。有効な値は、serverおよびworkstationです。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --devicefolder=[デバイスフォルダ] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。登録デバイスはこのフォルダに置かれます。
  • -g, --devicegroup=[デバイスグループパス][...] - デバイスグループのパスのカンマ区切りリスト。指定したパスは、指定したデバイスタイプのルートフォルダを基準にした相対パスである必要があります。登録デバイスはこれらのデバイスグループのメンバーになります。
  • --desc=[説明] - 登録キーの説明。
  • --site=[サイト] - デバイスが存在するサイト。登録デバイスにはこのサイト情報が入力されます。
  • --dept=[部署] - デバイスが使用される部署。登録デバイスにはこの部署情報が入力されます。
  • --loc=[場所] - デバイスの物理的な場所。登録デバイスにはこの場所情報が入力されます。
  • --limit=[制限] - このキーを登録デバイスに使用できる回数。
registration-copy (rcp) (登録キー) (新しい名前)

登録キーをコピーします。

(登録キー) - 登録キーの名前。

(新しい名前) - コピーした登録キーの名前。

registration-delete (rd) (登録オブジェクトのパス) [...] [オプション]

登録オブジェクトを削除します。

(登録オブジェクトのパス) [...] - /キーを基準にした、登録オブジェクト(登録キーまたはフォルダ)の相対パス。ワイルドカード*は、引用符で囲まれている場合には、オブジェクト名に使用できます。オブジェクトを削除するのにワイルドカードを使用する場合は、注意します。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --recursive - フォルダ内のオブジェクトを再帰的に削除します。
  • -f, --folder=[登録フォルダ] - /キーを基準にした、登録フォルダの相対パス。このオプションを指定すると、登録オブジェクトのパスは、このフォルダを基準にした相対パスとして決定されます。これは、同じフォルダで複数の登録オブジェクトを指定するのに使用できます。
registration-folder-create (rfc) (フォルダ名) [親フォルダ] [オプション]

新しい登録フォルダを作成します。

次のオプションを受け入れます。

  • --desc=[説明] - フォルダの説明。
registration-info (ri) (登録キー)

登録キーについての詳細情報を表示します。

registration-list (rl) [オプション] [フォルダ]

すべての登録オブジェクトを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --recursive - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
  • -n, --namefilter=[フィルタ文字列] - 指定した名前に一致する結果を表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
registration-list-device-groups (rldg) (登録キー)(rd)

登録キーに関連付けられるデバイスグループを一覧表示します。

registration-move (rmv) (登録オブジェクトのパス) [宛先フォルダパス]

登録オブジェクトを別の登録フォルダに移動します。

registration-remove-device-groups (rrdg) (デバイスタイプ) (登録キー) (デバイスグループパス) [...] [オプション]

デバイスグループと登録キーの関連付けを削除します。

(デバイスタイプ) - 登録デバイスのタイプ。有効な値は、serverおよびworkstationです。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[デバイスフォルダ] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にした相対パスとして決定されます。これは、同じフォルダで複数のデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
registration-rename (rr) (登録オブジェクトのパス) (新しい名前)

登録オブジェクトを名前変更します。

registration-update-key (ruk) (デバイスタイプ) (登録キー) [オプション]

登録キーをアップデートします。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --devicefolder=[デバイスフォルダ] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。登録デバイスはこのフォルダに置かれます。
  • --desc=[説明] - 登録キーの説明。
  • --site=[サイト] - デバイスが存在するサイト。登録デバイスにはこのサイト情報が入力されます。
  • --dept=[部署] - デバイスが使用される部署。登録デバイスにはこの部署情報が入力されます。
  • --loc=[場所] - デバイスの物理的な場所。登録デバイスにはこの場所情報が入力されます。
  • --limit=[制限] - デバイスを登録するために このキーを使用できる回数。
  • --unlimited - このキーはデバイスを登録するために無制限に使用できます。
registration-import-devices (rid) (CSVファイルパス) (登録キー)

デバイス情報の指定に使用されるCSVファイルからデバイスをインポートします。

(CSVファイルパス) - CSVファイルの名前とパス。ファイル内の各エントリには、ワークステーションまたはサーバの詳細が含まれます。

ワークステーションまたはサーバのファイルエントリの形式は、バージョン、ホスト名、シリアル番号、およびMACアドレスになります。

ワークステーションまたはサーバのバージョンはWS_1.0です。

バージョンとホスト名の値は必須で、シリアル番号とMACアドレスの値はオプションです。

(登録キー) - 登録キーの名前。

メモ:ファイルがUTF-8形式であることを確認します。

次に例を示します。

devicesInfoというCSVファイル内のデバイスをregkeyという登録キーを使用して登録するには、zman rid c:\devicesInfo.csv regkeyコマンドを実行します。

役割コマンド

これらのコマンドは、管理者アカウントを権限ベースで管理するための役割を作成および管理する場合に使用します。役割コマンドは、長い形式ではrole-から始まり、短い形式ではroから始まります。

role-add-admins (rlaa) [役割名] [ZENworks管理者名] [...] [権限カテゴリ] [オブジェクトパス] [...] [オプション]

役割を 1 つまたは複数のZENworks管理者に割り当て、役割の権限カテゴリを異なるオブジェクトのコンテキストに関連付けします。

[権限カテゴリ] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman role-rights-add-admins --help | moreを実行します。

[オブジェクトパス] [...] - スラッシュ(/)から始まるZENworksオブジェクトのフルパス。そのオブジェクトに対して、権限カテゴリにグループ化された権限が強制的に適用されます。権限カテゴリに関連付けることができるオブジェクトタイプのルートフォルダを表示するには、zman role-add-admins --help | moreを実行します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[フォルダ名] - フォルダのフルパスです。このオプションを指定すると、オブジェクトのパスは、このフォルダに相対して決定されます。これで、同じフォルダに複数のオブジェクトを指定する場合に便利になります。
  • -H, --help - 利用可能な権限のカテゴリ、および権限を実行可能なオブジェクトタイプのルートフォルダに関する詳細なヘルプが表示されます。
role-create (rlc) (役割名)

ZENworks管理者の役割を作成します。

role-delete (rld) (役割名) [...]

ZENworks管理者の役割の名前を変更します。

(役割名) [...] - 役割の名前。引用符で囲まれている限り、ワイルドカード*を使用できます。ワイルドカードを使用してオブジェクトを削除する場合には、注意してください。

role-list (rll) [オプション]

ZENworks管理者の役割をすべてを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -n, --namefilter=[フィルタ文字列] - 指定した名前に一致する結果が表示されます。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
  • -N, --name-only - 役割名だけを表示します。
  • -T, --name-and-type - 役割名と特権タイプだけを表示します。
  • -l, --longnames - 権限の名前を表示します。デフォルトでは、権限名は省略形式で表示されます。
role-list-admins (rlla) [役割名]

特定の役割、およびその役割の権限カテゴリと関連付けられたコンテキストを持つZENworks管理者を一覧表示します。

role-remove-admins (rlra) (役割名) (ZENworks管理者名) [...] [権限カテゴリ] [オブジェクトパス] [...] [オプション]

1 つまたは複数の ZENworks管理者からの役割の割り当てを削除する、またはオブジェクトコンテキストへの権限カテゴリの関連付けを削除します。

[権限カテゴリ] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman role-rights-add-admins --help | moreを実行します。

[オブジェクトパス] [...] - スラッシュ(/)から始まるZENworksオブジェクトのフルパス。そのオブジェクトに対して、権限カテゴリにグループ化された権限が強制的に適用されます。権限カテゴリに関連付けることができるオブジェクトタイプのルートフォルダを表示するには、zman role-add-admins --help | moreを実行します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[フォルダ名] - フォルダのフルパス。このオプションを指定すると、オブジェクトのパスは、このフォルダに相対して決定されます。これで、同じフォルダに複数のオブジェクトを指定する場合に便利になります。
role-rename (rlr) (役割名) (新しい名前)

ZENworks管理者の役割の名前を変更します。

role-rights-delete (rlrd) (役割名) [権限カテゴリ]

ZENworks管理者の役割に割り当てられる権限を削除します。

[権限カテゴリ] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman role-rights-set --help | moreを実行します。

role-rights-info (rlri) (役割名) [オプション]

ZENworks管理者の役割に割り当てられる権限を表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -c, --category=[権限カテゴリ] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman role-rights-set --help | moreを実行します。
  • -l, --longnames - 権限の名前を表示します。デフォルトでは、権限名は省略形式で表示されます。
role-rights-set (rlrs) [役割名] [権限カテゴリ] [オプション]

ZENworks管理者の役割の権限を許可または拒否します。

[権限カテゴリ] - 権限がグループ化されているカテゴリの名前。カテゴリのリストを確認するには、zman role-rights-set --help | moreを実行します。

次のオプションを受け入れます。

  • -a、--allow=[権限 ][...] - 許可されている権限の長い名前または短い名前のカンマ区切りリスト。各カテゴリの権限を表示するには、zman role-rights-set --help | moreを実行します。
  • -A, --allow-all - 権限カテゴリの権限をすべて許可します。
  • -d、--deny=[権限 ][...] - 拒否する権限の長い名前または短い名前のカンマ区切りリスト。各カテゴリの権限を表示するには、zman role-rights-set --help | moreを実行します。
  • -D, --deny-all - 権限カテゴリの権限をすべて拒否します。
  • -u, --unset=[権限 ][...] - 設定解除する権限の長い名前または短い名前のカンマ区切りリスト。各カテゴリの権限を表示するには、zman role-rights-set --help | moreを実行します。
  • -H, --help - 使用可能な権限カテゴリに関する詳しいヘルプおよび各カテゴリ内の権限名の長い形式と短い形式を表示します。カテゴリ名を指定した場合、そのカテゴリの権限に関するヘルプが提供されます。

ルールセットコマンド

登録ルールセットの作成および変更を行うコマンドです。ルールセットは、登録キーを持たないZENworksサーバに新しいデバイスを登録するのに、適用されます。これらのコマンドでは、デバイスタイプを指定する必要があります。その上で、デバイスフォルダのタイプと、ルールセットが関連付けられるデバイスグループを決定するため、登録デバイスのタイプも決定します。ルールセットコマンドは、長い形式では ruleset-から始まり、短い形式ではrsから始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

ruleset-add-device-groups (rsadg) (デバイスタイプ) (ルールセット名または位置) (デバイスグループパス) [...] [オプション]

指定したルールセットを使用して、インポートしたデバイスに対して指定されているデバイスグループにメンバーシップを追加します。

(デバイスタイプ) - 登録デバイスのタイプ。有効な値は、serverおよびworkstationです。

(ルールセット名または位置) - ルールセットの名前またはルールセット内での位置を指定します。最初のルールセットはposition 1にあります。

(デバイスグループパス) - デバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスグループの相対パスを指定します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[デバイスフォルダ] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にした相対パスとして決定されます。これは、同じフォルダで複数のデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
ruleset-add-rule (rsar) (ルールセット名または位置) (追加モード) (ルールグループの位置) (ルールファイル)

ルールセットにルールまたはルールグループを追加します。

(ルールセット名または位置) - ルールセットの名前またはルールセット内での位置を指定します。最初のルールセットはposition 1にあります。

(追加モード) - ルールまたはルールグループを追加しているときの追加のモードを指定します。有効な値は、ruleおよびrulegroupです。 モードがruleの場合、入力ファイル内のルールグループすべてのルールが選択され、追加されます。

(ルールグループの位置) - ルールグループの位置を指定します。ルールグループを追加している場合、これは新しいグループが挿入される位置を表します。ルールを追加している場合は、新しいルールが追加されるルールグループ内の位置を表します。最後のルールグループを指すには、lastと指定します。新しいルールグループにルールを追加する、またはリストの末尾にルールグループを追加するには、makenewと指定します。 最初のルールグループはposition 1にあります。

(ルールファイル) - ルールセットに追加されるルールまたはルールグループの情報が含まれるXMLファイルのパス。XMLファイルは、ruleset-export-rules-to-fileコマンドを使用して、既存のルールセットのルールをエクスポートすることによって作成できます。XMLファイルに指定された結合子は重要ではありません。または、ルールのみを追加する場合は、古い形式も使用できます。

ファイル形式については、AddRulesToRuleSet.txtを参照してください。Linuxサーバでは/opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/rulesets、Windowsサーバでは<インストールディレクトリ>:\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\rulesetsに保存されています。

次に例を示します。

ルールグループをルールセット内のposition 4に追加する場合:

zman rsar ruleset2 rulegroup 4 C:\RuleGroups.xml

ルールセットの3番目のルールグループにルールを追加する場合:

zman rsar ruleset2 rule 3 C:\Rules.xml

ルールセットの最後のルールグループにルールを追加する場合:

zman rsar ruleset2 rule last C:\Rules.xml

ルールセット内の新しいルールグループとしてルールを追加する場合:

zman rsar ruleset2 rule makenew C:\Rules.xml

ruleset-create (rsc) (デバイスタイプ) (ルールセット名) (ルールファイル) [位置] [オプション]

登録キーを持たないデバイスを登録する場合に、適用する新しいルールセットを作成します。

(デバイスタイプ) - 登録デバイスのタイプ。有効な値は、serverおよびworkstationです。

(ルールセット名) - ルールセットの名前を指定します。

(ルールファイル) - 新しいルールセットのルールまたはルールグループの情報が含まれるXMLファイルのパス。XMLファイルは、ruleset-export-rules-to-fileコマンドを使用して、既存のルールセットのルールをエクスポートすることによって作成できます。または、ルールのみを追加する場合は(結合子はAND)、古い形式も使用できます。

ファイル形式の例については、AddRulesToRuleSet.txtファイルを参照してください。Linuxサーバでは/opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/rulesets、WindowsサーバではInstallation_directory:\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\ rulesetsに保存されています。

(位置) - 複数のルールセット内でのルールセットの位置。最初のルールセットはposition 1にあります。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --devicefolder=[デバイスフォルダ] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。登録デバイスはこのフォルダに置かれます。
  • -g, --devicegroup=[デバイスグループパス][...] - デバイスグループのパスのカンマ区切りリスト。指定したパスは、指定したデバイスタイプのルートフォルダを基準にした相対パスである必要があります。登録デバイスは、これらのデバイスグループのメンバーになります。
  • --desc=[説明] - ルールセットの説明。
  • --site=[サイト] - デバイスが存在するサイト。登録デバイスにはこのサイト情報が入力されます。
  • --dept=[部署] - デバイスが使用される部署。登録デバイスにはこの部署情報が入力されます。
  • --loc=[場所] - デバイスの物理的な場所。登録デバイスにはこの場所情報が入力されます。

次に例を示します。

サーバ登録用のルールセットを作成する場合:

zman rsc server ruleset1 C:\RuleSet1.xml --devicefolder serverfolder --desc "サーバをインポートするルール" --site "構築A" --dept Finance --loc Brazil

このルールセット内に定義されているルールに対してTrueとなる登録デバイスは、指定したサイト、部署、および場所の値で/Devices/Servers/serverfolderフォルダに配置されます。

特定のワークステーショングループのメンバとなる可能性があるワークステーションを登録するためのルールセットを作成する場合:

zman rsc workstation ruleset3 --devicegroup wsgroup,wsgroup1,wsfolder/wsgroup2

デバイスグループとルールセットの関連付けは、ルールセットの作成後にruleset-add-device-groupコマンドを使用して行うこともできます。

ruleset-copy (rscp) (ルールセット名または位置) (新しい名前) [位置]

ルールセットをコピーします。

(ルールセット名または位置) - ルールセットの名前またはルールセット内での位置を指定します。最初のルールセットはposition 1にあります。

(新しい名前) - コピーしたルールセットに付ける新しい名前。

(位置) - 複数のルールセット内でのルールセットの位置。最初のルールセットはposition 1にあります。

次に例を示します。

ルールセットを最初の位置にコピーする場合:

zman rscp ruleset3 newruleset 1

注: 指定された新しい位置が0、またはルールセット数より大きな値の場合、ルールセットはリストの先頭または末尾にそれぞれコピーされます。

ruleset-export-rules-to-file (rsertf) (ルールセット名または位置) (XMLファイルパス)

ルールセットのルールをファイルにエクスポートします。

(ルールセット名または位置) - ルールセットの名前またはルールセット内での位置を指定します。最初のルールセットはposition 1にあります。

(XMLファイルパス) - ルールがXML形式で保存されるファイルを指定します。

次に例を示します。

ルールセットからルールをエクスポートする場合:

zman rsertf ruleset1 C:\ExportedRuleSet.xml

ruleset-delete (rsd) (ルールセット名または位置)

ルールセットを削除します。

(ルールセット名または位置) - ルールセットの名前またはルールセット内での位置を指定します。最初のルールセットはposition 1にあります。

ruleset-info (rsi) (ルールセット名または位置)

ルールセットに関する詳細情報を表示します。

(ルールセット名または位置) - ルールセットの名前またはルールセット内での位置を指定します。最初のルールセットはposition 1にあります。

次に例を示します。

ルールセットMyRegRuleに関する詳細情報を表示する場合:

zman rsi MyRegRule

ruleset-list (rsl)

ルールセットすべてを一覧表示します。

ruleset-list-device-groups (rsldg) (ルールセット名または位置)

ルールセットに関連付けられるデバイスグループを一覧表示します。

(ルールセット名または位置) - ルールセットの名前またはルールセット内での位置を指定します。最初のルールセットはposition 1にあります。

ruleset-move (rsmv) (ルールセット名または位置) (新しい位置)

ルールセットの位置を変更します。

(ルールセット名または位置) - ルールセットの名前またはルールセット内での位置を指定します。最初のルールセットはposition 1にあります。

(新しい位置) - ルールセットの移動先の新しい位置を指定します。

次に例を示します。

zman rsmv ruleset3 1

注: 指定された新しい位置が0、またはルールセット数より大きな値の場合、ルールセットはリストの先頭または末尾にそれぞれコピーされます。

ruleset-remove-device-groups (rsrdg) (デバイスタイプ) (ルールセット名または位置) (デバイスグループパス) [...] [オプション]

デバイスグループとルールセットの関連付けを削除します。

(デバイスタイプ) - 登録デバイスのタイプ。有効な値は、serverおよびworkstationです。

(ルールセット名または位置) - ルールセットの名前またはルールセット内での位置を指定します。最初のルールセットはposition 1にあります。

(デバイスグループパス) - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスグループの相対パス。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[デバイスフォルダ] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、デバイスオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にした相対パスとして決定されます。これは、同じフォルダで複数のデバイスオブジェクトを指定するのに使用できます。
ruleset-remove-rule (rsrr) (ルールセット名または位置) (ルールの位置) [...]

