プレブートサービスには、デバイスのハードディスクや特定のアドオンアプリケーションまたはファイルセットのイメージを作成、圧縮するためのツールが用意されています。ZENworks には、このようなイメージをカスタマイズしたり、自動イメージング操作でイメージを使用できるようにしたりするためのツールもあります。
デバイスのイメージを取得し、それらのイメージを使用してそのデバイスおよびその他のデバイスを再イメージングします。使用可能なデバイスは、Windodwsのサーバとワークステーションです。
ZENworks イメージングでは、ネットワークに物理的に接続する、デバイスの最低限の要件を満たすデバイスをサポートしています。ZENworks イメージングは、ワイヤレス接続を使用したイメージング操作(イメージの作成または復元)はサポートしていません。論理ボリューム(LVM)のデバイスは、イメージングではサポートされていません。
メモ:ZENworks イメージングは、System Commanderなどのブートマネージャを実行しているデバイスをサポートしていません。ブートマネージャはMBRに独自の情報を作成し、ZENworksブートシステムを上書きするため、デバイスはイメージングサーバと通信できなくなります。ご使用の環境でブートマネージャを使用している場合は、それを無効にするか削除してからイメージング操作を実行してください。
イメージングタスクによっては、デバイスまたはZENworksコントロールセンター、あるいはその両方で手動で実行する必要があります。
次のイメージングタスクは、ZENworksコントロールセンターで使用できます。
ベースイメージとは、ソースデバイスのハードディスク上のパーティションおよびデータのイメージです。通常、ベースイメージを作成するのは、対象デバイスのハードディスクの内容を完全に置き換える場合です。
既存のデバイスのイメージを取得し、このイメージを使用して類似するデバイスのイメージを作成したり、元のデバイスの再イメージングのバックアップイメージとして使用したりできます。新規デバイスへのイメージ復元中に、復元した管理対象デバイスで固有のGUIDを生成してZENworksコントロールセンターの新しいオブジェクトとして登録する場合、次のコマンドを管理対象デバイスで実行してからイメージを取得する必要があります。
zac fsg -d
このコマンドは、イメージ取得の準備のために、ファイルシステム内で、ワークステーションGUIDを削除します。zacコマンドの詳細については、『ZENworks 10 Configuration Managementコマンドラインユーティリティリファレンス』の「zac(1)」を参照してください。
イメージを管理対象デバイスのバックアップイメージとして取得する場合は、zac fsg -dを実行しないでください。このシナリオでは、復元された管理対象デバイスは元のデバイスと同じGUIDを持ちます。
デバイスのイメージを取得するには、次の手順に従います。
ZENworksコントロールセンターで、左側のペインにある[
]をクリックして、[ ]タブに[デバイス]パネルを表示します。[
]または[ ]をクリックして、デバイスの横にあるチェックボックスをオンにします。イメージを取得するデバイスが選択されます。
[
]>[ ]の順にクリックします。[
]または[ ]の横にあるチェックボックスをオンにし、このウィザードを起動して、[ ]>[ ]の順にクリックすることもできます。この場合、グループからデバイスを選択するように求められます。[ファイル情報]ページが表示されます。[
]をクリックして、[ファイル情報]ページを表示します。次のフィールドに入力します。
イメージフォーマット: デバイスに対して取得されるイメージのフォーマットを選択します。
サーバおよびファイルパス: をクリックして、[サーバとパス情報]ダイアログボックスを表示します。次のオプションを設定します。
サーバオブジェクト、IP、またはDNS: アイコンをクリックして、オブジェクト、IPアドレス、またはイメージングサーバの 割に昇格されるプライマリサーバまたはデバイスのDNS名を参照して選択します。
サーバ上のディレクトリパス: アイコンをクリックして、\content-repo\imagesディレクトリを参照して選択します。
メモ:DHCPを使用する複数のDNS検索ドメインがLinux用に設定されており、サーバがWindowsで動作する場合は、指定のファイルシステムを参照できません。
ファイル名: イメージに.zmgファイル名拡張子の付いたファイル名を指定します。.zmg拡張子は、そのファイルが有効なZENworksイメージファイルであることを示します。
イメージファイル用の共有ネットワークパス: 次のファイルを保存する共有ネットワークパスを指定します .wimまたは.ghoファイル。このオプションは、Windowsイメージングフォーマットでのみ表示されます (.wim)およびGhostイメージングフォーマット(.gho)。 ディレクトリをWindows共有か、Linux CIFS共有またはSMB共有とし、そのディレクトリへの書き込み権限を持つ必要があります。
Novell File Upload拡張機能をこのデバイスにインストールしていない場合は、ファイルを参照しアップロードする前に、この機能をインストールする必要があります。
イメージファイル名: 次のファイルを保存するファイル名を指定します .wimファイルまたは.ghoファイルこのオプションは、Windowsイメージングフォーマットでのみ表示されます (.wim)およびGhostイメージングフォーマット(.gho)。
ネットワーク資格情報: をクリッ して、.wimまたは.ghoファイルを持つデバイスのアクセスに使用されるネットワーク資格情報を参 して選択します。このオプションは、Windowsイメージングフォーマットでのみ表示されます (.wim)およびGhostイメージングフォーマット(.gho)。
圧縮の使用: 圧縮が必要です。次のうちのいずれかを選択してください:
バランス: 再イメージングのスピードの平均とイメージファイルが利用できるディスク領域の間で自動的に圧縮をバランスします。このオプションは、ZENworksイメージフォーマットでのみ表示されます。
なし: このオプションは、WindowsイメージングフォーマットおよびGhostイメージングフォーマット(.gho)に関してのみ表示されます。
スピード重視: 再イメージング時間が最短になるように圧縮を最適化します。CPU速度が問題になっている場合は、このオプションを使用します。
容量重視: ディスク領域を節約するようにイメージファイルのサイズを最小化するように圧縮を最適化します。これにより、イメージの復元時間が長くなることがあります。
[そして[ ]はWindowsイメージフォーマットとGHOSTイメージフォーマット(.gho)のデフォルトオプションです。
]はZENworksイメージフォーマットのデフォルトオプションです。イメージバンドルを作成する場合、[新規イメージバンドル]ページが表示されます。
次のフィールドに入力します。
バンドル名: 多くのバンドル名が同じフォルダにリストされることがあるため、バンドルに一意な名前を指定します。
詳細については、『ZENworks 10 Configuration Managementシステム管理リファレンス』の「ZENworksコントロールセンターでの命名規則」を参照してください。
フォルダ: 新規バンドルをリストするフォルダを指定します。これは、デバイスのファイル位置ではなく、ZENworksコントロールセンターの位置です。
説明: このイメージバンドルの目的および適用範囲が後で分かるように情報を入力します。たとえば、「OSインストール後からGroupWise®インストール前に取得されたイメージ」などです。
[
]をクリックして[概要]ページを表示します。バンドルが作成された後でその他の設定タスクを実行する場合は、[
]チェックボックスを選択します。たとえば、[
]タブでバンドルに割り当てを行ったり、[ ]タブでアクションを追加するなどです。設定を確認して、次のいずれかをクリックします。
戻る: 概要の確認後の変更を可能にします。
終了: クリックしてイメージを取得します。ステップ 7を完了すると、作成時に、イメージがバンドルに割り当てられます。
イメージは、Windowsプライマリサーバ上の%ZENWORKS_HOME%\work\content-repo\imagesと、Linux プライマリサーバ上の/var/opt/novell/zenworks/content-repo/images、またはイメージングサーバの役割に昇格したデバイス上に保存されます。ただし、ZENworksイメージは、プライマリサーバから他のプライマリサーバまたはサテライトに複製されません。
