ユーザまたはグループを管理するには、YaSTを起動し、yast2 users &を実行することにより、 ダイアログを直接起動します。
をクリックします。また、コマンドラインから図 12-1 YaSTユーザとグループの管理
このダイアログで表示および変更するために選択したユーザセット(ローカルユーザ、ネットワークユーザ、システムユーザ)に応じて、メインウィンドウにはさまざまなタブが表示されます。これにより、次のタスクを実行できます。
セクション 12.2, ユーザアカウントを管理するに従ってユーザアカウントを作成、変更、削除、または一時的に無効にします。セクション 12.3, ユーザアカウントの追加オプションでは、パスワードポリシーの強制、暗号化されたホームディレクトリの使用、指紋認証の使用、ディスククオータの管理などの高度なオプションについて説明します。
タブから、セクション 12.4, ローカルユーザのデフォルト設定の変更では、デフォルトのグループ割り当て、またはホームディレクトリのデフォルトパスおよびアクセス許可を変更する方法を説明します。
タブで定義された設定に応じて、ローカルユーザアカウントが作成されます。セクション 12.5, グループへのユーザの割り当てでは、個別ユーザのグループの割り当てを変更する方法を説明します。
セクション 12.6, グループを管理するを参照してください。
タブから、既存のグループの追加、変更、または削除を行うことができます。この方法については、マシンがNISまたはLDAPなどのユーザ認証手段を提供するネットワークに接続されている場合、セクション 12.7, ユーザ認証方法を変更するを参照してください。
タブでさまざまな認証方法から選択できます。詳細については、ユーザとグループの管理用に、このダイアログでは同様の機能が提供されます。ダイアログ上部にある適切なタブを選択することにより、ユーザとグループの管理ビューを簡単に切り替えることができます。
[フィルタ]オプションで、変更するユーザまたはグループの設定を定義できます。
タブまたは タブで をクリックすると、たとえば(LDAPを使用するネットワークに属する場合)、 または などの特定のカテゴリに応じてユーザまたはグループを表示および編集できます。 で、カスタムフィルタをセットアップおよび使用できます。選択したフィルタに応じて、このダイアログから次のオプションおよび機能がすべて利用できるとは限りません。