ルールセットからルールまたはルールグループを削除します。

(ルールセット名または位置) - ルールセットの名前またはルールセット内での位置を指定します。最初のルールセットはposition 1にあります。

(ルールの位置) - 削除するルールの位置を指定します。最初のルールグループはG1、G1内の最初の2つのルールはG1:1,2で示されます。位置は、グループ、またはグループ内の特定のルールを示します。

次に例を示します。

ルールセットの2番目のルールグループを削除する場合:

zman rsrr ruleset2 G2

特定のルールグループおよび異なるルールグループの特定のルールを削除する場合:

zman rsrr ruleset2 G1:3 G2:2,5,6 G3 G6:4,9 G8

ruleset-rename (rsr) (ルールセット名または位置) (新しい名前)

ルールセットの名前を変更します。

(ルールセット名または位置) - ルールセットの名前またはルールセット内での位置を指定します。最初のルールセットはposition 1にあります。

(新しい名前) - ルールセットに付ける新しい名前を指定します。

ruleset-update (rsu) (デバイス) (ルールセット名または位置) [オプション]

ルールセットをアップデートします。

(デバイスタイプ) - 登録デバイスのタイプ。有効な値は、serverおよびworkstationです。

(ルールセット名または位置) - ルールセットの名前またはルールセット内での位置を指定します。最初のルールセットはposition 1にあります。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --devicefolder=[デバイスフォルダ] - 指定されたデバイスタイプのルートフォルダを基準にした、デバイスフォルダの相対パス。登録デバイスはこのフォルダに置かれます。
  • --desc=[説明] - ルールセットの説明。
  • --site=[サイト] - デバイスが存在するサイト。登録デバイスにはこのサイト情報が入力されます。
  • --dept=[部署] - デバイスが使用される部署。登録デバイスにはこの部署情報が入力されます。
  • --loc=[場所] - デバイスの物理的な場所。登録デバイスにはこの場所情報が入力されます。

次に例を示します。

サーバを登録するルールセットを更新する場合:

zman rsu server ruleset1 --devicefolder serverfolder1 --desc "サーバをインポートするルール" --site "構築B" --dept Transport --loc Brazil

インポートされたサーバがメンバになるサーバグループを変更するには、ruleset-add-device-groupコマンドおよびruleset-remove-device-groupコマンドを使用します。

デバイスフォルダをワークステーションフォルダからサーバルートフォルダに更新する場合:

zman rsu server ruleset2

このコマンドによって、登録デバイスが配置されるフォルダが、/Devices/Workstationsから/Devices/Serversに変更されます。

サテライトサーバコマンド

サテライトサーバを表示、作成、および削除するコマンドです。サテライトサーバコマンドはsatellite-server-で開始します。

メモ:ZENworks 2020以降のリリースから、32ビットデバイスのサテライトサーバ役割へのプロモーションまたは既存の32ビットサテライトサーバへの役割の追加はサポートされていません。

satellite-server-add-content-replication-setting (ssacrs) (デバイスへのパス) (コンテンツタイプ) [-s|--scheduleFileName=ファイルパス] [-t|--throttleRate=スロットルレート] [-d|--duration=期間] [--noSchedule]

コンテンツタイプ複製スケジュールとスロットル設定をサテライトデバイスに追加します。

  • (デバイスへのパス) - 複製設定の追加先のサテライトデバイスの完全名。
  • (コンテンツタイプ) - サテライトデバイスの追加先の複製設定のコンテンツタイプの名前。
  • -s, --scheduleFileName=<ファイルパス> - XML形式で保存された複製設定のスケジュールデータを含むファイルへのフルパス。
  • -t, --throttleRate=<スロットルレート> - サテライトデバイスに追加する複製設定のスロットルレート(kbps)。
  • -d, --duration=<期間> - コンテンツ複製の期間(分単位)。
  • --noSchedule - コンテンツ複製のスケジュールを指定したくない場合は、このオプションを使用します。
satellite-server-add-imagingrole|ssaimg) (デバイスへのパス) [親プライマリサーバ] [-p|--proxydhcp=プロキシDHCPサービス] [-s|--serverPort=サテライトサーバポート] (-r|--Content-Replication-Schedule=サテライトサーバのコンテンツレプリケーションスケジュール) [--force-port-change] [--force-parent-change]

管理対象デバイスを、イメージングサーバの役割を持つサテライトサーバに昇格します。管理デバイスが既にサテライトサーバとして機能している場合、このコマンドは、イメージングサーバの役割を追加します。

次のオプションを受け入れます。

  • (デバイスへのパス) - /Devicesに対する、管理対象デバイスの相対パスまたは管理対象デバイスの絶対パス。
  • [親プライマリサーバ] - /Devicesに対するプライマリサーバの相対パス、または新しいサテライトサーバへの親サーバとしての役割を果たすプライマリサーバの絶対パス。
  • -p, --proxydhcp=<プロキシDHCPサービス> - プロキシDHCPサービスを開始または停止します。 有効な値は、startおよびstopです。
  • -s, --serverPort=<サテライトサーバポート> - 管理対象デバイスの要求をリスンする際にサテライトサーバが使用する必要があるポート。指定しない場合、ポート80が使用されます。
  • -r, --Content-Replication-Schedule=<サテライトサーバのコンテンツレプリケーションスケジュール> - コンテンツレプリケーションスケジュールを含むXMLファイル。コンテンツレプリケーションスケジュールで、親プライマリサーバからサテライトサーバのコンテンツを更新する頻度を、日数、時間、および分で入力します。XML形式のテンプレートについては、ContentReplicationSchedule.xmlを参照してください。Linuxサーバでは/opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/schedules、Windowsサーバでは<インストールディレクトリ>:\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\schedulesに保存されています。
  • --force-port-change - 管理対象デバイスがすでにサテライトサーバとして機能している場合は、このオプションによって、このデバイス上の全サテライトサーバコンポーネントが管理対象デバイス要求をリスンするポートの変更が許可されます。
  • --force-parent-change - 管理対象デバイスがすでにサテライトサーバとして機能している場合は、このオプションによって、デバイス上の全サテライトサーバコンポーネントで親プライマリサーバの変更が許可されます。

メモ:管理対象デバイスをサテライトに昇格させる前に、管理対象デバイスにインストールされているZENworks のバージョンがプライマリサーバにインストールされているバージョンと同一であることを確認してください。また、以下のデバイスはサテライトとして昇格することはできません。

  • 以前のバージョンのZENworks Agentがインストールされている管理対象デバイス。

  • ZENworks テストデバイス。

satellite-server-create (ssc) (デバイスへのパス) ((役割),(役割),...(役割)) [親プライマリサーバ] [サテライトサーバポート] [サテライトサーバセキュアHTTPSポート] [サテライトサーバ出力スロットルレート] [--enable-ssl=<役割名>,<役割名>,...,<役割名>] [--force-port-change] [--force-parent-change]

サテライトの役割を設定できます。

次のオプションを受け入れます。

  • (デバイスへのパス) - サテライトとして作成する管理対象デバイスの名前。
  • (役割) - 管理対象デバイスに追加するサテライトの役割。役割には、認証、コレクション、コンテンツ、およびJoinProxyが含まれます。イメージングサテライトの役割を割り当てたり、管理対象デバイスをイメージングサーバ役割を持つサテライトに昇格する場合は、このコマンドの代わりに、zman ssaimgコマンドを使用する必要があります。JoinProxy役割設定を再構成する場合は、zman ssujsコマンドを使用する必要があります。
  • [親プライマリサーバ] - サテライトサーバがコレクションデータをロールアップする先、またはコンテンツの取得元のプライマリサーバの完全な名前。管理対象デバイスがすでにサテライトの場合、このフィールドはオプションです。
  • [サテライトサーバポート] - サテライトサーバが、コレクションロールアップ要求をリスンするため、または親プライマリサーバからコンテンツを取得するために使用するポート。指定しない場合は、ポート80が使用されます。
  • [サテライトサーバセキュアHTTPSポート] - サテライトが認証セキュアHTTPS要求をリスンするために使用するポート。指定しなかった場合、ポート443が使われます。
  • [サテライトサーバ出力スロットルレート]: サテライトサーバ出力スロットルレート(KB/秒)。
  • [--enable-ssl=<役割名>,<役割名>,...,<役割名>]: SSLを有効にする必要があるサテライトサーバの役割。有効な役割には、コンテンツとコレクションが含まれます。
  • [--force-port-change] - 管理デバイスがすでにサテライトとして機能している場合、このオプションを指定すると、このデバイス上のすべてのサテライトコンポーネントが要求をリスンする、またはコンテンツ取得のために使用するポートを変更することができます。
  • [--force-parent-change] - 管理デバイスがすでにサテライトとして機能している場合、このオプションを指定すると、デバイス上のすべてのサテライトコンポーネントのプライマリサーバの親を変更することができます。

メモ:管理対象デバイスをサテライトに昇格させる前に、管理対象デバイスにインストールされているZENworks のバージョンがプライマリサーバにインストールされているバージョンと同一であることを確認してください。また、以下のデバイスはサテライトとして昇格することはできません。

  • 以前のバージョンのZENworks Agentがインストールされている管理対象デバイス。

  • ZENworks テストデバイス。

非ルートユーザは、ZENworksユーザグループに追加された場合のみ、Linuxプライマリサーバ上でこのコマンド(zman ssc)を問題なく実行できます。非ルートユーザをZENworksユーザグループに追加するには、usermod -A non-root_usernameコマンドを使用します。

satellite-server-enable-ssl (sses) (サテライトサーバへのパス) (<role>,<role>,...,<role>)

コンテンツの役割またはコレクションの役割、あるいはその両方を持つサテライトサーバのインポートリストに従ってSSLを有効にします。

-f, --fileName=<Filepath>: インポートするカンマ区切り値(.csvまたは.txt)ファイルのフルパス。このファイルには、サテライトサーバのGUIDまたはサテライトサーバのパスのリストが記述されている必要があります。

-r, --role=<role>[...]: SSLを有効にする必要があるサテライトサーバの役割。有効な役割には、コンテンツとコレクションが含まれます。

satellite-server-enable-ssl (sses) (-f|--fileName=Filepath) (-r|--role=<role>,<role>,...,<role>)

コンテンツの役割またはコレクションの役割、あるいはその両方を持つサテライトサーバのインポートリストに従ってSSLを有効にします。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --fileName=<Filepath> - インポートするカンマ区切り値(.csvまたは.txt)ファイルのフルパス。このファイルには、サテライトサーバのGUIDまたはサテライトサーバのパスのリストが記述されている必要があります。
  • サンプルGUID: 422d4e7dc31506ef2c44b54a2a2fa7db
  • サンプルサーバパス: /Devices/Workstations/Linux-SS-01
  • -r, --role=<role>[...] - SSLを有効にする必要があるサテライトサーバの役割。有効な役割には、コンテンツとコレクションが含まれます。

例: zman sses|satellite-server-enable-ssl -f "satellite_server_guids.csv|satellite_server_guids.txt" -r "Content|Collection|Content,Collection"

satellite-server-update-joinproxy-settings (ssujs) (デバイスへのパス) [-j|--jpport=jpport] [-m|--maxconnections=maxConnections] [-c|--connectionCheckInterval=connectionCheckInterval]

サテライトサーバでJoinProxy設定を更新します。WindowsまたはLinuxの管理対象デバイスのみをJoinProxyサテライト役割に昇格できます。デフォルトでは、プライマリサーバにはJoinProxy役割が割り当てられています。

次のオプションを受け入れます。

  • (デバイスへのパス) - JoinProxy設定を更新するサテライトサーバの完全名。
  • -j, --jpport=<jpport> - JoinProxyが接続を待機するポート。
  • -m, --maxconnections=<maxConnections> - JoinProxyへの接続が許可されたデバイスの最大数。
  • -c, --connectionCheckInterval=<connectionCheckInterval> - JoinProxyが、デバイスが接続されたかどうかを定期的に確認する間隔。

メモ:ssujsコマンドを使用する場合、JoinProxyサテライトサーバは次のデフォルト値によって構成されます。

  • ポート: 7019

  • 最大接続数: 100

  • 最大接続間隔: 1 分

satellite-server-delete (ssd) (デバイスへのパス) [(役割),(役割),...(役割)][-f|--force]

デバイスからサテライトの役割を削除します。すべての役割が削除されるとデバイスは、ZENworksコントロールセンター内のサーバ階層リストから自動的に除去されます。

管理ゾーンがZENworksプライマリサーバおよびZENworks Configuration Managementサテライトで構成されている場合は、サテライトから個別の役割を削除することはできません。サテライトを管理対象デバイスに降格させることしかできません。任意のバージョンのZENworks Agentがインストールされたサテライトを削除できます。

次のオプションを受け入れます。

  • (デバイスへのパス) - サテライトの役割を削除するサテライトサーバの完全名。
  • [役割] - デバイスから削除するサテライトの役割。役割を指定しない場合には、デバイスからすべてのサテライトの役割が削除されます。次の役割を削除できます: 認証、コレクション、コンテンツ、およびプロキシ結合。イメージング役割を削除するには、このコマンドではなく、satellite-server-remove-imagingrole (ssrimg)コマンドを使用します。

[-f|--force] - 指定された既存の役割をすべて削除しながら、サテライトサーバから管理対象デバイスへの降格を強制的に適用します。サテライトサーバが永久にオフラインになり、ZENworksサーバと通信できない場合、またはすべての役割が削除され、サテライトサーバのZENworksバージョンがプライマリサーバのZENworksバージョンより古いため、サテライトサーバがZCCサーバ階層から削除できない場合にのみこのオプションを使用します。

satellite-server-configure-authentication-user-source (sscaus) (デバイスへのパス) (ユーザソース) [ユーザ接続, ユーザ接続,...,ユーザ接続]

認証の役割を持つサテライトが使用する、ユーザソース接続を設定します。このコマンドを複数回実行して、同じサテライト上の複数のユーザソースに接続を設定し、コマンドの実行ごとに、それぞれ別のユーザソースを指定します。このコマンドを接続なしで実行し、指定したユーザソースをサテライトの認証の役割から削除します。

次のオプションを受け入れます。

  • (デバイスへのパス) - 認証の役割のユーザソースを設定するサテライトの完全名。
  • (ユーザソース) - 設定するユーザソースの名前。
  • [ユーザ接続] - 指定されたユーザソースに対して、このサテライトがユーザを認証するときに使用する順に一覧されたユーザ接続。
satellite-server-edit-imagingrole (sseimg) (デバイスへのパス) (プロキシDHCPサービスに対するアクション)

イメージングサテライトのProxy DHCP Serviceを開始または停止します。

  • (デバイスへのパス) - /Devices/Workstationsに対するデバイスの相対パス。指定するデバイスは、イメージングの役割を持つサテライトデバイスである必要があります。
  • (プロキシDHCPサービスに対するアクション) - プロキシDHCPサービスを開始または停止します。有効な値は、startおよびstopです。
satellite-server-export-content (ssec) (デバイスへのパス) (ディレクトリのエクスポート) [オプション]

コンテンツファイルをコンテンツリポジトリからエクスポートし、サテライトデバイスのコンテンツリポジトリに手動でインポートできるようにします。コンテンツを管理対象デバイスのコンテンツリポジトリにインポートするには、zac cdp-import-content (cic)コマンドを使用します。

