デスクトップから、ファイルやディレクトリ、およびリモートホスト上の特定のサービスにアクセスしたり、自分のファイルやディレクトリをネットワーク中の他のユーザに利用させることができます。SUSE Linux Enterprise®には、ネットワーク共有リソースにアクセスしたり、リソースを作成するための、さまざまな手段が用意されています。
Konquerorをファイルマネージャとして利用することにより、共有リソースやサービスを参照できます。詳細については、セクション 9.2, ネットワーク共有へのアクセスを参照してください。
Konquerorを使って、ネットワーク上の他のユーザとファイルやフォルダを共有できます。任意のWindowsまたはLinuxワークステーションの他のユーザがデータを参照したり、書き込みしたりできるようにします。詳細については、セクション 9.3, 混在環境でのフォルダの共有を参照してください。
SUSE Linux Enterpriseは、既存のWindowsネットワークと統合するように設定できます。この場合、LinuxコンピュータはWindowsクライアントのように動作します。Windowsクライアントと同様に、すべてのアカウント情報をActive Directoryから取得します。詳細については、セクション 9.4, Windowsファイルの管理を参照してください。
KDEコントロールセンタから、Windowsネットワークプリンタを設定できます。設定方法の詳細については、セクション 9.5, Windowsネットワークプリンタの設定とアクセスを参照してください。
リモートネットワークフォルダ(FTP、WebDAV、Windowsネットワークドライブ、およびSSH)へのショートカットを作成することにより、これらのフォルダに簡単にアクセスできるようになります。設定方法の詳細については、セクション 9.6, ネットワークフォルダへのショートカットの設定を参照してください。
他のユーザと情報を簡単に共有する必要がある場合、軽量なWebサーバを設定します。設定方法の詳細については、セクション 9.7, 軽量なWebサーバの設定と使用を参照してください。