Server Software Packagesのプランニング

以下の各節を参照して、指示に従ってメモを作成します。この情報は、ソフトウェアパッケージとそのコンポーネントを設定するのに役立ちます。

ソフトウェアパッケージのプランニングが終了したら、Server Software Packageの設定に進みます。


どのファイルまたはアプリケーションを配布する必要があるか

サーバ用のファイルやアプリケーションを含むソフトウェアパッケージを配布できるだけでなく、ZENworks Desktop Managementでさらにワークステーションに配布されるエンドユーザ向けのアプリケーションを含むソフトウェアパッケージも配布できます。Desktop Application Distributionの設定については、Novell Documentation Webサイトで「Administration」の下にある「Application Management」を参照してください。

ZENworks 6.5 Desktop Managementをインストールしている場合は、デスクトップアプリケーションをソフトウェアパッケージに含める代わりに、Tiered Electronic Distributionを使用して配布することもできます。詳細については、Desktop Application Distributionを参照してください。

ファイルやアプリケーションを複数のソフトウェアパッケージに含めることができます。たとえば、ワードプロセッサアプリケーションを秘書グループ向けのソフトウェアパッケージと財務グループ向けのソフトウェアパッケージに含めることができます。

可能であれば、ソフトウェアパッケージに含めるために、ファイルやアプリケーションを論理的なグループに分類します。

Server Software Packageの作成およびソフトウェアパッケージコンポーネントの作成の手順に従って、ソフトウェアパッケージとそのコンポーネントを作成するために必要な情報をメモしておきます。


どのようなソフトウェアパッケージコンポーネントが必要であるか

ソフトウェアパッケージには複数のコンポーネントを含めることができます。たとえば、ウイルス対策ソフトウェアをインストールするためのソフトウェアパッケージを作成する場合、オリジナルのウイルス対策プログラムを1つのコンポーネントにして、最新のウイルスパターン更新ファイルを別のコンポーネントにすることができます。

ソフトウェアパッケージ内のコンポーネントは、それぞれのインストールの要件が同じである場合と異なる場合があります。コンポーネントの要件が異なる場合は、すべてのコンポーネントがいっしょにインストールされない場合があります。すべてのコンポーネントの要件を同じにしておくことによって、時間を節約し、エラーを最小限に抑えることができます。

重要:  1つのコンポーネントには、互いに独立したファイルやアプリケーションを含めます。これによって、重要なコンポーネントがインストールされなかった場合に、ファイルやアプリケーションの実行に関する問題を防止することができます。アプリケーションのファイルを複数のコンポーネントに分割する必要がある場合は、各コンポーネントの要件が同じになるようにして、すべてのコンポーネントがインストールされるか、どのコンポーネントもインストールされないかのいずれかになるようにします。

ソフトウェアパッケージコンポーネントの環境設定の手順に従って、パッケージコンポーネントの環境設定に必要な情報をメモしておきます。


必要な最小限の要件は何か

最小限の要件によって、ソフトウェアパッケージをターゲットコンピュータにインストールできるかどうかが決まります。これらの要件がすべて満たされている場合は、そのサーバにソフトウェアパッケージをインストールできます。

ただし、ソフトウェアパッケージの全体的な要件を設定すると共に、各パッケージコンポーネントの要件を設定することもできます。したがって、パッケージの要件がすべて満たされていても、一部のコンポーネントの要件が満たされていない場合は、パッケージの一部だけがインストールされます。

Server Software Packageの環境設定の手順に従って、ソフトウェアパッケージの環境設定に必要な情報をメモしておきます。