15.1 [Search List]ポートレットについて

リスト検索ポートレットを使用して、アイデンティティボールトのコンテンツを検索したり表示したりすることができます。これは、Identity Managerユーザアプリケーションの[Identityセルフサービス]タブのディレクトリ検索アクションの基本となります。ディレクトリ検索アクションは、ユーザやグループの検索用に設定されます。ディレクトリ検索アクションを変更して、検索可能なオブジェクトおよび属性の範囲を変更することもできます。

ディレクトリ検索アクションがどのようにユーザによる検索条件の指定を許可するかを、図 15-1に示します。

図 15-1 基本検索

表 15-1 ディレクトリ検索条件

ユーザインタフェース要素

説明

検索対象

検索するオブジェクトのタイプを選択します。

このリストのコンテンツの定義の詳細な説明については、セクション 15.2.2, [Search List]の環境設定を参照してください。

With this criteria

ドロップダウンから属性および検索演算子を選択することにより、検索条件を定義します。

高度な検索]を選択した場合、複数の行と複数のブロックを、包含的(AND)または排他的(OR)のいずれかの検索条件グルーピングとして指定できます。

検索可\'94\'5cな属性の定義の詳細については、[Search List]の環境設定を参照してください。

検索

指定した検索条件を実行します。

デフォルト検索の定義の詳細については、[Search List]の環境設定を参照してください。

My Saved Searches

以前に保存した検索の実行、編集、または削除ができます。

Advanced Search

行またはブロックを検索条件として追加できます。詳細検索では、複数の行および複数のブロックを、包含的(AND)または排他的(OR)のいずれかの検索条件グルーピングとして指定できます。

検索可\'94\'5cな属性の定義の詳細については、[Search List]の環境設定を参照してください。

次の例は、検索条件[First name starts with A]が指定された後の、ポートレットの\'95\'5c示方法を示します(サンプルデータを使用)。

図 15-2 サンプルのリスト検索結果

表 15-2に記載されている機能を使用できるように、リスト検索ポートレットを設定することもできます。

表 15-2 リスト検索ポートレットの機能

ユーザインタフェース要素

説明

[識別子]、[位置]、[組織]タブ

これらのタブのいずれか1つをクリックすると、リストがそれぞれ別の方法で\'95\'5c示されます。

形式の詳細な説明については、結果リストの表示形式についてを参照してください。

My Saved Searches

以前に保存した検索を選択できます。

検索の保存

検索条件を保存し、必要に応じて保存した条件を再実行できます。検索は、現在ログオンしているユーザのsrvprvQueryList属性に保存されます。

結果のエクスポート

検索結果を異なる形式にエクスポートできます。

検索の修正

検索条件を変更できます。

New Search

新しい検索を定義することができます。

デフォルトでユーザがリスト検索で実行できる操作を次に示します。

15.1.1 結果リストの表示形式について

アイデンティティボールトから返されるデータの表示方法を定義できます。データは、次のページタイプの中の1つまたは複数の方法で編成できます。

  • 通常識別ページには、連絡先情報が含まれます。次に例を示します。

    図
  • 通常位置ページには、位置情報が含まれます。次に例を示します。

    図
  • 通常組織ページには、組織階層情報が含まれます。次に例を示します。

    図

ポートレットの詳細環境設定を使用すると、他の結果リスト形式を定義できます。たとえば、アイデンティティボールトスキーマに従業員のスキルに関する情報が含まれている場合、結果リストにこの情報を表示するよう設定できます。

ポートレットの設定内容に応じて、エンドユーザが実行できる操作を次に示します。

  • 検索するアイデンティティボールトブジェクトのタイプを選択する(ユーザ、グループなど)

  • 検索する条件を指定する(「名が指定した文字で開始」、「指定した文字を含む姓」など)

  • 検索結果を\'95\'5c示する\'95\'5c示形式を選択する

  • \'83\'5cート順を変更する