First Previous Next Last チュートリアル : WEBアプリケーションの開発  05/19/03 09:45:01 

Lesson 4    ウェルカムページの配備およびテスト

 
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学習する内容

このレッスンでは、JSPウィザードについて学習します。 また、サーバプロファイルおよびWorkbench配備機能の使用方法についても学習します。

学習内容は次のとおりです。

 
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実行する操作

  1. プロジェクトにファイルを追加する

  2. 新しいJSPページを作成する

  3. JSPページを編集する

  4. Javaコードをコンパイルしてアーカイブファイルを生成する

  5. 配備記述子をの編集を開始する

  6. サーブレットの初期化パラメータを追加する

  7. サーブレットマッピングを追加する

  8. プロジェクトのデフォルトページを指定する

  9. タグライブラリを追加する

  10. アーカイブを再構築する

  11. プロジェクトを配備する

  12. ブラウザでアプリケーションをテストする

所要時間   約30分

注記:   配備およびテストのエクササイズのために、J2EEアプリケーションサーバが実行している必要があります。

 
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プロジェクトへの新しいファイルの追加

ファイルを追加するには、ファイルが含まれるディレクトリをプロジェクトに追加する方法に加えて、他の方法がいくつかあります。 次の方法を使用できます。

 
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EXERCISE 4-1: プロジェクトにファイルを追加する

このエクササイズでは、ファイルを他の場所からコピーして、すでにプロジェクトの一部であるディレクトリに入れることによって、ファイルをプロジェクトに追加します。

  1. オペレーティングシステムのツールを使用して、Workbenchの/docs/tutorial/TutorialFiles/proverbsディレクトリにあるファイルApplicationResources.propertiesを検索します。

  2. プロジェクトルートの下にある「resources」ディレクトリにファイルをコピーします。

    このresourcesディレクトリは、 Lesson 3, プロジェクトおよびアーカイブの操作で作成しました。 プロジェクトルートがc:/WorkbenchProjects/ProverbStartである場合、c:/WorkbenchProjects/ProverbStart/resourcesにファイルをコピーします。

  3. Workbenchのナビゲーションペインの[Project]タブで、ビューを[Source layout]に設定します。

  4. resources」ディレクトリを選択します。

    ペインの下半分にあるファイルリストに、追加したファイルが表示されます。

    Tut4-1srcLayout

  5. Archive layout]に切り替えます。

  6. WEB-INF/classes/com/proverbディレクトリを展開して、「proverb」を選択します。

    ファイルリストにApplicationResources.propertiesファイルが表示されます。

    前のレッスンで、resourcesディレクトリのファイルをアーカイブのJavaクラスファイルと一緒に置くことを指定しました。 ナビゲーションペインで、その場所にApplicationResources.propertiesが表示されます。

    Tut4-1arcLayout

 
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JSPページの操作

新しいJSPページを作成するには、JSPファイルの骨組みを構成して編集ペインに開くJSPウィザードを使用します。 既存のJSPページは、ナビゲーションペインでダブルクリックすると編集ペインで開くことができます。

 
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EXERCISE 4-2: 新しいJSPページを作成する

このエクササイズでは、JSPウィザードを使用して新しいページを作成します。

  1. Workbenchで、[File]>[New]の順に選択します。

    Tut4-2newFile

  2. [New File]ダイアログボックスで、[JSP]を選択して[OK]をクリックします。

    Workbenchにより、JSPウィザードが表示されます。

  3. 次の情報を使用して、ウィザードの最初のパネルに入力します。

    オプション

    JSP name

    index」(jsp拡張子は指定しない)

    Page title

    Words of Wisdom

    Content type

    HTML](デフォルト)

    Template

    Standard JSP template](デフォルト)

  4. Use session]および[Thread safe]のみ選択します。

    ウィザードの最初のパネルは次のようになります。

    Tut4-2jspWizard

  5. Next]をクリックします。

  6. 2番目のパネルで、[Add to open WAR project]をオンのままにします。

  7. ファイルを配置するプロジェクトおよびアーカイブ内の場所を指定します。

    Tut4-2jspWizard2

  8. Finish]をクリックします。

  9. [JSP Wizard]ダイアログボックスで、JSPページの作成が終了したことが報告されたら、[OK]をクリックします。

    編集ペインに新しいファイルが開きます。 ナビゲーションペインで、index.jspは、ソースレイアウトではjspsディレクトリにあり、アーカイブレイアウトではアーカイブルートにあります。

