16.1 プライマリサーバソフトウェアのインストール

16.1.1 GUI (グラフィカルユーザインタフェース)インストールプログラムを使用したプライマリサーバソフトウェアのインストール

  1. インストール先のサーバにLinux管理者としてログインします。

  2. Novell ZENworks 11 SP4インストールDVDを挿入します。

  3. DVDをマウントし、sh /media/cdrom/setup.shを実行します。

    shコマンドを使用して、権限の問題を解決します。

    ZENworks 11 SP4をインストールすると、Strawberry Perlがルートディレクトリにインストールされます。これは、WindowsとLinuxの両方で実行される必要のあるppkg_to_xmlツールに関するPerl実行時要件を満たすためです。このツールは、RPMパッケージファイルを読み込んで、パッケージメタデータを抽出し、これらのパッケージでLinuxバンドルまたは依存バンドルを作成するために必要です。

  4. インストール中にインストールに必要なデータの詳細をセクション 16.4, インストール情報内の情報で参照してください。

    メモ:データベースのインストール処理が完了した部分は更新され、PRU (Product Recognition Update)はダウンロードされてインストールされます。処理中はいずれもCPUの使用率が高くなります。このため、サービスの開始が遅くなり、ZENworksコントロールセンターを開くのにも時間がかかります。

16.1.2 CLI (コマンドラインインタフェース)インストールプログラムを使用したプライマリサーバソフトウェアのインストール

  1. インストール先のサーバにLinux管理者としてログインします。

  2. Novell ZENworks 11 SP4インストールDVDを挿入します。

    /rootまたはその下層にあるディレクトリにマウントまたはコピーすることはできません。

  3. すべてのユーザ(「その他」を含む)が読み込みアクセスと実行アクセスを持っているディレクトリにDVDをマウントします。DVDをマウントするか、DVDのファイルをコピーします。

    DVDのファイルをコピーした場合は、すべてのユーザ(「その他」を含む)がコピー先ディレクトリに対して引き続き読み込みアクセスと実行アクセスを持っていることを確認してください。

  4. インストールを開始するため、次のコマンドを実行します。

    sh /mount_location/setup.sh -e
    

    重要:-eオプションを使用してLinux CLIインストールを実行する場合、キーワードnext、back、およびquitを入力として使用することはできません。これらのキーワードは、設定フレームワークによってコマンドとして解釈されるためです。

  5. インストール中にインストールに必要なデータの詳細をセクション 16.4, インストール情報内の情報で参照してください。