イメージにGhostフォーマットが使用される場合は、ZENworks 10 Configuration Managementにより、イメージファイルと同じ場所に、追加のXMLファイルがimage_name-ghost.xmlという形式のファイル名で作成されます。この.xmlファイルは、編集してはなりません。複数のディスクを持つデバイスのイメージを取得する場合は、ディスクごとにイメージファイルが作成され、XMLファイルはイメージに対して1つだけ作成されます。
Ghostイメージを別の場所に移動したい場合は、そのイメージに固有のすべてのイメージファイルとXMLファイルを移動する必要があります。
このベースイメージは、ステップ 8(自動イメージングのZENworksイメージバンドルの設定)で使用できます。
ファイルシステムから選択したファイルのアドオンイメージを作成してステップ 8で使用するには、ファイルシステム内のファイルからのアドオンイメージの作成を参照してください。
現在のバンドルで、ZENworksアドオンイメージとしてインストールされたバージョンを作成できます。これは、サードパーティのイメージバンドルフォーマットにはサポートされていません。
バンドルのアドオンイメージは、新しいデバイスのイメージング時、または既存のデバイスの再イメージング時にバンドルを事前配布するときに便利です。
アドオンイメージの新しいバージョンは、バンドルのバージョン番号が増加するたびに自動的に作成されます。
アドオンバンドルのファイル名は、次の形式で自動的に作成されます。この名前には次のフォーマットが使用されます。
bundle_name-bundle_UID-counter.zmg
ここで、bundle_nameはアドオンイメージが作成されている現在のバンドルの名前、bundle_UIDはイメージに生成されるUID番号、counterはイメージが更新される(つまり、バンドルのバージョン番号が変更される)たびに増加する4桁のカウンタ(0000から始まります)です。ZENworksイメージファイルはすべて.zmgで終わります。
アドオンイメージを作成するには、次の手順に従います。
ZENworksコントロールセンターで、左側のペインにある[
]をクリックして、[バンドル]パネルを表示します。[
]カラムでWindowsバンドルをクリックして、[ ]タブを表示します。[全般]パネルで、[
]フィールドの横にある[ ]オプションをクリックします。これで、[バンドルアドオンイメージ]ウィザードが開きます。
[イメージサーバ]パネルで、[
]をクリックします。ダイアログボックスの中で、アドオンイメージファイルを作成する必要のあるサーバを参照して選択し、[
]をクリックします。[
]をクリックして、インストールされるバンドルのアドオンイメージを作成します。アドオンイメージを削除する場合は、チェックボックスを選択して[
]をクリックします。アドオンイメージが保存されている場所を制御することはできません。
Windowsサーバのアドオンイメージファイルのパスは次のとおりです。
%ZENWORKS_HOME%\work\content-repo\images\addon-image
パスの残りの部分は固定です。
Linuxサーバのアドオンイメージファイルのパスは次のとおりです。
/var/opt/novell/zenworks/content-repo/images/addon-image
addon-imagesディレクトリは、サーバ上に最初のアドオンイメージが作成されるまで、存在しない場合があります。このディレクトリは、バンドルのアドオンイメージを最初に作成するときに、自動的に作成されます。または、ZENworksコントロールセンター以外で作成したアドオンイメージファイルを格納するディレクトリを手動で作成できます。
ZENworksを使用してソフトウェアバンドルをインストールできます。直接割り当てられるバンドルに含まれるソフトウェアは必須と見なされます(このバンドルはデバイス、グループ、またはフォルダに直接割り当てられます)。
ZENworksイメージバンドルを設定し、デバイスをバンドルに割り当てるには、次の手順に従います。
ZENworksコントロールセンターで、左側のペインにある[
]をクリックして、[バンドル]パネルを表示します。[
]>[ ]の順にクリックして、新規バンドルの作成ウィザードを起動します。新規バンドルの作成ウィザードで、[
]を選択して、[ ]をクリックします。[イメージングバンドルタイプの選択]ページで、[
]を選択します。[
]をクリックして[詳細設定]ページを表示し、フィールドに入力します。バンドル名: バンドルはZENworksコントロールセンターでアイコンのタイプおよび一覧表示されているフォルダにより識別できますが、フォルダに一緒に一覧表示されているZENworksイメージバンドルを区別する命名規則を決めてください。
詳細については、『ZENworks 10 Configuration Managementシステム管理リファレンス』の「ZENworksコントロールセンターでの命名規則」を参照してください。
フォルダ: ZENworksコントロールセンターで、ZENworksイメージバンドルを表示する場所を参照します。このフォルダは存在する必要があります。ZENworksではこのウィザードから新規フォルダが作成されないので、存在しないフォルダは指定できません。
アイコン: デスクトップでこのバンドルのアイコンを使用する場合は、アイコンを参照して選択します。
説明: このZENworksイメージバンドルの正確な目的が分かるように説明を入力します。
[
]をクリックして[ZENworksイメージファイルの選択]ページを表示します。次のフィールドに入力します。
ZENworksイメージファイル: これは、イメージングサーバに存在するイメージファイルです。ここでは、フルパスおよびファイル名を提供する必要があります。イメージファイル名は、.zmg(大文字小文字の区別あり)で終わる必要があります。ベースイメージの作成については、デバイスのベースイメージの作成を参照してください。
アプリケーションアドオンイメージは、リンクされたアプリケーションバンドル以外では使用できないため、ディレクトリにイメージエクスプローラユーティリティを使用して作成されたアドオンイメージか、ZENworksコントロールセンターを介して作成されたアドオンイメージが含まれる場合は、アプリケーションアドオンイメージを選択しないでください。ファイルシステムから選択したファイルのアドオンイメージを作成する場合の詳細については、ファイルシステム内のファイルからのアドオンイメージの作成を参照してください。
参照ボタンをクリックして[サーバとパス情報]ダイアログボックスにアクセスします。
サーバオブジェクト、IP、またはDNS: Novell ZENworks Configuration Managementイメージングエージェント(novell-ziswin)がインストールおよび実行され、ベースイメージファイルが保存されるイメージングサーバのID。
サーバ上のファイルパス: ベースイメージファイルのフルパス。
メモ:DHCPを使用する複数のDNS検索ドメインがLinux用に設定されており、サーバがWindowsで動作する場合は、指定のファイルシステムを参照できません。
ファイルセット: Image Explorerを使用して、イメージングバンドルを作成する場合に選択用のファイルセットを作成することができます。詳細については、セクション B.0, ファイルセットおよびイメージ番号を参照してください。
Image Explorerを実行するには、次を実行します。
Windows: %ZENWORKS_HOME%\bin\preboot\zmgexp.bat
Linux: /opt/novell/zenworks/preboot/bin/zmgexp
[
]をクリックして[概要]ページを表示します。バンドルが作成された後でその他の設定タスクを実行する場合は、[
]チェックボックスを選択します。たとえば、[
]タブでバンドルに割り当てを行ったり、[ ]タブでアクションを追加するなどです。設定を確認して、次のいずれかをクリックします。
戻る: 概要の確認後の変更を可能にします。
終了: この[概要]ページにリストされている設定に従って、設定されているとおりにイメージングバンドルを作成します。
このバンドルは、作成されてから[