ウィザードの詳細情報   ウィザードの最初のパネルで[Specify import values]をオンにすると、これらの値を指定する3番目のパネルが表示されます。

 
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EXERCISE 4-3: JSPページを編集する

このエクササイズでは、生成されるindex.jspのコードを変更することによって、Strutsタグを使用したり、ApplicationResourcesファイルからテキストを取得したり、ナビゲーションメニューを含んだりすることができるようにします。

注記:   このエクササイズで使用するJSPコードは、Workbenchの/docs/tutorial/TutorialFiles/proverbsディレクトリにあるファイルCutAndPasteCode.txtからコピーできます。またはこの編集手順を実行しない場合は、同じディレクトリにある正しく編集されたファイルindex-sample.jspを使用できます。 ご使用のオペレーティングシステムのツールを使用して、このファイルをプロジェクトディレクトリにコピーし、名前を「index.jsp」に変更します。

  1. @pageディレクティブの閉じ括弧(>)の後に空白行を挿入し、次の行を追加します。

      <%@ taglib uri="struts-html.tld" prefix="strutshtml" %>
      <%@ taglib uri="struts-bean.tld" prefix="strutsbean" %>
    
  2. 本文タグの下に空白行を挿入し、ナビゲーションメニュー用のコードが挿入される次の行を追加します。

      <%@ include file="menu.jsp"%>
    
  3. ナビゲーションペインで、resourcesディレクトリにあるApplicationResources.propertiesファイルを検索し、ダブルクリックして編集ペインに開きます。

  4. site」で始まる次のようなリソーステキスト文字列を検索します。

      site.title=Words of Wisdom
      site.greeting=Welcome to Words of Wisdom
      site.info=Return each day to read a proverb<br>from somewhere around the world...
    

    ファイルに直接テキストを入れる代わりに、index.jspでこれらのプロパティキーを使用すると、これらのテキスト文字列を参照させることができます。 これによって、サイトを変換する必要がある場合も簡単にできます。

  5. 編集ペインでindex.jspに切り替えます。

    開いているファイルを切り替えるには、複数の方法があります。 次の方法を使用できます。

  6. タイトル要素の開始タブと終了タブの間にあるテキストを、次のStrutsメッセージタグで置き換えます。

      <strutsbean:message key="site.title"/>
    
  7. menu.jspが含まれる行と</body>の間にあるコンテンツを、次の見出しおよび2つの段落要素で置き換えます。 このコードには、site.infoテキストおよびエラーメッセージを表示するStrutsメッセージタグが含まれます。 書式タグの指定はオプションです。

      <h1>
      <font face="Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif" size="3">
       <strutsbean:message key="site.greeting"/>
      </font>
      </h1>
      
      <p>
      <font face="Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif" size="-1">
      <strutsbean:message key="site.info"/>
      </font>
      </p>
      
      <p>
      <strutshtml:errors />
      </p>
    
  8. 面白みを出すために、本文タグに色を追加します。 <body>を次のように変更します。

      <body bgcolor="#FF6633">
    

    この暖かいオレンジ色が気に入らない場合は、希望のカラー値を指定します。

    完成したファイルは次のようになります。

      <!--
      index.jsp
      Generated by Novell XSLT Code Generator, version 1.0. This generated source file may be freely modified, and comes as is, with no warranties whatsoever. The implied warranties of merchantability and fitness are expressly disclaimed. Under no circumstances shall Novell or its affiliates be subject to liability arising from the use of this generated source file. 
      -->
      <%@ page language="java"
              session="true"
              isThreadSafe="true"
              contentType="text/html; charset=ISO-8859-1" %>
              
      <%@ taglib uri="struts-html.tld" prefix="strutshtml" %>
      <%@ taglib uri="struts-bean.tld" prefix="strutsbean" %>
      
      <html>
      <head>
          <title>
             <strutsbean:message key="site.title"/>
          </title>
      </head>
      
      <body bgcolor="#FF6633">
      <%@ include file="menu.jsp"%>
      
      <h1>
      <font face="Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif" size="3">
       <strutsbean:message key="site.greeting"/>
      </font>
      </h1>
      
      <p>
      <font face="Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif" size="-1">
      <strutsbean:message key="site.info"/>
      </font>
      </p>
      
