研究室または教室のワークステーションの元の状態への復元

各研究セッションの終了後には、セッション中に加えられた変更内容や追加内容をすべて削除し、すべてのワークステーションを元の状態に戻すことができます。

  1. 新しいモデルワークステーションのイメージを作成して、ZENworks for Desktops Workstation Imagingサーバに保存します。詳細については、手動によるワークステーションのイメージの作成を参照してください。このイメージには、Novell ClientまたはZENworks for Desktops 4 Management Agentのどちらかと、Imaging Agentを含めておきます。ワークステーション上でNovell Clientがインストールされているかどうかにかかわらず、ZENworks for DesktopsによってZENworksが動作します。セットアップでクライアントを必要としない場合は、Management Agentをインストールする必要があります。詳細については、『ZENworks for Desktops 4インストールガイド』の「ワークステーションへのZfD Management Agentのインストール」を参照してください。
  2. 新しいイメージが保存されているZENworks for Desktops Workstation Imagingサーバの場所を指定するイメージングブートディスクまたはCDを作成します。詳細については、イメージングブートデバイスまたはブート方法の準備を参照してください。PXEに対応しているワークステーションでPreboot Servicesを使用している場合は、PXEが有効になっていることを確認します。詳細については、Preboot Services (PXE)を参照してください。
  3. Preboot Servicesを使用している場合は、ZENworks for Desktops Preboot Services (PXEサポート)がイメージングサーバにインストールされていることを確認します。詳細については、『ZENworks for Desktops 4 Preboot Services PXE-on-Diskユーザガイド』を参照してください。
  4. 未登録のワークステーション用のポリシーを作成します。このポリシーは、復元する新しいイメージを指定します。常に同じベースイメージを強制的に適用するオプションを選択します。詳細については、未登録のワークステーションに対するイメージングポリシー(サーバポリシー)の定義を参照してください。

研究室の各コンピュータは、次のように展開します。

  1. ワークステーションを研究室のネットワークに物理的に接続します。Preboot Servicesを使用する場合は、Imaging/Preboot ServicesサーバからPreboot Servicesをブートします。Preboot Servicesを使用していない場合は、イメージングブートディスクまたはCDからブートし、ZENworks for Desktops Workstation Imaging (Linux)パーティションをインストールします。詳細については、ワークステーションでの自動イメージング操作の有効化ステップ 6を参照してください。
  2. ZENworks for Desktopsイメージングパーティションから再起動します(Preboot Servicesを使用している場合は必要ありません)。
  3. ZENworks for Desktopsイメージングパーティションから再起動します(Preboot Servicesを使用している場合は必要ありません)。
  4. 各研究セッションの終了時に、それぞれのコンピュータを再起動して、イメージをポリシーにより自動作成します。