Configuration Managementへのマイグレートの前提条件を満たすためには、次の手順を実行します。
マイグレートするZENworksのバージョンが次のいずれかであることを確認してください。
ZENworks for Desktops 4.0.1
ZENworks Desktop Management 6.5
ZENworks 7.xデスクトップ管理
重要:現在インストールされている従来のZENworksシステムには、Novell® eDirectory™ツリーとZENworksスキーマがインストールされており、ZENworks eDirectoryオブジェクトがツリー内にリストされている必要があります。 ZENworksマイグレーションユーティリティを使用して、従来のバージョンのZENworksに存在しない新しいオブジェクトや属性をConfiguration Management内に作成することはできません。ただし、ユーティリティを使用して新しいフォルダを作成することはできます。
eDirectoryデータのマイグレートのために、管理ゾーンを確立し、ターゲットZENworksデータベースを提供するには、Configuration ManagementソフトウェアをZENworks Configuration Managementデータベースとともに少なくとも1つのプライマリサーバにインストールします。
詳細については、『Zenworks Configuration Managementインストールガイド』を参照してください。
ZENworksコントロールセンターを使用して、ユーザのユーザソースを設定し、ユーザが関連付けられているeDirectory項目を正常にマイグレートできるようにします。ユーザソースの設定方法については、『ZENworks 10 Configuration Managementシステム管理リファレンス』の「ユーザソース」を参照してください。
eDirectoryをZENworks Configuration Managementのユーザソースとして継続して使用するには、eDirectoryのバージョンを最小要件を満たすようにアップデートする必要があります。ZENworks Configuration ManagementでのeDirectoryの最小要件については、『ZENworks 10 Configuration Managementインストールガイド』の「信頼されたユーザソース」を参照してください。
ただし、eDirectoryに従来のZENworksオブジェクトとのユーザ関連付けがない場合は、ユーザソースは必要ありません。
eDirectoryの8.7以前のバージョンを実行している場合、またはStarter Pack 1.0からアップグレードした場合は、ステップ 4.bに一覧表示されているLDAP属性が適切にマップされていることを確認してください。LDAPはマイグレーション中に既存のアプリケーション属性を読み取るために使用されます。
新しいバージョンのeDirectoryでは、新しい属性名に自動的にスペースとコロンをマップします。使用しているバージョンのeDirectoryに複数のバージョンの属性がある場合(1つはコロンを使用し、他では代わりにスペースを使用するなど)は、自動マッピング機能によりマイグレーションユーティリティにスペースのみを使用するバージョンを提供することができます。ただし、コロンを使用する属性のバージョンほうがマイグレーションには適しています。
Configuration Managementへアプリケーションをマイグレートするための属性マッピングを設定するには、次の手順を実行します。
ConsoleOneで、LDAPグループオブジェクトを選択して、[
]タブをクリックします。次の属性を見つけて、正しい名前をマップします。
変更内容を保存します。
ユーティリティを実行するWindowsデバイスにZENworksマイグレーションユーティリティ実行可能ファイルをダウンロードしてインストールします。詳細については、セクション 3.2, ZENworks マイグレーションユーティリティのインストールを参照してください。
マイグレーションを計画します。
ZENworksマイグレーションユーティリティをモデリングツールとして使用し、計画で役立てることができます。詳細については、セクション 3.4, マイグレーションの計画を参照してください。