      <p>
      <strutshtml:errors />
      </p>
      </body>
      </html>
    
  9. ファイルを保存します。

  10. ファイルを閉じます。 [File]>[Close]の順に選択するか、または編集ペインの[Close]ボタンをクリックします。

 
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作成およびアーカイブ

Workbenchの[Project]メニューには、個別のファイルを作成(コンパイル)するコマンド、およびアーカイブ生成前にプロジェクトのすべてのファイルを再構築するコマンドがあります。

 
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EXERCISE 4-4: Javaコードをコンパイルしてアーカイブファイルを生成する

このエクササイズでは、プロジェクト内のすべてのコードをコンパイルします。 エラーがなければ、アーカイブを生成できます。

  1. メニューから[Project]>[Rebuild All]の順に選択します。

    注記:   編集ペインに開いているファイルが変更されている場合は、Workbenchによって保存されます。 この動作は、Workbench初期設定で変更できます。

    Workbenchウィンドウの下部にある出力ペインの[Build]タブに、進行状況を報告するメッセージが、警告および発生したエラーとともに表示されます。

    必要なJARがクラスパスにすべて含まれていれば、エラーはないはずです。 エラーがある場合は、出力ペインでエラー行をダブルクリックすると、問題があるファイルおよび行に移動できます。

    Tut4-4outputPane

  2. Project]>[Build and Archive]の順に選択して、アーカイブファイルを生成します。

コンパイルについて   [Project]メニューには、複数の[Build]メニュー項目があります。 編集ペインで開いているファイルをコンパイルするか、変更されているファイルのみ作成するか、またはすべてのファイルを再構築できます。 作成コマンドおよびアーカイブコマンドの詳細については、『ツールガイド』の プロジェクトおよびアーカイブに関する章を参照してください。

 
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配備記述子の操作

プロジェクトを作成した際に、Workbenchで、選択したアーカイブのタイプに適するXML記述子ファイルが作成されました。 WARでは、このファイルはweb.xmlと呼ばれます。

web.xmlを編集用に開くと、配備記述子エディタに、含むことができるすべての要素が、展開可能なツリー構造で表示されます。 加工されていないXMLを表示することもできます。 エディタでは、プロジェクトのコンパイル済みコードが使用され、表示内容が決定されます。 EXERCISE 4-4: Javaコードをコンパイルしてアーカイブファイルを生成するでアーカイブを作成したのはこのためです。 アーカイブをまだ作成していない場合は、Workbenchによって作成されます。

Proverbsアプリケーションでは、Strutsコントローラサーブレットのパラメータ、Struts URLのサーブレットマッピング、デフォルトのウェルカムページ、およびStrutsタグライブラリを追加する必要があります。

 
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EXERCISE 4-5: 配備記述子をの編集を開始する

このエクササイズでは、web.xmlを開いて、Strutsアクションコントローラサーブレットへの参照を追加します。

  1. ナビゲーションペインで、プロジェクトファイルProverbStart.spfを右クリックして、ポップアップメニューから[Open Deployment Descriptor]を選択します。

    注記:   また、ソースレイアウトまたはアーカイブレイアウトでweb.xmlを検索し、ダブルクリックして開くこともできます。

  2. Workbenchで[Select Build Option]ダイアログボックスが表示された場合、デフォルトを受け入れて[OK]をクリックします。

    Workbenchにより、編集ペインでweb.xmlが開きます。

  3. Descriptor]タブをクリックします。

    エディタに、記述子に含ませることができる情報のタイプが表示されます。

    Tut4-4deplDescEditor

  4. XML]タブをクリックすると、記述子の加工されていないコンテンツが表示されます。 現時点では、あまりありません。

  5. Descriptor]タブに切り替えます。

  6. Web Archive]を右クリックして、[Properties]を選択します。

  7. セッションタイムアウトに「5」(分)を指定します。

  8. Servlets]を右クリックして、ポップアップメニューから[Add]を選択します。

    新しい無題の項目が、[Servlet]の下にインデントされて表示されます。

    Tut4-4servletUntitled

  9. Untitled]を右クリックして、[Properties]を選択します。

  10. [Servlet]プロパティシートで、次の項目を設定します。

    オプション

    Servlet name

    action

    Type

    Servlet

    Servlet class

    org.apache.struts.action.ActionServlet

    Load on startup

    2

    Description

    Struts action controller

    プロパティシートは、次の図のようになります。

    Tut4-4servletUntitledProps

  11. ファイルを保存します。

 
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EXERCISE 4-6: サーブレットの初期化パラメータを追加する

