インストールが正常に実行されなかった、または誤ってファイルを削除するなどしてデータ破損が起き、再インストールしなければデータの修復ができないなどの理由で、クラスタ環境で使用している、デスクトップ管理サービス (ZENworks 6.5 Desktop Management SP1)のワークステーションインベントリコンポーネントを再インストールすることが必要な場合があります。
重要: 再インストールでは、再びスキーマを拡張する必要はありません。
ここでは、ワークステーションインベントリコンポーネントの再インストールに焦点を絞って説明します。
ワークステーションインベントリを再インストールする必要があるサーバを識別します。
NetWareサーバコンソールのプロンプトで「sys:\system\invstop.ncf」と入力して、Inventory Serviceを停止します。
注: Inventory Serviceを停止する際、Sybaseデータベースを自動的に停止させたくない場合は、sys:\system\invstop.ncfファイルでUnload dbsrv8.nlm行をコメント化します。
NetWare Sybaseコンソールプロンプトで<Q>キーを押して、インベントリデータベースを停止します。
対象になるNetWareサーバでJavaがアンロードされていない場合は、java.nlmをアンロードします(サーバコンソールで、「java -exit」と入力する)。
重要: このコマンドにより、サーバで実行しているすべてのJavaプロセスが停止します。Desktop Managementを再インストールする際には、すべてのJavaプロセスが停止していることを確認してください。
再インストール先のサーバがあるNovell eDirectoryTMツリーにログインします。
ZENworks 6.5 Desktop Managementワークステーションインベントリを以前のインストール上に再インストールする場合は、既存のポリシーおよびscandirディレクトリが使用されます。