  • (デバイスへのパス) - コンテンツファイルをエクスポートするサテライトデバイスの完全名。
  • (ディレクトリのエクスポート) - コンテンツファイルのエクスポート先のディレクトリの完全パス。

次のオプションを受け入れます。

  • -a, --exportAll - サテライトデバイスに割り当てられたすべてのコンテンツをエクスポートします(デフォルトで、不足しているコンテンツのみがエクスポートされます)。
satellite-server-export-content-replication-setting-schedule (ssecrss) (デバイスへのパス) (コンテンツタイプ) (-s | --scheduleFileName = ファイルパス)

コンテンツタイプ複製スケジュールをサテライトデバイスからファイルにエクスポートします。

  • (デバイスへのパス) - 複製設定スケジュールのエクスポート元のサテライトデバイスの完全名。
  • (コンテンツタイプ) - サテライトデバイスからエクスポートする複製設定のコンテンツタイプの名前。
  • -s, --scheduleFileName =<ファイルパス> - スケジュールデータのエクスポート先にするファイルのフルパス。
satellite-server-list-authentication-settings (sslas) (デバイスへのパス)

サテライトデバイスの認証の役割設定を一覧表示します。

  • (デバイスへのパス) - 認証の役割設定の表示元のサテライトデバイスの完全名。
satellite-server-list-imagingservers (sslimg)

イメージングの役割を持つサテライトを一覧表示します。

satellite-server-list-content-replication-settings (sslcrs) (デバイスへのパス)

サテライトのコンテンツ複製スケジュールおよびスロットルの設定を、コンテンツタイプごとに一覧表示します。

  • (デバイスへのパス) - 複製設定の表示元のサテライトデバイスの完全名。
satellite-server-list-roles (sslr) [管理対象デバイス]

以前に定義されたサテライトの役割を一覧表示します

次のオプションを受け入れます。

  • [管理対象デバイス] - サテライトの役割を一覧表示する管理対象デバイスの完全な名前。指定しない場合には、使用可能なすべてのサテライトの役割が表示されます。
Satellite-server-list-servers (ssls)

サテライトと役割を一覧表示します。

satellite-server-remove-content-replication-setting (ssrcrs) (デバイスへのパス) (コンテンツタイプ)

コンテンツタイプ複製スケジュールとスロットル設定をサテライトデバイスから削除します。

  • (デバイスへのパス) - 複製設定の削除元のサテライトデバイスの完全名。
  • (コンテンツタイプ) - サテライトデバイスから削除する複製設定のコンテンツタイプの名前。
satellite-server-remove-imagingrole (ssrimg) (デバイスへのパス) [-r|--removeImageFiles]

管理対象デバイスから、サテライトのイメージングサーバの役割を削除します。

管理ゾーンがZENworksプライマリサーバおよびZENworks Configuration Managementサテライトで構成されている場合は、サテライトから個別の役割を削除することはできません。サテライトを管理対象デバイスに降格させることしかできません。任意のバージョンのZENworks Agentがインストールされたサテライトを削除できます。

  • (デバイスへのパス) - /Devices/Workstationsに対する管理対象デバイスの相対パス。指定するデバイスは、イメージングの役割を持つサテライトデバイスである必要があります。
  • -r, --removeImageFiles - 指定したデバイスからイメージファイルを削除します。
satellite-server-update-content-replication-setting (ssucrs) (デバイスへのパス) (コンテンツタイプ) (-s| --scheduleFileName=ファイルパス) [オプション]

コンテンツタイプ複製スケジュールとスロットル設定をサテライトデバイスに更新します。

  • (デバイスへのパス) - 複製設定の更新先のサテライトデバイスの完全名。
  • (コンテンツタイプ) - サテライトデバイスの更新先の複製設定のコンテンツタイプの名前。
  • -s, --scheduleFileName=(ファイルパス) - XML形式で保存されたレプリケーション設定のスケジュールデータを含むファイルへのフルパス。

次のオプションを受け入れます。

  • -d, --duration=<期間> - コンテンツ複製の期間(分単位)。
  • -t, --throttleRate=<スロットルレート> - サテライトデバイスに更新する複製設定のスロットルレート(kbps)。

サーバコマンド

サーバを管理するコマンドです。サーバコマンドは、長い形式ではserver-から始まり、短い形式ではsから始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

server-add-bundle (sab) (サーバオブジェクトパス) (バンドルまたはバンドルグループ) [...] [オプション]

バンドルをサーバオブジェクトに割り当てます。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[バンドルフォルダ] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
  • -I, --icon-location=[アプリケーションロケーションXMLファイル] - バンドルアプリケーション用のアイコンを配置する場所を含むXMLファイル。XMLファイル形式については、IconLocation.xmlを参照してください。Linuxサーバでは/opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/bundles、WindowsサーバではInstallation_directory:\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\ bundlesに保存されています。
  • -d, --distribution-schedule=[配布スケジュールXMLファイル] - 配布スケジュールを含むXMLファイル。
  • -l, --launch-schedule=[起動スケジュールXMLファイル] - 起動スケジュールを含むXMLファイル。
  • -a, --availability-schedule=[可用性スケジュールXMLファイル] - 可用性スケジュールを含むXMLファイル。スケジュールXMLファイルテンプレートについては、XMLファイルを参照してください。Linuxサーバでは/opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/schedules、WindowsサーバではInstallation_directory:\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\ schedulesに保存されています。
  • -D, --dry-run - 要求されたアクションをテストして表示しますが、実際には実行しません。
  • -i, --install-immediately - 配布後ただちにバンドルをインストールします。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
  • -L, --launch-immediately - インストール後ただちにバンドルをインストールします。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
  • -n, --distribute-now - バンドルをただちに配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleおよび--distribute-on-device-refreshオプションは無視されます。--distribute-now、--distribute-on-device-refresh、および--distribution-scheduleオプションは配布スケジュールの設定に使用し、同時に使用することはできません。最初に--distribute-nowオプションが考慮され、次に--distribute-on-device-refreshオプションが考慮され、最後に--distribution-scheduleが考慮されます。
  • -r, --distribute-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleオプションは無視されます。
  • -s, --launch-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを起動するよう起動スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--launch-scheduleオプションは無視されます。
  • -w, --wakeup-device-on-distribution - バンドルの配布中にデバイスがシャットダウンした場合、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動します。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
  • -B, --broadcast=[ブロードキャストアドレス][...] - Wake-On-LANマジックパケットをブロードキャストするのに使用するアドレスのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。有効なIPアドレスが、有効な値です。
  • -S, --server=[/デバイスを基準にしたプライマリサーバオブジェクトまたはプロキシサーバオブジェクトの相対パス][...] - デバイスを起動するのに使用するプライマリまたはプロキシサーバのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。
  • -C, --retries=[再試行回数] - デバイスにWake-On-LANマジックパケットを送信する回数。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は0~5の範囲である必要があります。デフォルト値は「1」です。
  • -T, --timeout=[再試行間隔] - 2回の再試行の間の間隔。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は2~10の範囲である必要があります(単位は分)。デフォルト値は「2」です。
server-add-certificate (sacert) (サーバオブジェクトパス) (証明書ファイルパス)[-f]

ZENworks 11より前は、このコマンドを使用して、失効間近の既存の証明書を置き換えて、サーバに新しい有効な証明書を追加していました。ZENworks 11 SP4のSSL管理機能の導入により、このコマンドは廃止されました。

データベース内に存在しない証明書を追加するには、強制( -f, --force) オプションとともにこのコマンドを使用できます。ただし、データベース内にすでにアクティブな証明書がある場合は、このコマンドを使用できません。

(サーバオブジェクトパス) - /デバイス/サーバを基準にした、サーバオブジェクト(サーバ、サーバフォルダ、またはサーバグループ)の相対パス。

(証明書ファイルパス)- DER形式の証明書ファイルのパス。

  • -f, --force - アクティブな証明書として証明書を強制的に追加します。このオプションは、アクティブな証明書がデータベース内で使用できない場合にのみ機能します。
server-add-policy (sap) (サーバオブジェクトパス) (ポリシーまたはポリシーグループ) [...] [オプション]

ポリシーをサーバオブジェクトに割り当てます。

次のオプションを受け入れます。

  • -c, --conflicts=[ポリシー競合解決順序] - ポリシー競合の解決方法を決定します。有効な値は、userlastまたは1devicelastまたは2deviceonlyまたは3useronlyまたは4です。userlastの場合、デバイスに関連付けられたポリシーがまず適用され、それからユーザに関連付けられたポリシーが適用されます。devicelastの場合、ユーザに関連付けられたポリシーがまず適用され、それからデバイスに関連付けられたポリシーが適用されます。deviceonlyの場合、ユーザに関連付けられたポリシーは無視されます。useronlyの場合、デバイスに関連付けられたポリシーは無視されます。このオプションを指定しなかった場合には、userlastがデフォルト値として使用されます。
  • -e, --enforce-now - 割り当てられているすべてのデバイスに対してポリシーをただちに強制的に適用します。
  • -f, --folder=[ポリシーフォルダ] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
server-copy-relationships (scr) (サーバパス) (サーバオブジェクトパス) [...] [オプション]

選択したサーバから他のサーバに関係をコピーします。サーバの関係には、バンドル割り当て、ポリシー割り当て、およびグループメンバーシップが含まれます。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --relationship-type: コピーする関係タイプ。有効な値は、bundlespolicies、およびgroupsです。オプションbundlesは、ソースデバイスの関連付けられたすべてのバンドル割り当てをコピーします。オプションpoliciesは、ソースデバイスの関連付けられたすべてのポリシー割り当てをコピーします。オプションgroupsは、ソースデバイスに関連付けられたグループのメンバーとしてターゲットデバイスを追加します。カンマ区切り値で複数のタイプを指定できます。
  • -a, --assignment-options: 割り当てオプション。有効な値は、assign-to-group-membersassign-to-folder-members、およびassign-to-folder-members-recursivelyです。オプションassign-to-group-membersは、ターゲットグループのメンバーに割り当てをコピーします。オプションassign-to-folder-membersは、ターゲットフォルダ内のデバイスに割り当てをコピーします。オプションassign-to-folder-members-recursivelyは、割り当てをターゲットフォルダとそのサブフォルダ内のデバイスにコピーします。値が指定されていない場合、ターゲットフォルダまたはターゲットグループに対して直接割り当てが行われます。
  • -c, --conflict-resolution: 既存の割り当ての競合解決オプション。有効な値は、delete-existing-assignmentsおよびreplace-existing-assignmentsです。オプションdelete-existing-assignmentsは、ターゲットデバイスの既存のすべての割り当てを削除します。オプションreplace-existing-assignmentsは、選択した割り当てでターゲットデバイスの既存の割り当てを置き換えます。値が指定されていない場合、ターゲットデバイスの既存の割り当てが保持されます。
  • -g, --group-membership: グループおよびフォルダのターゲットオブジェクトタイプに使用するグループメンバーシップオプション。有効な値は、add-group-membersadd-folder-membersadd-folder-members-recursively、およびdelete-existing-group-membershipです。オプションadd-group-membersは、ソースデバイスがメンバーであるグループのメンバーとしてターゲットグループのメンバーを追加します。オプションadd-folder-membersは、ソースデバイスがメンバーであるグループのメンバーとしてターゲットフォルダ内にデバイスを追加します。オプションadd-folder-members-recursivelyは、ソースデバイスがメンバーであるグループのメンバーとしてターゲットフォルダとそのサブフォルダ内にデバイスを追加します。オプションdelete-existing-group-membershipは、ターゲットデバイスがメンバーである既存のグループメンバーシップを削除します。
  • -g, --group-membership: グループおよびフォルダのターゲットオブジェクトタイプに使用するグループメンバーシップオプション。有効な値は、add-folder-members-recursivelyおよびdelete-existing-group-membershipです。オプションadd-folder-members-recursivelyは、ターゲットフォルダとそのサブフォルダ内のデバイスを、ソースデバイスが属するグループのメンバーとして追加します。オプションdelete-existing-group-membershipは、ターゲットデバイスの既存のグループメンバーシップを削除します。ターゲットにグループがある場合、そのグループのすべてのメンバーが、選択したグループのメンバーとして追加されます。ターゲットにフォルダがある場合、そのフォルダ内のすべてのデバイスが、選択したグループにメンバーとして非再帰的に追加されます。
  • -p, --export-path: 関係のコピー操作の結果をCSV形式でエクスポートする先のファイルの完全なパス。ファイルパスと一緒に、拡張子.csvが付いたファイル名を指定できます。パスが指定されていない場合、CSVファイルはデフォルトのパス(Linux: /var/opt/microfocus/zenworks/tmp、Windows: %zenworks_home%\work\tmp)にエクスポートされます。
  • -f, --continue-on-failure: このオプションは必須ではありません。このオプションが指定されている場合、関係のコピー操作は失敗が検出されても続行します。このオプションが指定されていない場合、関係のコピー操作は失敗が検出されると終了します。

例:

ソースサーバのすべての関係を複数のサーバタイプにコピーするには:

zman server-copy-relationships serverfolder/sourceserver --relationship-type=bundles,policies,groups serverfolder/server serverfolder/serverfolder1 serverfolder/servergroup

ソースサーバのポリシー割り当てをターゲットサーバフォルダ内のサーバに再帰的にコピーするには: zman scr serverfolder/sourceserver --relationship-type=policies serverfolder1 serverfolder2 -assignment-options=assign-to-folder-members-recursively

ソースサーバから割り当てをコピーするときに、ターゲットサーバの競合するバンドル割り当てを置き換えるには:

ソースサーバのグループにターゲットサーバグループのサーバを追加するには: zman scr serverfolder/sourceserver -r=groups servergroup -group-membership=add-group-members

zman scr serverfolder/sourceserver -r=bundles serverfolder/server1 -conflict-resolution=replace-existing-assignments

ターゲットサーバグループのサーバをソースサーバのグループに追加するには:

zman scr serverfolder/sourceserver -r=groups servergroup

エラー発生時に続行するオプションとCSVとしてエクスポートするオプション(エクスポート先はC:\temp\)を指定して、ソースサーバのすべての関係を複数のサーバにコピーするには:

zman server-copy-relationships serverfolder/sourceserver --relationship-type=bundles,policies,groups serverfolder/server serverfolder/serverfolder1 serverfolder/servergroup -f -p=C:\temp\

エラー発生時に終了するオプションとCSVとしてエクスポートするオプション(エクスポート先はC:\temp\copyresult.csv)を指定して、ソースサーバのポリシー割り当てをターゲットフォルダ内のサーバに再帰的にコピーするには:

zman scr serverfolder/sourceserver --relationship-type=policies serverfolder1 serverfolder2 -assignment-options=assign-to-folder-members-recursively -p=C:\temp\copyresult.csv

server-delete (sd) (サーバオブジェクトパス) [...] [オプション]

1つまたは複数のサーバオブジェクトを削除します。

(サーバオブジェクトパス) [...] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバオブジェクト(サーバ、サーバフォルダ、またはサーバグループ)の相対パス。引用符で囲む限り、ワイルドカード*を使用できます。オブジェクトを削除するのにワイルドカードを使用する場合は、注意します。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --recursive - フォルダ内のオブジェクトを再帰的に削除します。
  • -p, --preapproved - 削除されたデバイスを事前承認済みデバイスリストに追加します。
  • -f, --folder=[サーバフォルダ] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、サーバオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のサーバオブジェクトを指定するのに使用できます。
server-folder-create (sfc) [フォルダ名] [親フォルダ] [オプション]

サーバを格納するための新しいフォルダを作成します。

次のオプションを受け入れます。

  • --desc=[説明] - フォルダの説明。
server-group-add (sga) (サーバグループパス) [サーバパス] [...] [オプション]

サーバをサーバグループに追加します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[サーバフォルダ] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、サーバオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のサーバオブジェクトを指定するのに使用できます。
server-group-create (sgc) [グループ名] [親フォルダ] [オプション]

サーバグループを作成して、メンバーを追加します。

次のオプションを受け入れます。

  • --desc=[説明] - グループの説明。
  • -m, --members=[サーバパス][...] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバの相対パス。
  • -f, --folder=[サーバフォルダ] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、サーバオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のサーバオブジェクトを指定するのに使用できます。
server-group-members (sgm) (サーバグループパス) [オプション]

サーバグループまたは動的サーバグループのメンバーを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
server-group-remove (sgr) (サーバグループパス) (サーバパス) [...] [オプション]

サーバをサーバグループから削除します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[サーバフォルダ] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、サーバオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のサーバオブジェクトを指定するのに使用できます。
server-info (si) (サーバパス)

サーバに関する詳細情報が一覧表示されます。

server-list (sl) [オプション] [フォルダ]

