22.0 プリロードイメージの自動展開

KIWIを使用して、オペレーティングシステムイメージを作成できます。この章では、空のマシンにシステムイメージを展開するプロセスについて説明します。これを行なうには、ブート可能なRAWイメージを含むプリロードイメージを作成する必要があります。このファイルにはパーティションテーブルと、実際のオペレーティングシステムという2つの重要な部分が含まれます。このRAWイメージは空のハードディスクに書き込まれ、オペレーティングシステムは残りのディスクスペースを初回起動時に拡張します。

このようなイメージを作成するには、セクション 17.4.2, イメージの作成を参照してください。ISOイメージを作成する場合、RAWファイルはあて先フォルダにあります。RAWイメージをディスクにダンプするにはさまざまな方法があります。

迅速な起動には、セクション 22.1, rescueイメージからの手動によるシステムの展開で説明されている方法のうちいずれかを使用することをお勧めします。