5.3 パーソナリティ設定の自動マイグレート

あるWindowsデバイスから別のWindowsデバイスへの、エンタープライズ規模のパーソナリティ設定のマイグレーションでは、ディレクティブバンドルを使用します。

[パーソナリティの保存]または[パーソナリティの適用]アクションを使用してバンドルを作成すると、バンドルは常にダイナミック管理者として実行されます。詳細については、『ZENworks 10 Configuration Management Software Distributionリファレンス』の「アクション - Windows実行可能ファイルの起動」を参照してください。

メモ:同じデバイス上で、複数のパーソナリティマイグレーションバンドルを同時に起動しないでください。起動すると、バンドルは正しく起動されません。personalitylog.xmlファイルに保存されるログは、最初に起動したバンドルのログのみです。バンドルのダイナミック管理ユーザプロファイルも削除されません。それらのプロファイルは、手動で削除する必要があります。

  1. パーソナリティの保存アクションを作成します。

    詳細については、『ZENworks 10 Configuration Management Software Distributionリファレンス』の「ディレクティブバンドルの作成」を参照してください。

  2. このバンドルを、ユーザ、またはユーザのパーソナリティをマイグレートする必要があるデバイスに割り当てます。

    バンドルの割り当ての詳細については、『ZENworks 10 Configuration Management Software Distributionリファレンス』の「ユーザへの既存のバンドルの割り当て」を参照してください。

  3. パーソナリティの適用アクションを作成します。

    詳細については、『ZENworks 10 Configuration Management Software Distributionリファレンス』の「ディレクティブバンドルの作成」を参照してください。

  4. パーソナリティを適用するユーザに、このバンドルを割り当てます。

    バンドルの割り当ての詳細については、『ZENworks 10 Configuration Management Software Distributionリファレンス』の「ユーザへの既存のバンドルの割り当て」を参照してください。

    パーソナリティの適用アクションを起動するときに、宛先システム上のユーザにパーソナリティ設定が適用されます。

    重要:パーソナリティを適用した後、デバイスを再起動してパーソナリティを反映させます。これを確実に行うために、再起動/シャットダウンアクションをバンドルに追加します。詳細については、『ZENworks 10 Configuration Management Software Distributionリファレンス』の「ディレクティブバンドルの作成」を参照してください。