サーバオブジェクトを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --recursive - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
  • -n, --namefilter=[フィルタ文字列] - 指定した名前に一致する結果を表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
  • -t, --typefilter=[タイプフィルタ][...] - 指定したオブジェクトタイプのカンマ区切りリストに一致する結果が表示されます。有効な値は、devicegroup、およびfolderです。
  • -c, --count - 結果の数が表示されます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示させる結果の数。
  • -f, --flagfilter=[フラグフィルタ][...] - 指定したフラグのカンマ区切りリストに一致する結果が表示されます。有効な値は、retirednotretired、test、non-testです。
server-list-bundles (slb) (サーバオブジェクトパス) [オプション]

サーバオブジェクトに割り当てられたバンドルを一覧表示ます。

次のオプションを受け入れます。

  • -a, --all - 有効および無効のバンドル両方を一覧表示します。
  • -e, --effective - 有効なバンドルのみ一覧表示します。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
server-list-groups (slg) (サーバパス) [オプション]

特定のサーバがメンバーであるグループを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
server-list-policies (slp) (サーバオブジェクトパス) [オプション]

サーバオブジェクトに割り当てられたポリシーを一覧表示ます。

次のオプションを受け入れます。

  • -a, --all - 有効および無効のポリシー両方を一覧表示します。
  • -e, --effective - 有効なポリシーのみ一覧表示します。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
server-move (smv) (サーバオブジェクトパス) [宛先フォルダパス]

サーバオブジェクトを別のフォルダに移動します。

server-refresh (srf) (サーバオブジェクトパス) [...] [オプション]

サーバ内のZENworks Agentを更新します。

次のオプションを受け入れます。

-f, --folder=[サーバフォルダ] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバフォルダの相対パス。このオプションが指定される場合は、サーバオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のサーバオブジェクトを指定するのに使用できます。

--server=<server/server folder/server group object path>[...] - /Devices/Serversを基準にした、プライマリサーバオブジェクト(サーバ、サーバフォルダ、またはサーバグループ)の相対パス。クイックタスク通知を送信するために使用します。

--notify=<minutes> - すべてのデバイスに通知する時間(分)。

--expire=<minutes> - クイックタスクが作成されてから期限切れになるまでの時間(分)。ただちに期限切れにするには、0を指定します。

--currentserver - 現在のプライマリサーバにクイックタスクを追加します。

--anyserver - 任意のプライマリサーバにクイックタスクを追加します。

--expirenever - プライマリサーバでクイックタスクを期限切れにしません。

server-remove-bundle (srb) (サーバオブジェクトパス) (バンドルまたはバンドルグループ) [...] [オプション]

サーバオブジェクトに割り当てられたバンドルを削除します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[バンドルフォルダ] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
server-remove-policy (srp) (サーバオブジェクトパス) (ポリシーまたはポリシーグループ) [...] [オプション]

サーバオブジェクトに割り当てられたポリシーを削除します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[ポリシーフォルダ] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用するのに便利です。
server-rename (sr) (サーバオブジェクトパス) (新しい名前)

サーバオブジェクトを名前変更します。

server-reorder-bundles (srob) (サーバオブジェクトパス) (現在の位置) (新しい位置)

サーバに割り当てられたバンドルの順序を変更します。server-list-bundlesコマンドを使用して、割り当てられたバンドルの順序を取得します。

server-reorder-policies (srop) (サーバオブジェクトパス) (現在の位置) (新しい位置)

サーバに割り当てられたポリシーの順序を変更します。server-list-policiesコマンドを使用して、割り当てられたポリシーの順序を取得します。

server-retire (sret) (サーバオブジェクトパス)

次の更新時に、ZENworksシステムから、選択したサーバをリタイアさせます。デバイスのリタイアはデバイスの削除とは異なります。デバイスをリタイアしても、GUIDは保持されます(これとは反対に、デバイスを削除すると、GUIDも削除されます)。そのため、インベントリ情報はすべて保持されたままでアクセス可能ですが、ポリシーおよびバンドルの割り当てはすべて削除されます。後でデバイスを再度アクティブ化する場合、割り当ては復元されます。

次のオプションを受け入れます。

  • -i, --immediate - デバイスのリフレッシュで強制的にデバイスをすぐにリタイアします。
server-set-as-test (ssat) (サーバオブジェクトパス)

サーバをテストデバイスとして設定します。

server1をテストデバイスとして設定する場合:

zman ssat server1

server-role-zookeeper-add-server (srzas)

ZooKeeper役割をプライマリサーバに割り当てます。

--servers - サーバのカンマ区切りリスト。/Devices/Serversを基準にした、サーバオブジェクト(サーバ、サーバフォルダ、またはサーバグループ)のGUID、DNS、または相対パス。

server-role-zookeeper-remove-server (srzrs)

Zookeeper クラスタからサーバを削除します。ゾーン内の少なくとも1つのサーバにZooKeeper役割が必要です。

--servers - /Devices/Serversを基準にした、サーバオブジェクト(サーバ、サーバフォルダ、またはサーバグループ)のGUID、DNS、または相対パス。

server-role-zookeeper-list-cluster (srzlc)

Zookeeperクラスタ内で現在設定されているサーバを一覧にします。

server-role-zookeeper-update-cluster (srzuc) [...] [オプション]

Zookeeperクラスタの共通プロパティを更新します。

次のオプションを受け入れます。

  • -l --leader-connect-port: フォロワーがクラスタ内のリーダーに接続するために使用するリーダーポートを定義します。デフォルトポートは6790です。ただし、6000~65535の間の未使用ポートを指定できます。
  • -c --client-port: Zookeeperが着信接続用にリスンするポートを定義します。デフォルトポートは6789です。ただし、6000~65535の間の未使用ポートを指定できます。
  • -e --leader-elect-port: クラスタ内のすべてのサーバがリーダーを選択するために使用する選択ポートを定義します。デフォルトポートは6791です。ただし、6000~65535の間の未使用ポートを指定できます。
  • -t --tick-time: ハートビートおよびタイムアウトを調整するためにZookeeperによって使用されるミリ秒単位の基本タイムユニットである、単一ティックの長さを定義します。デフォルト値は2000です。
  • -i --init-limit: フォロワーがリーダーに接続可能な時間数をティック単位で定義します。デフォルト値は10です。
  • -s --sync-limit: フォロワーがZookeeperと同期することが可能な時間数をティック単位で定義します。デフォルト値は5です。
  • -x --max-connections: Zookeeperクラスタが受け入れることが可能なクライアントの最大接続数を指定します。デフォルト値は60です。
server-role-kafka-configure-cluster (srkcc) [...] [オプション]

Kafkaクラスタを設定します。

  • 次のオプションを受け入れます。
  • -a --logRetentionPeriod: Kafkaログを保持する期間(時間単位)を指定します。
  • -c --replication count: 各トピックに対して作成されるコピー数を指定します。
  • -l --logRetentionBytes: そのサイズを超えると既存のデータが新しいデータで上書きされる許容可能な最大ログサイズを指定します。デフォルトでは、ログサイズは無制限です。
  • -t --zkSessionTimeout: Zookeeperセッションタイムアウトを指定します(ミリ秒単位)。デフォルト値は30000ミリ秒です。サーバがこの指定された期間内にZooKeeperにハートビート信号を送らない場合、サーバは停止しているとみなされます。ハートビート要求は、サーバがKafkaクラスタに依然として接続されているかどうかを識別するのに役立ちます。
  • -r --retainDetectedLogsDuration: 削除したログを保持する最大時間を指定します。
  • -p --logCleanupPolicy: 許容される最大保持期間を超えるセグメントのデフォルトのクリーンアップポリシーを指定します。有効な値は「Delete」および「Compact」です。デフォルト値は「Delete」です。「Delete」ポリシーは、保持期間またはサイズ制限に達した場合に古いセグメントを削除します。「Compact」ポリシーは、トピック上のログ圧縮を有効にし、Kafkaが単一トピックパーティションのデータのログ内に各メッセージキーの少なくとも最新の不明な値を常に保持するようにします。
  • -s --schemaregistryport: スキーマレジストリが実行中のポートを指定します。デフォルトポートは8081です。
  • -k, --kafkaport: Kafkaがリスンするポートを指定します。デフォルトポートは9093です。
  • -x, --connectport: Kafka connectがリスンするポートを指定します。デフォルトポートは8083です。
server-role-kafka-add-broker (srkab)

ブローカをKafkaクラスタに追加します。

--servers - サーバのカンマ区切りリスト。/Devices/Serversを基準にした、サーバオブジェクト(サーバ、サーバフォルダ、またはサーバグループ)のGUID、DNS、または相対パスを指定できます。

-i --ignorewarning- trueまたはfalseを指定します。このオプションは、外部CAが特定される場合に表示されるクライアント認証証明書に関連した警告メッセージを無視するために使用されます。続行するには、このオプションをtrueに設定できます。

server-role-kafka-remove-broker (srkrb)

Kafkaクラスタからブローカを削除します。

--servers - /Devices/Serversを基準にした、サーバオブジェクト(サーバ、サーバフォルダ、またはサーバグループ)のGUID、DNS、または相対パス。

server-role-kafka-reconfig-broker (srkrcb)

Kafkaブローカを再設定します。

--servers - サーバのカンマ区切りリスト。/Devices/Serversを基準にした、サーバオブジェクト(サーバ、サーバフォルダ、またはサーバグループ)のGUID、DNS、または相対パス。

server-role-kafka-update-cluster (srkuc) [...] [オプション]

Kafkaクラスタ設定を更新します。

  • 次のオプションを受け入れます。
  • -l --logRetentionBytes: そのサイズを超えると既存のデータが新しいデータで上書きされる許容可能な最大ログサイズを指定します。デフォルトでは、ログサイズは無制限です。
  • -t --zkSessionTimeout: Zookeeperセッションタイムアウトを指定します(ミリ秒単位)。デフォルト値は30000ミリ秒です。サーバがこの指定された期間内にZooKeeperにハートビート信号を送らない場合、サーバは停止しているとみなされます。ハートビート要求は、サーバがKafkaクラスタに依然として接続されているかどうかを識別するのに役立ちます。
  • -r --retainDetectedLogsDuration: 削除したログを保持する最大時間を指定します。
  • -p --logCleanupPolicy: 許容される最大保持期間を超えるセグメントのデフォルトのクリーンアップポリシーを指定します。有効な値は「Delete」および「Compact」です。デフォルト値は「Delete」です。「Delete」ポリシーは、保持期間またはサイズ制限に達した場合に古いセグメントを削除します。「Compact」ポリシーは、トピック上のログ圧縮を有効にし、Kafkaが単一トピックパーティションのデータのログ内に各メッセージキーの少なくとも最新の不明な値を常に保持するようにします。
  • -c, --replication count: 各トピックに対して作成されるコピー数を指定します。
  • -s --schemaregistryport: スキーマレジストリが実行中のポートを指定します。
  • -k, --kafkaport: Kafkaがリスンするポートを指定します。
  • -x, --connectport:Kafka connectがリスンするポートを指定します。
server-role-kafka-list-cluster (srklc)

Kafkaクラスタ設定を取得します。

server-role-kafka-list-connectors (srklcn)

Kafkaコネクタのリストを取得します。

server-role-kafka-restart-connectors (srkrcn) [...] [オプション]

指定されたKafkaコネクタを再起動します。

  • 次のオプションを受け入れます。
  • -c --connectors: コネクタのカンマ区切りリストを指定します。
server-role-kafka-get-connector-config (srkgcc) [...] [オプション]

Kafkaコネクタの設定の詳細を取得します。

  • 次のオプションを受け入れます。
  • -c --connector: その設定詳細を取得するためにコネクタの名前を指定します。
server-role-kafka-reconfigure-connectors (srkccn) [...] [オプション]

指定されたKafkaコネクタを再設定します。

  • 次のオプションを受け入れます。
  • -c --connectors: コネクタのカンマ区切りリストを指定します。
server-role-kafka-recreate-connectors (srkrcc) [...] [オプション]

Kafkaコネクタを再作成します。 このコマンドは、データベースがRDBMS間で移行された場合に実行されます。

  • 次のオプションを受け入れます。
  • -f --force: すべての既存のコネクタを削除して、Kafkaコネクタを強制的に再作成します。
server-role-vertica-create-cluster (srvcc) [...] [オプション]

1つ以上のノードでVerticaクラスタを作成します。これは、Vertica設定時に実行する必要がある最初のコマンドです。

--servers - サーバのカンマ区切りリスト。/Devices/Serversを基準にした、サーバオブジェクト(サーバ、サーバフォルダ、またはサーバグループ)のGUID、DNS、または相対パス。

  • 次のオプションを受け入れます。
  • -k --replication-factor: データベースに存在するデータのレプリカ数を指定します。クラスタ内のノード数に基づいた値を指定する必要があり、必要なノードの最小数は2k+1として測定されます。Verticaでは1のK-safetyファクタを推奨します。
server-role-vertica-add-server (srvas)

サーバをVerticaクラスタに追加します。

--servers - サーバのカンマ区切りリスト。/Devices/Serversを基準にした、サーバオブジェクト(サーバ、サーバフォルダ、またはサーバグループ)のGUID、DNS、または相対パス。

server-role-vertica-remove-server (srvrs)

Verticaクラスタからサーバを削除します。

--servers - サーバのカンマ区切りリスト。/Devices/Serversを基準にした、サーバオブジェクト(サーバ、サーバフォルダ、またはサーバグループ)のGUID、DNS、または相対パス。

server-role-vertica-list-cluster (srvlc)

Verticaクラスタ内のサーバを一覧にします。

server-role-vertica-update-cluster (srvuc)

クラスタ内のK-safetyファクタを更新します。

  • 次のオプションを受け入れます。
  • -k --replication-factor: クラスタ内に維持するレプリカの合計数を示すためにレプリケーションファクタを変更します。
server-role-vertica-get-credentials (srvgc)

Verticaデータベース資格情報を取得します。

server-role-vertica-prepare-server (srvps)

バックアップおよび復元プロセス中にサーバを準備します。

(サーバオブジェクトパス) - /Devices/Serversを基準にした、サーバオブジェクト(サーバ、サーバフォルダ、またはサーバグループ)のGUID、DNS、または相対パス。

server-set-as-nontest (ssan) (サーバオブジェクトパス)

サーバをテストデバイス以外として設定します。

server1をテストデバイス以外として設定する場合:

zman ssan server1

server-statistics (sst) (サーバパス)

ZENworksサーバ使用の統計が表示されます。

server-unretire (suret) (サーバオブジェクトパス)

次のリフレッシュ時に選択されたサーバを再度有効にして、デバイスが以前所有していたすべてのポリシーとバンドルの割り当てを再割り当てします。

次のオプションを受け入れます。

  • -i, --immediate - デバイスのリフレッシュで強制的にデバイスをすぐにリタイア解除します。
server-view-all-bundles-status (svabs) (サーバパス) [オプション]

サーバに割り当てられたバンドルの詳細な展開ステータスを表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • --statusfilter=[ステータスタイプ][...] - バンドル配布およびインストールイベントのステータスに対するフィルタです。有効な値はS、R、C、A、F、およびP(Success、Partial Success,、Completed、Partial Complete、Failure、およびPending)です。 ステータスタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。

server1に割り当てられたバンドルの展開状態を表示する場合:

zman svabs server1

バンドル展開が成功または保留状態のserver1に割り当てられたバンドルの展開状態を表示する場合:

zman svabs server1 --statusfilter S,P

server-view-all-policies-status (svaps) (サーバパス) [オプション]

サーバに割り当てられたポリシーの詳細な展開ステータスを表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • --statusfilter=[ステータスタイプ][...] - ポリシー適用イベントのステータスでフィルタします。有効な値は、S、F、およびP (Success、Failure、およびPending)です。ステータスタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
server-wakeup (sw) (サーバオブジェクトパス) [...] [オプション]

Wake-On-LANを使用してサーバを起動します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[サーバフォルダ] - /デバイス/サーバを基準にした、サーバフォルダの相対パス。このオプションが指定される場合は、サーバオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のサーバオブジェクトを指定するのに使用できます。
  • -b --broadcast=[ブロードキャストアドレス][...] - Wake-On-LANマジックパケットをブロードキャストするのに使用するアドレスのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。有効なIPアドレスが、有効な値です。
  • -s, --server=[プライマリサーバオブジェクトまたはプロキシサーバオブジェクトのパスであり、/デバイスへの相対パスです][...] - デバイスを起動するのに使用するプライマリまたはプロキシサーバのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。
  • -C, --retries=[再試行回数] - デバイスにWake-On-LANマジックパケットを送信する回数。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は0~5の範囲である必要があります。デフォルト値は「1」です。
  • -t, --timeout=[再試行間隔] - 2回の再試行の間の間隔。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は2~10の範囲である必要があります(単位は分)。デフォルト値は「2」です。

設定コマンド

設定の設定と変更に使用するコマンドです。設定コマンドは、長い形式ではsettings-から始まり、短い形式ではsから始まります。

設定コマンドはZENworks Endpoint Security Managementの設定(ゾーンポリシー設定とデータ暗号化キー設定)には適用されません。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

settings-copy (scp) (ソースデバイスまたはデバイスフォルダパス) (宛先デバイスまたはデバイスフォルダパス) [...] [オプション]

設定をコピーします。

(ソースデバイスまたはデバイスフォルダパス) - /デバイスを基準にした、設定のコピー元デバイスまたはデバイスフォルダの相対パス。

(宛先デバイスまたはデバイスフォルダパス) [...] - /デバイスを基準にした、設定のコピー先デバイスまたはデバイスフォルダの相対パス。

次のオプションを受け入れます。

  • -n, --names=[設定名][...] - ソースパスからコピーされる設定の名前。指定しなかった場合、ソースパスで定義されたすべての設定がコピーされます。
settings-export-to-file (setf) [オプション] (XMLファイルパス) [設定名] [...]

