E.25 アクション - スクリプト実行

[アクション - スクリプトの実行]ダイアログボックスでは、管理対象デバイスで実行するスクリプトを設定できます。[スクリプト実行]アクションを正常に完了させるには、スクリプトをサイレント(ユーザによる操作が必要ないよう)にしてください。

このダイアログボックスには、次の方法でアクセスします。

設定は、[実行するスクリプト]リストから選択するスクリプトの種類によって異なります。次のオプションを指定できます。

E.25.1 管理対象デバイスでファイルを指定

管理対象デバイスに存在するスクリプトを実行するには、このオプションを選択します。

図 E-29 [アクション - スクリプト実行]ダイアログボックス

スクリプトファイル名: ターゲットデバイス上のスクリプトファイルのパスを指定します。たとえば、C:\scripts\xyz.plのように指定します。

スクリプトパラメータ: スクリプトファイルを指定した後で、コマンドラインに配置する追加のパラメータを指定します。この結果、パラメータは実行可能なスクリプトに渡されます。

スクリプトエンジンのパス: スクリプトを実行するために起動されるインタプリタを指定します。たとえば、C:\Program Files\Perl\bin\Perl.exeとなります。

バッチスクリプト(VBScriptなど)ではないWindowsスクリプトの場合は、[スクリプトエンジンへのパス]フィールドでWindowsベースのスクリプトホストのパス(C:\Windows\System32\wscript.exeなど)を指定する必要があります。

スクリプトエンジンのパラメータ: スクリプトエンジンの起動時にコマンドラインに含めるパラメータを指定します。

次のアクションに進む前に待機します: スクリプト実行後のアクションを指定します。

  • 待機なし: リスト内の次のアクションが即時実行されます。

  • 起動アクションが完了したとき: 起動アクションが完了すると、リスト内の次のアクションが即時実行されます。

  • _ 秒待機: 次のアクションに進む前に指定された秒数だけ待機します。

    • 待機時間を超えたらアクションを終了します:_ 秒待機]オプションを選択すると、このオプションが有効になります。指定去れた秒数を超えていてアクションが正常に実行されない場合は、アクションは終了されます。

成功のリターンコード: スクリプトが返す0以外の成功コードを指定します。複数の成功コードをカンマで区切って指定できます。

スクリプトが0以外の成功コードを返す場合は、アクションを起動する際にそれらの0以外の成功コードを指定する必要があります。たとえばWindowsでは、explorer.exeは成功コード1を返します。Explorerアプリケーションを正常に起動するには、アクションを起動する際に1を成功コードとして追加する必要があります。

作業ディレクトリ:詳細オプション]をクリックして、スクリプトの作業ディレクトリを指定します。スクリプトの初期作業ディレクトリを指定します。

優先度:詳細オプション]をクリックして、スクリプトの優先度を指定します。スクリプトを実行する処理の優先度を指定します。このオプションで、スクリプト処理が使用できるCPUの処理量を設定できます。[リアルタイム]、[]、[標準以上]、[標準]、[標準以下]、および[]の優先度から選択します。

名前を付けて実行:詳細オプション]をクリックして、スクリプトの[名前を付けて実行]設定を指定します。オプションを指定します。

  • システム: スクリプトをシステムアカウント(サービス)として実行します。

  • 管理者: スクリプトを動的な管理者ユーザとして実行します。動的管理者とは、アプリケーションのインストールやスクリプトの実行など、特定の手順を実行するためにオンザフライで作成される管理者アカウントです。動的管理者を使用すると、システムスペースにインストールできないアプリケーション(たとえば、ある種のMSIアプリケーション)をインストールするのに役立ちます。このアクションを選択すると、動的管理者が作成され、この管理者によって必要なタスクが実行され、その後アカウントが削除されます。

  • ユーザ: スクリプトはログインユーザのアカウント情報を使用して実行されます。たとえば、レジストリおよびファイルシステムに対するスクリプトの権利は、ログインユーザが持つ権利と同じになります。

E.25.2 自分のスクリプトを定義

ZENworksコントロールセンターにスクリプトを入力するには、このオプションを選択します。

図 E-30 [アクション - スクリプト実行]ダイアログボックス

スクリプトのコンテンツ:編集]をクリックして、スクリプトを入力するテキストボックスを表示します。このスクリプトは割り当て済みのデバイスに渡され、デバイスの標準のシェル環境で実行されます。

たとえば、バンドルのスクリプト機能を使用してドライブマッピングを自動化できます。バンドルのスクリプトは次のように読み取ることができます。

net use m: \\server\sys 
net use w: \\server\vol1

ユーザが権限を持つeDirectoryユーザとしてログインしている場合、マッピングは機能します。スクリプト行にユーザ名/パスワードを指定することによって、ドメインアカウントを使用してドライブをWindows共有にマップできます。Active Directoryユーザとしてログインしていて、権限を持つ場合は、ユーザ名/パスワードは必要ありません。

