リモートオペレータがリモートからワークステーションを管理できるようにするためには、管理対象ワークステーションにRemote Management Agentをインストールする必要があります。
Remote Management Agentは、管理対象ワークステーションの起動時に自動的に起動されます。管理対象ワークステーションとのRemote Managementセッションを起動すると、認証の種類に応じて、Remote Management Agentがユーザにリモート管理の権利があるかどうかを確認します。権利があることが検証されると、Remote Managementセッションが続行されます。
次の節では、Remote Management認証モードについて説明します。
Remote Managementをこの種類で展開すると、管理対象ワークステーションがNovell eDirectoryTMに登録されたうえでeDirectoryワークステーションオブジェクトとしてインポートされているかどうかにかかわらず、管理対象ワークステーションのRemote Managementセッションを開始できます。
パスワードベースのRemote Managementでは、セキュリティで保護されたRemote Management認証が使用されます。リモートオペレータはSingle Sign-onで管理対象ワークステーションへのアクセスを確立できます。すると、リモートオペレータは毎回パスワードや認証情報を入力し直す必要なく、Remote Management操作を自動的に開始できるようになります。
パスワードベースでRemote Managementを展開する:
ZfD 4のサーバ側のコンポーネントをインストールします。詳細については、「インストールガイド」を参照してください。
Agentのインストール中には、Remote Managementの対象となるワークステーションにのみRemote Management Agentコンポーネントをインストールするよう選択します。
重要: 登録済みワークステーションをリモートから管理する場合は、Remote Management AgentとWorkstation Managerの両方のインストールを選択する必要があります。
管理対象ワークステーションでRemote Management Agentのパスワードを設定します。
詳細については、Remote Management Agentのパスワードのセットアップを参照してください。
通常、Remote Management Agentのパスワードは管理対象ワークステーションを使用しているユーザが設定します。
登録済みワークステーションをリモートから管理する場合は、Remote Managementポリシーを設定します。
詳細については、登録済みワークステーション用のRemote Managementポリシーの設定を参照してください。
Remote Managementをこの種類で展開すると、Remote Management AgentがRemote Managementの要求を受け入れるようにするため、管理対象ワークステーションをeDirectoryに登録して、eDirectoryワークステーションオブジェクトとしてインポートする必要があります。
Remote Management Agentは、eDirectory認証を使用して、リモートから管理対象ワークステーションへのアクセスを要求しているユーザがRemote Managementを行う権利を持っているかどうかを検証します。リモートオペレータが管理対象ワークステーション上でRemote Managementセッションを実行する際に適用される有効なポリシー設定は、eDirectoryワークステーションオブジェクトと、管理対象ワークステーションにログインしているユーザのユーザオブジェクトから取得されます。
ディレクトリベースでRemote Managementを展開する:
ワークステーションをeDirectoryに登録し、eDirectoryワークステーションオブジェクトとしてインポートします。
詳細については、『インストールガイド』を参照してください。
ZfD 4 のサーバ側のコンポーネントをインストールします。
詳細については、『インストールガイド』を参照してください。
Agentのインストール中には、Remote Management AgentとWorkstation Managerのインストールを選択します。
Remote Managementポリシーを設定します。
詳細については、登録済みワークステーション用のRemote Managementポリシーの設定を参照してください。