設定データ(XML形式)をファイルにエクスポートします。設定の作成および変更用の入力としてXMLファイルが使用されます。

(XMLファイルパス) - 設定データがXML形式で保存されるファイル。ファイルが存在しない場合、新しいファイルが作成されます。

[設定名] [...] - エクスポートする設定の名前。指定しなかった場合、すべての設定がエクスポートされます。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --source=[ソースデバイスまたはデバイスフォルダパス] - /デバイスを基準にした、設定のエクスポート元デバイスまたはデバイスフォルダの相対パス。指定しなかった場合、設定はゾーンからエクスポートされます。
  • -e, --effective - 指定した場合は有効な設定が取得されます。そうでない場合はソースパスで定義/上書きされた設定のみが取得されます。
settings-revert (srt) (ソースデバイスまたはデバイスフォルダパス) (設定名) [...]

親フォルダへの設定を取り消します。

(ソースデバイスまたはデバイスフォルダパス) - /デバイスを基準にした、設定を取り消す必要があるデバイスまたはデバイスフォルダの相対パス。

settings-set (ss) (XMLファイルパス) [宛先デバイスまたはデバイスフォルダパス] [...]

さまざまなレベルで設定を行います。

(XMLファイルパス) - エクスポートされた設定情報が含まれるXMLファイル。settings-export-to-file (setf)を使用して、設定情報をXMLファイルにエクスポートします。

次のオプションを受け入れます。

[設定名] [...] - エクスポートする設定の名前。指定しなかった場合、すべての設定がエクスポートされます。

  • -s, --source=[ソースデバイスまたはデバイスフォルダパス] - /デバイスを基準にした、設定が必要なデバイスまたはデバイスフォルダの相対パス。指定しなかった場合、設定はゾーンレベルで設定されます。
settings-gcm-delete (sgd) [...]

Google Cloud Messagingの設定値を削除します。変更を反映するには、ZENworksサービスを再起動する必要があります。

セキュリティコマンド

次のコマンドは、エージェントとサーバ間の通信を保護する設定を有効または無効にするために使用されます。

このコマンドは、「グローバルオプション」のセクションに一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、コマンドと併せて一覧表示されている個々のオプションも受け入れます。

Security-Set-Agent-Server-Secure-Communication --option=(true/false)

エージェントとサーバ間の通信を保護する設定を有効または無効にします。デフォルトでは、この設定は新規にインストールされたZENworks (2020 Update 2)で有効になります。アップグレードされたゾーンでは、拡張セキュリティ機能は無効になり、ZENworks 2020 Update 1以前のバージョンのエージェントが引き続きアップグレードされたサーバと通信できます。ただし、ゾーン内のすべてのデバイスをアップグレードしている場合は、拡張セキュリティ機能を有効にすることをお勧めします。セキュリティ機能を有効にすると、下位バージョンのデバイスは、プライマリサーバと通信できなくなります。この機能を有効にした後で、デバイスを登録するには、認証キーを作成するか、または事前承認済みデバイスリストにデバイスを追加する必要があります。詳細については、『ZENworks 検出、展開、およびリタイアリファレンス』を参照してください。

セキュリティ機能を有効にした後で、

セキュリティ設定を有効にするには、zman ssassc --option=trueを実行します。

セキュリティ設定を無効にするには、zman ssassc --option=falseを実行します。

この設定を変更した後で、ZENworksサーバサービス(microfocus-zenworks-configure -c Start)を再起動して、変更を適用する必要があります。

サブスクリプションコマンド

これらのコマンドは、サブスクリプションの作成、変更、管理に使用されます。サブスクリプションコマンドは、長い形式ではsubscription-から始まり、短い形式ではsrから始まります。

このコマンドは、「グローバルオプション」のセクションに一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、コマンドと併せて一覧表示されている個々のオプションも受け入れます。

subscription-create (src) (サブスクリプション名) (サブスクリプションXMLファイル) [親フォルダ] [オプション]

新しいサブスクリプションを作成します。

(サブスクリプションXMLファイル) - エクスポートされたサブスクリプション情報が含まれるXMLファイル。subscription-export (sre)を使用して、既存のサブスクリプションの情報をXMLファイルにエクスポートします。ファイルを再使用する場合には、ZENworksコントロールセンターで作成したサブスクリプションからテンプレートXMLファイルを作成することができます。サンプルXMLファイルは、nu.xmlを参照してください

Linuxの場合: /opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/subscriptions

Windowsの場合: %ZENSERVER_HOME%\Micro Focus\zenworks\share\zman\samples\subscriptions

次のオプションを受け入れます。

  • -d, --desc=[説明] - サブスクリプションの説明。
  • -s, --sysIDpath=[rhel-システムID]

メモ:このコマンドはApple VPPサブスクリプションに対して実行できません。

subscription-folder-create (srfc) (フォルダ名) [親フォルダ] [オプション]

新しいサブスクリプションフォルダを作成します。

次のオプションを受け入れます。

  • --desc=[説明] - フォルダの説明。
subscription-move (srmv) (サブスクリプションオブジェクトのパス) [宛先フォルダパス]

サブスクリプションオブジェクトを別のフォルダに移動します。

subscription-replicate (srr) (サブスクリプション名) [宛先フォルダパス] [オプション]

サブスクリプションレプリケーションを開始します。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --schedule=[XMLファイル名] - サブスクリプションを開始するスケジュールを含むXMLファイルです。Eventsch.xmlファイルはサブスクリプションに適用されません。
  • -r, --fromRepository - コンテンツの複製元のリポジトリです。

メモ:Apple VPPサブスクリプションの場合、このコマンドの実行中にアウトバウンドサーバは利用されません。そのため、このコマンドを実行するサーバがインターネットに接続されていることを確認する必要があります。

subscription-export (sre) (サブスクリプション名) (サブスクリプションデータXML)

サブスクリプションの情報(XML形式)をファイルにエクスポートします。このXMLファイルはサブスクリプション作成時の入力として使用します。

subscription-delete (srd) (サブスクリプションオブジェクト) [...] [オプション]

1つまたは複数のサブスクリプションオブジェクトを削除します。ステータスが「進行中」、「中止」、「割り当て済み」のサブスクリプションは削除できません。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --recursive - フォルダ内のオブジェクトを再帰的に削除します。
  • -b, --delete-bundles - 指定されたサブスクリプションで作成されたすべてのバンドルを削除します。
  • -f, --folder=[サブスクリプションフォルダ] - /サブスクリプションを基準にした、サブスクリプションフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、サブスクリプションオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。このオプションは、同じフォルダで複数のサブスクリプションオブジェクトを指定するのに使用できます。

メモ:このコマンドはApple VPPサブスクリプションに対して実行できません。

subscription-list (srl) [オプション]

サブスクリプションオブジェクトを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --recursive - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
  • -n, --namefilter=[フィルタ文字列] - 指定した名前に一致する結果を表示します。ワイルドカード*および?は引用符で囲まれている限りは使用できます。
  • -c, --count - 結果の数が表示されます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示させる結果の数。
  • [フォルダ] - 指定したフォルダの内容を一覧表示します。フォルダを指定しないと、ルートフォルダの内容が一覧表示されます。
subscription-modify (srm) (サブスクリプション名) (サブスクリプションデータXML) [親フォルダ] [オプション]

既存のサブスクリプションをエクスポートまたは変更します。

次のオプションを受け入れます。

  • -d, --desc=[説明] - サブスクリプションの説明。
  • -s, --sysIDpath=[rhel-システムID]

メモ:このコマンドはApple VPPサブスクリプションに対して実行できません。

subscription-status (srs) (サブスクリプション名) [オプション]

サブスクリプションのステータスを返します。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --suspend - レプリケーションを停止し、サブスクリプションのステータスを「中止」に変更します。
  • -c, --cancel - レプリケーションをキャンセルし、サブスクリプションステータスを「キャンセル」に変更します。

メモ:ドライ実行の実行中の中止タスクとキャンセルタスクは、サポートされていません。

subscription-channel-list (srcl) (サブスクリプション名) (レポートエンティティタイプ) [オプション]

バンドル、カタログ、パッケージなどのデータを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --fromRepository - キャッシュをバイパスして、コンテンツの複製元のリポジトリからメタデータをダウンロードします。
  • -i, --ignoreFilters - フィルタが設定されていても無視して、コンテンツを一覧表示します。
subscription-copy (srcp) (サブスクリプションパス) (サブスクリプション名) [親フォルダ] [オプション]

サブスクリプションをコピーします。

次のオプションを受け入れます。

  • -d, --desc=説明 -バンドルの説明。
subscription-rename (srrn) (サブスクリプションオブジェクトのパス) (新しい名前)

サブスクリプションの名前を変更します。

たとえば、サブスクリプションSLES10UpdateをSLED10Updateに名前を変更するには、次のコマンドを実行します。

zman srrn /Subscription/SLES10Update /Subscription/SLED10Update

subscription-proxy-password (srpp) [サブスクリプションプロキシパスワード]

レプリケーション時にすべてのサブスクリプションで使用されるプロキシパスワードを設定します。このコマンドでは、プロキシパスワードの引数はオプションです。プロキシパスワードの引数を入力しない場合、パスワードを入力するようにコマンドから求められます。

Subscription-unenroll-android-enterprise |sueae [enterprise-id] [NCC-Username] [password-file-path]

Androidエンタープライズアカウントの登録を解除します。

次に示す引数を受け入れます。

[enterprise-id]: 登録解除するエンタープライズIDを指定します。

[NCC-username]: NCCユーザ名を指定します。

[password-file-path]: パスワードファイルの場所を指定します。パスワードファイルは、任意のファイル形式で保存できます。

例: sueae LC046w6dx5 MFtest C:\password.txt

この例では、LC046w6dx5はエンタープライズID、MFtestはNCCユーザ名、C:\password.txtはパスワードが保存されている場所です。

Subscription-clear-ae | sca

登録解除されたAndroidエンタープライズサブスクリプション(バンドル、アプリ、ユーザなどの関連データ)に関連付けられたデータを削除します。

システム更新/製品認識更新コマンド

これらのコマンドを使用して、ZENworksへのシステム更新、および製品認識更新 (PRU) を管理します。これらのコマンドは、長い形式ではsystem-updateから始まり、短い形式ではsuから始まります。

system-update-download (sud) (システムアップデートまたはPRUの名前)

最新のシステムアップデートまたはPRUをダウンロードします。

(システムアップデートまたはPRUの名前) - システムアップデートまたはPRUの名前かUID。

system-update-view-available (suva) [オプション]

更新サーバまたは更新ファイル内で公開されている、利用可能な更新またはPRUのすべてのリストが表示されます。

次のオプションを受け入れます。

  • -i, --importFile=[インポートファイル/ディレクトリのパス] - クエリへの重要なファイルへのフルパス。
  • -u, --url=[更新サーバのURL] - クエリするシステムアップデートサーバのURLで、http://servername:[port]/pathという形式。
  • -f, --product=[製品コード] - アップデートをチェックする製品コード(たとえばzcm、pru)。
  • -v, --version=[製品のベースバージョン] - アップデートをチェックする製品のベースバージョン(たとえば、10.0、10.1)。
system-update-status (sus) (システムアップデートまたはPRUの名前)

指定したシステムアップデートまたはPRUのステータスを表示します。

(システムアップデートまたはPRUの名前) - システムアップデートまたはPRUの名前かUID。

system-update-delete-update (sudu) (システムアップデートまたはPRUの名前) [オプション]

指定したシステムアップデートまたはPRUをゾーンから削除します。

(システムアップデートまたはPRUの名前) - システムアップデートまたはPRUの名前かUIDです。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --force - 更新を強制的に削除します。割り当てがサーバからのみ削除されます。デバイスを更新し、更新を表示すると、更新がそのデバイスに適用されます。十分注意し、更新が有効な状態でないことが確かな場合のみ行ってください。
system-update-cancel-download (sucd) (システムアップデートまたはPRUの名前)

システムアップデートまたはPRUのダウンロードをキャンセルします。

(システムアップデートまたはPRUの名前) - システムアップデートまたはPRUの名前かUID。

system-update-assign (sua) (システム更新名) [デバイスパス] [...] [オプション]

認定済みシステムアップデートをデバイスに割り当てます。

(システム更新名) - システムアップデート名またはUID。

[デバイスパス] [...] - /デバイスを基準にした、デバイスの相対パス。

次のオプションを受け入れます。

  • -a、--all - すべてのデバイスに割り当てます。
system-update-list-assign (sula) (デバイスパス)

指定したデバイスまたはグループに割り当てられている更新をすべてリストにします。

(デバイスパス) - /デバイスを基準にした、デバイスの相対パス。

system-update-authorize (suaz) (システムアップデートまたはPRUの名前)

アップデートまたはPRUを認定します。

(システムアップデートまたはPRUの名前) - システムアップデートまたはPRUの名前かUID。

system-update-baseline (sub) (システム更新名)

指定した更新をベースライン更新として設定するようにスケジュールします。

(システム更新名) - システム更新名またはUID。

system-update-import (sui) (更新のパス) [システムアップデートまたはPRUの名前] [-b, --checkbaseline]

システムアップデートまたはPRUを、ZIPファイルまたはディレクトリからゾーンにインポートします。アップデートまたはPRUがZENworksシステムに入った後は、オンラインアップデートやPRUと同じ方法で管理することができます。Linuxサーバでは、インポートするZIPファイルは、var/tmpの場所に存在する必要があります。

(更新のパス) - アップデートまたはPRUのZIPファイルまたはディレクトリへのフルパス。

(システムアップデートまたはPRUの名前) - システムアップデートまたはPRUの名前かUID。

(-b, --checkbaseline) - 更新をチェックし、該当する場合はベースラインにします。 デフォルトは、更新をベースラインにしません。

メモ:ZENworks 2020 Update 2以降、システムアップデートまたはPRUを/tmpディレクトリからインポートできません。代わりに/var/tmpディレクトリを使用してください。

system-update-activate-entitlement (suae) (メールID) (起動コード)

管理ゾーン内のZENworksソフトウェアのシステム更新エンタイトルメントをアクティブ化して、Micro Focus Customer Centerサーバから最新バージョンのZENworksシステム更新とPRU(Product Recognition Update: 製品認識の更新)を受け取ります。

(メールID) - Micro Focusからの通信に使用される有効な電子メールアドレス。システム更新保守エンタイトルメントの購入に使用した電子メールアドレスを指定することをお勧めします。

(起動コード) - システム更新エンタイトルメントの起動コード。

メモ:エンタイトルメントをアクティブ化する前に、エンタイトルメントのアクティブ化に使用するプライマリサーバがNCCサーバと通信できることを確認してください。

system-update-view-entitlement-status (suves)

システム更新のエンタイトルメントステータスを表示します。

system-update-rebuild-packages (surp) (システム更新名)

指定された更新コンテンツを使用して、このサーバに展開パッケージを再構築します。

(システム更新名) - システムアップデート名またはUIDです。

-f, --force - アップデートに新しいパッケージが含まれていない場合でもパッケージの再構築を強制します。

system-update-patch-file (supf) (システム更新名) (パッチのパス)

新バージョンのファイルが含まれるアップデートのパッチを適用します。Linuxサーバでは、ZIPファイルは/var/tmp/の場所に存在する必要があります。

(システム更新名) - システムアップデート名またはUIDです。

(パッチのパス) - パッチファイルが含まれるzipファイルまたはフォルダのフルパスです。

(system-update-create-package | sucp) (システムアップデート名) [デバイスパス] [-n|--packagename=スタンドアロンアップデートパッケージ名] [-p|--platform=OSプラットフォーム] [-a|--arch=アーキテクチャ]

指定されたスタンドアロンアップデートパッケージを作成します。このコマンドを使用すると、アップデートGUIDとデバイスGUIDを使用して特定のデバイスのパッケージを作成したり、プラットフォームとアーキテクチャの詳細を使用してプラットフォームのパッケージを作成することができます。

(システム更新名) - システムアップデート名またはUIDです。

[デバイスパス] - /Devicesに対するデバイスの相対パス。

-n, --packagename=<スタンドアロンアップデートパッケージ名> - スタンドアロンアップデートパッケージの名前。指定しない場合、指定されたデバイス名またはプラットフォームから名前が導出されます。