]タブで割り当てを行うまでデバイスまたはグループに割り当てられません。重要:このイメージングバンドルがファイアウォール内の管理デバイスで作成されていて、これをファイアウォール外のデバイスに割り当てる場合、ポート8089が両方向(パブリック->プライベートおよびパブリック<-プライベート)で開いている必要があります。
PXEがデバイス上で有効な場合、ZENworksイメージバンドルに割り当てられたデバイスのブート時には、オペレーティングシステムの起動前にバンドルの作業がデバイス上で実行されます。
ZENworksを使用して、デバイスに復元する必要のあるサードパーティのイメージを指定します。サードパーティーのイメージングツールで作成され、サードパーティーのイメージングバンドルで復元されるイメージには、パーティション情報がありません。その結果、宛先のハードディスクには単一のパーティションが1つのみ作成されます。この問題を避けるには、ZENworksコントロールセンターまたは保守モードのNovell ZENworksのサードパーティのイメージングユーティリティを使用してイメージを取得する必要があります。
サードパーティのイメージングを設定するには、次の手順に従います。
ZENworksコントロールセンターで、左側のペインにある[
]をクリックして、[バンドル]パネルを表示します。[
]>[ ]の順にクリックして、新規バンドルの作成ウィザードを起動します。新規バンドルの作成ウィザードで、[
]を選択して、[ ]をクリックします。[イメージングバンドルタイプの選択]ページで、[
]を選択します。[
]をクリックして[詳細設定]ページを表示します。フィールドに入力します。
バンドル名: バンドルはZENworksコントロールセンターでアイコンのタイプおよび一覧表示されているフォルダにより識別できますが、フォルダに一緒に一覧表示されているZENworksイメージバンドルを区別する命名規則を決めてください。
詳細については、『ZENworks 10 Configuration Managementシステム管理リファレンス』の「ZENworksコントロールセンターでの命名規則」を参照してください。
フォルダ: ZENworksコントロールセンターで、ZENworksイメージバンドルを表示する場所を参照します。このフォルダは存在する必要があります。ZENworksではこのウィザードから新規フォルダが作成されないので、存在しないフォルダは指定できません。
アイコン: デスクトップでこのバンドルのアイコンを使用する場合は、アイコンを参照して選択します。
説明: このZENworksイメージバンドルの正確な目的が分かるように説明を入力します。
[
]をクリックし、[サードパーティのイメージファイルの選択]ページを表示します。次のフィールドに入力します。
イメージファイル: バンドルで使用されるイメージのタイプを選択します。ベースイメージの作成については、デバイスのベースイメージの作成を参照してください。
イメージファイル用の共有ネットワークパス: .wimまたは.ghoファイルを持つ共有ネットワークディレクトリを指定します。ディレクトリをWindows共有か、Linux CIFS共有またはSMB共有とし、そのディレクトリへの書き込み権限を持つ必要があります。Novell File Upload拡張機能をデバイスにインストールしていない場合は、まずこの機能をインストールしてから、ファイルを参照しアップロードする必要があります。
ネットワーク資格情報: をクリックして、.wimまたは.ghoファイルを持つデバイスのアクセスに使用されるネットワーク資格情報を参 して選択します。
WIMをアドオンとして復元: WIMバンドルをアドオンイメージとして使用する場合はこのオプションを使用し、次のオプションを設定します。
イメージ番号(WIMのみ): 復元するイメージのインデックス番号を選択します。
アドオンイメージを復元するパス: アドオンイメージを復元するデバイスのロケーションを指定します。
[
]をクリックして[概要]ページを表示します。バンドルが作成された後でその他の設定タスクを実行する場合は、[
]チェックボックスを選択します。たとえば、[
]タブでバンドルに割り当てを行ったり、[ ]タブでアクションを追加するなどです。設定を確認して、次のいずれかをクリックします。
戻る: 概要の確認後の変更を可能にします。
終了: この[概要]ページにリストされている設定に従って、設定されているとおりにイメージングバンドルを作成します。
このバンドルは、作成されてから[
]タブで割り当てを行うまでデバイスまたはグループに割り当てられません。重要:イメージングバンドルがファイアウォール内の管理デバイスで作成されていて、ファイアウォール外のデバイスに割り当てられている場合、ポート8089が両方向(パブリック->プライベートおよびパブリック<-プライベート)で開いている必要があります。
イメージングスクリプトバンドルを使用して、スクリプトによるイメージングを実行できます。このスクリプトには、任意のイメージングコマンドを入力できます。これは、ZENworksイメージングに対してのみ適用されます。
たとえば、DVDをマウントして、DVDからイメージを復元する場合、イメージングスクリプトバンドルの定義時に、新規イメージングバンドルの作成ウィザードの[
]フィールドで次のように入力できます。echo "Please insert the DVD containing the image into the drive and press a key." read mount /dev/cdrom /mnt/cdrom img -rl /mnt/cdrom/myimagefile.zmg umount /mnt/cdrom eject /dev/cdrom
この例は、自動および手動のタスクの組み合わせです。ここで、ZENworksコントロールセンターを定義し、デバイスに割り当てることができます。次に、デバイスがブートすると、バンドルをスクリプトが実行され、イメージを含むDVDをデバイスのDVDドライブに挿入するように求めるプロンプトが表示されます。次に、スクリプトが実行し、デバイスのイメージが復元され、完了するDVDが取り出されます。
イメージングスクリプトバンドルの作成については、セクション 3.3, ZENworksイメージングのイメージングスクリプトバンドルの作成を参照してください。
ZENworksイメージングでは、手動による次のイメージングタスクを利用できます。
これらの手順は、イメージングサーバの準備(セクション 2.1, プレブートサービスイメージングサーバの準備を参照)、デバイスでのイメージングに必要な準備(セクション 2.8, ZENworksイメージングを行うためのデバイスのセットアップを参照)、およびイメージングポリシーのセットアップ(セクション 2.5, プレブートサービスデフォルトの設定(ZENworksイメージング向け)を参照)のすべてが完了していることを前提としています。
ZENworks イメージングでは、ネットワークに物理的に接続する、デバイスの最低限の要件を満たすデバイスをサポートしています。ZENworksイメージングは、ワイヤレス接続を使用したイメージング操作(イメージの作成または復元)はサポートしていません。
このセクションでは、イメージング方法からブートしたうえで、特定のイメージングコマンドを入力することによって、デバイスのイメージを作成する方法について説明します。イメージはイメージングサーバに保存されます。
イメージをイメージングサーバではなくローカルに保存する場合は、接続解除時のイメージング操作でのCDまたはDVDの使用および接続解除時のイメージング操作でのハードディスクの使用を参照してください。
イメージングサーバにイメージ用の十分な空き容量があることを確認してください。十分な空き容量がない場合、「Failed to write to proxy(プロキシへの書き込みに失敗しました)」というエラーが表示されます。
詳細情報については、次のセクションを参照してください。
次の方法のいずれかを使用してデバイスをブートします。
デバイスでPXEが有効になっている場合は、イメージング/プレブートサービスサーバからブートします。詳細については、セクション 2.3.1, プレブートサービス(PXE)の使用を参照してください。
イメージングブートCDまたはDVDを使用してデバイスをブートします。詳細については、セクション 2.3.2, イメージングブートCDまたはDVDの準備を参照してください。
ZENworksパーティションからデバイスをブートします。詳細については、ZENworksパーティションの作成を参照してください。
