システム分析(YaSTによる記憶装置のチェックとコンピュータにインストールされている他のシステムの検出)が終了すると、使用可能なインストールモードが表示されます。
最初から新しくインストールを開始する場合に、このオプションを選択します。
新しいバージョンにアップデートする場合に、このオプションを選択します。システムアップデートの詳細は、セクション 7.0, SUSE Linux Enterpriseのアップデートを参照してください。.
インストール済みの損傷したシステムの修復には、このオプションを選択します。詳細は、6.6.3項 「Recovering a Corrupted System」にあります。
図 6-5 インストールモード
この画面では、インストール時にアドオン製品を組み込むこともできます。このような製品を組み込むには、
を選択します。アドオン製品には、ご使用のシステムのための、拡張機能、サードパーティ製品、または追加ソフトウェアなどがあります。セクション 6.9.1, アドオン製品に進み、そうでない場合は、次のセクションをスキップして、セクション 6.10, 時計とタイムゾーンに進みます。.
をクリックして続行します。アドオン製品の組み込みを選択した場合は、アドオン製品はローカルソース(CD、DVDまたはディレクトリ)またはネットワークソース(HTTP、FTP、NFS、CIFS、...)のいずれかからインストールできます。ネットワークソースからインストールするときは、ネットワークインストールを行うのでない場合は、先にネットワークを設定する必要があります。ネットワークのセットアップにある説明に従って続行します。アドオン製品がローカルで使用できる場合は、 を選択します。
を選択し、をクリックして、製品のソースを指定します。ネットワークが設定されていない場合、使用可能なソースタイプは、 、 、 、 、 、または です。アドオン製品がリムーバブルメディアで提供される場合、自動的に、メディアがマウントされ、コンテンツが読み込まれます。アドオン製品がハードディスクで提供される場合は、 を選択して、アンマウントされているハードドライブからインストールします。または、アドオン製品がファイルシステム内にある場合は、 または を選択します。アドオン製品は、リポジトリとして、またはRPMファイルのセットとして配布される場合があります。後者の場合は、 をオンにします。ネットワークが使用可能な場合は、HTTP、SLP、FTPなどの追加リモートソースから選択できます。直接、URLを指定することもできます。
リポジトリを記述するファイルを今すぐダウンロードするには、
をオンにします。この項目をオフにすると(チェックマークを付けないと)、インストールが開始してからファイルがダウンロードされます。 で続行し、必要な場合は、CDまたはDVDを挿入します。製品のコンテンツによっては、追加の使用許諾契約の受諾が必要な場合があります。また、インストール済みのシステムで、いつでもアドオン製品を設定できます。インストール済みシステムでアドオン製品を使用する方法については、セクション 10.0, アドオン製品のインストールで説明されています。
ネットワークセットアップの起動後、YaSTは、使用可能なネットワークカードの有無をスキャンします。2つ以上のネットワークカードが見つかった場合は、リストから設定するカードを選択する必要があります。
Ethernetネットワークアダプタがまだ接続されていない場合は、警告ボックスが開きます。ネットワークケーブルが接続されていることを確認したら、
を選択します。ネットワークにDHCPサーバがある場合は、 を選択します。ネットワークを手動で設定するには、 を選択し、 、 、 、および を指定します。一部のネットワークでは、プロキシサーバを使用してインターネットにアクセスする必要があります。チェックボックスセクション 6.9.1, アドオン製品参照)。
にチェックを入れ、該当する仕様を入力します。 をクリックして、ネットワークのセットアップを実行します。インストールプロシージャで、アドオン製品またはリポジトリのセットアップが続行されます(