-p, --platform=<OSプラットフォーム> - スタンドアロンアップデートパッケージのOSプラットフォーム。有効な値はWindowsです。

-a, --arch=<アーキテクチャ> - スタンドアロンアップデートパッケージのデバイスアーキテクチャ。有効な値は32または64です。

ユーザコマンド

ZENworksで設定されるユーザソースに属するユーザを管理するコマンドです。ユーザソースは、e-DirectoryまたはActive Directoryなど、既存のLDAPの信頼されたソースから設定されることになっています。このセクションに記載されているユーザソースコマンドを使用して、証明書を管理および表示することもできます。ユーザコマンドは、長い形式ではuser-から始まり、短い形式ではuから始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

user-add-bundle (uab) (ユーザオブジェクトパス) (バンドルまたはバンドルグループ) [...] [オプション]

バンドルをユーザオブジェクトに割り当てます。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[バンドルフォルダ] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
  • -I, --icon-location=[アプリケーションロケーションXMLファイル] - バンドルアプリケーション用のアイコンを配置する場所を含むXMLファイル。XMLファイル形式については、IconLocation.xmlを参照してください。Linuxサーバでは/opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/bundles、WindowsサーバではInstallation_directory:\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\ bundlesに保存されています。
  • -d, --distribution-schedule=[配布スケジュールXMLファイル] - 配布スケジュールを含むXMLファイル。
  • -l, --launch-schedule=[起動スケジュールXMLファイル] - 起動スケジュールを含むXMLファイル。
  • -b, --install-schedule=[インストールスケジュールXMLファイル] - インストールスケジュールを含むXMLファイル。
  • -a, --availability-schedule=[可用性スケジュールXMLファイル] - 可用性スケジュールを含むXMLファイル。スケジュールXMLファイルテンプレートについては、XMLファイルを参照してください。Linuxサーバでは/opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/schedules、WindowsサーバではInstallation_directory:\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\ schedulesに保存されています。
  • -i, --install-immediately - 配布後ただちにバンドルをインストールします。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
  • -L, --launch-immediately - インストール後ただちにバンドルをインストールします。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
  • -n, --distribute-now - バンドルをただちに配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleおよび--distribute-on-device-refreshオプションは無視されます。--distribute-now、--distribute-on-device-refresh、および--distribution-scheduleオプションは配布スケジュールの設定に使用し、同時に使用することはできません。最初に--distribute-nowオプションが考慮され、次に--distribute-on-device-refreshオプションが考慮され、最後に--distribution-scheduleが考慮されます。
  • -r, --distribute-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleオプションは無視されます。
  • -s, --launch-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを起動するよう起動スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--launch-scheduleオプションは無視されます。
user-add-policy (uap) (ユーザオブジェクトパス) (ポリシーまたはポリシーグループ) [...] [オプション]

ポリシーをユーザオブジェクトに割り当てます。

次のオプションを受け入れます。

  • -e, --enforce-now - 割り当てられているすべてのデバイスに対してポリシーをただちに強制的に適用します。
  • -f, --folder=[ポリシーフォルダ] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
user-container-create (ucc) (ユーザソース) (ユーザコンテナ) (表示名)

ZENworksで設定されたユーザソースにユーザコンテナを追加します。

(ユーザコンテナ) - LDAPソースのルートコンテキストに対して相対的なRDN(相対式別名)形式で追加されるユーザコンテナ。

(表示名) - ユーザコンテナの名前を表示します。

user-group-add (uga) (ZENworksユーザグループパス) (ユーザパス) [...] [オプション]

ZENworksユーザグループにユーザを追加します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[ユーザフォルダ] - /ユーザを基準にした、ユーザフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ユーザオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にして決定されます。これは、同じフォルダで複数のユーザオブジェクトを指定するのに使用できます。
user-group-create (ugc)(グループ名)[オプション]

ZENworksユーザグループを作成して、メンバーを追加します。

次のオプションを受け入れます。

  • --desc=[説明] - グループの説明。
  • -m, --members=[ユーザパス][...] - /ユーザを基準にした、ユーザの相対パス。
  • -f, --folder=[ユーザフォルダ] - /ユーザを基準にした、ユーザフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ユーザオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にして決定されます。これは、同じフォルダで複数のユーザオブジェクトを指定するのに使用できます。
user-group-delete (ugd) (ZENworksユーザグループパス) [...]

1つ以上のZENworksユーザグループを削除します。

(ZENworksユーザグループパス) [...] - /ユーザを基準にした、ZENworksユーザグループのパス。

user-group-members (ugm) (ユーザグループパス) [オプション]

ZENworksユーザグループまたはLDAPディレクトリユーザグループのメンバーを一覧表示ます。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
user-source-refresh (usr)

すべてのユーザソースで更新を開始します。

user-group-remove (ugr)(ZENworksユーザグループパス) (ユーザパス) [...] [オプション]

ZENworksユーザグループからユーザを削除します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[ユーザフォルダ] - /ユーザを基準にした、ユーザフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ユーザオブジェクトのパスは、このフォルダを基準にして決定されます。これは、同じフォルダで複数のユーザオブジェクトを指定するのに使用できます。
user-info (ui) (ユーザパス)

ユーザに関する詳細情報が一覧表示されます。

user-list (ul) [オプション] [フォルダ]

ユーザオブジェクトを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --recursive - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
  • -n, --namefilter=[フィルタ文字列] - 指定した名前に一致する結果を表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
  • -t, --typefilter=[タイプフィルタ][...] - 指定したオブジェクトタイプのカンマ区切りリストに一致する結果が表示されます。有効な値は、usergroup、およびfolderです。
  • -c, --count - 結果の数が表示されます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
user-list-bundles (ulb) (ユーザオブジェクトパス) [オプション]

ユーザオブジェクトに割り当てられたバンドルを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -a, --all - 有効および無効のバンドル両方を一覧表示します。
  • -e, --effective - 有効なバンドルのみ一覧表示します。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
user-list-groups (ulg) (ユーザパス) [オプション]

特定のユーザがメンバーであるグループを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
user-list-policies (ulp) (ユーザオブジェクトパス) [オプション]

ユーザオブジェクトに割り当てられたポリシーを一覧表示します。

  • -a, --all - 有効および無効のポリシー両方を一覧表示します。
  • -e, --effective - 有効なポリシーのみ一覧表示します。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
user-logged-in-devices (ulid) (ユーザパス)

ユーザがログインしているデバイスを表示します。

user-primary-workstation (upws) (ユーザパス)

ユーザのプライマリワークステーション、ログイン数、プライマリワークステーションにユーザがログインしていた時間(分)を一覧にします。

user-remove-bundle (urb) (ユーザオブジェクトパス) (バンドルまたはバンドルグループ) [...] [オプション]

ユーザオブジェクトに割り当てられたバンドルを削除します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[バンドルフォルダ] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
user-remove-policy (urp) (ユーザオブジェクトパス) (ポリシーまたはポリシーグループ) [...] [オプション]

ユーザオブジェクトに割り当てられたポリシーを削除します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[ポリシーフォルダ] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
user-reorder-policies (urop) (ユーザオブジェクトパス) (現在の位置) (新しい位置)

ユーザに割り当てられたポリシーの順序を変更します。

user-set-as-test (usat) (ユーザオブジェクトパス)

ユーザをテストユーザとして設定します。

user1をテストユーザとして設定する場合:

zman usat user1

user-set-as-nontest (usan) (ユーザオブジェクトパス)

ユーザをテストユーザ以外として設定します。

user1をテストユーザ以外として設定する場合:

zman usan user1

user-source-create (usc) (ユーザソースXMLファイルパス) [オプション]

ユーザソースを設定します。

次のオプションを受け入れます。

-a, --accept-certificate - SSLモードを選択した場合に、ユーザソースが提示する証明書を受け入れます。このオプションは、スクリプトの場合にインタラクティブモードにならないようにするために設けられています。証明書を表示してから承認することをお勧めします。

このxmlファイルには、以下の内容が記述されている必要があります。

Active Directoryの場合

<UserSourceInformation xmlns="http://novell.com/zenworks/zman/usersource" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<!--Configuring a user source, allows bundle and policy objects to be assigned to identities contained in an LDAP directory-->

  <!--Please enter the connection information for the LDAP directory.-->
  <ConnectionInformation>    
<!--Specify the IP Address of the LDAP Server. For example, 192.168.1.60-->
    <Address>xxx.xxx.xx.xx</Address>
    <UseSSL>true</UseSSL>
    <IgnoreDynamicGroups>false</IgnoreDynamicGroups>
    <Port>636</Port>
<!--389 is the default non-ssl port -->
    <RootLDAPContext></RootLDAPContext>
  </ConnectionInformation>
  
  <!--Please enter the LDAP credentials that will be used when information is needed from the user source. 
       These credentials need to provide read access to the contexts of your tree where users reside.-->
  <CredentialsInformation>
    <Username>ZENworks@domain.com</Username>
    <Password>Password</Password>
  </CredentialsInformation>
  
  <!--Include the containers of your user source where your users reside. In order to minimize browsing 
        include user containers directly. You may include any number of containers independently and manage them as a set or individually-->
  <UserContainers>
    <UserContainer>
      <Context>cn=Users</Context>
      <DisplayName>Users</DisplayName>
    </UserContainer>
  </UserContainers>
  
  <!-- Optionally include authentication mechanisms to use with your user source. Add zero or more mechanism types. 
       Accepted mechanisms are "Username/Password" and "Kerberos". -->
  <Mechanism><Type>Username/Password</Type></Mechanism>
  <!--Mechanism><Type>Kerberos</Type></Mechanism-->
  
</UserSourceInformation>

eDirectoryの場合

<UserSourceInformation xmlns="http://novell.com/zenworks/zman/usersource" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<!--Configuring a user source, allows bundle and policy objects to be assigned to identities contained in an LDAP directory-->

  <!--Please enter the connection information for the LDAP directory.-->
  <ConnectionInformation>  
<!--Specify the IP Address of the LDAP Server. For example, 192.168.1.60--> 
    <Address>xxx.xx.xx.xx</Address>
    <UseSSL>true</UseSSL>
    <IgnoreDynamicGroups>false</IgnoreDynamicGroups>
    <Port>636</Port>
<!--389 is the non-ssl port-->
    <RootLDAPContext></RootLDAPContext>
  </ConnectionInformation>
  
  <!--Please enter the LDAP credentials that will be used when information is needed from the user source. 
       These credentials need to provide read access to the contexts of your tree where users reside.-->
  <CredentialsInformation>
    <Username>cn=admin,o=novell</Username>
    <Password>novell</Password>
  </CredentialsInformation>
  
  <!--Include the containers of your user source where your users reside. In order to minimize browsing 
        include user containers directly. You may include any number of containers independently and manage them as a set or individually-->
  <UserContainers>
    <UserContainer>
      <Context>ou=Container1,o=Novell</Context>
      <DisplayName>Container1</DisplayName>
    </UserContainer>
    <UserContainer>
      <Context>ou=Container2,o=Novell</Context>
      <DisplayName>Container2</DisplayName>
    </UserContainer>
  </UserContainers>
  
  <!-- Optionally include authentication mechanisms to use with your user source. Add zero or more mechanism types. 
       Accepted mechanisms are "Username/Password" and "Shared Secret". -->
  <Mechanism><Type>Username/Password</Type></Mechanism>
  <Mechanism><Type>Shared Secret</Type></Mechanism>
  
</UserSourceInformation>
user-source-list (usl)

設定されたユーザソースを一覧表示します。

user-source-list-connections (uslc) (ユーザソース)

ユーザソースのサーバ接続を一覧表示します。

user-source-remove-connection (usrc)(ユーザソース)(接続名)

ユーザソースからサーバ接続を削除します。

user-source-servercert-remove (ussr) (<inputParams>,<inputParams>,...,<inputParams>)

指定したユーザソースサーバ証明書を削除します。

  • (inputParams): 関連するパラメータを指定します。
  • 単一のユーザソースサーバ証明書を削除するには、ユーザソース名とサーバ接続名を次の形式で指定します。<usersourcename>,<serverconnectionname>
  • 複数のユーザソースサーバ証明書を削除するには、ユーザソース名とサーバ接続名を次の形式で記述したリストが含まれるCSVファイルのパスを指定します。<usersourcename>,<serverconnectionname>
user-source-trustedcert-add (usta) (証明書エイリアス) (証明書のファイルパス)

他のLDAPサーバ用に別の信頼する証明書を追加します。この証明書は、セキュアなユーザソースの接続を使用するとき、LDAPの検索要求の処理で参照できます。

  • (証明書エイリアス) - キーストアで証明書を特定するために使用するエイリアス。
  • (証明書ファイルパス) - DER形式の証明書ファイルのパス。
  • -c, --ca-cert: CA証明書を追加します。エイリアス名はユーザソース名かGUIDのいずれかである必要があります。
  • ユーザソースの詳細については、user-source-listコマンドを参照してください。
user-source-trustedcert-list (ustl)

セキュアなユーザソースの接続に使用する別の信頼する証明書を一覧表示します。

user-source-trustedcert-remove, ustr (証明書エイリアス)

セキュアなユーザソースの接続に使用する信頼する証明書を削除します。

  • (証明書エイリアス) - キーストアで証明書を特定するために使用するエイリアス。
user-source-add-connection (usac) (ユーザソース) (接続名) (サーバアドレス) (サーバポート) [オプション]

ユーザソースの新しいサーバ接続を追加します。

次のオプションを受け入れます。

-a, --accept-certificate - SSLモードを選択した場合に、ユーザソースが提示する証明書を受け入れます。このオプションは、スクリプトの場合にインタラクティブモードにならないようにするために設けられています。証明書を表示してから承認することをお勧めします。

-s, --use-ssl - 新しいサーバのアクセスにSSLを使用するように指定します。

user-view-all-bundles-status (uvabs) (ユーザパス) [オプション]

ユーザに割り当てられたバンドルの詳細な展開ステータスを表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • --statusfilter=[ステータスタイプ][...] - バンドル配布およびインストールイベントのステータスでフィルタします。有効な値は、S、F、およびP (Success、Failure、およびPending)です。ステータスタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
user-view-all-policies-status (uvaps) (ユーザパス) [オプション]

ユーザに割り当てられたポリシーの詳細な展開ステータスを表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • --statusfilter=[ステータスタイプ][...] - ポリシー適用イベントのステータスでフィルタします。有効な値は、S、F、およびP (Success、Failure、およびPending)です。ステータスタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。

ワークステーションコマンド

ワークステーションを管理するコマンドです。ワークステーションコマンドは、長い形式ではworkstation-から始まり、短い形式ではwから始まります。

次のコマンドはすべて、「グローバルオプション」のセクションで一覧表示されるオプションフラグを受け入れます。さらに、個別のオプションは、各コマンドでリストされたとおりに受諾されます。

workstation-add-bundle (wab) (ワークステーションオブジェクトパス) (バンドルまたはバンドルグループ) [...] [オプション]

バンドルをワークステーションオブジェクトに割り当てます。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[バンドルフォルダ] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
  • -I, --icon-location=[アプリケーションロケーションXMLファイル] - バンドルアプリケーション用のアイコンを配置する場所を含むXMLファイル。XMLファイル形式については、IconLocation.xmlを参照してください。Linuxサーバでは/opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/bundles、WindowsサーバではInstallation_directory:\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\ bundlesに保存されています。
  • -d, --distribution-schedule=[配布スケジュールXMLファイル] - 配布スケジュールを含むXMLファイル。
  • -l, --launch-schedule=[起動スケジュールXMLファイル] - 起動スケジュールを含むXMLファイル。
  • -a, --availability-schedule=[可用性スケジュールXMLファイル] - 可用性スケジュールを含むXMLファイル。スケジュールXMLファイルテンプレートについては、XMLファイルを参照してください。Linuxサーバでは/opt/microfocus/zenworks/share/zman/samples/schedules、WindowsサーバではInstallation_directory:\Micro Focus\Zenworks\share\zman\samples\ schedulesに保存されています。
  • -b, --install-schedule=[インストールスケジュールXMLファイル] - インストールスケジュールを含むXMLファイル。
  • -i, --install-immediately - 配布後ただちにバンドルをインストールします。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
  • -L, --launch-immediately - インストール後ただちにバンドルをインストールします。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
  • -n, --distribute-now - バンドルをただちに配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleおよび--distribute-on-device-refreshオプションは無視されます。--distribute-now、--distribute-on-device-refresh、および--distribution-scheduleオプションは配布スケジュールの設定に使用しますが、互いに同時に使用することはありません。最初に--distribute-nowオプションを検討してから、--distribute-on-device-refreshオプションと--distribution-scheduleを使用してください。
  • -r, --distribute-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを配布するよう配布スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--distribution-scheduleオプションは無視されます。
  • -s, --launch-on-device-refresh - デバイス更新時にバンドルを起動するよう起動スケジュールを設定します。このオプションを指定すると、--launch-scheduleオプションは無視されます。
  • -w, --wakeup-device-on-distribution - バンドルの配布中にデバイスがシャットダウンした場合、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動します。このオプションを使用するには、配布スケジュールも指定する必要があります。配布スケジュールは、--distribution-schedule, --distribute-now、または--distribute-on-device-refreshオプションを使用して指定することができます。
  • -D, --dry-run - 要求されたアクションをテストして表示しますが、実際には実行しません。
  • -B, --broadcast=[ブロードキャストアドレス][...] - Wake-On-LANマジックパケットをブロードキャストするのに使用するアドレスのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。有効なIPアドレスが、有効な値です。
  • -S, --server=[/デバイスを基準にしたプライマリサーバオブジェクトまたはプロキシサーバオブジェクトの相対パス][...] - デバイスを起動するのに使用するプライマリまたはプロキシサーバオブジェクトのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。
  • -C, --retries=[再試行回数] - デバイスにWake-On-LANマジックパケットを送信する回数。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は0~5の範囲である必要があります。デフォルト値は「1」です。
  • -T, --timeout=[再試行間隔] - 2回の再試行の間の間隔。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は2~10の範囲である必要があります(単位は分)。デフォルト値は「2」です。
workstation-add-policy (wap) (ワークステーションオブジェクトパス) (ポリシーまたはポリシーグループ) [...] [オプション]