ブート方法に応じて、次のいずれかを実行します。
CD: イメージング保守モード(bash)プロンプトで、manualと入力します。
PXE: Novellプレブートサービスメニューから[
]を選択します。ZENworksパーティション: Novell Preboot Servicesメニューから、[
]を選択します。(オプション)プロンプトで「img dump」と入力し、<Enter>キーを押します。
これにより、デバイスのパーティションスロットのリストが表示されます。参照用に、パーティションの数とタイプ、およびアクティブになっているパーティションを書き留めます。
次の書式のいずれかを使用して、プロンプトでコマンドを入力します。
イメージを作成し、イメージングサーバに保存する場合は、次のように入力します。
img -makep added_path/newimg.zmg [-comp=comp_level]
makepモードコマンドは、「プロキシ上での作成」を表します。これは、イメージを作成し、そのイメージをイメージング(プロキシ)サーバに保存することです。
イメージングソフトウェアは自動的にイメージングサーバのimagesディレクトリを指すため、イメージングサーバのIPアドレスまたはDNS名は必要ありません。ただし、imagesディレクトリ下に構造を追加することができます。追加する場合は、そのディレクトリ構造を/added_pathが存在する上記のコマンド構文に含めてそのすぐ後ろに/とイメージファイル名(newimg)を付ける必要があります。また、パスにサブディレクトリが存在する必要があります。
.zmgファイル名の拡張子は必須で、大文字と小文字を区別します。
パスとファイル名には、次の文字を使用できます。
文字: a~z (大文字および小文字)
数字
特殊文字: $ % - _ @ { } ~ #
上記の構文で、comp levelは、イメージの作成時に使用される圧縮量です。0~9のいずれかの番号を指定します。0を指定した場合は、圧縮されません。1は、[ ]と同じ意味を持ちます。このパラメータを指定しない場合、これがデフォルトとして使用されます。6は、[ ]と同じ意味を持ちます。9は、[ ]と同じ意味を持ちます。[ ]を指定すると、かかる時間は最小限で済みますが、作成されるイメージファイルは最も大きくなります。[ ]を指定すると、作成されるイメージファイルのサイズは最も小さくなりますが、かなりの時間がかかる場合があります。[ ]を指定すると、圧縮時間とイメージファイルのサイズのバランスが取られます)。
たとえば、次のようにします。
img ‑makep subdir1/cpqnt.zmg ‑comp=6
イメージを作成し、ローカルに保存する場合は、次のように入力します。
img ‑makel filepath [‑comp=comp_level]
makelパラメータは、「ローカルで作成」を表します。これは、イメージを作成して、そのイメージをローカルハードディスクに保存することです。
メモ:ドライブをマウントした後でmakelコマンドを使用しなければ、イメージはRAM内に作成され、デバイスの再起動時にイメージが失われます。
上記の構文で、filepathはイメージファイル名で、.zmg拡張子(大文字と小文字は区別されます)とローカルに保存するパーティションのルートの完全なパスが含まれています。
パス内のディレクトリが存在することが必要です。
パスとファイル名には、次の文字を使用できます。
文字: a~z (大文字および小文字)
数字
特殊文字: $ % - _ @ { } ~ #
上記の構文で、comp levelは、イメージの作成時に使用される圧縮量です。0~9のいずれかの番号を指定します。0を指定した場合は、圧縮されません。1は、[ ]と同じ意味を持ちます。このパラメータを指定しない場合、これがデフォルトとして使用されます。6は、[ ]と同じ意味を持ちます。9は、[ ]と同じ意味を持ちます。[ ]を指定すると、かかる時間は最小限で済みますが、作成されるイメージファイルは最も大きくなります。[ ]を指定すると、作成されるイメージファイルのサイズは最も小さくなりますが、かなりの時間がかかる場合があります。[ ]を指定すると、圧縮時間とイメージファイルのサイズのバランスが取られます)。
たとえば、次のようにします。
img ‑makel myimages/myimage.zmg ‑comp=6
重要:UNCパスでは、例のようにスラッシュ(/)を使用します。バックスラッシュを使用したい場合は、UNCパス全体を引用符で囲みます。指定するパスは、イメージングサーバに実際に存在するパスであることが必要です。
使用できるモードコマンドとパラメータ、および使用例の詳細については、セクション F.3, 作成モードを参照してください。
ハードディスクのデータの量によっては、イメージの作成に数分かかる場合があります。画面に何も表示されなくなった場合は、任意のキーを押してください(Linuxでは、数分経過するとスクリーンセービングモードに切り替わります)。
イメージが作成され、イメージング保守モードプロンプトが表示されたら、CDまたはDVDをドライブから取り出してデバイスを再起動します。
(オプション)イメージファイルがイメージングサーバに作成されたことを確認します。イメージファイルのサイズも確認してください。
次の方法のいずれかを使用してデバイスをブートします。
デバイスでPXEが有効になっている場合は、イメージング/プレブートサービスサーバからブートします。詳細については、セクション 2.3.1, プレブートサービス(PXE)の使用を参照してください。
イメージングブートCDまたはDVDを使用してデバイスをブートします。詳細については、セクション 2.3.2, イメージングブートCDまたはDVDの準備を参照してください。
ZENworksパーティションからデバイスをブートします。詳細については、ZENworksパーティションの作成を参照してください。
ブート方法に応じて、次のいずれかを実行します。
CD: イメージング保守モード(bash)プロンプトで、manualと入力します。
PXE: Novellプレブートサービスメニューから[
]を選択します。ZENworksパーティション: Novell Preboot Servicesメニューから、[
]を選択します。「img」と入力し、ZENworksイメージングエンジンメニューを表示します。
(オプション)[
]>[ ]の順にクリックし、デバイスのパーティションスロットのリストを表示します。参照用に、パーティションの数とタイプ、およびアクティブになっているパーティションを書き留めます。
[
]>[ ]の順にクリックします。[イメージの作成ウィザード]ウィンドウで、イメージの保存先 ([ローカル]または[サーバ])を指定し、[
]をクリックします。イメージアーカイブへのパスを参照して指定します。
パス内のディレクトリが存在することが必要です。パスとファイル名には、次の文字を使用できます。
文字: a~z (大文字および小文字)
数字
特殊文字: $ % - _ @ { } ~ #
イメージに含めるパーティションを選択します。
圧縮オプションを選択します。
なし: 圧縮を使用しません。
速度: 圧縮時間は最小ですが、作成される圧縮されたイメージファイルは最大になります。イメージ作成時のデフォルトはこのオプションです。
バランス: 圧縮時間とイメージファイルのサイズのバランスが取られます。
サイズ: 最小のイメージファイルを作成しますが、圧縮時間がかかります。
[
]をクリックします。(オプション)次のフィールドに情報を入力します。
著者: このイメージの作成者の名前。
コンピュータ: イメージが作成されるコンピュータの名前。
イメージの説明: イメージの説明。
コメント: イメージに関する追加コメント。
[
]をクリックします。ハードディスクのデータの量によっては、イメージの作成に数分かかる場合があります。画面に何も表示されなくなった場合は、任意のキーを押してください(Linuxでは、数分経過するとスクリーンセービングモードに切り替わります)。
イメージが作成されたら、ZENworksイメージングエンジンメニューを終了し、CDまたはDVDをドライブから取り出して、デバイスを再起動します。
(オプション)イメージファイルがイメージングサーバに作成されたことを確認します。イメージファイルのサイズも確認してください。
アドオンイメージとは、対象デバイスの既存のインストールに適用されるアーカイブされたファイル群です。アドオンイメージが更新するファイルを除き、対象デバイス上の既存のパーティションとファイルは何も変更されません。
