ZENworks Adaptive Agentはプライマリサーバを含むすべての管理対象デバイスにインストールされる、管理ソフトウェアです。
管理対象デバイスはサテライトとして使用できます。管理対象デバイスをサテライトとして使用する場合は、このセクションに記載の要件に加えて、デバイスがサテライト機能を実行でき、セクション 1.3, サテライト要件に記載の要件をも満たすことを確認してください。
重要:管理対象デバイスでZENworks Full Disk Encryptionの使用を予定している場合、デバイスはセクション 1.2.1, Windows管理対象デバイスの要件に記載の要件および「管理対象デバイスの要件
」(『ZENworks 11 SP2 Full Disk Encryption Policyリファレンス』を参照)に記載の追加要件を満たしている必要があります。
ZENworks 11 SP2は、次の要件を満たすWindowsのワークステーションとサーバを管理できます。
表 1-2 Windows管理対象デバイスの要件
項目 |
要件 |
追加の詳細 |
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オペレーティングシステム:Windowsサーバ |
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Windows Server 2003およびWindows Server 2008のすべてのCore Editionは、.NET Frameworkをサポートしていないため、管理対象デバイスプラットフォームとしてサポートされていません。 ZENworks 11 SP2 Configuration Managementは、Hyper-Vの有無にかかわらず、Windows Server 2003およびWindows Server 2008エディションでサポートされています。 |
オペレーティングシステム:Windowsワークステーション |
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管理対象デバイス名は32文字までです。デバイス名が32文字を超える場合、このデバイスはインベントリに含まれません。また、デバイス名が固有で、デバイスがインベントリレポートで適切に認識されるようにしてください。 |
オペレーティングシステム:シンクライアントセッション |
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Windows Server 2008 Coreは管理対象デバイスのプラットフォームとしてはサポートされていません。これは、Windows Server 2008 Coreでは.NET Frameworkがサポートされていないためです。 |
ハードウェア |
ハードウェアの最小要件は次のとおりです。これらの要件またはオペレーティンシステムで指定されるハードウェア要件のうち、要件が高い方を使用します。
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自動ZENworks Adaptive Agent展開 |
Adaptive Agentを管理対象デバイスに自動的に展開するには、次のことが必要です。
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前提条件の詳細については、「 |
Microsoft .NET |
ZENworks 11 SP2をインストールするには、Windows管理対象デバイスに、Microsoft .NET 3.5 SP1フレームワークおよびその最新の更新をインストールし、実行している必要があります。 |
Windows Server 2003、Windows XP、およびWindows Vistaでは、PreAgentPkg_AgentCompleteDotNet.exeのスタンドアロンパッケージの展開を選択した場合、.NETが自動的にインストールされます。PreAgentPkg_Agent.exeネットワークパッケージまたはPreAgentPkg_AgentComplete.exeスタンドアロン(.NET必須)パッケージの展開を選択した場合は、.NET 3.5 SP1を手動でインストールしてから、エージェントのインストールを開始する必要があります。 Windows 7とWindows Server 2008 R2では、デフォルトで.NETを利用できます。ただし、これらのデバイスにエージェントを展開するには、その前に.NETフレームワークを有効にする必要があります。.NETフレームワークを有効にする方法の詳細については、「 |
Microsoft Windows Installer |
ZENworks 11 SP2をインストールするには、Windows管理対象デバイスに、Microsoft Windows Installer 3.1以上をインストールし、実行している必要があります。 |
PreAgentPkg_AgentCompleteDotNet.exeスタンドアロンパッケージの展開を選択した場合は、Windows Installer 3.1が自動的にインストールされます。PreAgentPkg_Agent.exeネットワークパッケージまたはPreAgentPkg_AgentComplete.exeスタンドアロン(.NET必須)パッケージの展開を選択した場合は、Windows Installer 3.1以上を手動でインストールしてから、エージェントのインストールを開始する必要があります。 |
TCPポート |
7628 |
管理対象デバイスのZENworks Adaptive AgentのZENworksコントロールセンターでステータスを表示するために、Windowsファイアウォールを使用している場合、ZENworksはデバイスのポート7628を自動的に開きます。ただし、別のファイアウォールを使用している場合は、このポートを手動で開く必要があります。 ZENworksコントロールセンターからクライアントにクイックタスクを送信する場合は、デバイスのポート7628も開く必要があります。 |
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5950 |
ZENworks Adaptive Agentが実行されているリモート管理では、デバイスはポート5950でリスンします。 このポートはZENworksコントロールセンター([ ]タブ>[ ]>[ ]>[ ])で変更できます。リモート管理はZENworks Configuration Managementでのみ使用されます。 |
サポートしているハイパーバイザ |
ZENworks管理対象デバイスソフトウェアは、次のハイパーバイザにインストールできます。
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サポートされる仮想デスクトップインタフェース |
ZENworks管理対象デバイスソフトウェアは、次の仮想デスクトップインタフェース(VDI)環境にインストールできます。
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メモ:管理対象デバイスでのNovell Clientの使用を選択する場合、次のバージョンのNovell ClientがZENworksでテストされています。
Novell Client 4.91 SP4以上(Windows XPの場合)
Novell Client 2以上(Windows VistaまたはWindows Server 2008の場合)
Novell Client 2 SP1以上(Windows 7の場合)
ZENworks 11 SP2は、次の要件を満たすLinuxのワークステーションとサーバを管理できます。
表 1-3 Linux管理対象デバイスの要件
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オペレーティングシステム:サーバ |
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オペレーティングシステム: ワークステーション |
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ハードウェア |
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ホスト名の解決 |
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IPアドレス |
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TCPポート: 7628 |
ファイアウォールゾーンにネットワークインターフェイスを割り当てる必要があります。このゾーンには、ZENworks 11 SP2によって使用されるポートを管理するため、ファイアウォールのルールが適用されます。 |
サポートしているハイパーバイザ |
ZENworksサーバソフトウェアは、次のハイパーバイザにインストールできます。
さらに、次の要件が適用されます。
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ZENworks 11 SP2は、次の要件を満たすMacintoshワークステーションを管理できます。
表 1-4 Macintosh管理対象デバイスの要件
オペレーティングシステム |
Macintosh 10.5 (Leopard) |
Macintosh 10.6 (Snow Leopard) |
Macintosh 10.7 (Lion) |
追加の詳細 |
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サポートされるアーキテクチャ |
64ビット(Power PCはサポートされません) |
32ビットおよび64ビット |
64ビット |
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ハードウェア |
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Java |
プレインストールされているJavaバージョンが1.5の場合、ソフトウェアアップデートを適用してデバイスにJava 1.6をインストールする必要があります。 |
Java 1.6 |
ソフトウェアアップデートを適用してデバイスにJava 1.6をインストールする必要があります。 |
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TCPポート |
7628 |
7628 |
7628 |
Adaptive Agentで使用されます。 |
メモ:
ZENworks 11 SP2は、管理対象デバイスとしてMac OS Xサーバをサポートしません。
ZENworks 11 SP2は、32ビットMacintosh 10.5デバイスをサポートしません(32ビットMacintosh 10.5デバイスでJava 1.6がサポートされていないため)。