将来の再イメージングのための既存のワークステーションの設定
既存のワークステーションについても、ユーザの作業の中断を最小限に抑えながら、再イメージングを実行できるように設定できます。
場合によっては、ローカルの管理者による段階的な導入が必要なことがあります。各管理者は、次の作業を実行します。
- ACU (Automatic Client Update)を使用して各ワークステーションを最新のNovell Clientにアップグレードします。またはZENworks for Desktops Management Agentをインストールします。ワークステーション上でNovell Clientがインストールされているかどうかにかかわらず、ZENworks for DesktopsによってZENworksが動作します。セットアップでクライアントを必要としない場合は、Management Agentをインストールする必要があります。詳細については、『ZENworks for Desktops 4インストールガイド』の「ワークステーションへのZfD Management Agentのインストール」を参照してください。
- アプリケーションオブジェクトを配布することにより、ZENworks for Desktops Imaging Agentを各ワークステーションにインストールします。詳細については、ワークステーションでの自動イメージング操作の有効化のステップ 4を参照してください。
- 各ワークステーションをワークステーションオブジェクトとしてeDirectoryに登録します。詳細については、Automatic Workstation Import/Removalを参照してください。
- ワークステーションがPXEに対応している場合は、PXEが有効になっていることを確認し(Preboot Services (PXE)を参照)、ZENworks for Desktops Preboot Services (PXEサポート)がイメージングサーバにインストールされていることを確認します(『ZENworks for Desktops 4 Preboot Services PXE-on-Diskユーザガイド』を参照)。または、問題が発生した場合にユーザが使用できるよう、イメージングブートディスクまたはCD (イメージングブートデバイスまたはブート方法の準備を参照)を数セット準備します。これらのデバイスは、新しいコンピュータで使用するものと同一の新しいイメージが保存されているイメージングサーバの場所を指定するものでも構いません。
- 問題が発生した場合は、破損したワークステーションを再イメージングするための手順を実行します。