通常、アドオンイメージはアプリケーションやユーティリティ、または単純に一連のデータファイルや環境設定に対応しています。
アドオンイメージを作成するには、次の手順に従います。
Image Explorerユーティリティを実行します。これは、イメージングサーバにあります。
Windows: %ZENWORKS_HOME%\bin\preboot\zmgexp.bat
Linux: /opt/novell/zenworks/preboot/bin/zmgexp
ファイルおよびフォルダを既存のデバイスから新規イメージアーカイブにドラッグアンドドロップします。
詳細については、セクション E.1, Image Explorer (zmgexp)を参照してください。
このイメージは、ベースイメージを保存するイメージングサーバの同じディレクトリに.zmg拡張子(大文字と小文字は区別されます)を付けて保存します。
通常、この方法で作成されたアドオンイメージについては、プロセス後に対象デバイス上で処理する必要がありません。このアドオンイメージは、アーカイブを圧縮解凍したときに似ていて、ハードディスク上の適切な場所にコピーされる一連のファイルでしかありません。詳細については、Image Explorerを使用したイメージのカスタマイズを参照してください。
このアドオンイメージは、ステップ 8(自動イメージングのZENworksイメージバンドルの設定)で使用できます。
ここまでのセクションで説明された手順に従い作成したベースイメージまたはアドオンイメージは、Image Explorerユーティリティを使用してカスタマイズできます。具体的には、次の操作を実行できます。
イメージの圧縮: イメージングプロセスでイメージを圧縮していない場合、イメージを元のファイルサイズから40~60%まで圧縮できます。これは以前のバージョンのZENworksで作成されたイメージでも可能です。圧縮には3つのオプションがあります。[
]を指定すると、かかる時間は最小限で済みますが、作成される圧縮イメージファイルのサイズは最も大きくなります。[ ]を指定すると、作成されるイメージファイルのサイズは最も小さくなりますが、かなりの時間がかかる場合があります。[ ]を指定すると、圧縮時間とイメージファイルのサイズのバランスが取られます。イメージ作成時のデフォルトはこのオプションです。提供している圧縮方法を次に示します。
圧縮: Image Explorerで現在開いているイメージファイルを圧縮する場合は、このオプションを使用します。詳細については、開いているイメージファイルの圧縮を参照してください。
QuickCompress: ファイルがImage Explorerに完全にロードされるのを待たずにイメージファイルを圧縮する場合は、このオプションを使用します。詳細については、開いていないイメージファイルの圧縮を参照してください。
イメージの分割: イメージ全体を複数のCDまたはDVDに分散できるように、複数のファイルに分割するデバイスイメージファイルを指定できます。デバイスイメージを分割すると、接続解除された環境でイメージを適用または復元する場合に便利です。詳細については、イメージの分割を参照してください。
イメージ内のパーティションのサイズ変更: ベースイメージについては、[パーティションのサイズ変更を参照してください。
]テキストボックスの値を編集して、イメージの復元時にイメージングエンジンによって作成されるパーティションのサイズを変更できます。詳細については、削除されたファイルのパージ: オープンイメージから除外または非表示のファイルおよびフォルダを完全に削除できます。ファイルが不要になった場合は、この作業によってイメージ内の空き容量を増やすことができます。詳細については、イメージファイルからの非表示のディレクトリまたはファイルの削除を参照してください。
イメージからの個々のファイルとフォルダの除外: この作業では、10の可能なファイルセットのいずれかを指定することによって、特定のファイルまたはフォルダが除外されたイメージのサブセットを作成します。これは、同じイメージアーカイブの内部属性としてのみ存在します。詳細については、イメージにあるディレクトリまたはファイルの非表示を参照してください。
重要:ベースイメージからBPB(BIOS Parameter Block)ファイルを除外しないでください。このファイルを除外すると、デバイスがイメージの受信後に新しいオペレーティングシステムをブートできなくなります。
イメージへのファイルとフォルダの追加: デフォルトでは、追加するファイルやフォルダはすべてのファイルセットに含まれます。すべてのファイルセットに含めたくない場合は、それらのファイルやフォルダを明示的に指定して、1つまたは複数のファイルセットから除外する必要があります。詳細については、ディレクトリとファイルの追加を参照してください。
Image Explorerの起動方法については、セクション E.1, Image Explorer (zmgexp)を参照してください。
このセクションでは、特定のイメージング方法からブートしたうえで、特定のイメージングコマンドを入力してデバイスにイメージを復元する方法について説明します。イメージはイメージングサーバから取得されます。
新しいイメージを受信するデバイスにイメージ用の十分な空き容量があることを確認してください。十分な空き容量がない場合、「プロキシへの書き込みに失敗しました」というエラーが表示されます。
詳細情報については、次のセクションを参照してください。
デバイスに復元するイメージをまだ作成していない場合は、手動によるデバイスのイメージの作成の手順に従ってイメージを作成します。
イメージが適用先と同じタイプのデバイス(同じハードウェア構成)のもので、イメージングサーバに保存されていることを確認します。同じデバイスについて以前作成したイメージを使用することもできます。
重要:ZENworksパーティションのないデバイスにイメージを復元する場合は、そのイメージがZENworksパーティションのないデバイスで作成されたものであることを確認してください。デスクトップ管理イメージングパーティションがあるデバイスで作成されたイメージを使用すると、誤ったMBRが復元されるため、デバイスをブートできません。
(オプション) Windowsの起動ディスクからデバイスをブートし、fdiskを実行してハードディスクからすべてのパーティションを削除します。
fdiskは必ずしも実行する必要はありませんが、イメージング操作の前後でデバイスのパーティションを比較できるようになるため、実行することをお勧めします。
次の方法のいずれかを使用してデバイスをブートします。
デバイスでPXEが有効になっている場合は、イメージング/プレブートサービスサーバからブートします。詳細については、セクション 2.3.1, プレブートサービス(PXE)の使用を参照してください。
イメージングブートCDまたはDVDを使用してデバイスをブートします。詳細については、セクション 2.3.2, イメージングブートCDまたはDVDの準備を参照してください。
ZENworksパーティションからデバイスをブートします。詳細については、ZENworksパーティションの作成を参照してください。
イメージング保守モード(bash)プロンプトで、manualと入力します。
(オプション)イメージング保守モードプロンプトで「img ‑dump」と入力して<Enter>キーを押し、デバイスのパーティションスロットのリストを表示します。
参照用に、パーティションの数とタイプ、およびアクティブになっているパーティションを書き留めます。fdiskを使用してすべてのパーティションを削除した場合は、各スロットが空になり、アクティブなパーティションはなくなります。
次の書式のいずれかを使用して、プロンプトでコマンドを入力します。
イメージングサーバからイメージを復元してデバイスに配置する場合は、次のように入力します。
img ‑restorep added_path/newimg.zmg
‑restorepコマンドは、「プロキシからの復元」を表します。このコマンドは、イメージ(プロキシ)サーバからイメージを取得して、このデバイス上に復元します。IPアドレスまたはDNS名は、イメージングサーバのものを指定します。UNCパスには、新しいイメージの取得元の場所とファイル名を指定します。
たとえば、次のようにします。
img ‑restorep subdir1/cpqnt.zmg
ローカルデバイスからイメージを取得してデバイスに配置する場合は、次のように入力します。
img ‑restorel filepath