ファイルを拡張子付きで保存: スクリプトを保存するときに、スクリプトに付ける拡張子を指定します。たとえば、.batのように指定します。

スクリプトエンジンのパス: スクリプトを実行するために起動されるインタプリタを指定します。

スクリプトエンジンのパラメータ: スクリプトエンジンの起動時にコマンドラインに含めるパラメータを指定します。

次のアクションに進む前に待機します: スクリプト実行後のアクションを指定します。

  • 待機なし: リスト内の次のアクションが即時実行されます。

  • 起動アクションが完了したとき: 起動アクションが完了すると、リスト内の次のアクションが即時実行されます。

  • _ 秒待機: 次のアクションに進む前に指定された秒数だけ待機します。

    • 待機時間を超えたらアクションを終了します:_ 秒待機]オプションを選択すると、このオプションが有効になります。指定去れた秒数を超えていてアクションが正常に実行されない場合は、アクションは終了されます。

作業ディレクトリ:詳細オプション]をクリックして、スクリプトの作業ディレクトリを指定します。スクリプトの初期作業ディレクトリを指定します。

優先度:詳細オプション]をクリックして、スクリプトの優先度を指定します。スクリプトを実行する処理の優先度を指定します。このオプションで、スクリプト処理が使用できるCPUの処理量を設定できます。[リアルタイム]、[高]、[標準以上]、[標準]、[標準以下]、および[]の優先度から選択します。

名前を付けて実行:詳細オプション]をクリックして、スクリプトの[名前を付けて実行]設定を指定します。オプションを指定します。

  • システム: スクリプトをシステムアカウント(サービス)として実行します。

  • 管理者: スクリプトを動的な管理者ユーザとして実行します。動的管理者とは、アプリケーションのインストールやスクリプトの実行など、特定の手順を実行するためにオンザフライで作成される管理者アカウントです。動的管理者を使用すると、システムスペースにインストールできないアプリケーション(たとえば、ある種のMSIアプリケーション)をインストールするのに役立ちます。このアクションを選択すると、動的管理者が作成され、この管理者によって必要なタスクが実行され、その後アカウントが削除されます。

  • ユーザ: スクリプトはログインユーザのアカウント情報を使用して実行されます。たとえば、レジストリおよびファイルシステムに対するスクリプトの権利は、ログインユーザが持つ権利と同じになります。

E.25.3 このデバイスから選択

ZENworksコントロールセンターを実行しているデバイスにすでに存在するスクリプトファイルを指定するには、このオプションを選択します。

図 E-31 [アクション - スクリプト実行]ダイアログボックス

このデバイスから選択する: スクリプトファイルを参照して選択します。

スクリプトパラメータ: スクリプトファイルを指定した後で、コマンドラインに配置する追加のパラメータを指定します。この結果、パラメータは実行可能なスクリプトに渡されます。

スクリプトエンジンのパス: スクリプトを実行するために起動されるインタプリタを指定します。

スクリプトエンジンのパラメータ: スクリプトエンジンの起動時にコマンドラインに含めるパラメータを指定します。

次のアクションに進む前に待機します: スクリプト実行後のアクションを指定します。

  • 待機なし: リスト内の次のアクションが即時実行されます。

  • 起動アクションが完了したとき: 起動アクションが完了すると、リスト内の次のアクションが即時実行されます。

  • _ 秒待機: 次のアクションに進む前に指定された秒数だけ待機します。

    • 待機時間を超えたらアクションを終了します:_ 秒待機]オプションを選択すると、このオプションが有効になります。指定去れた秒数を超えていてアクションが正常に実行されない場合は、アクションは終了されます。

作業ディレクトリ:詳細オプション]をクリックして、スクリプトの作業ディレクトリを指定します。スクリプトの初期作業ディレクトリを指定します。

優先度:詳細オプション]をクリックして、スクリプトの優先度を指定します。スクリプトを実行する処理の優先度を指定します。このオプションで、スクリプト処理が使用できるCPUの処理量を設定できます。[リアルタイム]、[高]、[標準以上]、[標準]、[標準以下]、および[]の優先度から選択します。

名前を付けて実行:詳細オプション]をクリックして、スクリプトの[名前を付けて実行]設定を指定します。オプションを指定します。

  • システム: スクリプトをシステムアカウント(サービス)として実行します。

  • 管理者: スクリプトを動的な管理者ユーザとして実行します。動的管理者とは、アプリケーションのインストールやスクリプトの実行など、特定の手順を実行するためにオンザフライで作成される管理者アカウントです。動的管理者を使用すると、システムスペースにインストールできないアプリケーション(たとえば、ある種のMSIアプリケーション)をインストールするのに役立ちます。このアクションを選択すると、動的管理者が作成され、この管理者によって必要なタスクが実行され、その後アカウントが削除されます。

  • ユーザ: スクリプトはログインユーザのアカウント情報を使用して実行されます。たとえば、レジストリおよびファイルシステムに対するスクリプトの権利は、ログインユーザが持つ権利と同じになります。