以下の項では、PlateSpin Forge用の外部ストレージのセットアップおよび設定に役立つ情報について説明しています。
PlateSpin Forgeでは、SAN (ストレージエリアネットワーク)の実装など、既存の外部ストレージソリューションがサポートされています。ファイバチャネルソリューションおよびiSCSIソリューションの両方がサポートされています。ファイバチャネルおよびiSCSI HBAをサポートするSANでは、ForgeアプライアンスはSANアレイに接続することができます。SANアレイLUN (論理ユニット)を使用してワークロードデータを保存できます。ForgeをSANと共に使用すると、柔軟性、効率性、また信頼性が向上します。
それぞれのSAN製品には独自の微妙な差異や相違点があり、これらの特性はハードウェア製造業者間で移行されるものではありません。このような特徴は、これらの製品がForge管理VMと接続し、相互作用する方法を考えると特に著しいものとなります。したがって、このガイドでは、考えられるそれぞれの環境や状況に対する特定の設定手順は記載されていません。
前述したような特定の情報が必要な場合は、ハードウェアベンダまたはSAN製品の販売担当者に連絡することが最適な解決策です。多くのハードウェアベンダが、これらのタスクを詳細に説明したサポートガイドを提供しています。次のサイトから豊富な情報を入手できます。
『Fibre Channel SAN Configuration Guide』では、ファイバチャネルストレージエリアネットワーク環境のESX Serverの使用について説明しています。
『iSCSI SAN Configuration Guide』では、iSCSIストレージエリアネットワーク環境のESX Serverの使用について説明しています。
『VMware I/O Compatibility Guide』では、現在承認されているHBA、HBAドライバ、およびドライババージョンが一覧表示されています。
『VMware Storage/SAN Compatibility Guide』では、現在承認されているストレージアレイが一覧表示されています。
『VMware Release Notes』では、既知の問題および回避策に関する情報が提供されています。
VMwareナレッジベースでは、一般的な問題および回避策に関する情報が提供されています。
以下のベンダは、VMwareでテスト済みのストレージ製品を提供しています。
Bull(FCのみ)
EqualLogic(iSCSIのみ)
HitachiおよびHitachi Data Systems(FCのみ)
NEC(FCのみ)
Nihon Unisys(FCのみ)
Pillar Data(FCのみ)
Xiotech(FCのみ)
iSCSIの詳細については、Storage Networking Industry AssociationのWebサイトhttp://www.snia.org/tech_activities/ip_storage/iscsi/にアクセスしてください。
PlateSpin Forgeでは、SAN (ストレージエリアネットワーク)の使用をサポートしていますが、Forgeで既存のSANにアクセスできるようにするには、SAN論理ユニット(LUN)がForgeのESXに追加されている必要があります。
SANシステムをセットアップして設定します。
アプリケーションホストへアクセスします(VMware Clientプログラムのダウンロードを参照)。
VMwareクライアントインタフェースで、ルート(トップレベル)ノードをクリックし、
タブをクリックします。右上の
ハイパーリンクをクリックします。Add Storage (ストレージの追加)ウィザードで、データストア情報を指定するように要求されるまで
をクリックします。データストア名を指定し、ウィザードの後続のページで
をクリックします。ウィザードが終了したら、 をクリックします。[Storage (ストレージ)]をクリックして、Forgeのデータストアを確認します。新しく追加されたSAN LUNがウィンドウに表示されているはずです。
の下のVMwareクライアントプログラムを終了します。
PlateSpin Forge Web Clientには、次のレプリケーションが実行されて[アプリケーションホスト]が更新されるまで、新しいデータストアが表示されません。
を選択し、アプライアンスのホスト名の近くにあるをクリックして強制的に更新できます。