‑restorepコマンドは、「ローカルからの復元」を表します。このコマンドは、ローカルデバイスからイメージを取得して、このデバイス上に復元します。Filepathは、.zmg拡張子(大文字と小文字を区別)とパーティションのルートからの完全なパスを含む取得対象イメージのファイル名を表します。
重要:UNCパスでは、例のようにスラッシュ(/)を使用します。バックスラッシュはLinuxでは認識されません。ただし、バックスラッシュを使用する場合は、UNCパス全体を引用符で囲みます。指定したパスがあるはずです。
フォルダ名に拡張文字またはダブルバイト文字が使用されているフォルダからイメージを手動で復元する場合は、自動イメージ復元を実行する必要があります。詳細については、セクション 1.5.2, 標準のイメージの作成、インストール、および復元またはセクション 1.5.4, 研究室のデバイスのクリーンな状態への復元を参照してください。
使用できるモードコマンドとパラメータ、および使用例の詳細については、セクション F.4, 復元モードを参照してください。
イメージのサイズによっては、イメージの復元に数分かかる場合があります。通常、イメージの適用に要する時間はイメージの作成に要する時間よりも多少長くなります。
(オプション)イメージが適用されてプロンプトが表示されたら、「img -dump」と入力して<Enter>キーを押します。
前と同様に、デバイスのパーティションスロットのリストが表示されます。適用したイメージによって作成されアクティブになった新しいパーティションに関する情報が表示されます。
CDまたはDVDをドライブから取り出し、デバイスを再起動します。
新しいイメージによってインストールされたオペレーティングシステムでデバイスがブートすることを確認します。
デバイスに復元するイメージをまだ作成していない場合は、手動によるデバイスのイメージの作成の手順に従ってイメージを作成します。
イメージが適用先と同じタイプのデバイス(同じハードウェア構成)のもので、イメージングサーバに保存されていることを確認します。同じデバイスについて以前作成したイメージを使用することもできます。
重要:ZENworksパーティションのないデバイスにイメージを復元する場合は、そのイメージがZENworksパーティションのないデバイスで作成されたものであることを確認してください。デスクトップ管理イメージングパーティションがあるデバイスで作成されたイメージを使用すると、誤ったMBRが復元されるため、デバイスをブートできません。
(オプション) Windowsの起動ディスクからデバイスをブートし、fdiskを実行してハードディスクからすべてのパーティションを削除します。
fdiskは必ずしも実行する必要はありませんが、イメージング操作の前後でデバイスのパーティションを比較できるようになるため、実行することをお勧めします。
次の方法のいずれかを使用してデバイスをブートします。
デバイスでPXEが有効になっている場合は、イメージング/プレブートサービスサーバからブートします。詳細については、セクション 2.3.1, プレブートサービス(PXE)の使用を参照してください。
イメージングブートCDまたはDVDを使用してデバイスをブートします。詳細については、セクション 2.3.2, イメージングブートCDまたはDVDの準備を参照してください。
ZENworksパーティションからデバイスをブートします。詳細については、ZENworksパーティションの作成を参照してください。
ブート方法に応じて、次のいずれかを実行します。
CD: イメージング保守モード(bash)プロンプトで、manualと入力します。
PXE: Novellプレブートサービスメニューから[
]を選択します。ZENworksパーティション: Novell Preboot Servicesメニューから、[
]を選択します。「img」と入力し、ZENworksイメージングエンジンメニューを表示します。
(オプション)[
]>[ ]の順にクリックし、デバイスのパーティションスロットのリストを表示します。参照用に、パーティションの数とタイプ、およびアクティブになっているパーティションを書き留めます。fdiskを使用してすべてのパーティションを削除した場合は、各スロットが空になり、アクティブなパーティションはなくなります。
[
]>[ ]の順にクリックします。[イメージの復元ウィザード]ウィンドウで、イメージのソースの場所([ローカル]または[サーバ])を指定し、[
]をクリックします。イメージアーカイブへのパスを参照して指定します。
(オプション)ファイルセットを指定します。
Image Explorerを使用して、イメージングバンドルを作成する場合に選択用のファイルセットを作成することができます。詳細については、セクション B.0, ファイルセットおよびイメージ番号を参照してください。
(オプション) sfilesetやapartition:ppartitionなどの詳細オプションを指定します。
このコマンドおよび関連する他のimgコマンドの詳細については、セクション F.0, ZENworksイメージングエンジンのコマンドを参照してください。
[
]をクリックします。イメージのサイズによっては、イメージの復元に数分かかる場合があります。通常、イメージの適用に要する時間はイメージの作成に要する時間よりも多少長くなります。
(オプション)[
]>[ ]の順にクリックし、デバイスのパーティションスロットのリストを表示します。前と同様に、デバイスのパーティションスロットのリストが表示されます。適用したイメージによって作成されアクティブになった新しいパーティションに関する情報が表示されます。
ZENworksイメージングエンジンメニューを終了します。
CDまたはDVDをドライブから取り出し、デバイスを再起動します。
新しいイメージによってインストールされたオペレーティングシステムでデバイスがブートすることを確認します。
イメージング方法からデバイスをブートし、自動イメージングモードでブートプロセスを続行できるようにすると、ZENworksコントロールセンターで定義したデフォルトプレブートサービス設定により、デバイスで実行されるイメージング操作が決定されます。
イメージングバンドルを作成することにより、ベースイメージと1つまたは複数のアドオンイメージを対象デバイスに適用できる単一のエンティティとしてまとめることができます。適用する標準のイメージファイルを指定することも、イメージング操作をさらにカスタマイズするためのスクリプトを作成することもできます。また、イメージの特定のファイルセットの使用を指定することもできます。
次のセクションでは、これらのタスクの実行方法を説明します。
次のいずれかの方法を使用して、ベースイメージを作成します。
ZENworksコントロールセンター: 詳細については、デバイスのベースイメージの作成を参照してください。
イメージ保守モードプロンプト: 詳細については、手動によるデバイスのイメージの作成を参照してください。
ベースイメージが作成されたら、ZENworksコントロールセンターで次のいずれかを実行します。
イメージングバンドルを使用してイメージをした場合、イメージングするデバイスにバンドルを割り当てます。
ZENworksコントロールセンターで、左側のパネルにある[
]をクリックして[バンドル]パネルを表示します。続いて、[ ]カラムで、アドオンイメージを関連付けるベースイメージが含まれるバンドルをクリックし、そのプロパティページを表示します。[
]タブをクリックし、[デバイス割り当て]パネルで[ ]をクリックして、[オブジェクトの選択]ダイアログボックスを開きます。デバイスまたはデバイスが含まれるグループを選択し、[
]をクリックして[バンドルの割り当てウィザード]ページを表示します。[
]をクリックして[概要]ページを表示します、次に、[ ]をクリックして、デバイスをバンドルに割り当て、ウィザードを終了します。イメージを手動で作成した場合、イメージをプレブートイメージバンドルに割り当て、イメージングするデバイスにそのバンドルを割り当てます。
自動イメージングのZENworksイメージバンドルの設定の指示に従います。
ステップ 11で、[ ]をクリックして、バンドルをデバイスに割り当てます。
これらのデバイスが次にブートするとき、イメージングバンドルからイメージングされます。
アドオンイメージを作成して、非イメージングバンドルに関連付けます。詳細については、ファイルシステム内のファイルからのアドオンイメージの作成を参照してください。
アドオンイメージファイルを管理ゾーンからアクセスできるConfiguration Managementイメージングサーバにコピーします。