このエクササイズでは、Strutsコントローラサーブレットの複数のパラメータを追加します。 必要なパラメータは、個別のサーブレットの要件によって異なります(web.xmlはまだ編集ペインに開いています)。

  1. 新しく追加されたアクションサーブレットの下の[Servlet]セクションで、[Initialization Parameters]を右クリックして、ポップアップメニューから[Add]を選択します。

    action]の下に要素が表示されていない場合は、[action]の横にあるプラス記号(+)をクリックしてリストを展開します。

  2. 新しく追加された[Untitled]をクリックして選択します(プロパティインスペクタが開いていない場合は、[Untitled]を右クリックして、[Properties]を選択します)。

    [Initialization Parameters]プロパティシートにプロパティが表示されます。

  3. プロパティシートで、次の設定を指定します。

    オプション

    Name

    config

    Value

    /WEB-INF/struts-config.xml

    Description

    Configuration file for Struts actions

    Tut4-5servletConfigParam

  4. Initialization Parameters]を右クリックして[Add]を選択し、[Untitled]を選択してプロパティを設定することによって、あと4つのパラメータを追加します。

    最初のパラメータには、次の値をプロパティシートで指定します。

    オプション

    Name

    mapping

    Value

    com.proverb.ProverbActionMapping

    2番目のパラメータには、次の値を指定します。

    オプション

    Name

    application

    Value

    com.proverb.ApplicationResources

    3番目のパラメータには、次の値を指定します。

    オプション

    Name

    locale

    Value

    true

    最後のパラメータには、次の値を指定します。

    オプション

    Name

    debug

    Value

    3

    すべてのパラメータを追加すると、エディタのサーブレットセクションは次の図のようになります。

    Tut4-5servletInitParams

  5. ファイルを保存します。

 
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EXERCISE 4-7: サーブレットマッピングを追加する

このエクササイズでは、特定のURLの処理方法をStrutsアクションサーブレットに伝えるサーブレットマッピングを追加します。

  1. 編集ペインにweb.xmlが開いている状態で、[Servlet Mapping]を右クリックして、ポップアップメニューから[Add]を選択します。

  2. 新しい[Untitled]マッピングを選択し、プロパティシートで次の項目を設定します(プロパティインスペクタが開いていない場合、開き方はすでに学習しました)。

    オプション

    Servlet name

    action

    URL pattern

    *.do

 
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EXERCISE 4-8: プロジェクトのデフォルトページを指定する

このエクササイズでは、ユーザが特定のページを指定しない場合にindex.jspが表示されるように指定します。

  1. 編集ペインにweb.xmlが開いている状態で、[Welcome Files]を右クリックして、ポップアップメニューから[Add]を選択します。

  2. 新しい[Untitled]項目を選択し、プロパティシートで[Welcome File]に「index.jsp」を指定します。

  3. ファイルを保存します。

 
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EXERCISE 4-9: タグライブラリを追加する

このエクササイズでは、Strutsアプリケーションによって使用されるタグライブラリ、およびこのタグライブラリのアーカイブ内での場所を識別します。

  1. 編集ペインにweb.xmlが開いたままの状態で、[Tag Libraries]の下に、新しい3つの項目を追加します。

    方法は、初期化パラメータの場合と同じです。[Tag Libraries ]を右クリックし、ポップアップメニューから[Add]を選択して項目を追加します。その後、新しい[Untitled]項目を選択し、[Tag Library]プロパティシートで値を設定します。

    最初のタグライブラリには、次の値を指定します。

    オプション

    Tag library URI

    struts-html.tld

    Tag library location

    /WEB-INF/struts-html.tld

    2番目のタグライブラリには、次の値を指定します。

    オプション

    Tag library URI

    struts-logic.tld

    Tag library location

    /WEB-INF/struts-logic.tld

    最後のタグライブラリには、次の値を指定します。

    オプション

    Tag library URI

    struts-bean.tld

    Tag library location

    /WEB-INF/struts-bean.tld

  2. web.xmlを保存して閉じます。

 
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EXERCISE 4-10: アーカイブを再構築する

このエクササイズでは、web.xmlの新しく編集されたバージョンが含まれるように、アーカイブを再構築します。

  1. Project]>[Build and Archive]の順に選択して、アーカイブファイルを再生成します。

  2. 出力ペインのメッセージをチェックします。

 
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プロジェクトの配備

Workbenchを使用すると、任意のJ2EEアプリケーションサーバに対してJ2EEアプリケーションを作成できます。 一部のアプリケーションサーバでは、Workbenchによって、[Deploy Archive]メニュー項目を直接使用する配備がサポートされています。 他のアプリケーションサーバの場合は、Workbenchでアーカイブを作成して、ご使用のサーバの配備ツールを使用して配備できます。 J2EE標準に準拠して、サーバ固有のコードを使用しないようにすれば、Workbenchで構築したアーカイブは完全にJ2EE互換であり、任意のJ2EEサーバに配備できます。

