Novell ZENworks Configuration Managementをサーバにインストールすると、プレブートサービスのサービスまたはデーモン(novell-pbserv)によってすべてのプライマリサーバがイメージングサーバになります。混乱を避けるため、プロキシDHCPサービスまたはデーモン(novell-proxydhcp)はインストールされますが、有効にはされません。PXEデバイスがプレブートサービスと通信できるようにするには、このサービスまたはデーモンを各ネットワークセグメントの少なくとも1台のサーバで手動で開始する必要があります。このサービスまたはデーモンを実行するサーバの正確な台数、およびどのサーバが実行するかは、ネットワークトポロジにより決まります。経験上、ネットワークに展開されるすべてのDHCPサーバに対して、対応するプロキシDHCPサーバを用意することをお勧めします。
デバイスの管理の設定については、セクション 2.4, プレブートサービスの展開および管理およびセクション 2.5, プレブートサービスデフォルトの設定(ZENworksイメージング向け)を参照してください。
ZENworks サーバ固有のハードウェア要件のほかに、イメージファイルの保存に使用するサーバは、次に示す要件を満たしている必要があります。
固定IPアドレス: イメージング操作中にイメージングサーバに接続する場合、イメージングサーバの固定IPアドレスまたはDNS名を使用する必要があります。
デバイスのイメージを保存できるだけのディスク容量: デバイスのイメージにはデフォルトで有効になっている圧縮機能を使用してください。圧縮機能を使用しないと、デバイスのハードディスク上のデータとほぼ同じサイズになり、数GBにもなることがあります。
イメージをイメージングサーバではなくローカル(CD、DVD、またはハードディスク)に保存する場合は、接続解除時のイメージング操作でのCDまたはDVDの使用および接続解除時のイメージング操作でのハードディスクの使用を参照してください。