アドオンイメージはベースイメージと同じ場所にコピーしてください。
ZENworksコントロールセンターで、左側のパネルにある[
]をクリックして[バンドル]パネルを表示します。続いて、[ ]カラムで、アドオンイメージを関連付けるベースイメージが含まれるイメージングバンドルをクリックします。そのプロパティページが表示されます。[
]タブをクリックし、[ ]>[ ]の順にクリックします。[アクション追加 - ZENworksイメージ]ダイアログボックスで、アドオンイメージを参照して選択します。
バンドルには1つ以上のアドオンイメージを関連付けることができます。各アドオンイメージでこの手順を繰り返します。
(オプション)[
]フィールドで、デフォルトの名前をわかりやすい名前に変更します。この名前は、[
]タブの[ ]カラムに表示されます。(オプション)[
]フィールドで、ファイルセット番号を選択します。ファイルセットについては、セクション B.0, ファイルセットおよびイメージ番号を参照してください。
[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
イメージの適用順序を並べ替えるには、チェックボックスをオンにして、[
]または[ ]をクリックします。[
]をクリックして変更を保存します。このバンドルに割り当てたデバイスがブートすると、このページに一覧されている順序でアドオンイメージが適用されます。
Image Explorerを使用したイメージのカスタマイズで説明されているように、10あるイメージの可能なファイルセットから個々のファイルとフォルダを除外することができます。
Image Explorerを使用して、イメージングバンドルを作成する場合に選択用のファイルセットを作成することができます。詳細については、セクション B.0, ファイルセットおよびイメージ番号を参照してください。
表 3-1 イメージファイルセットの使用
イメージング操作の種類 |
使用するファイルセットの指定方法 |
---|---|
自動(デフォルト設定に基づいたプレブートサービス) |
ZENworksコントロールセンターのZENworksイメージウィザードの[セクション E.1, Image Explorer (zmgexp)を参照してください。 ]フィールドで、ファイルセットの番号を指定します。ファイルセットは、Image Explorerユーティリティを使用して作成する必要があります。詳細については、同じベースイメージだが、そのイメージの異なるファイルセットを示す複数のイメージングバンドルを作成できます。 |
手動(コマンドラインまたはメニュー) |
‑restoreモードコマンドで‑sパラメータを使用します。たとえば、ファイルセット番号3を指定する場合は、次のようになります。 img ‑restorel myimage.zmg ‑s=3 または イメージング保守モードプロンプトで「img」と入力してメニューを表示し、[ ]>[ ]の順に選択します。[ ]フィールドに、sfileset (s3など)と指定します。 詳細については、セクション F.0, ZENworksイメージングエンジンのコマンドを参照してください。 |
接続解除時のイメージング操作は本質的に手動操作です。接続解除時にデバイス上でイメージング操作を実行するには、作成または復元されるイメージを保存する記憶デバイスを用意する必要があります。また、その記憶デバイスは、イメージングデバイスからワークステーションをブートするときに、LinuxのZENworksイメージングエンジンにローカルでアクセスできるようになっている必要があります。これは、ZENworksイメージングに対してのみ適用されます。
次のセクションでは、切断時のイメージング操作を設定および実行する方法について説明します。
作成されるイメージではなく、適用されるイメージの記憶媒体としてのみCDおよびDVDを使用できます。
イメージング保守モードプロンプトまたはZENworksイメージングエンジンメニューを使用して、ブート可能な、またはブート可能ではないイメージングCD/DVDからイメージを適用できます。
詳細情報については、次のセクションを参照してください。
CDまたはDVDにデータを焼き付けるソフトウェアを使用して、ソースイメージをCD/DVDに焼き付けます。
次の方法のいずれかを使用してデバイスをブートします。
デバイスでPXEが有効になっている場合は、イメージング/プレブートサービスサーバからブートします。詳細については、セクション 2.3.1, プレブートサービス(PXE)の使用を参照してください。
イメージングブートCDまたはDVDを使用してデバイスをブートします。詳細については、セクション 2.3.2, イメージングブートCDまたはDVDの準備を参照してください。
ZENworksパーティションからデバイスをブートします。詳細については、ZENworksパーティションの作成を参照してください。
イメージング保守モード(bash)プロンプトで、manualと入力します。
ソースイメージが保存されているCDまたはDVDを挿入します。
プロンプトが表示されたら「cdrom.s」と入力し、CD/DVDをマウントします。
これにより、CDまたはDVDが/mnt/cdromにマウントされます。
次の書式でコマンドを入力します。
img ‑restorel /mnt/cdrom/path/image_name.zmg
pathおよびimage_nameには、CD/DVDのルートへのイメージの相対パスとイメージファイル名を指定します。
イメージングが終了したらイメージングブートメディア(使用する場合)を削除し、新規イメージが適用されたデバイスを再起動します。
CDまたはDVDにデータを焼き付けるソフトウェアを使用して、ソースイメージをCD/DVDに焼き付けます。
次の方法のいずれかを使用してデバイスをブートします。
デバイスでPXEが有効になっている場合は、イメージング/プレブートサービスサーバからブートします。詳細については、セクション 2.3.1, プレブートサービス(PXE)の使用を参照してください。
イメージングブートCDまたはDVDを使用してデバイスをブートします。詳細については、セクション 2.3.2, イメージングブートCDまたはDVDの準備を参照してください。
ZENworksパーティションからデバイスをブートします。詳細については、ZENworksパーティションの作成を参照してください。
イメージング保守モード(bash)プロンプトで、manualと入力します。
ソースイメージが保存されているCDまたはDVDを挿入します。
プロンプトが表示されたら「cdrom.s」と入力し、CD/DVDをマウントします。
これにより、CDまたはDVDが/mnt/cdromにマウントされます。
「img」と入力し、ZENworksイメージングエンジンメニューを表示します。
[
]をクリックし、[ ]をクリックします。[
]をクリックし、[ ]をクリックします。イメージアーカイブへのパスを参照して指定します。
(オプション)ファイルセットを指定します。
Image Explorerを使用して、イメージングバンドルを作成する場合に選択用のファイルセットを作成することができます。詳細については、セクション B.0, ファイルセットおよびイメージ番号を参照してください。
(オプション) sfilesetやapartition:ppartitionなどの詳細オプションを指定します。
このコマンドおよび関連する他のimgコマンドとパラメータの詳細については、セクション F.0, ZENworksイメージングエンジンのコマンドを参照してください。
[
]をクリックします。イメージのサイズによっては、イメージの復元に数分かかる場合があります。通常、イメージの適用に要する時間はイメージの作成に要する時間よりも多少長くなります。
イメージングが終了したらイメージングブートメディア(使用する場合)を削除し、新規イメージが適用されたデバイスを再起動します。
ZENworksイメージングブートメディアからデバイスをブートする場合、IDEまたはSCSIハードドライブの任意のプライマリパーティションにイメージを配置するか、またはイメージを取得できます。ZENworksパーティションがインストールされている場合は、ローカルのZENworksパーティションも使用できます。対象のパーティションには十分な空き容量があることが必要です。
イメージ作成時には、イメージを保存するパーティションそのものはイメージから除外されます。イメージを適用しても、ソースパーティションは変更されません。