配備するには、次の作業を実行する必要があります。

  1. サーバプロファイルを定義する

  2. サーバに必要なサーバ配備情報を準備する(該当する場合)

  3. 配備設定を指定する

  4. アーカイブを配備する

別のWorkbenchチュートリアルを完了している場合、ほとんどの配備設定は、すでに完了しています。 次のエクササイズでは、主な手順について説明し、このプロジェクトを配備する場合に必要なプロジェクト固有の情報を提供します。 直接サポートされているサーバの配備手順の詳細を読むには、「 Workbenchの配備手順」を参照してください。

 
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EXERCISE 4-11: プロジェクトを配備する

  1. サーバのプロファイルをまだ作成していない場合は、ここで、[Edit]>[Profiles]の順に選択して作成します。

    For more information    詳細については、配備手順で「 サーバプロファイルの手順」を参照してください。

  2. 次の情報を使用して、配備プロセスのサーバ固有の部分を作成します。

    ほとんどのJ2EEサーバでは、サーバ固有の配備情報は、通常XML形式で別のファイル内に保存されています。 一部のサーバでは、配備情報をプロジェクトに追加して、配備情報がアーカイブ内に組み込まれるようにする必要があります。

    サーバ

    操作内容

    オプションおよび値、またはファイルのコンテンツ

    exteNd アプリケーションサーバ

    配備計画を作成します。 配備計画エディタで、[Web Archive]項目の値をプロパティシートで設定します。

    Enabled] - True

    Deployed object name] - ProverbStart

    Server Profile] - ドロップダウンリストボックスから、前の手順で定義したプロファイルを選択します。

    Session timeout] - 5分(これは配備記述子に設定されており、ここでは上書きされません)

    URLs] - ProverbStart

    Webアプリケーションには、1つまたは複数の相対URLを指定できますが、Workbenchによって、自動的に最初のURLとしてアーカイブ名が提供されます。

    Excluded JSPs] - menu.jsp

    menu.jspは、他のJSPページに含まれる不完全なフラグメントです。 正しくコンパイルするための適切なハンドラがありません。 発生するエラーを無視する([Deployment Settings]オプション)か、または[Excluded JSPs]プロパティを使用して、サーバによるコンパイルの試行を防止します。

    Uses JARs] - 空白のまま残します。

    Sun Reference Implementation

    右のコンテンツを含むsun-j2ee-ri.xmlという ランタイム配備記述子を作成します。 これをMETA-INFディレクトリに配置し、ファイルをプロジェクトに追加します。

      <?xml version="1.0" encoding="Cp1252"?>
      
      <j2ee-ri-specific-information>
        <server-name></server-name>
        <rolemapping />
        <web>
          <display-name>ProverbStart</display-name>
          <context-root>ProverbStart</context-root>
      </web>
      </j2ee-ri-specific-information>
    

    Jakarta Tomcat

    -

    Tomcatは、サーブレットコンテナで、Proverbsアプリケーションで必要なデータベースアクセスをサポートしていません。

    BEA WebLogic

    右のコンテンツを含むweblogic.xmlという WebLogic記述子を作成します。 WEB-INFディレクトリで、これをプロジェクトに追加します。

      <!DOCTYPE weblogic-web-app PUBLIC "-//BEA
      Systems, Inc.//DTD Web Application 6.0//EN"  "http://www.bea.com/servers/wls610/dtd/ weblogic-web-jar.dtd">
      
      <weblogic-web-app>
         <description>
            Proverbs Web application
         </description>
         <weblogic-version>
         </weblogic-version>
      </weblogic-web-app>
    

    IBM WebSphere

    -

    -

    Oracle9iAS

    -

    -

    For more information    詳細情報および詳細な手順を示したエクササイズについては、Workbench配備の手順でご使用のサーバの節を選択してください。

  3. Project]>[Deployment Settings]の順に選択して、サーバの配備設定を指定します。

    Server Profiles]タブで、前で定義したサーバプロファイルを選択します。 セキュリティ保護されたサーバを使用している場合は、[User name]および[Password]の値を指定します。