ポリシーをワークステーションオブジェクトに割り当てます。

次のオプションを受け入れます。

  • -c, --conflicts=[ポリシー競合解決順序] - ポリシー競合の解決方法を決定します。有効な値は、userlastまたは1devicelastまたは2deviceonlyまたは3useronlyまたは4です。userlastの場合、デバイスに関連付けられたポリシーがまず適用され、それからユーザに関連付けられたポリシーが適用されます。devicelastの場合、ユーザに関連付けられたポリシーがまず適用され、それからデバイスに関連付けられたポリシーが適用されます。deviceonlyの場合、ユーザに関連付けられたポリシーは無視されます。useronlyの場合、デバイスに関連付けられたポリシーは無視されます。このオプションを指定しなかった場合には、userlastがデフォルト値として使用されます。
  • -e, --enforce-now - 割り当てられているすべてのデバイスに対してポリシーをただちに強制的に適用します。
  • -f, --folder=[ポリシーフォルダ] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
workstation-copy-relationships (wcr) (ワークステーションパス) (ワークステーションオブジェクトパス) [...] [オプション]

選択したワークステーションから他のワークステーションに関係をコピーします。ワークステーション関係には、バンドル割り当て、ポリシー割り当て、およびグループメンバーシップが含まれます。値が指定されていない場合、ターゲットフォルダまたはグループに対して直接割り当てが行われます。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --relationship-type: コピーする関係タイプ。有効な値は、bundlespolicies、およびgroupsです。オプションbundlesは、ソースデバイスの関連付けられたすべてのバンドル割り当てをコピーします。オプションpoliciesは、ソースデバイスの関連付けられたすべてのポリシー割り当てをコピーします。オプションgroupsは、ソースデバイスに関連付けられたグループのメンバーとしてターゲットデバイスを追加します。値が指定されていない場合、ターゲットデバイスの既存の割り当てが保持されます。
  • -a, --assignment-options: 割り当てオプション。有効な値は、assign-to-group-membersassign-to-folder-members、およびassign-to-folder-members-recursivelyです。オプションassign-to-group-membersは、ターゲットグループのメンバーに割り当てをコピーします。オプションassign-to-folder-membersは、ターゲットフォルダ内のデバイスに割り当てをコピーします。オプションassign-to-folder-members-recursivelyは、割り当てをターゲットフォルダとそのサブフォルダ内のデバイスにコピーします。
  • -c, --conflict-resolution: 既存の割り当ての競合解決オプション。有効な値は、delete-existing-assignmentsおよびreplace-existing-assignmentsです。オプションdelete-existing-assignmentsは、ターゲットデバイスの既存のすべての割り当てを削除します。オプションreplace-existing-assignmentsは、選択した割り当てでターゲットデバイスの既存の割り当てを置き換えます。値が指定されていない場合、ターゲットデバイスの既存の割り当てが保持されます。
  • -g, --group-membership: ターゲットオブジェクトタイプ、グループおよびフォルダのグループメンバーシップオプション。有効な値は、add-folder-members-recursivelyおよびdelete-existing-group-membershipです。オプションadd-folder-members-recursivelyは、ターゲットオブジェクトとそのサブフォルダ内のデバイスを、ソースデバイスが属するグループのメンバーとして追加します。オプションdelete-existing-group-membershipは、ターゲットデバイスの既存のグループメンバーシップを削除します。ターゲットにグループがある場合、そのグループのすべてのメンバーが、選択したグループにメンバーとして追加されます。ターゲットにフォルダがある場合、そのフォルダに存在するすべてのデバイスが、選択したグループに非再帰的に追加されます。
  • -p, --export-path: 関係のコピー操作の結果をCSV形式でエクスポートする先のファイルの完全なパス。ファイルパスと一緒に、拡張子.csvが付いたファイル名を指定できます。パスが指定されていない場合、CSVファイルはデフォルトのパス(Linux: /var/opt/microfocus/zenworks/tmp、Windows: %zenserver_home%\work\tmp)にエクスポートされます。
  • -f, --continue-on-failure: このオプションは必須ではありません。このオプションが指定されている場合、関係のコピー操作は失敗が検出されても続行します。このオプションが指定されていない場合、関係のコピー操作は失敗が検出されると終了します。

例:

ソースワークステーションのすべての関係を複数のワークステーションにコピーするには:

zman workstation-copy-relationships workstationfolder/sourceworkstation --relationship-type=bundles,policies,groups workstationfolder/workstation workstationfolder/workstationfolder1 workstationfolder/workstationgroup

ソースワークステーションのポリシー割り当てをターゲットワークステーションフォルダ内のワークステーションに再帰的にコピーするには:

zman wcr workstationfolder/sourceworkstation --relationship-type=bundlesworkstationfolder1 workstationfolder2 -assignment-options=assign-to-group-member,assign-to-folder-members

ソースワークステーションから割り当てをコピーするときに、ターゲットワークステーションの競合するバンドル割り当てを置き換えるには:

zman wcr workstationfolder/sourceworkstation -r=policies workstationfolder/workstation -conflict-resolution=delete-existing-assignments

ターゲットワークステーショングループのワークステーションをソースワークステーションのグループに追加するには:

zman wcr workstationfolder/sourceworkstation -r=groups workstationgroup group-membership=add-folder-members-recursively

エラー発生時に続行するオプションとCSVとしてエクスポートするオプション(エクスポート先はC:\temp\フォルダ)を指定して、ターゲットワークステーショングループのワークステーションをソースワークステーションのグループに追加するには:

zman wcr workstationfolder/sourceworkstation -r=groups workstationgroup group-membership=add-folder-members-recursively -f -p=C:\temp\

エラー発生時に終了するオプションとCSVとしてエクスポートするオプション(エクスポート先はC:\temp\copyresult.csv)を指定して、ソースワークステーションのポリシー割り当てをターゲットワークステーションフォルダ内のワークステーションに再帰的にコピーするには:

zman wcr workstationfolder/sourceworkstation --relationship-type=bundlesworkstationfolder1 workstationfolder2 -assignment-options=assign-to-group-member,assign-to-folder-members -p=C:\temp\copyresult.csv

workstation-delete (wd) (ワークステーションオブジェクトパス) [...] [オプション]

1つまたは複数のワークステーションオブジェクトを削除します。

  • デバイスに関連付けられているすべてのポリシーとバンドルの割り当て、およびインベントリ情報がZENworksサーバから削除されます。

  • ZENworksエージェントがゾーンから登録解除されます。

  • デバイスのデータおよびZENworksエージェントはデバイスから削除またはアンインストールされません。

  • MDMプロファイルはデバイス上で削除されません。MDMプロファイルを削除するには、登録解除クイックタスクを使用します。

  • MDMクライアントは次のスケジュールされた更新中にゾーンに再登録されません。

  • ZENworksエージェントは次のスケジュールされた更新中に自動的に再登録されます。ただし、ZENworks Secure Configurationが有効になっている場合は、デバイスで認証キーが使用できるか、デバイスが事前承認済みリストに追加されている場合にのみ、エージェントが再登録されます。

(ワークステーションオブジェクトパス) [...] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションオブジェクト(ワークステーション、ワークステーションフォルダ、またはワークステーショングループ)の相対パス。ワイルドカード*は、引用符で囲まれている場合には、オブジェクト名に使用できます。オブジェクトを削除するのにワイルドカードを使用する場合は、注意します。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --recursive - フォルダ内のオブジェクトを再帰的に削除します。
  • -f, --folder=[ワークステーションフォルダ] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ワークステーションオブジェクトのパスは、このフォルダに関連して決定されます。これは、同じフォルダで複数のワークステーションオブジェクトを指定するのに使用できます。
  • -p, --preapprove - 削除されたデバイスを事前承認済みリストに追加します。
  • -f, --folder=[ワークステーションフォルダ] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ワークステーションオブジェクトのパスは、このフォルダに関連して決定されます。これは、同じフォルダで複数のワークステーションオブジェクトを指定するのに使用できます。
workstation-folder-create (wfc) (フォルダ名) [親フォルダ] [オプション]

ワークステーションを格納するための新しいフォルダを作成します。

次のオプションを受け入れます。

  • --desc=[説明] - フォルダの説明。
workstation-group-add (wga) (ワークステーショングループパス) (ワークステーションパス) [...] [オプション]

ワークステーションをワークステーショングループに追加します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[ワークステーションフォルダ] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ワークステーションオブジェクトのパスは、このフォルダに関連して決定されます。これは、同じフォルダで複数のワークステーションオブジェクトを指定するのに使用できます。
workstation-group-create (wgc) (グループ名) [親フォルダ] [オプション]

ワークステーショングループを作成して、メンバーを追加します。

次のオプションを受け入れます。

  • --desc=[説明] - グループの説明。
  • -m, --members=[ワークステーションパス][...] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションの相対パス。
  • -f, --folder=[ワークステーションフォルダ] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ワークステーションオブジェクトのパスは、このフォルダに関連して決定されます。これは、同じフォルダで複数のワークステーションオブジェクトを指定するのに使用できます。
workstation-group-members (wgm) [オプション] (ワークステーショングループパス)

ワークステーショングループまたは動的ワークステーショングループのメンバーを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
workstation-group-remove (wgr) (ワークステーショングループパス) (ワークステーションパス) [...] [オプション]

ワークステーションをワークステーショングループから削除します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[ワークステーションフォルダ] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ワークステーションオブジェクトのパスは、このフォルダに関連して決定されます。これは、同じフォルダで複数のワークステーションオブジェクトを指定するのに使用できます。
workstation-info (wi) (ワークステーションパス)

ワークステーションに関する詳細情報が一覧表示されます。

workstation-list (wl) [フォルダ] [オプション]

ワークステーションオブジェクトを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -r, --recursive - サブフォルダを含め、結果を再帰的に一覧表示します。このオプションを指定しなかった場合は、サブフォルダの内容は一覧表示されません。
  • -n, --namefilter=[フィルタ文字列] - 指定した名前に一致する結果を表示します。引用符で囲む限り、ワイルドカード*および?を使用できます。
  • -t, --typefilter=[タイプフィルタ][...] - 指定したオブジェクトタイプのカンマ区切りリストに一致する結果が表示されます。有効な値は、devicegroup、およびfolderです。
  • -c, --count - 結果の数が表示されます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示させる結果の数。
  • -f, --flagfilter=[フラグフィルタ][...] - 指定したフラグのカンマ区切りリストに一致する結果が表示されます。有効な値は、retirednotretired、test、non-testです。
workstation-list-bundles (wlb) (ワークステーションオブジェクトパス) [オプション]

ワークステーションオブジェクトに割り当てられたバンドルを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -a, --all - 有効および無効のバンドル両方を一覧表示します。
  • -e, --effective - 有効なバンドルのみ一覧表示します。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
workstation-list-groups (wlg) (ワークステーションパス) [オプション]

特定のワークステーションがメンバーであるグループを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
workstation-list-policies (wlp) (ワークステーションオブジェクトパス) [オプション]

ワークステーションオブジェクトに割り当てられたポリシーを一覧表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • -a, --all - 有効および無効のポリシー両方を一覧表示します。
  • -e, --effective - 有効なポリシーのみ一覧表示します。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
workstation-move (wmv) (ワークステーションオブジェクトパス) [宛先フォルダパス]

ワークステーションオブジェクトを別のフォルダに移動します。

workstation-refresh (wrf) (ワークステーションオブジェクトパス) [...] [オプション]

ワークステーション内のZENworks Agentを更新します。

次のオプションを受け入れます。

-f, --folder=[ワークステーションフォルダ] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ワークステーションオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のワークステーションオブジェクトを指定するのに使用できます。

--server=<server/server folder/server group object path>[...] - /Devices/Serversを基準にした、プライマリサーバオブジェクト(サーバ、サーバフォルダ、またはサーバグループ)の相対パス。クイックタスク通知を送信するために使用します。

--notify=<minutes> - すべてのデバイスに通知する時間(分)。

--expire=<minutes> - クイックタスクが作成されてから期限切れになるまでの時間(分)。ただちに期限切れにするには、0を指定します。

--currentserver - 現在のプライマリサーバにクイックタスクを追加します。

--anyserver - 任意のプライマリサーバにクイックタスクを追加します。

--expirenever - プライマリサーバでクイックタスクを期限切れにしません。

workstation-remove-bundle (wrb) (ワークステーションオブジェクトパス) (バンドルまたはバンドルグループ) [...] [オプション]

ワークステーションオブジェクトに割り当てられたバンドルを削除します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[バンドルフォルダ] - /バンドルを基準にした、バンドルフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、バンドルオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のバンドルオブジェクトを指定するのに使用できます。
workstation-remove-policy (wrp) (ワークステーションオブジェクトパス) (ポリシーまたはポリシーグループ) [...] [オプション]

ワークステーションオブジェクトに割り当てられたポリシーを削除します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[ポリシーフォルダ] - /ポリシーを基準にした、ポリシーフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ポリシーオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のポリシーオブジェクトを指定するのに使用できます。
workstation-rename (wr) (ワークステーションオブジェクトパス) (新しい名前)

ワークステーションオブジェクトを名前変更します。

workstation-reorder-policies (wrop) (ワークステーションオブジェクトパス) (現在の位置) (新しい位置)

ワークステーションに割り当てられたポリシーの順序を変更します。workstation-list-policiesコマンドを使用して、割り当てられたポリシーの順序を取得します。

workstation-retire (wret) (ワークステーションオブジェクトパス)

次の更新時に、ZENworksシステムから、選択したワークステーションをリタイアさせます。デバイスのリタイアはデバイスの削除とは異なります。デバイスをリタイアしても、GUIDは保持されます(これとは反対に、デバイスを削除すると、GUIDも削除されます)。そのため、インベントリ情報はすべて保持されたままでアクセス可能ですが、ポリシーおよびバンドルの割り当てはすべて削除されます。後でデバイスを再度アクティブ化する場合、割り当ては復元されます。

次のオプションを受け入れます。

  • -i, --immediate - デバイスのリフレッシュで強制的にデバイスをすぐにリタイアします。
workstation-set-as-test (wsat) (ワークステーションオブジェクトパス)

ワークステーションをテストデバイスとして設定します。

workstation1をテストデバイスとして設定する場合:

zman wsat workstation1

workstation-set-as-nontest (wsan) (ワークステーションオブジェクトパス)

ワークステーションをテストデバイス以外として設定します。

workstation1をテストデバイス以外として設定する場合:

zman wsan workstation1

workstation-unretire (wuret) (ワークステーションオブジェクトパス)

次のリフレッシュ時に選択されたワークステーションを再度有効にして、デバイスが以前所有していたすべてのポリシーとバンドルの割り当てを再割り当てします。

次のオプションを受け入れます。

  • -i, --immediate - デバイスのリフレッシュで強制的にデバイスをすぐにリタイア解除します。
workstation-view-all-bundles-status (wvabs) (ワークステーションパス) [オプション]

ワークステーションに割り当てられたバンドルの詳細な展開ステータスを表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • --statusfilter=[ステータスタイプ][...] - バンドル配布およびインストールイベントのステータスに対するフィルタです。有効な値はS、R、C、A、F、およびP(Success、Partial Success,、Completed、Partial Complete、Failure、およびPending)です。 ステータスタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。

workstation1に割り当てられたバンドルの展開状態を表示する場合:

zman wvabs workstation1

バンドル展開が成功または保留状態のworkstation1に割り当てられたバンドルの展開状態を表示する場合:

zman wvabs workstation1 --statusfilter S,P

workstation-view-all-policies-status (wvaps) (ワークステーションパス) [オプション]

