インストールが正常に実行されなかった、または誤ってファイルを削除するなどしてデータ破損が起き、再インストールしなければデータの修復ができないなどの理由で、デスクトップ管理サービス のワークステーションインベントリコンポーネントを再インストールすることが必要な場合があります。
重要: 再インストールでは、再びスキーマを拡張する必要はありません。
ここでは、ワークステーションインベントリコンポーネントの再インストールに焦点を絞って説明します。
ワークステーションインベントリを再インストールする必要があるサーバを識別します。
Inventory Serviceを停止します。
注: Inventory Serviceを停止する際、Sybaseデータベースを自動的に停止させたくない場合は、sys:\system\invstop.ncfファイルでUnload dbsrv8.nlm行をコメント化します。
インベントリデータベースを停止します。
対象になるNetWareサーバでJavaがアンロードされていない場合は、java.nlmをアンロードします(サーバコンソールで、「java -exit」と入力する)。
重要: このコマンドにより、サーバで実行しているすべてのJavaプロセスが停止します。Desktop Managementを再インストールする際には、すべてのJavaプロセスが停止していることを確認してください。
対象になるWindowsサーバで、[サービス]ウィンドウを閉じます。
再インストール先のサーバがあるNovell eDirectoryTMツリーにログインします。
Windows 2000サーバに再インストールする場合、再インストール先のサーバで認証されるためには、Administrator(または同等の権利を持つユーザ)としてログインする必要があります。
ZENworks 6.5 Desktop Managementワークステーションインベントリを以前のインストール上に再インストールする場合は、既存のポリシーおよびscandirディレクトリが使用されます。
再インストールの際の[ファイルのインストール先]ページでは、前回のインストールパスがインストールプログラムによって検索されます。検索されたら、ワークステーションインベントリまたはリモート管理ファイルがそのパスにインストールされます。
再インストールの際の[データベースのインストール先]ページでは、前回のインストールパスがインストールプログラムによって検索されます。検索されたら、データベースがそのパスにインストールされます。
デスクトップ管理インベントリエージェントをワークステーションに再インストールするには、手動によるデスクトップ管理エージェントのインストールを参照してください。