6.5 サポートされていないサードパーティ製のJDBCドライバ

6.5.1 IBM Toolbox for Java/JTOpen

Table 6-22 IBM Toolbox for Java/JTOpen用の設定

データベース

IBM Toolbox for Java/JTOpen

  • iSeries Toolbox for Java (別名)
  • AS/400 Toolbox for Java (別名)

クラス名

com.ibm.as400.access.AS400JDBCDriver

Type

4

URLの構文

jdbc:as400://ip-address/database-name

ダウンロード方法

JTOpen用のダウンロードURL

ファイル名

jt400.jar

マニュアルのURL

Toolbox for Java/JTOpen

IBM Toolbox for Java/JTOpenドライバを使用する場合は、「JDBC Driver Class Name (JDBCドライバのクラス名)」および「認証コンテキスト」パラメータの値を手動で入力する必要があります。自動的には設定されません。サードパーティ製のJDBCドライバのクラス名および認証コンテキストを参照してください。

6.5.2 サードパーティ製のJDBCドライバの最低要件

JDBC用ドライバは、すべてのサードパーティ製のJDBCドライバと相互運用できるとは限りません。サポートされていないサードパーティ製のJDBCドライバを使用する場合は、次の要件を満たす必要があります。

  • 必須のメタデータメソッドをサポートする。

    JDBC用ドライバで行われる必須およびオプションのjava.sql.DatabaseMetaDataメソッド呼び出しの現時点のリストについては、Section D.0, java.sql.DatabaseMetaDataのメソッドを参照してください。

  • 他の必須のJDBCメソッドをサポートする。

    JDBC用ドライバが使用する必須のJDBCメソッドのリストについては、Section E.0, JDBCインタフェースのメソッドを参照してください。このリストと、サードパーティ製のドライバのマニュアルをあわせて参照して、潜在的な非互換性を特定できます。

6.5.3 その他のサードパーティ製のJDBCドライバを使用する場合の考慮事項

  • JDBC用ドライバは、サードパーティ製のJDBCドライバ実装に直接依存するので、その実装にバグがあると、本製品が正常に動作しなくなります。

    サードパーティ製のJDBCドライバのデバッグに役立つように、JDBC用ドライバでは、次をサポートしています。

    • JDBC APIレベル(レベル6)でのトレース
    • サードパーティ製のJDBCドライバ(レベル7)でのトレース
  • ストアドプロシージャまたは関数のサポートも、よく障害ポイントとなります。
  • たいていの場合は、カスタムドライバ記述子ファイルの書き換えが必要になります。

    特に、使用しているサードパーティ製のドライバ用のエラーコードおよびSQL状態の分類が必要になります。