次のいずれかの方法を使用して、ZENworks Reporting Serverのインストールプログラムを起動します。
インストールサーバで、Novell ZENworks Reporting Server DVD for Windowsを挿入します。
Windowsデバイスでは、DVDを挿入するとインストールが自動的に開始されます。表示されたインストールページから言語を選択することもできます。インストールが自動的に開始されない場合は、DVDを挿入した後にsetup.exeをルートから実行します。
Linuxデバイスの場合は、DVDをマウントして、sh /media/cdrom/setup.shを実行します。
インストールサーバで、Novell ZENworks Reporting Server DVD for Linuxを挿入します。
DVDをマウントします。
すべてのユーザ(「others」を含む)が読み込みおよび実行アクセスを持つディレクトリにコマンドラインインストールを開始するには、DVDをマウントするか、またはDVDのファイルを一時的に/rootディレクトリ以外の適当な場所にコピーします。
コピーしたファイルとその親ディレクトリに、すべてのユーザ(「others」を含む)が読み込みおよび実行アクセスを持つことを確認します。
次のコマンドを実行します。
/mount_location/setup.sh -e
次のコマンドを使用して、サイレントインストール環境設定ファイルを作成します。
setup.exe/setup.sh -s
サイレントインストール環境設定ファイルをテキストエディタで開きます。
ADMINISTRATOR_PASSWORD=を検索します。
$lax.nl.env.ADMIN_PASSWORD$を実際のパスワードに置き換えます。
たとえば、パスワードがnovellの場合、エントリは次のようになります。
ADMINISTRATOR_PASSWORD=novell.
サイレントインストール環境設定ファイルを保存して、テキストエディタを終了します。
次のコマンドを使用して、サイレントインストール環境設定ファイルを実行します。
setup.exe/setup.sh -s -f path_to_the_silent_install file
インストール中にインストールに必要なデータの詳細を表 2-1, インストール情報内の情報で参照してください。
GUIインストールを使用している場合は、［］ボタンをクリックして同様の情報を参照することができます。
コマンドラインの場合は、「back」と入力して＜Enter＞を押すと、前のインストールオプションに戻って変更することができます。
いずれの場合も、インストールプロセスを完了するための一環として、データベースが更新され、このプロセス中にはCPU利用率が上昇します。このため、サービスの起動が遅くなる可能性があります。
重要:ZENworks Reporting Serverは、メディアからのみインストールできます。ネットワークドライブへマッピングしてインストールすることはできません。
必要な情報はインストールフローの順番で一覧表示されています。
表 2-1 インストール情報
|
インストール情報 |
説明 |
|---|---|
|
インストール前の詳細 |
|
|
前提条件 |
|
|
インストールの概要 |
重要:ZENworks Reporting Serverをインストールした後で、ZENworksプライマリサーバの認証局(CA)のタイプを、内部CAから外部CAまたはその逆に変更することはできません。 |
|
インストール前の概要 |
GUIインストール: この時点までに入力した情報を変更するには、［］をクリックします。インストールを開始するには、［］をクリックします。 インストールを終了するには、［］をクリックします。インストールをキャンセルした場合、ロールバックは実行されません。 コマンドラインインストール: この時点までに入力した情報を変更するには、「back」と入力して<Enter>を押します。 インストールを終了するには、<Ctrl>+<C>を押します。インストールをキャンセルした場合、ロールバックは実行されません。 |
|
インストールの完了 |
インストールが正常に完了すると、確認が表示されます。 |
重要:ZENworks Reporting Serverのインストール後、ZENworks Reporting Serverのマシンを再起動します。
インストーラログは次の場所に格納されます。
Windowsの場合: %zenworks_home%\logs\
Linuxの場合: /var/opt/novell/log/zenworks/
ZENworks Reporting Serverがこれらの場所に作成するログファイルは、次のとおりです。
ZENworks Reporting Server_date time.log.xml
wdeploy-AnalyticalReporting-datetime.logwdeploy-CrystalReports-datetime.logwdeploy-InfoViewApp-datetime.logwdeploy-InfoViewAppActions-datetime.logwdeploy-OpenDocument-2011-datetime.logwdeploy-PlatformServices-datetime.log
ZENworks Reporting Serverが正常にインストールされると、ZENworks Reporting Serverは次のZENworks 11 SP2インストールフォルダ内にインストールされます。
Windowsの場合:
%ZENWORKS_HOME%\share\boe
Linuxの場合:
$ZENWORKS_HOME%/share/boe
詳細については、『ZENworks 11 SP2インストールガイド』の「インストール情報」を参照してください。
Linuxの場合:
ZENworks Reporting Serverの初回インストール時のゾーンのバージョンは、/opt/novell/zenworks/share/boe/version #ディレクトリ内のZENworksReportingServerVersion.txtファイルにあります。
現在発行されているレポートとユニバースのバージョンは、 /opt/novell/zenworks/share/boe-publish/versionディレクトリ内のZENworksReportingServiceComponentsVersion.txtファイルにあります。
Windowsの場合:
ZENworks Reporting Serverの初回インストール時のゾーンのバージョンは、%ZENWORKS_HOME%\share\boe\version #ディレクトリ内のZENworksReportingServerVersion.txtファイルにあります。
現在発行されているレポートとユニバースのバージョンは、%ZENWORKS_HOME%\share\boe-publish\versionディレクトリ内のZENworksReportingServiceComponentsVersion.txtファイルにあります。