    Deployment Info]タブで、次のように、追加のアプリケーション固有の情報を指定します。

    注記:   このチュートリアルでは、[Enable Rapid Deployment]チェックボックスはオンにしないようにしてください。 サーバで高速配備を使用する方法の詳細については、『ツールガイド』の「 アーカイブの配備」を参照してください。

    サーバ

    オプションおよび値

    exteNd アプリケーションサーバ

    exteNd Deployment Plan] - Step 2で定義した計画を選択します。

    Overwrite existing deployment] - オン

    Verbosity] - 3

    Ignore JSP compile errors] - オフ(配備時にJSPページが正常にコンパイルされない場合、アーカイブを配備しない)

    SilverCmd Flags] - 空白のまま残します。

    Sun Reference Implementation

    -

    Tomcat

    -

    BEA WebLogic

    WebLogic Application Name] - ProverbStart。WebアプリケーションにアクセスするためのURLで使用されます。

    IBM WebSphere

    Node Name] - 空白のまま残すか、またはサーバでセットアップしたノードを指定します。

    Oracle9iAS

    Deployment Name] - ProverbStart。WebアプリケーションにアクセスするためのURLで使用されます。

    Target Path] - 空白のまま残すか、またはサーバでセットアップしたパスを指定します。

    Website Name] - デフォルト値を受け入れるか、またはサーバでセットアップした名前を指定します。

    For more information    詳細については、配備手順で ご使用のサーバの節を選択してください。

  4. [Deployment Settings]ダイアログボックスで[Deploy]をクリックします。

    または

    [Deployment Settings]で[OK]をクリックし、メニューから[Project]>[Deploy Archive]の順に選択します。

    Workbenchでは、進行状況を知らせるメッセージ、エラー、および警告が出力ペインに表示されます。

    ヒント:   ほとんどのサーバタイプでは、サーバが実行されていない場合、完全配備は失 敗します。 一部のサーバでは、配備後、再起動する必要があります。 詳細については、配備 手順で ご使用のサーバの節を参照してください。

 
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アプリケーションのテスト

WARは、Webアプリケーションなので、Webブラウザでテストします。

 
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EXERCISE 4-12: ブラウザでアプリケーションをテストする

  1. 現在このチュートリアルをブラウザで読んでいる場合は、新しいブラウザウィンドウを開きます。 ブラウザを実行していない場合は、任意のブラウザを起動します。

  2. WebアプリケーションのURLを開きます。 通常、次の部分が含まれます。

    部分

    説明

    サーバ

    ポート番号を含むサーバのURL(デフォルトのポート80でない場合)、およびサーバ固有のデータ

    ヒント:   exteNd サーバでは、WARを 配備したデータベースが含まれます。

    http://localhost/ProverbsCloud/

    http://www.mydomain.com:8080/

    Webアプリケーション

    WARのURL

    ヒント:   exteNd サーバでは、これは、 配備計画で指定する相対URLです。 一 部のサーバでは、これはJ2EEアーカイ ブの名前で、この場合では同じ値です。

    ProverbStart/

    Webページ

    (オプション)表示するJSPページの名前です。URLのこの部分を省略すると、ウェルカムページが表示されます。

    index.jsp

    たとえば、ProverbsCloudというデータベースでアプリケーションをローカルのNovellサーバに配備し、配備計画のURLがProverbStartである場合、URL(大文字と小文字は区別されます)は次のようになります。

      http://localhost/ProverbsCloud/ProverbStart/index.jsp
    

    ApplicationResources.propertiesファイルのテキストが含まれるindex.jspページが表示されますます。 ナビゲーションメニューのリンクはまだ動作しません。これらのページは、後のレッスンで追加します。

    Tut4-15indexjsp

 
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実行した内容のまとめ

アプリケーションの開発   このレッスンでは、Proverbsチュートリアルアプリケーションの次の部分を作成しました。

Workbenchツールの使用   Workbenchで、次のツールを使用しました。

次のレッスン   この時点で、Workbenchを使用したWebアプリケーション(WAR)の開発の基礎は完成しました。 必要ならばここで停止して、これまでに学習した内容を試してみてください。 独自のプロジェクトを作成したり、Proverbプロジェクトの部分を変更したりすることもできます。

Webアプリケーションのフォームおよびデータのレッスンでは、アプリケーションでことわざデータのデータベースを使用する方法を説明します。

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