ワークステーションに割り当てられたポリシーの詳細な展開ステータスを表示します。

次のオプションを受け入れます。

  • --statusfilter=[ステータスタイプ][...] - ポリシー適用イベントのステータスでフィルタします。有効な値は、S、F、およびP (Success、Failure、およびPending)です。ステータスタイプのカンマ区切りリストを指定できます。
  • -s, --scrollsize=[スクロールサイズ] - 一度に表示される結果の数。
workstation-wakeup (ww) (ワークステーションオブジェクトパス) [...] [オプション]

Wake-On-Lanを使用してワークステーションを起動します。

次のオプションを受け入れます。

  • -f, --folder=[ワークステーションフォルダ] - /デバイス/ワークステーションを基準にした、ワークステーションフォルダの相対パス。このオプションを指定すると、ワークステーションオブジェクトのパスは、このフォルダに対して決定されます。これは、同じフォルダで複数のワークステーションオブジェクトを指定するのに使用できます。
  • -b --broadcast=[ブロードキャストアドレス][...] - Wake-On-LANマジックパケットをブロードキャストするのに使用するアドレスのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。有効なIPアドレスが、有効な値です。
  • -s, --server=[プライマリサーバオブジェクトまたはプロキシサーバオブジェクトのパスであり、/デバイスへの相対パスです][...] - デバイスを起動するのに使用するプライマリまたはプロキシサーバのカンマ区切りリスト。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。
  • -C, --retries=[再試行回数] - デバイスにWake-On-LANマジックパケットを送信する回数。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は0~5の範囲である必要があります。デフォルト値は「1」です。
  • -t, --timeout=[再試行間隔] - 2回の再試行の間の間隔。このオプションは、Wake-On-LANを使用してデバイスを起動する場合にのみ使用します。値は2~10の範囲である必要があります(単位は分)。デフォルト値は「2」です。

ZENworksサーバコマンド

これらのコマンドは、ZENworks がインストールされているサーバを管理する場合に使用します。ZENworksサーバコマンドは、長い形式ではzenserver-から始まり、短い形式ではzsから始まります。

zenserver-backup (zsb) (ファイルパス) [パスフレーズ]

このサーバを別のZENworks Serverに複製するために必要な設定ファイルをバックアップします。

メモ:このコマンドはZENworks2020 Update 2で非推奨になりました。代わりにzen-backup-restoreユーティリティを使用するか、このコマンドに--forceフラグを追加して、サーバ状態をバックアップしてください。詳細については、「Backing Up a ZENworks Server」を参照してください。

  • (ファイルパス) - ZENworks Server設定ファイルがバックアップされるファイルのパス。サーバに埋め込みデータベースが含まれている場合、database-backupコマンドを使用して、データベースをバックアップします。別のサーバインストールでサーバを復元するには、zenserver-restoreコマンドを使用して設定ファイルを最初に復元してから、データベースを復元する必要があります。コマンドによって、バックアップファイルを暗号化するためのパスフレーズが求められます。指定したパスフレーズをメモしてください。サーバを復元するときに、これを入力する必要があります。
  • [パスフレーズ] - バックアップファイルを暗号化するパスフレーズ。パスフレーズは最低10文字にする必要があります。
zenserver-restore (zsr) (ファイルパス) [パスフレーズ]

クラッシュしたZENworks Serverのバックアップされた設定ファイルを新しいZENworks Serverインストールに復元します。

メモ:このコマンドはZENworks2020 Update 2で非推奨になりました。代わりにzen-backup-restoreユーティリティを使用するか、このコマンドに--forceフラグを追加して、サーバ状態を復元してください。詳細については、「Restoring a ZENworks Server」を参照してください。

  • (ファイルパス) - 復元されるバックアップされた設定ファイルを含むファイルのパス。サーバは復元されているサーバと同じDNS名とIPアドレスを持つ必要があります。コマンドによって、バックアップされたファイルを暗号化するためのパスフレーズが求められたら、ファイルがバックアップされた際にファイルを暗号化するために使用されたパスフレーズを入力してください。
  • [パスフレーズ] - バックアップ時にファイルを暗号化するために使用されたパスフレーズ。

グローバルオプション

次のコマンドは、どのzmanコマンドにも適用できます。

-h、--help

さまざまなレベルでヘルプを提供します。ヘルプの使用方法の詳細については、「使用方法」のセクションを参照してください。

--usage

コマンドの構文を表示します。

--terse

簡潔な出力を表示します。

--debug

デバッグ出力を表示します。

-V , --verbose

詳細な出力を有効にします。

--quiet

出力を行いません。エラーメッセージだけが出力されます。

-U, --User=<ユーザ名>

ユーザ名を指定します。指定しなかった場合は、入力するように求められます。

-P, --Password=<パスワード>

パスワードを指定します。指定しなかった場合は、入力するように求められます。

---host=<ホスト>

接続先のホスト名またはIPアドレスを指定します(デフォルト: localhost)。

--port=<ポート>

サーバがリスンするポートを指定します(デフォルト:443)。

--cleartext

デバッグのためにSSLを無効化します。ポートがクリアテキストポートに設定されていない場合は、デフォルトでポート80に接続します。

-R, --Redirect=<ファイルパス>

画面の出力をファイルにリダイレクトします。コマンドラインリダイレクション演算子(>)の代わりにこのオプションを使用すると、データはUTF-8形式で保存され、英語以外の文字も保持されます。

-G, --ignore-global-file

zman-config.propertiesで指定されたグローバルオプションファイルを無視します。

セキュリティ

各コマンドを実行するには、管理者の許可が必要です。コマンドごとに管理者資格情報を入力しなくて済むようにするには、admin-store-credentialコマンドを使用して資格情報を保存します。資格情報は暗号化されて、ユーザがコマンドを実行しているオペレーティングシステムのホームフォルダに保存されます。資格情報はログオンしているユーザにのみ適用されます。コマンドをすべて実行し終わったら、admin-clear-credentialコマンドを実行して、情報をクリアしておくのが安全です。

重要:ユーザ名とパスワードを入力するコマンドラインオプションもありますが、これらの使用は避けてください。Linuxでは、これらはpsのリストに表示されます。さらにWindowsでもLinuxでも、上矢印キーや下矢印キーを押すと、以前に入力したコマンドが表示されます。入力を求められたときに資格情報を入力するか、admin-store-credentialコマンドを使用してください。

ファイル

zman-config.propertiesは、zmanを設定するためのプロパティファイルで、次の場所にあります。

  • Windowsの場合: %ZENSERVER_HOME%\conf\zman\properties

  • Linuxの場合: /etc/opt/microfocus/zenworks/zman/properties

利用可能なオプションは、次のとおりです。

  • RENDERER_SCROLLSIZE: リストコマンドの出力をグローバルに制御します。結果が取得され、指定されたスクロールサイズの数で表示されます。この設定は、リストコマンドで--scrollsizeオプションを使用することで、上書きできます。

  • GLOBAL_OPTIONS_FILE: グローバルオプションは、ファイル内に保存し、このプロパティに対する値としてファイルのパスを指定することで、すべてのコマンドに追加できます。Windowファイルでは、\のかわりに\\を使用します。ファイルのコンテンツは、コマンドと同じように1行内にある必要があります。

    例を次に示します。

    GLOBAL_OPTIONS_FILE=C:\\zman\\globaloptions.txt

    ファイルのサンプルのコンテンツは次のとおりです。

    --host=123.34.45.56 --port=8080 -cleartext --verbose

    このファイルに保存されているオプションをバイパスするには、-ignore-global-fileオプションを使用します。-U|--UserおよびP|--Password以外のすべてのグローバルオプションは、グローバルオプションファイルに保存できます。admin-store-credentialおよびadmin-clear-credentialは、管理者資格情報を各コマンドに追加する場合に使用します。管理者資格情報の使用のガイドラインについては、「セキュリティ」のセクションを参照してください。

  • GLOBAL_OPTIONS_HELP: コマンドのグローバルオプションは、すべてのコマンドのヘルプで表示されます。グローバルオプションの表示をオフにするには、GLOBAL_OPTIONS_HELP=falseを設定します。

  • DEBUG_LEVEL: WindowsではInstallation_drive:\Micro Focus\zenworks\logs、Linuxでは/var/opt/microfocus/log/zenworksにある zman.logファイルに記録されるデバッグメッセージの量を制御します。デフォルトのレベル3では、入力されたコマンドと、エラーが発生した場合の例外スタックトレースが記録されます。レベル4では、入力されたコマンド、コマンドの出力、および詳細デバッグメッセージが記録されます。

終了コード

zmanは、0から255の範囲で終了コードを返します。0は、コマンドの実行の成功を示します。1から255は、実行中のエラーを示します。

  • 0 - 成功

解析エラーに対する終了コード:

  • 1 - 不明な解析エラーが発生しました。
  • 2 - 必須の引数が指定されていません。
  • 3 - 不明なフラグが指定されています。
  • 4 ‑ 値はスイッチパラメータに関して指定されています。
  • 5 - フラグ付きオプションに値が指定されていません。
  • 6 - 無効な追加引数が指定されています。
  • 7 - 無効な値が指定されています。
  • 8 - 値を有効なタイプに変換できません。
  • 9 - 不明なコマンド。
  • 10 - 少なくとも1つのオプションが必要な場合に、オプションが入力されていません。たとえば、権限の変更には、AssignまたはRevokeオプションのうち少なくとも1つを指定する必要があります。

一般エラーに対する終了コード:

  • 11 - 不明なエラーが発生しました。
  • 12 - 従属するzman jarファイルが存在しないため、機能が利用できません。
  • 13 - 認証に失敗しました。
  • 14 - ユーザ名またはパスワードとして、空の文字列が指定されました、または、指定されたパスワードが、最小長さの要件を満たしていません。
  • 15 - ZENworksライセンスがの期限が切れています。
  • 16 - 接続に失敗しました。データベースサーバがダウンしている可能性があります。
  • 17 - ZENworks管理者には、この操作を実行する十分な権限がありません。
  • 18 - SSL通信を確立するための証明書を読み込めません。
  • 19 - このコマンドはローカルホストでのみ実行できます。

一般オブジェクト関連エラーに対する終了コード:

  • 21 -指定したオブジェクトが予期されたタイプではありません。たとえば、デバイスの代わりにバンドルが指定されています。
  • 22 - オブジェクトが見つかりませんでした。
  • 23 - 同じ名前を持つオブジェクトがすでに指定したフォルダに存在します。
  • 24 - 指定したオブジェクトが指定したフォルダ以外のディレクトリにあります。
  • 25 -親フォルダはサブフォルダに移動できません。
  • 26 - オブジェクトの名前を変更できません。
  • 27 ‑ オブジェクトを削除できません。
  • 28 - 空でないフォルダを削除しようとしています。
  • 29 - オブジェクトはすでにグループのメンバーです。
  • 30 - オブジェクトはグループのメンバーではありません。
  • 31 - オブジェクトはすでにデバイスまたはユーザに割り当てられています。
  • 32 - オブジェクトはまだデバイスまたはユーザに割り当てられていません。
  • 33 - オブジェクトタイプが、デバイスまたはユーザに割り当てるには無効です。
  • 34 - デバイスへのオブジェクトの割り当てが許可されていません。たとえば、ユーザ固有のポリシーはデバイスに割り当てることができません。

その他の一般エラーに対する終了コード:

  • 41 - 指定した名前が無効です。たとえば、オブジェクトの名前には、*または%などの特殊文字を含めることはできません。
  • 42 - スラッシュ(/)で始まる絶対パスが必要です。
  • 43 - 無効なスケジュールが指定されています。
  • 44 - XMLファイルに、予期された入力が含まれていませんでした。たとえば、エクスポート済みバンドルXMLファイルが必要であるにもかかわらず、エクスポート済みアクションセットXMLファイルが入力として指定された、などの場合です。
  • 45 - XMLファイルが予期されたスキーマと同じではありませんでした。
  • 46 - 無効なGUIDが指定されています。
  • 47 - 指定された値が最大長を超えています。
  • 48 - 従属する引数が指定されていません。たとえば、バンドル配布時にただちにインストールするオプションがコマンドで指定されているにもかかわらず、配布スケジュールが指定されていません。

ファイル関連エラーに対する終了コード:

  • 61 - ディレクトリが予期されています。
  • 62 - ファイルが存在しないか、ディレクトリです。
  • 63 - ファイルがすでに存在します
  • 64 - ファイルを読み取り中にエラーが発生しました。
  • 65 -ファイルへの書き込み中にエラーが発生しました。
  • 66 - ファイルを作成中にエラーが発生しました。
  • 67 - ディレクトリの作成中にエラーが発生しました。
  • 68 ‑ ファイルのコピー中にエラーが発生しました。
  • 69 - ファイルのアップロード中にエラーが発生しました。
  • 70 - ターゲットデバイスに十分なディスク容量がないためファイルをロードできません。

登録コマンドに固有の終了コード:

  • 71 - 登録キーまたはルールセットに関連付けられているフォルダとグループが同じデバイスタイプではありません。
  • 72 - ルールセットは少なくとも1つのルールを持つ必要があります。

バンドルコマンドおよびポリシーコマンドに共通の終了コード:

  • 76 - コンテンツの作成に失敗しました。
  • 77 - その名前のファイルがすでに存在するため、一時ディレクトリへのコンテンツファイルのコピーがキャンセルされました。
  • 78 - ファイルコンテンツを持つバンドルまたはポリシーの作成をコンテンツサーバではないサーバに作成しようとしています。

バンドルコマンドに固有の終了コード:

  • 81 - バンドルアイコンに指定されたファイルが有効なイメージファイルではありません。
  • 82 - アクションセットに並べ替え、削除、またはエクスポートするアクションが含まれていません。
  • 83 - アクションセットに並べ替え、削除、またはエクスポートするアクションが任意の位置に含まれていません。
  • 84 - アクションセットがバンドルタイプでサポートされていません。たとえば、Prebootアクションセットは、Windowsバンドルではサポートされていません。
  • 85 - アクションがアクションセットでサポートされていません。たとえば、Verifyバンドルアクションは、Installアクションセットではサポートされていません。
  • 86 - アクションが削除できません。
  • 87 - アクションタイプが単体です。同じアクションタイプを2度以上アクションセットに追加することはできません。
  • 88 ‑ アクションタイプは従属バンドルをサポートしません。たとえば、Install MSIアクションには従属バンドルパスを指定できません。
  • 89 - 指定した従属バンドルバスがバンドルの循環従属関係になります。
  • 90 - バンドルの割り当て時にWake-On-LANスケジュールを作成できませんでした。
  • 91 - バンドルの割り当て解除時にWake-On-LANスケジュールを削除できませんでした。

デバイスコマンドとユーザコマンドに共通の終了コード:

  • 101 - デバイスまたはユーザに関連付けられているバンドルまたはポリシーがありません。

ユーザコマンドに固有の終了コード:

  • 106 - ユーザソース証明書の期限が切れています。
  • 107 - ユーザソースに接続するにはSSLが必要です。

ライセンスコマンドに固有の終了コード:

  • 116 - ライセンスを有効にできません。
  • 118 - サーバに認証局ロールがありません。
  • 119 - サーバに認証局ロールを有効にするために必要なファイルがありません。
  • 120 - 使用されている認証局はZENworks Internal Certificate Authorityではありません。

管理者コマンドに固有の終了コード:

  • 121 - 権限が権限カテゴリに属していません。

データベースコマンドに固有の終了コード:

  • 126 - データベースが組み込みデータベースではありません。
  • 127 - SQLステートメントは無効です。
  • 128 - SQL例外が発生しました。

展開コマンドに固有の終了コード:

  • 131 - 無効なIPアドレスまたはホスト名が指定されています。
  • 132 - デバイスに接続するために必要な資格情報が指定されていません。
  • 133 - 管理対象デバイス、またはすでに展開がスケジュールされているデバイスが指定されています。

レポートコマンドに固有の終了コード:

  • 136 - レポートを削除できませんでした。
  • 137 - レポート生成の要求を送信できませんでした。
  • 138 - 無効なレポートドキュメントです。

ZeUSコマンド

zmanのzeusコマンドは、最新のZeUS MSIをゾーンにインポートして、現在のZeUS環境設定を取得するために使用します。

zeus-msi-config | zmc

前回インポートされたZeUS msiの設定を指定します。

zeus-msi-import | zmi (ZeUS Msiへのパス) [-f|--force]

最新のZeUS MSIをゾーンにインポートします。

(ZeUS Msiへのパス) - ZeUSディレクトリへのフルパスを入力します。

次のオプションを受け入れます。

-f, --force - バージョンが同じ場合でもMSIを再インポートします。これにより、サーバ内にある現在のzeus環境設定が上書きされます。

zac zeus-refresh / zeus-ref

システム更新がデバイスに割り当てられている場合、そのシステム更新を取得します。

メモ: これはZMANコマンドではありません。