イメージング保守モードプロンプトまたはZENworksイメージングエンジンメニューを使用して、ハードディスクにイメージを作成または適用できます。
次のセクションで説明します。
次の方法のいずれかを使用してデバイスをブートします。
デバイスでPXEが有効になっている場合は、イメージング/プレブートサービスサーバからブートします。詳細については、セクション 2.3.1, プレブートサービス(PXE)の使用を参照してください。
イメージングブートCDまたはDVDを使用してデバイスをブートします。詳細については、セクション 2.3.2, イメージングブートCDまたはDVDの準備を参照してください。
ZENworksパーティションからデバイスをブートします。詳細については、ZENworksパーティションの作成を参照してください。
イメージング保守モード(bash)プロンプトで、manualと入力します。
プロンプトで、「img ‑dump」と入力し、使用できるパーティションを表示します。
新規イメージを保存するパーティションの番号を書き留めておきます。
次の書式でコマンドを入力します。
img ‑makel [-part=pNumber] /added_path/image.zmg [‑comp=comp_level]
pNumberにはイメージの保存先になるパーティション番号を指定し、comp_levelにはイメージの作成に使用される圧縮量を指定します。0~9のいずれかの番号を指定します。0を指定した場合は、圧縮されません。1は、[ ]と同じ意味を持ちます。6は、[ ]と同じ意味を持ちます。このパラメータを指定しない場合、これがデフォルトとして使用されます。9は、[ ]と同じ意味を持ちます。[ ]を指定すると、かかる時間は最小限で済みますが、作成されるイメージファイルは最も大きくなります。[ ]を指定すると、作成されるイメージファイルのサイズは最も小さくなりますが、かなりの時間がかかる場合があります。[ ]を指定すると、圧縮時間とイメージファイルのサイズのバランスが取られます)。Pathとimageにはそれぞれ、パーティションのルートへの新しいイメージの相対パスとファイル名を指定します。パーティション番号を指定しない場合は、ローカルのZENworksパーティションが使用されます。
関連する他のimgコマンドとパラメータの詳細については、セクション F.0, ZENworksイメージングエンジンのコマンドを参照してください。
次の方法のいずれかを使用してデバイスをブートします。
デバイスでPXEが有効になっている場合は、イメージング/プレブートサービスサーバからブートします。詳細については、セクション 2.3.1, プレブートサービス(PXE)の使用を参照してください。
イメージングブートCDまたはDVDを使用してデバイスをブートします。詳細については、セクション 2.3.2, イメージングブートCDまたはDVDの準備を参照してください。
ZENworksパーティションからデバイスをブートします。詳細については、ZENworksパーティションの作成を参照してください。
イメージング保守モード(bash)プロンプトで、manualと入力します。
「img」と入力し、ZENworksイメージングエンジンメニューを表示します。
(オプション)[
]>[ ]の順にクリックし、デバイスのパーティションスロットのリストを表示します。参照用に、新規イメージを保存するパーティションの番号を書き留めておきます。
[
]>[ ]の順にクリックします。[イメージの作成ウィザード]ウィンドウで[
]>[ ]の順にクリックします。イメージアーカイブへのパスを参照して指定します。
イメージに含めるパーティションを選択します。
圧縮オプションを選択します。
なし: 圧縮を使用しません。
速度: 圧縮時間は最小ですが、作成される圧縮されたイメージファイルは最大になります。イメージ作成時のデフォルトはこのオプションです。
バランス: 圧縮時間とイメージファイルのサイズのバランスが取られます。
サイズ: 最小のイメージファイルを作成しますが、圧縮時間がかかります。
[
]をクリックします。(オプション)次のフィールドに情報を入力します。
著者: このイメージの作成者の名前。
コンピュータ: イメージが作成されるコンピュータの名前。
イメージの説明: イメージの説明。
コメント: イメージに関する追加コメント。
[
]をクリックします。ハードディスクのデータの量によっては、イメージの作成に数分かかる場合があります。
イメージが作成されたら、ZENworksイメージングエンジンメニューを終了し、CDまたはDVDをドライブから取り出して、デバイスを再起動します。
(オプション)イメージファイルが作成されていることを確認します。イメージファイルのサイズも確認してください。
次の方法のいずれかを使用してデバイスをブートします。
デバイスでPXEが有効になっている場合は、イメージング/プレブートサービスサーバからブートします。詳細については、セクション 2.3.1, プレブートサービス(PXE)の使用を参照してください。
イメージングブートCDまたはDVDを使用してデバイスをブートします。詳細については、セクション 2.3.2, イメージングブートCDまたはDVDの準備を参照してください。
ZENworksパーティションからデバイスをブートします。詳細については、ZENworksパーティションの作成を参照してください。
イメージング保守モード(bash)プロンプトで、manualと入力します。
(オプション)プロンプトで「img -dump」と入力し、使用できるパーティションを表示します。
参照用に、ソースイメージを保存するパーティションの番号を書き留めておきます。
次の書式でコマンドを入力します。
img ‑restorel [-part=pNumber] added_path/image.zmg
pNumberにはソースイメージを保存するパーティションの番号、pathおよびimageにはパーティションのルートへのイメージの相対パスとファイル名を指定します。パーティション番号を指定しない場合は、ローカルのZENworksパーティションが使用されます。
関連する他のimgコマンドとパラメータの詳細については、セクション F.0, ZENworksイメージングエンジンのコマンドを参照してください。
イメージングが終了したらイメージングブートメディア(使用する場合)を削除し、新規イメージが適用されたデバイスを再起動します。
次の方法のいずれかを使用してデバイスをブートします。
デバイスでPXEが有効になっている場合は、イメージング/プレブートサービスサーバからブートします。詳細については、セクション 2.3.1, プレブートサービス(PXE)の使用を参照してください。
イメージングブートCDまたはDVDを使用してデバイスをブートします。詳細については、セクション 2.3.2, イメージングブートCDまたはDVDの準備を参照してください。
ZENworksパーティションからデバイスをブートします。詳細については、ZENworksパーティションの作成を参照してください。
イメージング保守モード(bash)プロンプトで、manualと入力します。
「img」と入力し、ZENworksイメージングエンジンメニューを表示します。
(オプション)[
]>[ ]の順にクリックし、デバイスのパーティションスロットのリストを表示します。参照用に、ソースイメージを保存するパーティションの番号を書き留めておきます。
[
]>[ ]の順にクリックします。[
]>[ ]の順にクリックします。イメージアーカイブへのパスを参照して指定します。
(オプション)ファイルセットを指定します。
Image Explorerを使用して、イメージングバンドルを作成する場合に選択用のファイルセットを作成することができます。詳細については、セクション B.0, ファイルセットおよびイメージ番号を参照してください。
(オプション) sfilesetやapartition:ppartitionなどの詳細オプションを指定します。
このコマンドおよび関連する他のimgコマンドとパラメータの詳細については、セクション F.0, ZENworksイメージングエンジンのコマンドを参照してください。
[
]をクリックします。イメージのサイズによっては、イメージの復元に数分かかる場合があります。通常、イメージの適用に要する時間はイメージの作成に要する時間よりも多少長くなります。画面に何も表示されなくなった場合は、任意のキーを押してください(Linuxでは、数分経過するとスクリーンセービングモードに切り替わります)。
イメージングが終了したらイメージングブートメディア(使用する場合)を削除し、新規イメージが適用されたデバイスを再起動します。