zeninfocollect (1)

Name

zeninfocollect - Micro Focus ZENworksの使用時に発生する可能性がある問題の解決に役立つ情報を収集できるユーティリティです。

構文

./zeninfocollect.py [オプション]

説明

デフォルトでは、zeninfocollectは、キャッシュ、サーバ、クライアント、設定、ハードウェア、およびパッケージのデータに加え、ログファイルも収集します。収集された情報は、Windowsではzipファイル、Linuxではtarballファイルにパッケージ化され、指定した場所に保存されます。

デフォルトでは、zeninfocollectユーティリティはどのデバイスにもインストールされません。

zeninfocollectユーティリティをダウンロードして、Windows管理デバイスで実行するには、次の手順に従います。

  1. ZENworksInfocollect_Win.zipファイルをZENSERVER_HOME\Micro Focus\zenworks\install\downloads\toolsディレクトリからコピーします。または、ZENworksコントロールセンター(環境設定タブ>設定タスク>ZENworksツールのダウンロード>管理ツール)からファイルをダウンロードします。

  2. 管理デバイスにZENworksInfocollect_Win.zipファイルを解凍します。

  3. 管理デバイスのコマンドプロンプトで、 .zipの内容を抽出したディレクトリに移動し、 zeninfocollect.exe [オプション]を実行します。

zeninfocollectユーティリティをダウンロードして、PythonがインストールされたLinux管理デバイスで実行するには、次の手順に従います。

  1. ZENworksInfocollect_Linux.zipファイルをZENSERVER_HOME/Micro Focus/zenworks/install/downloads/toolsディレクトリからコピーします。または、ZENworksコントロールセンター(環境設定タブ>設定タスク>ZENworksツールのダウンロード>管理ツール)からファイルをダウンロードします。

  2. 管理デバイスにZENworksInfocollect_Linux.zipファイルを解凍します。

  3. chmod +x zeninfocollect.pyコマンドを実行してファイルを実行可能にします。

  4. 管理デバイスのコマンドプロンプトで、zipの内容を抽出したディレクトリに移動します./zeninfocollect.py [オプション]。

オプションのリスト

--output-dir=directory_name

出力アーカイブを含めるディレクトリ名を指定します。ディレクトリを指定しなかった場合、出力はユーザの一時ディレクトリ(Windows管理デバイスでは%TEMP%、Linux管理デバイスでは/tmp)に保存されます。

-h , --help

ヘルプ情報を表示します。

-a , --no-cache

キャッシュデータを収集しません。

-c, --no-client

クライアントデータを収集しません。

-d, --no-hardware

ハードウェアデータを収集しません。

-l, --no-logs

ログを収集しません。

-o, --no-config

設定データを収集しません。

-p, --no-packages

パッケージデータを収集しません。パッケージデータには、ZENworks Configuration Managementパッケージリポジトリ内にあるパッケージのすべてのバージョン情報が含まれています。

-s, --no-server

サーバデータを収集しません。