3.0 既存のSLES 11システムへのインストール

このセクションでは、アプリケーションのインストーラを使用してSentinel Log Managerを既存のSUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11システムにインストールする手順について説明します。Sentinel Log Managerサーバは、標準インストール、カスタムインストール、またはサイレントインストール(ユーザの入力が不要で、デフォルト値が使用されるインストール)のいずれかの方法でインストールできます。Sentinel Log Managerは、root以外のユーザとしてインストールすることもできます。

カスタムインストールを選択する場合は、ライセンスキーを使用して製品をインストールすることも、認証オプションを選択することでもできます。データベース認証に加えて、Sentinel Log ManagerのLDAP認証を設定することができます。Sentinel Log ManagerのLDAP認証の環境設定を行うと、ユーザはNovell eDirectoryまたはMicrosoft Active Directoryの資格情報を使用してサーバにログインすることができます。

複数のSentinel Log Managerサーバをインストールして展開する場合は、環境設定ファイルにインストールオプションを記録し、そのファイルを使用して無人インストールを実行することができます。詳細については、セクション 3.4, サイレントインストールを参照してください。

インストールを実行する前に、セクション 2.0, システム要件で指定された最小要件を満たしていることを確認してください。