2.1 PlateSpin Forgeのユーザインタフェースの使用

2.1.1 PlateSpin Forge Web Clientの起動

PlateSpin Forgeの操作のほとんどがブラウザベースのPlateSpin Forge Web Clientを通じて行われます。

サポートされているブラウザを次に示します。

  • Microsoft Internet Explorer 7、8

  • Mozilla Firefox 3.6

PlateSpin Forge Web Clientおよび統合ヘルプをいずれかのサポート対象言語で使用するには、『アプリケーション設定ガイド』のPlateSpin Forgeの国際バージョンの言語設定を参照してください。

PlateSpin Forge Web Clientを起動するには:

  1. Webブラウザを開き、次のページにアクセスします。

    http://<ホスト名 | IPアドレス>/Forge

    Forge管理VMのホスト名またはIPアドレスで<ホスト名 | IPアドレス>を置き換えます。

    SSLが有効な場合は、URLにhttpsを使用します。

2.1.2 PlateSpin Forge Web Clientの要素

PlateSpin Forge Web Clientのデフォルトインタフェースは、インタフェースの別の機能領域に移動したり、ワークロード保護および回復タスクを実行したりするための要素を含む[ダッシュボード]ページです。

図 2-1 PlateSpin Forge Web Clientのデフォルトのダッシュボードページ

[ダッシュボード]ページは次の要素で構成されています。

  1. ナビゲーションバー: PlateSpin Forge Web Clientのほとんどのページ上に表示されます。

  2. ビジュアルサマリパネル: PlateSpin Forgeワークロードインベントリの全体的な状態の概要レベルのビューが表示されます。

  3. タスクおよびイベントパネル: ユーザによる介入が必要なイベントおよびタスクについての情報が表示されます。

ナビゲーションバー

ナビゲーションバーには次のリンクが含まれています。

  • ダッシュボード: デフォルトの[ダッシュボード]ページを表示します。

  • ワークロード: [ワークロード]ページを表示します。ワークロードおよびワークロードコマンドを参照してください。

  • タスク: ユーザによる操作が必要な項目を一覧表示する[タスク]ページを表示します。

  • レポート: [レポート]ページを表示します。ワークロードおよびワークロード保護のレポートを参照してください。

  • 設定: 次の設定オプションにアクセスできる[設定]ページを表示します。

ビジュアルサマリパネル

ビジュアルサマリパネルには、ライセンス済みのすべてのワークロードとアプライアンスで利用可能なストレージの概要レベルのビューが表示されます。

インベントリされたワークロードは、次の3つのカテゴリで表されます。

  • 保護: アクティブな保護を受けているワークロードの数を示します。

  • 失敗: ワークロードの保護ティアに従って失敗したとシステムが表示した保護ワークロードの数を示します。

  • 保護不足: ユーザによる介入が必要な保護ワークロードの数を示します。

左パネルの中央にある領域は、[ワークロード]ページのグラフィカルサマリを表します。次のドットアイコンを使用して異なる状態のワークロードを表します。

表 2-1 ドットアイコンによるワークロードの表示

未保護

保護下

未保護 – エラー

失敗

保護

有効期限切れ

未使用

アイコンはワークロード名に従ってアルファベット順に表示されています。ドットアイコンにマウスのカーソルを合わせるとワークロード名が表示され、アイコンをクリックすると[ワークロードの詳細]ページが表示されます。

[ストレージ]には、PlateSpin Forgeが利用できるストレージ領域に関する情報が表示されます。

タスクおよびイベントパネル

タスクおよびイベントパネルには、最近の[タスク]、最近の[過去のイベント]、および次の[今後のイベント]が表示されます。各カテゴリには、最大3つのエントリが表示されます。すべてのタスクを表示する、または過去および今後のイベントを表示するには、適切なセクションの[すべてを表示]をクリックします。

システムまたはワークロードに関係する事象が発生した際に、イベントが常にログに記録されます。たとえば、保護ワークロードの新規追加、開始中またはフェールオーバー中のワークロードのレプリケーション、または保護ワークロードの障害の検出などがイベントとして考えられます。

2.1.3 ワークロードおよびワークロードコマンド

[ワークロード]ページには、インベントリされたワークロードごとに割り当てられた行を含むテーブルが表示されます。ワークロードに関する設定とその状態を表示または編集するために[ワークロードの詳細]ページを表示するには、ワークロード名をクリックします。

図 2-2 [ワークロード]ページ

メモ:すべてのタイムスタンプは、Forge管理VMのタイムゾーンを反映しています。これは、保護ワークロードのタイムゾーンまたはPlateSpin Forge Web Clientを実行しているホストのタイムゾーンとは異なる可能性があります。クライアントウィンドウの右下にサーバの日時が表示されます。

ワークロードの保護と回復のコマンド

コマンドには、ワークロード保護および回復のワークフローが反映されています。ワークロードにコマンドを実行するには、左側の該当するチェックボックスをオンにします。適切なコマンドは、ワークロードの現在の状態に依存します。

図 2-3 ワークロードコマンド

次の表は、ワークロードコマンドとその機能の説明の概要を示します。

表 2-2 ワークロードの保護と回復のコマンド

ワークロードコマンド

説明

設定

インベントリされたワークロードに適したパラメータを使用してワークロード保護の設定を開始します。

レプリケーションの準備

必要なデータ転送ソフトウェアをソースにインストールし、ワークロードレプリケーションに備えてフェールオーバーVMを作成します。

レプリケーションの実行

ソースワークロードの複製を開始し、指定されたパラメータに従ってワークロード保護契約を確立します。

増分の実行

ワークロード保護スケジュール以外で、ソースからターゲットに変更されたデータを個別に転送します。

スケジュールの一時停止

保護を中断し、保護ワークロードからのデータ転送を一時停止します。

スケジュールの再開

保存された保護設定に従って保護を再開します。

フェールオーバーのテスト

テストの目的で、回復ワークロードをコンテナ内の隔離された環境でオンラインにします。

フェールオーバーの準備

フェールオーバー操作の準備として回復ワークロードを起動します。

フェールオーバーの実行

失敗したワークロードのビジネスサービスを引き継ぐ回復ワークロードを起動および設定します。

フェールオーバーのキャンセル

フェールオーバープロセスを中止します。

フェールバック/展開

フェールオーバー操作に引き続き、回復ワークロードを元のインフラストラクチャか新しいインフラストラクチャ(仮想または物理)にフェールバックします。

ワークロードの削除

インベントリからワークロードを削除します。